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4.ばけもの ※モブ描写あり
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熱い。
全身が熱い。
なにより――。
「ふふ、こんなにベトベトにして。いやらしい子だなぁ……」
気持ち悪い。
下肢の中心が、ぬめりを帯びた生温かい何かにつつまれているような気がした。ざらりとした何かで執拗に舐め上げてるそれは――触手ではない、ということだけわかった。
強烈な不快感に目を覚ますと、そこは薄暗い教室。
視聴覚室だった。
「気持ちいいかい? 気持ちいいだろう? ふふ……日野君は、ココも可愛いなぁ……」
ねっとりとした声に恐怖を感じて顔を上げ――息をのんだ。
「ッ………な、ん……!?」
「あぁ、起きたのか? よかった、これで君と一緒に楽しめるね」
下着を脱がされ無理やり開かされた股の間で、脂汗の滲む担任がニタァと嗤っていた。
つい数時間前まで数学の補講をしてくれていた40代の担任は、白髪が交じりだした髪を振り乱しながら、ヒノキのむき出しの下肢にむしゃぶりついていた。
「ッな、んで………!!」
あまりの衝撃で、うまく言葉が出てこない。
だって、ついさっきまで授業をしていた男で、自分はその授業を受けていた生徒だぞ。
特別仲がいいわけでもなんでもない、たまたま担任になっただけの男。
なんでそいつが、股の間にいるんだよ。
いくら年頃で、そういう事にお盛んな自分でも、さすがに男の担任との行為だなんて妄想ですらしたことないのに。
「さ、わッ……んな!!」
「おっとぉ」
湧き上がる嫌悪感に耐え切れず、ほぼ反射的に男の頭部を蹴り上げようとした――が、担任はあの毛の生えた太い指で、ヒノキの足首をガッチリつかんで固定していた。
「元気だなぁ、普段大人しい君がこんなに喜んでくれてうれしいなぁ」
それだけではない、よくみるとヒノキは全裸のまま両手を頭の上で縛られ、ガニ股のような体勢で視聴覚室特有の長机の上で仰向けにされていたのだ。
気を失った後に、制服を脱がされてしまったのだろう。
こんな気持ちの悪い男にいいようにされたなんてと思うと吐き気がしてくる。
しかもヒノキの下肢はすでに担任が舐めまわしたせいでどろどろになっていた。
「は、なせよ……っさわるなッ! 犯罪者!」
「先生にむかってその言葉遣いはいけないよぉ、日野くん」
興奮しきっている男には、ヒノキの罵声も大したダメージにならないのか。むちゅうっと明太子のように腫れぼったい唇をヒノキのふくらはぎや足首、足の指の間に舌を差し込んだりしてぢゅぱぢゅぱと吸っている。
「ひ、ぃ……!!!」
ヤバい―――気持ち悪い。
本当に吐きそうだ。
気持ち悪い。気持ち悪い。気持ち悪い。
どうしてこんなことになったんだ――この担任が、女子生徒にキモイ、くさい、汚いと陰で散々言われていたのは知っていたが、それにしたって男の自分にこんな性犯罪を犯するような人間だとは思っていなかったのに!
後穴に異物感はない。まだ挿入等の悪戯はされてないようだ。
落ち着け、大丈夫。
まだなんとかなる。
今は足蹴が失敗したが、冷静になって、機会をうかがっていれば―――必ず隙ができるはずなんだ。
『異世界に行ってオークに見つかって襲われた時? まず、いいタイミングでヒーローが助けにくるだなんて甘い幻想も持っちゃダメ』
異世界に詳しい夢女子の姉の言葉が脳裏をよぎる。
『あんなヤバい状況で騎士様や王子様が都合よく助けに来てくれるなんてファンタジーよ』
『じゃあどうすんの? ヤラれちゃうじゃん』
『自分で勝ち筋をみつけるのよ』
他人を頼っちゃだめ。それじゃか弱いヒロインじゃん、と姉は言う。
『私たちみたいなのはヒロインにはなれない。ヒロインと同じ土俵に立つには《おもしれ―女》になるしかない』
『おもしれ―女……』
なんだそれ。
『おもしれー女はねぇ、自分で未来を切り開くのよ!!』
思い起こしても全く参考にならないし、意味が分からない。
SNSに投稿しようものなら特定の層から炎上食らいそうな姉独自の解釈。それでも、あの独自解釈を頼ってしまうのは、それだけ自分が今追い詰められているからだ。
『一緒に楽しめるね』という先ほどの担任の言葉からして、ヒノキが起きてから強姦するつもりなのだ。
つまり、犯されるのは時間の問題。
それまでにどうにかして、ここから逃げ出すか、助けを呼ぶか。
「ふふ、どうだい? いやらしい光景だろう? 興奮するだろ?」
荒い息遣いのまま、担任は赤子のようにヒノキの足の親指に吸いつく。
「先生はね、知ってるんだよぉ。いつも君が一人で、トイレで遊んでることぉ!」
「ッ……!!」
ぢゅうっとひときわ強く吸い上げながら、どこか夢見がちに担任は語る。
