20 / 65
第20話 三国同盟
しおりを挟む
交流戦、最終競技の日。
学院最大の闘技場は、かつてないほどの熱気に包まれていた。アッシュ・リンクスという少年が巻き起こした数々の「奇跡」の結末を、王侯貴族から一般市民まで、誰もが見届けようと集まっていたのだ。
選手控え室では、リリアナとアレクシスが、アッシュに最後の作戦を伝えていた。
「いい、アッシュ君。最後の競技はチーム戦よ。相手チームの旗を奪い、自分たちの旗を守り抜く。戦略と連携が全てなの」
「つまりだ、リンクス」
アレクシスが、もはや彼の分析官と化したような口調で続ける。
「君の役目は、我々の旗のそばに、ただ、いることだ。絶対にそこを動くな。そして、物を投げるな。光るものに触るな。いいね?」
「わかった!最高の『旗の見張り番』になるよ!見張りしながら、お菓子食べてもいいかな?」
アッシュの呑気な返事に、二人は深いため息をついた。
最終競技『模擬騎士戦(ロイヤル・ナイツ・バトル)』の火蓋が切られた。
闘技場の四隅に、それぞれの王国の旗が立てられ、代表チームがその前に陣取る。
チーム・アストリアは、アッシュ、リリアナ、アレクシスの三人。
対するは、蒼氷帝国、砂漠の王国、鉄鋼ドワーフ連邦の、それぞれ精鋭で固められた三チーム。
開始の角笛が鳴り響く。
観客は、三国のチームが、互いに牽制し合い、陣形を整えるものだと思っていた。
しかし、次の瞬間、闘技場にいる誰もが、自分の目を疑った。
蒼氷帝国、砂漠の王国、鉄鋼ドワーフ連邦。
三つのチーム、合計九名の選手たちが、互いに武器を向けることなく、まるで一つの軍隊のように、ぴたりと動きを合わせたのだ。
そして、その全員が、ゆっくりと、しかし、寸分の乱れもなく、一つの目標に向かって前進を開始した。
その目標とは――チーム・アストリアの陣地。
「……そん、な……」
リリアナの顔から、血の気が引いた。
「三国同盟……!?ありえないわ!」
「いや、これこそが、あの男に対する、彼らなりの『答え』なのだ」
アレクシスは、静かに剣を抜きながら、覚悟を決めた目で呟いた。
九対三。いや、実質、九対一の戦いが始まろうとしていた。
「わあ!みんな、こっちに遊びに来てくれるみたいだ!やっほー!」
旗のそばで座っていたアッシュだけが、陽気に手を振っている。
三国同盟軍は、アストリア陣地の手前で、ぴたりと足を止めた。
彼らは、無謀な突撃などしない。完璧に連携された、必殺の布陣を敷く。
「プランA、開始!ブロック殿、お願い!」
アミーラ王女が、合図を送る。
「おう、任せとけ!『大地の城壁(アース・ウォール)』!」
ブロック王子と二人のドワーフ戦士が、大地を強く踏みしめる。
すると、轟音と共に、アストリアの陣地を囲むように、巨大な岩の壁が瞬時に隆起した。
アッシュたちは、完全に、岩のドームの中に閉じ込められてしまったのだ。
「次は、我々だ!『吹雪の帳(ブリザード・ヴェール)』!」
クラウス皇子が、岩壁の外側に、全てを凍てつかせる魔力の吹雪を発生させる。
「仕上げですわ!『陽炎の結界』!」
アミーラの召喚した精霊たちが、その周囲に陽炎を生み出し、外部からのいかなる探知も妨害する。
完璧な、三重の封印結界。
彼らの作戦は、アッシュを倒すことではなかった。
彼を、試合の舞台から完全に「隔離」し、無力化すること。そして、残った三チームで、改めて優勝を争うという、極めて合理的で、賢明な作戦だった。
岩のドームの中は、光も届かず、息が詰まるようだった。
「閉じ込められた……!なんて連携なの……」
