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452.~登場人物紹介~(アメジスト・ジャニスティ・クォーツ)
しおりを挟む◇ベルメルシア=アメジスト、十六歳、人族。
街では有名な名家、ベルメルシア家の御令嬢。
真珠のような透明白肌に端正な顔立ち。くっきりとした大きな瞳はその名に相応しく、澄んだ桃紫色に神秘の宝石のように輝く。
艶のある栗色の美しい髪は長く腰までありゆるくふんわりと巻かれ、そこに派手さはないがとても可愛らしい雰囲気。
聡明で慈悲深い性格。困っている者がいれば誰であろうと助けるという強い信念を持ち、また周りの大人も一目置くほどに思考(考察)力が高く、主に情報を処理する能力に長けている。
これまで微かにも感じることのできなかった魔力(能力)がある日突然解るようになり、さらにベルメルシア家の血族のみが持つとされる力を開花させたと思われるが、一体、何がきっかけで目覚めたのか未だ謎である。
◆ジャニスティ(ジャニス・ジャニー)、年齢不詳、サンヴァル種族。
アメジストの教育兼お護り役として十年前に雇われ、従事する。
サンヴァル族は人族より身体の成長が三倍遅いとされ外見は三十代後半、それよりも若く見られることもしばしば。サンヴァル族には人族が考えるような年齢という概念がないため、実年齢は不明。
眉目秀麗な彼の容姿は長身で、スラリと伸びた長い足と細身なのに鍛えられた身体はがっちりしている。遠くからでも目立つ綺麗な天色(空色)の髪は全体的に短めだが、前髪だけが少し長めに整えられお洒落な印象で、瞳の色は髪色と同じ。
アメジストの実母ベリルと同じ能力を持ち主に『治癒回復魔法』を得意とする。
◇クォーツ、年齢不詳、レヴシャルメ種族。
性別を持たない謎多き種族、事件のあったレヴ族の生き残り。
表向きジャニスティの妹として屋敷の皆に紹介される。
レヴ族にとって生命の根源と考えられている純白の翼。それを失い瀕死状態にあったクォーツはアメジストに助けられ、その後ジャニスティの復元魔法により回復。その影響か? 短く白銀色だった髪は変化し、長く足首程まで伸びた。色はジャニスティとほぼ同色の天色(空色)。背丈も伸びその見た目から今は五、六歳。
くりくりと愛らしい瞳の色は救助された時と変わらず茶水晶《スモーキークォーツ》に近い色で、ガラスのように透き通っている。
『夢想』――夢に見た心、想いが視うる白き世界。
これがレヴシャルメ種族の特殊魔法なのか? どのような効果があるのかなどは不明だが、今のところアメジストとジャニスティへの愛情表現にのみクォーツは無意識に発動する。
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