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第三章 貴方となら何でも出来る気がしました
58・囚われのライネル
その日、ライネルは朝からレバレンのドレス工房で出荷の準備を手伝っていた。
フェルナンドが村に姿を現してから、約一週間。
不気味なほどに何も起こらないまま時間だけが過ぎていく。
「まぁ、よかったじゃない。見間違いだったのかもよ?」
レバレンが丁寧にドレスを包みながら言う。
(……いや、間違いなくフェルナンドだった。居場所がバレたのに、アシュレイが黙っているはずがない)
「そういえば、しばらくブラウンさんを見てないわね」
「はい。トウシンさんたちの件で、商会主との打ち合わせが大詰めなんです。他国にも手を広げると聞いたので一週間くらいは戻らないと思います」
「ふぅん……そうなの」
レバレンは胸元のボタンを弄りながら、所在なげに視線を泳がせた。
今日の彼は鍛えた胸筋が映える、胸元の大きく開いたサテンのドレスを着ている。
「ブラウンさんに御用ですか?」
「え?ち、違うわよ!あの口答えばっかりする憎たらしい顔を、しばらく見てないなぁって思っただけ」
そう言うなり、レバレンは慌てて荷物を箱に詰め始める。
(何かあったのかな?)
ライネルがそう思いながら作業を進めていると、外から馬車の音が響いた。
「荷馬車が着いたみたいです」
「あら、早いわね……それに、なんだか音が大きくない?」
言われて耳を澄ませると、確かにいつもより台数が多い。
そして次第に、外が騒がしくなってきた。
「ライネル!大変だ!」
乱暴にドアを開けてショーが工房に飛び込んで来る。こんな慌てた顔を見るのは初めてで、ライネルは酷く驚いた。
「どうかしたんですか?」
「治安隊が来た!ライネル、君を捕まえるって……!」
「……僕を?」
身に覚えは一切ない。
(となると、考えられるのは──)
「……アシュレイ」
おそらく彼が手を回したのだ。
この一週間、何も仕掛けてこなかった理由がようやく腑に落ちた。
「ライネル!ひとまず裏口から森に逃げなさい!」
しかし、ライネルはレバレンの言葉に首を振った。
「何の罪かも分からないんですから、ちゃんと話せば誤解は解けます」
(それに僕が逃げたらみんながどんな目に遭わされるか分からない。……巻き込むわけにはいかない。これは僕とアシュレイの問題だから)
「ショーさん、僕が連れて行かれたら後はお願いします」
「ライネル!」
「大丈夫です。すぐに帰ってこられるはずですから」
ライネルはそう言って、ドアを開けた。
広場には馬車と騎兵隊、そして大勢の兵士たちが整列し、まるで軍隊の行軍でも迎えるような物々しさでこちらを見ていた。
(僕一人のために……この数?アシュレイの奴、本当に味方が多いんだな)
「ライネル・グランチェスターだな?」
隊の中で一番位が高そうな、太った中年の男が高飛車に問いかける。
「はい」
返事と同時に、兵士たちが一斉に動きライネルを拘束した。
腕を掴まれ、体を押さえつけられる。
四方から名前を呼ぶ声が聞こえる。
心配する村人たちの声、怒る声、泣きそうな声。
けれどライネルは怯まず、されるがまま馬車へ乗り込んだ。
(アシュレイがどんな罪を着せたのかわからないけれど……必ず無罪は証明できる)
取り調べの後は裁判にかけられるはずだ。
正しいことを話せばいい。
自分は何もしていないのだから。
……けれどライネルは知らなかった。
本に書かれた“法の仕組み”には載っていない現実──
裏取引が横行し、白を黒にし、黒を白にすることなど造作もないということを。
そして、アシュレイの手が既にそこまで伸びていることを──。
馬車は半日ほど悪路を走り、森にぽつんと佇む石造りの建物の前で止まった。
苔むした壁、抜け落ちた屋根瓦、窓には鉄格子。
人の気配はなく、風が通るたびに軋む音だけが森に虚しく響く。
ライネルの喉が緊張にゴクリと鳴った。
「さっさと出て来い」
腕に巻かれた縄を掴んだ兵士が、乱暴にそれを引く。ライネルはタタラを踏んで地面に転がりそうになった。
(ここは……どこなんだ……?)
道中は王都へ向かう街道ではなかった。
おそらく正式な拘置施設ではない。
裁判を待つ犯罪者を置くにはあまりにも荒れ果て、冷たい。
(ここで……取り調べを?)