リリアナが、絶望的な声を上げる。
「これでは、外の旗を奪いに行くこともできない。このままでは、我々の負けだ」
アレクシスも、厳しい表情で呟いた。
そんな中、アッシュは不満そうに言った。
「なんだか、ここ、暗くて狭くてやだなあ。お空が見えないし、売店のいい匂いもしない」
彼は、目の前にある分厚い岩の壁に近づくと、ぺたり、と手のひらを当てた。
そして、祖父の言葉を思い出す。
『大きな岩が道を塞いでおったらな、力ずくで動かそうとするな。岩にも、心はあるんじゃ。静かに、どいておくれ、と話しかけてみろ』
アッシュは目を閉じ、岩に「話しかけた」。
(あのー、岩さん、すみません。ちょっと、そこをどいてくれませんか?窮屈なので)
彼の底なしの生命エネルギーが、ドワーフの生み出した土の魔法と共鳴する。
岩の壁は、砕けも、崩れもしなかった。
ただ、主の「お願い」を聞き入れるかのように、静かに、そして、滑らかに、大地の中へと沈み始めたのだ。
ゴゴゴゴゴ……。
結界の外で、自分たちの完璧な作戦成功を確信していた三国同盟の選手たち。
彼らは、自分たちが作り上げたはずの岩の牢獄が、まるで意思を持ったかのように、ひとりでに地面の中へ消えていくという、信じがたい光景を目の当たりにしていた。
やがて、岩壁は完全に消え去り、中から、アッシュたち三人が、無傷のまま姿を現した。
アッシュは、ぱんぱん、と服の埃を払いながら、満足そうに言った。
「うん、これでよし。やっぱり、お空が見える方が気持ちいいね!」
三国同盟、九人の精鋭たち。
彼らは、自分たちの最強の切り札が、いともたやすく破られたという現実を前に、ただ、呆然と立ち尽くすしかなかった。
彼らの顔には、共通の思いが浮かんでいた。
(……どうやって、これを倒せと?)
学院最大の闘技場は、かつてないほどの熱気に包まれていた。アッシュ・リンクスという少年が巻き起こした数々の「奇跡」の結末を、王侯貴族から一般市民まで、誰もが見届けようと集まっていたのだ。
選手控え室では、リリアナとアレクシスが、アッシュに最後の作戦を伝えていた。
「いい、アッシュ君。最後の競技はチーム戦よ。相手チームの旗を奪い、自分たちの旗を守り抜く。戦略と連携が全てなの」
「つまりだ、リンクス」
アレクシスが、もはや彼の分析官と化したような口調で続ける。
「君の役目は、我々の旗のそばに、ただ、いることだ。絶対にそこを動くな。そして、物を投げるな。光るものに触るな。いいね?」
「わかった!最高の『旗の見張り番』になるよ!見張りしながら、お菓子食べてもいいかな?」
アッシュの呑気な返事に、二人は深いため息をついた。
最終競技『模擬騎士戦(ロイヤル・ナイツ・バトル)』の火蓋が切られた。
闘技場の四隅に、それぞれの王国の旗が立てられ、代表チームがその前に陣取る。
チーム・アストリアは、アッシュ、リリアナ、アレクシスの三人。
対するは、蒼氷帝国、砂漠の王国、鉄鋼ドワーフ連邦の、それぞれ精鋭で固められた三チーム。
開始の角笛が鳴り響く。
観客は、三国のチームが、互いに牽制し合い、陣形を整えるものだと思っていた。
しかし、次の瞬間、闘技場にいる誰もが、自分の目を疑った。
蒼氷帝国、砂漠の王国、鉄鋼ドワーフ連邦。
三つのチーム、合計九名の選手たちが、互いに武器を向けることなく、まるで一つの軍隊のように、ぴたりと動きを合わせたのだ。
そして、その全員が、ゆっくりと、しかし、寸分の乱れもなく、一つの目標に向かって前進を開始した。
