電車で会った彼女たち

クレイン

文字の大きさ
上 下
4 / 17
金髪さんと黒髪さん

誘われて

しおりを挟む

 電車が完全に止まった。彼女たちは何事もなかったように立ち上がり、僕のすぐ横を通って電車を降りて行った。僕は気まずくて彼女たちが完全に降りてから扉が閉まる寸前で電車を降りた。

 この日の出来事は一生忘れないだろうな、次もこの電車使っても大丈夫かな、と夢現な気持ちで階段を登ろうとすると
「おーい覗きくーん。」
 背後から声をかけられた。さっきまで電車の中で聞こえていた声と同じ声だ。
「ガン見くん、ちょっといい?」
 固まっていると再度声をかけられて、僕は後ろを向いた。
「何一回シカトしてんだよ。」
 彼女たちは電車内で見たバカにするような目をして僕を笑っている。
「あっ…な…何か、用ですか?」
「え~しらばっくれるの?」
「カバンに精子べっとり付けといて?」
「あはは!」
 笑い声に思わずカバンを背中に隠す。
「な、何を、すれば良いですか。」
 僕はカバンを背にしながら言った。何をさせられるんだろう、この先一生弱みを握られたまま生きていくのか、とそんなことばかり考えていた。
「そんな身構えないでよ、ちょっとウチらに付き合ってくれればいいからさ。」
「安心して、嫌なことはさせないから。」
 そう言って彼女たちは階段を上がっていった。チラチラと見えるパンツや太ももで興奮しないくらい僕の心は地獄だった。

 彼女たちについて行くと女子トイレの個室に連れ込まれた。
「出して。」
「お、お金ですか?」
 黒髪さんの言葉にたぶん違うと分かっているが一応聞く。
「違うよ。分かってるでしょ、それだよ。さっきまで私らで大きくしてたヤツ。」
 目線で僕の股間を指しながら言う。恥ずかしくて僕がモジモジしていると、
「何?脱がせて欲しいの?」
 金髪さんににじり寄られながら言われて僕は固まった。
「ふふ、脱がせるね。」
 金髪さんは僕の前にしゃがみ込みベルトを外す。ズボンが膝まで下がりパンツ丸出しの状態になった。
 金髪さんの顔がちょうど僕の股間の高さにあり、フェラしてもらう想像が膨らみチンコも少し膨らんでしまっている。

「ちょっと勃ってる。」
 そう言いながら金髪さんは右手で僕の股間を撫でる。だんだんと硬度を増す自分の分身がパンツと金髪さんの右手を押し返している。
「お~硬くなってきたね~。」
 ニヤニヤしながら金髪さんは目は細める。
「すいません。」
「ふふ。」
 金髪さんが僕のパンツをずり下ろす。亀頭がパンツに擦られて「うっ!」と声を漏らしてしまった。
「痛かった?ごめんね。」
 金髪さんがそう言いながら直接陰茎を撫でる。「うっ!うー、あっ。」自分で触るのとは全く違う感覚に戸惑って声が抑えられない。

「気持ち悪い声出すなよー。」
 黒髪さんの声が耳元で聞こえた。金髪さんに気を取られて気づかなかったが黒髪さんの顔が僕の顔のすぐ近くに来ていた。僕は肩を押さえられ便器の蓋に座らされる。
「こっち向け。」ちゅっちゅ 
「キスしたことは?」ちゅー 
「な、ないです。これが初めてです。」
「そーか。ファーストキス奪っちゃってごめんね。」ちゅー「っぷは、いえありがとうございます。すごくうれしいです。」
 僕は黒髪さんに顔を掴まれてキスをしていた。夢を見ているのだろうか。
「ほらお前も舌出せ。」
 黒髪さんはそう言いながら再び唇を僕の唇に重ねる。口内に舌が入ってきたので僕も舌を出して絡める。レロレロ ぢゅー 
「気持ちいいだろ。」「はい。気持ちいいです。」「あはは、即答。」ちゅっちゅっ 啄むようなキスをしていると金髪さんがスカートを脱ぎ捨てていた。
「ほら~君の好きなパンツだぞ~。」
 ジャージの裾をヘソが見えるくらいまでたくし上げ、腰を突き出すようにパンツを見せつける。
「お前が乗ってきた後すぐ私らのこと見てるの、バレてないと思ってたの?」 
 僕が金髪さんのパンツに目をやっていると、黒髪さんが頬をくっつけて耳元で言ってくる。
「すいません。いつも綺麗な人たちだなあと思って見てました。すいません。許してください。」
「あはは、許さなーい。」
 黒髪さんはそう言いながら右手で僕の陰茎に触れる。
「あっ」「あはは、気持ち悪い声。」
 彼女はそのまま陰茎を握り上下に動かしだした。
「パンツ見たいんでしょ、ほら~近くで見せてあげる。」
 金髪さんが片足を僕の足に乗せて股を開く。そのまま両手でパンツを割れ目に食い込ませるように上に引っ張った。「エロいです!」僕は金髪さんの股間を見て更に勃起を強める。
「さっき出したからちょっとヌルヌルしてるな。気持ち悪。」
 喘ぎ声を我慢しながら快楽に耐えていたが我慢汁は耐えられなかった。
「てかお前電車でシコるってヤバいね。」
 黒髪さんが手のひらを亀頭に押し付けてくる。
「すいません。ありがとうございます。」
「何のお礼だよ。」クスクス笑われてしまう。
「こんな綺麗な人に、こんな綺麗な指で触ってもらえて感動しています。」
「あはは、何それー。じゃあおっぱいも見たい?」
「見たいです!見せてください!」
 黒髪さんは陰茎から手を離すとシャツのボタンを外して前を開く。白いブラジャーに包まれた大きな胸が目の前に現れる。
「じゃーんどお?」
「綺麗です!ありがとうございます!」
「あはは」
 黒髪さんは僕の片足に跨り胸を僕の顔に押し付けてくる。
「柔らかくて、いい匂いがします。」
 感じたことのない柔らかさを感じながら、ミントのような香りと甘い匂いが混ざった何とも言えない匂いがする。
「え?今日体育あったから汗臭いはずだけど、制汗スプレーの匂いかな。」
「すごくいい匂いがします。」
 僕は谷間に顔を埋めて大きく深呼吸する。
「あはは、すごい匂い嗅ぐじゃーん。」
 黒髪さんは上体を揺らしながら胸を押し付けてくる。
“堪らない。”喜びを噛み締めていると左手を引っ張られた。
「ウチをほっとくなぁ。」
 黒髪さんの胸から顔を少しだけ上げると僕の左手は金髪さんの股間に導かれていた。
「ほら指動かせ。」
 そう言われて僕はパンツの上から金髪さんの割れ目をなぞる。
「そうそうそんな感じ。」
 おっかなびっくり触るが金髪さんは笑顔で応えてくれる。
「ねえブラジャー取って欲しい?」
「っ、はい!お願いします。」
「即答じゃん。ちょっと待ってね。」
 後ろ手でブラジャーを取る黒髪さんを横目に金髪さんを見ると「んぅー。」と声を出している。割れ目をパンツ越しになぞる僕の手に自らの左手を添え、右手はジャージの中に入れ胸を弄っている。
“あれ?ちょっと濡れてる?”金髪さんのパンツは割れ目の形に黒ずみ少し湿っぽさもあるように感じる。
「ほらーおっぱいが出るぞー。」
 そんな声をかけられ黒髪さんを見ると彼女は手でブラジャーを押さえていた。ホックが垂れているので手を離せばブラジャーは落ちる状態だ。
「見たいです。」
「よし。ほれ。」
 黒髪さんがブラジャーを外し巨乳の全容が確認できた。その頂点にはピンク色の乳首も見える。
「おお!エロいです。ありがとうございます。」
「あはは、ほれほれー。」
 彼女は顔に生のおっぱいを押し付けてくる。
“おっぱいだ。すごい温かい柔らかい。”僕は右手を黒髪さんの後ろに回して自分に引き寄せるようにする。
「正直ものだねー。よしよし。」
 彼女は左手で僕の頭を抱えるようにして撫でてくれる。
“ああ。幸せだ。”おっぱいを堪能していると、左手に添えられていた感触が無くなった。
 顔を動かして目だけ金髪さんに向けると金髪さんはジャージのファスナーを完全に下げ前を開けている。そしてパンツに手をかけ、そのままずり下げる。
 陰毛が生えていないツルツルの割れ目が現れて、僕はそこだけしか見れなかった。
「ほら直接触れよ。」
 再び左手が割れ目に誘われてそれに触れた。 ヌチャ 確実に濡れている、僕の中指が触れただけで音が鳴った。
「ほらちょっとだけ指一本だけ入れて動かせ、ゆっくりだぞ。」
 言われるがまま僕は指を動かす。
「あ~いい感じ。そのまま動かして。」
 金髪さんは自身の左手で右の胸を弄り、右手は手マンされている割れ目の上にある陰核をなぞっていた。その淫靡な光景に僕の分身はより硬さを増す。
 これ以上エロく感じると触らずに射精するんじゃないかと思い、何の気なしに右手を動かすと黒髪さんの尻にスカート越しに触れた。そのままスカートの中に手を入れパンツ越しに尻の柔らかさを堪能する。
“すごいおっぱいとは違う柔らかさ、ハリがあって押し返してくる、すごい。”当たり前のように尻をサラサラと触り続ける。
「わっ!勝手に尻触ってるし、ヤらしー。…どう?私のお尻?」
 黒髪さんが耳元で囁いてくる。
「気持ちいいです。柔らかくてすごいです。」
 僕は肩を震わせて尻を撫でながら答える。
「すごいヤらしー触り方してくるじゃん。変な気分になっちゃう。」
 黒髪さんは股間を僕の右足に擦りながらそんなことを言い、右手で陰茎を刺激する。
「あー!気持ちいいです。」
 堪らず声を上げると黒髪さんは笑っていた。
「手マンもイヤらしくて、私も変な気分になってきちゃった。」
 金髪さんはそんなことを言いながらブラジャーを外している。
 金髪さんは黒髪さんよりは小さいけど形が良い。これが美乳というヤツかと感動していると黒髪さんが口づけをしてくる。
 最初にしたキスよりねっとりとしてゆっくりとお互いの唇と舌を味わうような口づけだった。唇を離したあと黒髪さんは自分の頬や頭を僕の顔や体に擦り付けてくる。
“猫みたいだな。”黒髪さんにトキめいていると、金髪さんに顔を動かされてそのままキスをした。
 何度か唇が触れるだけの軽いキスをして、唇を強く押し付けてきたと思ったら彼女の舌が僕の口内に侵入してくる。僕も舌で迎え入れる。唇がどちらの感覚か分からなくなるほど押し付け、蠢く舌のどちらが自分のものか分からなくなるほどじっくりと堪能し、どちらからともなく口づけは終わった。お互いに少し息が上がっている。
「ねーフェラしてあげよっか?」
 金髪さんと見つめ合っているといつの間にスカートを脱いだ黒髪さんが口の前に指で輪っかを作り前後に動かしながら聞いてくる。
「お願いします。できれば2人で!」
 思わずそう言ってしまうが
「欲張りだね~」「別にいいけどさー」
 笑いながら2人は僕の足元にしゃがみ込む。右側に黒髪さん、左側に金髪さんが陣取っている。
しおりを挟む

処理中です...