最悪だ。
聞かれてたのか、こんな男に。
「この可愛いお口にナニを入れて遊んでいたのかなぁ? 可哀想に、おもちゃじゃ楽しめなかったねぇ、先生が、本物をいっぱいあげるからねぇ!」
「ひぃッ!!!」
吐息だけでなく鼻息まで荒くして担任がズボンのベルトを外す。チャックをあけ、勢いよく出てきた肉棒。あまりのおぞましさにヒノキは恐怖で叫びそうになった。
「ほぉら、本物だよぉ! えっちなヒノキくんへのご褒美だからね……」
赤黒くて毛にまみれた肉棒。本物、といわれても、触手よりも一回り以上も小さなソレは、その先端からはだらだらと白い粘液を垂れ流して、びくびくと震えている。
男は、その異物をぬるぬると尻の隙間にすりつけるようにして腰を揺らしだした。
「ひぎ、ッ、いやだ……ッいや! やめッ……!」
ここまでくると、もう恐怖で何も考えられない。怖い。
アダルトビデオすらあまり見たことがない自分には、男の下半身はそれこそ未知の生物だ。こんなおぞましいものを擦り付けられて、冷静でいられるはずがない。
ヒノキは狂ったように叫び、足を動かしまくったが、担任は恍惚に浸ったような表情で熱いため息をついた。
「や、やわらかいな、ふふ。気持よさそうだ…、君のお腹を先生の精液でいっぱいにして種付けしてあげようねぇ」
動画もたくさん撮って、拡散されたくなかったら大人しくしようねぇ、と後腔に担任の先端を押しつけられる。少しでも動いたら、本当にすんなり入ってしまいそうな気配にヒノキは全身を硬直させた。
ぬめりを帯びた先端がめり込もうとしてくる感触に、ヒノキが硬く目を閉じ、息をのんで歯を食いしばった。
「ッ――――……ッ!!」
「ぎゃぁあああああああああ!」
耳をつんざくような断末魔の叫び。
自分のものではない、野太い声。それと同時に後穴の異物感が消え、体に突風のような風の流れを感じた。
「……え?」
瞳を開けると、なんと体長3メートルはある巨大な大蛇のような姿をした触手が、担任の首を締めあげ、宙釣りにしていた。
全身が熱い。
なにより――。
「ふふ、こんなにベトベトにして。いやらしい子だなぁ……」
気持ち悪い。
下肢の中心が、ぬめりを帯びた生温かい何かにつつまれているような気がした。ざらりとした何かで執拗に舐め上げてるそれは――触手ではない、ということだけわかった。
強烈な不快感に目を覚ますと、そこは薄暗い教室。
視聴覚室だった。
「気持ちいいかい? 気持ちいいだろう? ふふ……日野君は、ココも可愛いなぁ……」
ねっとりとした声に恐怖を感じて顔を上げ――息をのんだ。
「ッ………な、ん……!?」
「あぁ、起きたのか? よかった、これで君と一緒に楽しめるね」
下着を脱がされ無理やり開かされた股の間で、脂汗の滲む担任がニタァと嗤っていた。
つい数時間前まで数学の補講をしてくれていた40代の担任は、白髪が交じりだした髪を振り乱しながら、ヒノキのむき出しの下肢にむしゃぶりついていた。
「ッな、んで………!!」
あまりの衝撃で、うまく言葉が出てこない。
だって、ついさっきまで授業をしていた男で、自分はその授業を受けていた生徒だぞ。
特別仲がいいわけでもなんでもない、たまたま担任になっただけの男。
なんでそいつが、股の間にいるんだよ。
いくら年頃で、そういう事にお盛んな自分でも、さすがに男の担任との行為だなんて妄想ですらしたことないのに。
「さ、わッ……んな!!」
「おっとぉ」
湧き上がる嫌悪感に耐え切れず、ほぼ反射的に男の頭部を蹴り上げようとした――が、担任はあの毛の生えた太い指で、ヒノキの足首をガッチリつかんで固定していた。
「元気だなぁ、普段大人しい君がこんなに喜んでくれてうれしいなぁ」
それだけではない、よくみるとヒノキは全裸のまま両手を頭の上で縛られ、ガニ股のような体勢で視聴覚室特有の長机の上で仰向けにされていたのだ。
気を失った後に、制服を脱がされてしまったのだろう。
こんな気持ちの悪い男にいいようにされたなんてと思うと吐き気がしてくる。
しかもヒノキの下肢はすでに担任が舐めまわしたせいでどろどろになっていた。
「は、なせよ……っさわるなッ! 犯罪者!」
「先生にむかってその言葉遣いはいけないよぉ、日野くん」
興奮しきっている男には、ヒノキの罵声も大したダメージにならないのか。むちゅうっと明太子のように腫れぼったい唇をヒノキのふくらはぎや足首、足の指の間に舌を差し込んだりしてぢゅぱぢゅぱと吸っている。
「ひ、ぃ……!!!」
ヤバい―――気持ち悪い。
本当に吐きそうだ。
気持ち悪い。気持ち悪い。気持ち悪い。
どうしてこんなことになったんだ――この担任が、女子生徒にキモイ、くさい、汚いと陰で散々言われていたのは知っていたが、それにしたって男の自分にこんな性犯罪を犯するような人間だとは思っていなかったのに!