その目標とは――チーム・アストリアの陣地。
「……そん、な……」
リリアナの顔から、血の気が引いた。
「三国同盟……!?ありえないわ!」
「いや、これこそが、あの男に対する、彼らなりの『答え』なのだ」
アレクシスは、静かに剣を抜きながら、覚悟を決めた目で呟いた。
九対三。いや、実質、九対一の戦いが始まろうとしていた。
「わあ!みんな、こっちに遊びに来てくれるみたいだ!やっほー!」
旗のそばで座っていたアッシュだけが、陽気に手を振っている。
三国同盟軍は、アストリア陣地の手前で、ぴたりと足を止めた。
彼らは、無謀な突撃などしない。完璧に連携された、必殺の布陣を敷く。
「プランA、開始!ブロック殿、お願い!」
アミーラ王女が、合図を送る。
「おう、任せとけ!『大地の城壁(アース・ウォール)』!」
ブロック王子と二人のドワーフ戦士が、大地を強く踏みしめる。
すると、轟音と共に、アストリアの陣地を囲むように、巨大な岩の壁が瞬時に隆起した。
アッシュたちは、完全に、岩のドームの中に閉じ込められてしまったのだ。
「次は、我々だ!『吹雪の帳(ブリザード・ヴェール)』!」
クラウス皇子が、岩壁の外側に、全てを凍てつかせる魔力の吹雪を発生させる。
「仕上げですわ!『陽炎の結界』!」
アミーラの召喚した精霊たちが、その周囲に陽炎を生み出し、外部からのいかなる探知も妨害する。
完璧な、三重の封印結界。
彼らの作戦は、アッシュを倒すことではなかった。
彼を、試合の舞台から完全に「隔離」し、無力化すること。そして、残った三チームで、改めて優勝を争うという、極めて合理的で、賢明な作戦だった。
岩のドームの中は、光も届かず、息が詰まるようだった。
「閉じ込められた……!なんて連携なの……」
リリアナが、絶望的な声を上げる。
「これでは、外の旗を奪いに行くこともできない。このままでは、我々の負けだ」
アレクシスも、厳しい表情で呟いた。
そんな中、アッシュは不満そうに言った。
「なんだか、ここ、暗くて狭くてやだなあ。お空が見えないし、売店のいい匂いもしない」
彼は、目の前にある分厚い岩の壁に近づくと、ぺたり、と手のひらを当てた。
そして、祖父の言葉を思い出す。
『大きな岩が道を塞いでおったらな、力ずくで動かそうとするな。岩にも、心はあるんじゃ。静かに、どいておくれ、と話しかけてみろ』
アッシュは目を閉じ、岩に「話しかけた」。
(あのー、岩さん、すみません。ちょっと、そこをどいてくれませんか?窮屈なので)
彼の底なしの生命エネルギーが、ドワーフの生み出した土の魔法と共鳴する。
岩の壁は、砕けも、崩れもしなかった。
ただ、主の「お願い」を聞き入れるかのように、静かに、そして、滑らかに、大地の中へと沈み始めたのだ。
ゴゴゴゴゴ……。
結界の外で、自分たちの完璧な作戦成功を確信していた三国同盟の選手たち。
彼らは、自分たちが作り上げたはずの岩の牢獄が、まるで意思を持ったかのように、ひとりでに地面の中へ消えていくという、信じがたい光景を目の当たりにしていた。
やがて、岩壁は完全に消え去り、中から、アッシュたち三人が、無傷のまま姿を現した。
アッシュは、ぱんぱん、と服の埃を払いながら、満足そうに言った。
「うん、これでよし。やっぱり、お空が見える方が気持ちいいね!」
三国同盟、九人の精鋭たち。
彼らは、自分たちの最強の切り札が、いともたやすく破られたという現実を前に、ただ、呆然と立ち尽くすしかなかった。
彼らの顔には、共通の思いが浮かんでいた。
(……どうやって、これを倒せと?)