鉄扉がギィ……と、不気味なほど低い音を立てて開いた。
錆びついた蝶番の軋みが、古い建物の奥へと吸い込まれていく。
中から現れたのは、無表情のままライネルを見下ろす男だった。
華美な軍服でもなく、王都警備隊の紋章もない。作業着のようなものを着た男が淡々とライネルを検める。
「……一人か?」
「はい。お願いします」
両脇を抱えられ、ライネルは強引に建物の中へ引きずられた。
石床は氷のように冷たく、湿気が靴底まで染み込んでくる。
かすかに鉄と血のような匂いが混じっていて、吐き気が込み上げた。
(おかしい……ここは公式の拘置所なんかじゃない……)
前の世界でも、今の世界でも、こんな場所が本に載っていたことはない。
つまり――
(アシュレイが……何らかの力を使って僕を閉じ込めようとしてる……?)
足を止めた瞬間、奥の部屋で鎖か鉄の棒が跳ねるような音が響いた。
「ここだ。放り込め」
押し込まれた牢は、五歩も歩けば壁にぶつかるほど狭い。
窓もなく、代わりに小さな通気口がひとつあるだけ。
床には藁が少し散らばっているが、それすら湿って重たかった。
兵士が扉を閉めようとする刹那、ライネルは思わず叫んだ。
「待ってください!僕は本当に何もしていません!罪状を教えてくだ――」
ガンッ!
鉄格子が閉まり、その音が小さな牢の中に響きわたった。
「国家反逆罪の容疑。詳しい説明は後だ。……生きてりゃ、の話だがな」
兵士はそう吐き捨て、鍵をかけて去っていく。
薄暗い牢にひとり取り残されたライネルは、握りしめた拳が震えるのを止められなかった。
(……国家反逆?僕が……?)
その瞬間、遠くで雷鳴のような低い音が響いた。
地鳴りかと思うほど重たい音が、まるでこの森全体が何かを告げているようだった。
――逃げ場所はない。誰かに助けを求めることもできない……。
ライネルは冷え切った壁に背を預けながら、ぎゅっと目を閉じた。
フェルナンドが村に姿を現してから、約一週間。
不気味なほどに何も起こらないまま時間だけが過ぎていく。
「まぁ、よかったじゃない。見間違いだったのかもよ?」
レバレンが丁寧にドレスを包みながら言う。
(……いや、間違いなくフェルナンドだった。居場所がバレたのに、アシュレイが黙っているはずがない)
「そういえば、しばらくブラウンさんを見てないわね」
「はい。トウシンさんたちの件で、商会主との打ち合わせが大詰めなんです。他国にも手を広げると聞いたので一週間くらいは戻らないと思います」
「ふぅん……そうなの」
レバレンは胸元のボタンを弄りながら、所在なげに視線を泳がせた。
今日の彼は鍛えた胸筋が映える、胸元の大きく開いたサテンのドレスを着ている。
「ブラウンさんに御用ですか?」
「え?ち、違うわよ!あの口答えばっかりする憎たらしい顔を、しばらく見てないなぁって思っただけ」
そう言うなり、レバレンは慌てて荷物を箱に詰め始める。
(何かあったのかな?)