後穴に異物感はない。まだ挿入等の悪戯はされてないようだ。
落ち着け、大丈夫。
まだなんとかなる。
今は足蹴が失敗したが、冷静になって、機会をうかがっていれば―――必ず隙ができるはずなんだ。
『異世界に行ってオークに見つかって襲われた時? まず、いいタイミングでヒーローが助けにくるだなんて甘い幻想も持っちゃダメ』
異世界に詳しい夢女子の姉の言葉が脳裏をよぎる。
『あんなヤバい状況で騎士様や王子様が都合よく助けに来てくれるなんてファンタジーよ』
『じゃあどうすんの? ヤラれちゃうじゃん』
『自分で勝ち筋をみつけるのよ』
他人を頼っちゃだめ。それじゃか弱いヒロインじゃん、と姉は言う。
『私たちみたいなのはヒロインにはなれない。ヒロインと同じ土俵に立つには《おもしれ―女》になるしかない』
『おもしれ―女……』
なんだそれ。
『おもしれー女はねぇ、自分で未来を切り開くのよ!!』
思い起こしても全く参考にならないし、意味が分からない。
SNSに投稿しようものなら特定の層から炎上食らいそうな姉独自の解釈。それでも、あの独自解釈を頼ってしまうのは、それだけ自分が今追い詰められているからだ。
『一緒に楽しめるね』という先ほどの担任の言葉からして、ヒノキが起きてから強姦するつもりなのだ。
つまり、犯されるのは時間の問題。
それまでにどうにかして、ここから逃げ出すか、助けを呼ぶか。
「ふふ、どうだい? いやらしい光景だろう? 興奮するだろ?」
荒い息遣いのまま、担任は赤子のようにヒノキの足の親指に吸いつく。
「先生はね、知ってるんだよぉ。いつも君が一人で、トイレで遊んでることぉ!」
「ッ……!!」
ぢゅうっとひときわ強く吸い上げながら、どこか夢見がちに担任は語る。
最悪だ。
聞かれてたのか、こんな男に。
「この可愛いお口にナニを入れて遊んでいたのかなぁ? 可哀想に、おもちゃじゃ楽しめなかったねぇ、先生が、本物をいっぱいあげるからねぇ!」
「ひぃッ!!!」
吐息だけでなく鼻息まで荒くして担任がズボンのベルトを外す。チャックをあけ、勢いよく出てきた肉棒。あまりのおぞましさにヒノキは恐怖で叫びそうになった。
「ほぉら、本物だよぉ! えっちなヒノキくんへのご褒美だからね……」
赤黒くて毛にまみれた肉棒。本物、といわれても、触手よりも一回り以上も小さなソレは、その先端からはだらだらと白い粘液を垂れ流して、びくびくと震えている。
男は、その異物をぬるぬると尻の隙間にすりつけるようにして腰を揺らしだした。
「ひぎ、ッ、いやだ……ッいや! やめッ……!」
ここまでくると、もう恐怖で何も考えられない。怖い。
アダルトビデオすらあまり見たことがない自分には、男の下半身はそれこそ未知の生物だ。こんなおぞましいものを擦り付けられて、冷静でいられるはずがない。
ヒノキは狂ったように叫び、足を動かしまくったが、担任は恍惚に浸ったような表情で熱いため息をついた。
「や、やわらかいな、ふふ。気持よさそうだ…、君のお腹を先生の精液でいっぱいにして種付けしてあげようねぇ」
動画もたくさん撮って、拡散されたくなかったら大人しくしようねぇ、と後腔に担任の先端を押しつけられる。少しでも動いたら、本当にすんなり入ってしまいそうな気配にヒノキは全身を硬直させた。
ぬめりを帯びた先端がめり込もうとしてくる感触に、ヒノキが硬く目を閉じ、息をのんで歯を食いしばった。
「ッ――――……ッ!!」
「ぎゃぁあああああああああ!」
耳をつんざくような断末魔の叫び。
自分のものではない、野太い声。それと同時に後穴の異物感が消え、体に突風のような風の流れを感じた。
「……え?」
瞳を開けると、なんと体長3メートルはある巨大な大蛇のような姿をした触手が、担任の首を締めあげ、宙釣りにしていた。
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