141
あなたにおすすめの小説
荷物持ちを追放したら、酷い目にあった件について。
しばたろう
ファンタジー
無能だと思い込み、荷物持ちのレンジャーを追放した戦士アレクス。
しかし――
彼が切り捨てた仲間こそが、
実はパーティを陰で支えていたレアスキル持ちだった。
事実に気づいた時にはもう遅い。
道に迷い、魔獣に襲われ、些細な任務すらまともにこなせない。
“荷物持ちがいなくなった瞬間”から、
アレクスの日常は静かに崩壊していく。
短絡的な判断で、かけがえのない存在を手放した戦士。
そんな彼と再び肩を並べることになったのは――
美しいのに中二が暴走する魔法使い
ノー天気で鈍感な僧侶
そして天性の才を秘めた愛くるしい弟子レンジャー
かつての仲間たちと共に、アレクスはもう一度歩き出す。
自らの愚かさと向き合い、後悔し、懺悔し、それでも進むために。
これは、
“間違いを犯した男が、仲間と共に再び立ち上がる”
再生の物語である。
《小説家になろうにも投稿しています》
転生貴族の移動領地~家族から見捨てられた三子の俺、万能な【スライド】スキルで最強領地とともに旅をする~
名無し
ファンタジー
とある男爵の三子として転生した主人公スラン。美しい海辺の辺境で暮らしていたが、海賊やモンスターを寄せ付けなかった頼りの父が倒れ、意識不明に陥ってしまう。兄姉もまた、スランの得たスキル【スライド】が外れと見るや、彼を見捨ててライバル貴族に寝返る。だが、そこから【スライド】スキルの真価を知ったスランの逆襲が始まるのであった。
無能令嬢、『雑役係』として辺境送りされたけど、世界樹の加護を受けて規格外に成長する
タマ マコト
ファンタジー
名門エルフォルト家の長女クレアは、生まれつきの“虚弱体質”と誤解され、家族から無能扱いされ続けてきた。
社交界デビュー目前、突然「役立たず」と決めつけられ、王都で雑役係として働く名目で辺境へ追放される。
孤独と諦めを抱えたまま向かった辺境の村フィルナで、クレアは自分の体調がなぜか安定し、壊れた道具や荒れた土地が彼女の手に触れるだけで少しずつ息を吹き返す“奇妙な変化”に気づく。
そしてある夜、瘴気に満ちた森の奥から呼び寄せられるように、一人で足を踏み入れた彼女は、朽ちた“世界樹の分枝”と出会い、自分が世界樹の血を引く“末裔”であることを知る——。
追放されたはずの少女が、世界を動かす存在へ覚醒する始まりの物語。
もふもふと始めるゴミ拾いの旅〜何故か最強もふもふ達がお世話されに来ちゃいます〜
双葉 鳴
ファンタジー
「ゴミしか拾えん役立たずなど我が家にはふさわしくない! 勘当だ!」
授かったスキルがゴミ拾いだったがために、実家から勘当されてしまったルーク。
途方に暮れた時、声をかけてくれたのはひと足先に冒険者になって実家に仕送りしていた長兄アスターだった。
ルークはアスターのパーティで世話になりながら自分のスキルに何ができるか少しづつ理解していく。
駆け出し冒険者として少しづつ認められていくルーク。
しかしクエストの帰り、討伐対象のハンターラビットとボアが縄張り争いをしてる場面に遭遇。
毛色の違うハンターラビットに自分を重ねるルークだったが、兄アスターから引き止められてギルドに報告しに行くのだった。
翌朝死体が運び込まれ、素材が剥ぎ取られるハンターラビット。
使われなくなった肉片をかき集めてお墓を作ると、ルークはハンターラビットの魂を拾ってしまい……変身できるようになってしまった!