ライネルがそう思いながら作業を進めていると、外から馬車の音が響いた。
「荷馬車が着いたみたいです」
「あら、早いわね……それに、なんだか音が大きくない?」
言われて耳を澄ませると、確かにいつもより台数が多い。
そして次第に、外が騒がしくなってきた。
「ライネル!大変だ!」
乱暴にドアを開けてショーが工房に飛び込んで来る。こんな慌てた顔を見るのは初めてで、ライネルは酷く驚いた。
「どうかしたんですか?」
「治安隊が来た!ライネル、君を捕まえるって……!」
「……僕を?」
身に覚えは一切ない。
(となると、考えられるのは──)
「……アシュレイ」
おそらく彼が手を回したのだ。
この一週間、何も仕掛けてこなかった理由がようやく腑に落ちた。
「ライネル!ひとまず裏口から森に逃げなさい!」
しかし、ライネルはレバレンの言葉に首を振った。
「何の罪かも分からないんですから、ちゃんと話せば誤解は解けます」
(それに僕が逃げたらみんながどんな目に遭わされるか分からない。……巻き込むわけにはいかない。これは僕とアシュレイの問題だから)
「ショーさん、僕が連れて行かれたら後はお願いします」
「ライネル!」
「大丈夫です。すぐに帰ってこられるはずですから」
ライネルはそう言って、ドアを開けた。
広場には馬車と騎兵隊、そして大勢の兵士たちが整列し、まるで軍隊の行軍でも迎えるような物々しさでこちらを見ていた。
(僕一人のために……この数?アシュレイの奴、本当に味方が多いんだな)
「ライネル・グランチェスターだな?」
隊の中で一番位が高そうな、太った中年の男が高飛車に問いかける。
「はい」
返事と同時に、兵士たちが一斉に動きライネルを拘束した。
腕を掴まれ、体を押さえつけられる。
四方から名前を呼ぶ声が聞こえる。
心配する村人たちの声、怒る声、泣きそうな声。
けれどライネルは怯まず、されるがまま馬車へ乗り込んだ。
(アシュレイがどんな罪を着せたのかわからないけれど……必ず無罪は証明できる)
取り調べの後は裁判にかけられるはずだ。
正しいことを話せばいい。
自分は何もしていないのだから。
……けれどライネルは知らなかった。
本に書かれた“法の仕組み”には載っていない現実──
裏取引が横行し、白を黒にし、黒を白にすることなど造作もないということを。
そして、アシュレイの手が既にそこまで伸びていることを──。
馬車は半日ほど悪路を走り、森にぽつんと佇む石造りの建物の前で止まった。
苔むした壁、抜け落ちた屋根瓦、窓には鉄格子。
人の気配はなく、風が通るたびに軋む音だけが森に虚しく響く。
ライネルの喉が緊張にゴクリと鳴った。
「さっさと出て来い」
腕に巻かれた縄を掴んだ兵士が、乱暴にそれを引く。ライネルはタタラを踏んで地面に転がりそうになった。
(ここは……どこなんだ……?)
道中は王都へ向かう街道ではなかった。
おそらく正式な拘置施設ではない。
裁判を待つ犯罪者を置くにはあまりにも荒れ果て、冷たい。
(ここで……取り調べを?)
鉄扉がギィ……と、不気味なほど低い音を立てて開いた。
錆びついた蝶番の軋みが、古い建物の奥へと吸い込まれていく。
中から現れたのは、無表情のままライネルを見下ろす男だった。
華美な軍服でもなく、王都警備隊の紋章もない。作業着のようなものを着た男が淡々とライネルを検める。
「……一人か?」
「はい。お願いします」
両脇を抱えられ、ライネルは強引に建物の中へ引きずられた。
石床は氷のように冷たく、湿気が靴底まで染み込んでくる。
かすかに鉄と血のような匂いが混じっていて、吐き気が込み上げた。
(おかしい……ここは公式の拘置所なんかじゃない……)
前の世界でも、今の世界でも、こんな場所が本に載っていたことはない。
つまり――
(アシュレイが……何らかの力を使って僕を閉じ込めようとしてる……?)
足を止めた瞬間、奥の部屋で鎖か鉄の棒が跳ねるような音が響いた。
「ここだ。放り込め」
押し込まれた牢は、五歩も歩けば壁にぶつかるほど狭い。
窓もなく、代わりに小さな通気口がひとつあるだけ。
床には藁が少し散らばっているが、それすら湿って重たかった。
兵士が扉を閉めようとする刹那、ライネルは思わず叫んだ。
「待ってください!僕は本当に何もしていません!罪状を教えてくだ――」
ガンッ!
鉄格子が閉まり、その音が小さな牢の中に響きわたった。
「国家反逆罪の容疑。詳しい説明は後だ。……生きてりゃ、の話だがな」
兵士はそう吐き捨て、鍵をかけて去っていく。
薄暗い牢にひとり取り残されたライネルは、握りしめた拳が震えるのを止められなかった。
(……国家反逆?僕が……?)
その瞬間、遠くで雷鳴のような低い音が響いた。
地鳴りかと思うほど重たい音が、まるでこの森全体が何かを告げているようだった。
――逃げ場所はない。誰かに助けを求めることもできない……。
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アンドリュー・リシェル(ルヴァニエール王国の王太子→国王)
ジュリアン・ハートレイ(伯爵令息→補佐官→王妃)
※扉絵のエリアスを描いてもらいました
※本編はしばらくお休みで、今は不定期に短い話をあげてます。