電車で会った彼女たち

クレイン

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金髪さんと黒髪さん

彼女たちと本番

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「もうチンコぐちゃぐちゃじゃん。我慢汁ヤバイんですけど。」
「すぐイっちゃいそうじゃん。」
 金髪さんと黒髪さんが顔を僕の陰茎に近付けてくる。喋るときに息が当たってくすぐったい。
「一回イってるから匂いヤバイね。」
「もっと興奮しちゃう。」
 2人が自身の顔にかかる髪を耳元にかき上げながら言う。

「じゃ舐めるよー。」
 黒髪さんが陰茎に一度チュッと唇を当ててから舌を這わせる。ビリビリと快感が体中を走る。自分の手で握るより刺激は弱いはずなのに、状況と見える景色からくる快感がすごい。
「私も~。」
 金髪さんも舌を出して陰茎を舐め始めた。黒髪さんのフェラだけでも快感に戸惑ってしまったのに、金髪さんのフェラも加わってもうワケが分からない。
 チュッチュッとキスをしたり、カリのあたりをチロチロと舐めたり、根本から亀頭までなぞったり、と2人の口と舌は僕の分身を弄ぶ。
 快感に耐えようとするが思わず声が漏れる。「ああっ!」「ヤバっ!」「ふっ!」と自分ではコントロールできない声が口から出る。

「もう射精そうです。」
 いよいよ我慢ができずに射精感が高まってきて呟く。
「じゃあラストスパートだな。」
 金髪さんが呟くと2人は口をチンコから離し、金髪さんは僕の股の間に移動した。
「いくぞ。」
 金髪さんは小さく呟くと陰茎を咥えた。根本まで咥え込んでからゆっくり亀頭までを数回往復する。淫靡な光景に見惚れながら快感に浸っていると、彼女が目線を上げ目が合った。
 彼女は咥え込んだまま口内で舌を這わせ、それに反応する僕を見ながら目を細める。目線を僕から外すと彼女のフェラの動きが一層激しくなった。
 僕は射精感が込み上げてきて耐えきれずに発射した。 ビュルビュルビュー ビュー ビュッ 金髪さんの口内に勢いよく発射した。彼女は目を閉じて精液を口で受け止めてくれる。

 射精した快感が落ち着いてくると金髪さんは チューチュー と亀頭に吸い付いて出切ってない精液を吸い出している。「あー」声が思わず漏れてしまうが我慢する気も起きない。
 金髪さんが口を離し唾液と精液でベタベタになった僕の分身が出てきた。彼女は未だ目を閉じたまま口の中をモゴモゴさせコクコクと喉を鳴らして僕の精液を飲んでいる。
 言いようもない感覚でゾクゾクしていると金髪さんが口を開けて口内を見せてきた。
「すごく不味いの飲んじゃった。」
 彼女は満足げである。
 僕はなぜか愛おしくなって彼女の頭を撫でた。
「気持ち良かったです。…飲んでくれてありがとうございます。」
 金髪さんは驚いたように目を一瞬だけ開き「どういたしまして。」と目を細めて笑った。

 僕は今日2回も射精して満足だったが横から声がかかる。
「まだイケるよね?」
 黒髪さんが物欲しそうな顔をしながら僕に問う、彼女の右手は自身の割れ目をクチュクチュと弄っていた。
「はい!まだイけます」
 僕の賢者タイムは早々に終わり、陰茎は興奮して再び固くなり始めていた。
「そうこなくっちゃ。」
 黒髪さんは正面から僕の太ももに跨り座った。
 対面座位のような形になり彼女の腰に手を回す、彼女も僕の首に手を回しキスをした。キスをする内に2人の間の僅かな隙間はだんだん狭くなりいつしか距離はゼロになっていた。黒髪さんの巨乳が僕の胸に押しつけられ、割れ目が陰茎と擦れ合って音を立てている。

「もう挿れるよ。」
 黒髪さんは便器に足をかけて腰を上げ陰茎に自身の割れ目をあてがう。 クチュクチュ 割れ目が音を立てるのを聞いている内に陰茎はガチガチに固まっていた。すると前置きもなく黒髪さんは腰を落とし陰茎を一気に飲み込んだ。
「「ああっ」」
 2人同時に声を上げ少ししてから黒髪さんは腰をゆっくり動かし始めた。彼女の膣肉が僕の陰茎を隙間なく包み、動くたびに快感を与える。
 息や声を漏らしながら2人で快感を貪る。
「どう、マンコの感触は?チラチラパンツ見るよりか何倍もいいでしょ?」
 金髪さんがペットボトルの水を読みながら僕に訊ねる。

「はい。最高です、ありがとうございます。」
「…ほらおっぱいも触れよ。」
 黒髪さんの言葉を聞き、僕は腰に回していた手を外して彼女の胸を揉む。
 手の平全体で胸を鷲掴んだり、いつからかビンビンに立っている乳首を摘んだり、指で弾いたりして感触を楽しむ。
 彼女はしばらくスローペースで楽しんだ後「もうイけそうだから、激しくするぞ」と言い腰を激しく上下に動かす。僕はできるだけ我慢しようとするが無理だった。
「ああっ」黒髪さんが少し大きな声を上げ膣内が一段と狭まり僕の分身を締め上げる。
「うっ!」僕も堪らず射精してしまった。

 少しの間絶頂の余韻で互いを抱きしめ合った。
 黒髪さんが頬を紅潮させながら膣から陰茎を引き抜く。3回目ともなるとあまり精液は出ていなかった。「あー気持ち良かった。」
 黒髪さんはそう言って僕から下りてトイレットペーパーで膣を拭き始めた。あっさりと下りられて数秒前まで感じていた彼女の重さが無くなった。射生後なのも重なり虚無感がのしかかってくる。
 精液を拭き取る光景をぼうっと見ていると金髪さんが僕の上に跨る。

「じゃあ次私ね。もう一回くらいイけるよね?」
 金髪さんが耳元で呟く。
 先ほどから個室いっぱいに女の子のムンムンとした匂いが広がって勃起も止まらない。僕は頷くと金髪さんの腰に手を回す。
「ふふ、すごく元気だな~。」
 彼女はそう言いながら割れ目を陰茎に擦り付ける。
 僕の精液、彼女たちの唾液、黒髪さんの愛液ですでにベトベトな僕の分身に今は金髪さんの愛液が塗られてデロデロになっている。

「挿れるよ。」
 彼女は腰を上げ割れ目で陰茎を飲みこみ始める。亀頭、カリを飲みこみゆっくりと根本まで全部咥え込んでしまった。
「全部挿入ったね。」
 僕の陰茎は金髪さんの膣内に丸々収納され、全方向から膣肉の圧力をかけられている。
 もう3回も射精したのにまたすぐ射精ってしまいそうだ。
「もう結構濡れ濡れだから始めから激し目でいくね。」
 金髪さんはそう言うと腰を動かし始める。
「はっはっ、んっ」
 漏れる彼女の声を聞くと興奮が高まり射精感も高まってくる。すぐに射精ってなるものかと耐えていると、頭を掴まれて顔におっぱいを押し付けられる。

「おっぱい、舐めて、吸って、」
 僕から少し見上げると覗ける彼女は目を閉じて頬を紅潮させており、その表情は快感に耐えているようにも見えた。
 僕は彼女の背中を両手で押して引き寄せ、形の言い美乳を貪る。乳輪を舐めまわし、ビンビンに立った乳首に吸い付いた。
「はぁっ、んっ!」
 彼女の息が少し上がったように感じるのは気のせいじゃない。彼女の興奮も高まってきていると分かった。

 顔の肌で感じる彼女の胸の感触と温かさ、舌で感じる彼女の胸のほんのりとした甘さ、制汗剤と彼女の汗が混じった女の子の匂い、太ももで感じる彼女の重さ、全てが僕を興奮させる。
「あっ!イきそっ、ああっ!」
 彼女が声を上げ陰茎を絞り上げる。僕も耐えきれず射精した。本日4回目のため射精はすぐ終わった。
 だが僕は彼女の胸に顔を埋めて背中から手を離さず抱きしめ続ける。彼女も僕の首に回した手を離さず僕を抱きしめ続けてくれる。

 少しして彼女が手を離して、僕も手を離す。4回も射精するともう力が入らなくて座った姿勢のまま動けない。
 視線だけ動かすと金髪さんは自身の膣をトイレットペーパーで拭いている。黒髪さんはもう制服を着ていた。
「だいぶ頑張ってたけど大丈夫?」
 黒髪さんが手鏡で自身の髪を整えながら横目で僕を見て聞いてくる。
「……はい、すごく気持ちよかったです。ありがとうございました。」
 僕が息も絶え絶えに答えると黒髪さんは小さく笑った。金髪さんも服を着終わったらしく今はタオルで汗を拭いている。

「じゃあガン見くんも落ち着いたら帰りなよ。」
「気をつけて帰れよ~。あっ、君汗だくだしこのタオルあげる、使って。」
 金髪さんがタオルを僕の頭に乗せる。
「「じゃあね。」」
 彼女たちは僕を置いて出て行った。
 目で追おうと首を動かすと頭に乗ったタオルがずれて僕の顔にかかった。“汗の匂いと女子の甘い匂い。”帰ってからこれを使って思い出しオナニーしようと決めて、僕は帰り支度を始めた。

その後

 僕は家に帰り、夕食を食べ、風呂に浸かり、ベッドに入った。朝起きるまで時間が過ぎるのがすごく早く感じた。
 学校に行く準備をしながら昨日のことは夢だったんじゃないかと考えていたが、枕元に昨日のタオルがあるので彼女たちとの交わりは現実だったと証明していた。

 また会えるといいな。
 
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