一方で死んだハンターラビットの帰りを待つもう一匹のハンターラビットの助けを求める声を聞いてしまったルークは、その子を助け出す為兄の言いつけを破って街から抜け出した。
その先で助け出したはいいものの、すっかり懐かれてしまう。
この日よりルークは人間とモンスターの二足の草鞋を履く生活を送ることになった。
次から次に集まるモンスターは最強種ばかり。
悪の研究所から逃げ出してきたツインヘッドベヒーモスや、捕らえられてきたところを逃げ出してきたシルバーフォックス(のちの九尾の狐)、フェニックスやら可愛い猫ちゃんまで。
ルークは新しい仲間を募り、一緒にお世話するブリーダーズのリーダーとしてお世話道を極める旅に出るのだった!
<第一部:疫病編>
一章【完結】ゴミ拾いと冒険者生活:5/20〜5/24
二章【完結】ゴミ拾いともふもふ生活:5/25〜5/29
三章【完結】ゴミ拾いともふもふ融合:5/29〜5/31
四章【完結】ゴミ拾いと流行り病:6/1〜6/4
五章【完結】ゴミ拾いともふもふファミリー:6/4〜6/8
六章【完結】もふもふファミリーと闘技大会(道中):6/8〜6/11
七章【完結】もふもふファミリーと闘技大会(本編):6/12〜6/18
お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。
嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。
「居なくていいなら、出ていこう」
この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし
異世界に転生した社畜は調合師としてのんびりと生きていく。~ただの生産職だと思っていたら、結構ヤバい職でした~
夢宮
ファンタジー
台風が接近していて避難勧告が出されているにも関わらず出勤させられていた社畜──渡部与一《わたべよいち》。
雨で視界が悪いなか、信号無視をした車との接触事故で命を落としてしまう。
女神に即断即決で異世界転生を決められ、パパっと送り出されてしまうのだが、幸いなことに女神の気遣いによって職業とスキルを手に入れる──生産職の『調合師』という職業とそのスキルを。
異世界に転生してからふたりの少女に助けられ、港町へと向かい、物語は動き始める。
調合師としての立場を知り、それを利用しようとする者に悩まされながらも生きていく。
そんな与一ののんびりしたくてものんびりできない異世界生活が今、始まる。
※2話から登場人物の描写に入りますので、のんびりと読んでいただけたらなと思います。
※サブタイトル追加しました。
追放された宮廷薬師、科学の力で不毛の地を救い、聡明な第二王子に溺愛される
希羽
ファンタジー
王国の土地が「灰色枯病」に蝕まれる中、若干25歳で宮廷薬師長に就任したばかりの天才リンは、その原因が「神の祟り」ではなく「土壌疲弊」であるという科学的真実を突き止める。しかし、錬金術による安易な「奇跡」にすがりたい国王と、彼女を妬む者たちの陰謀によって、リンは国を侮辱した反逆者の濡れ衣を着せられ、最も不毛な土地「灰の地」へ追放されてしまう。
すべてを奪われた彼女に残されたのは、膨大な科学知識だけだった。絶望の地で、リンは化学、物理学、植物学を駆使して生存基盤を確立し、やがて同じく見捨てられた者たちと共に、豊かな共同体「聖域」をゼロから築き上げていく。
その様子を影から見守り、心を痛めていたのは、第二王子アルジェント。宮廷で唯一リンの価値を理解しながらも、彼女の追放を止められなかった無力な王子だった。
異世界で守護竜になりました
みん
恋愛
【召喚先は、誰も居ない森でした】の続編になります。
守護竜となった茉白のその後のお話です。
竜王国民を護りたいと、守護竜として頑張る茉白。そんな茉白を甘やかしたい近衛のカイルス。茉白はカイルスのそんな気持ちには気付かない上、茉白には密やかな野望もある。
茉白の野望は叶うのか?カイルスの想いは茉白に届くのか?
聖女由茉も健在です。
❋最初は恋愛要素薄目です
❋独自設定あり
❋他視点のお話もあります
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる