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第三章『二年後のリィ&リリーと領地問題の解決』
決闘
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先ほど、ユニアという青年に喧嘩を売られ、決闘をすることになった。
「ここが控え室か。」
木でできたドアを開けると、そこには鎧や剣などが並んであった。
「おー。」
使うことはないだろうし、使い古されているが、かなり良い物と見れる。
「でも鎧は動きにくいし剣は武器があるからいいや。」
と、そんなことを言ってたら面白いものを見つけた。
「これってまさか…」
僕が創造できなかった物。
理由は、僕がその物自体を明確に理解できていないから。
ちゃんと想像できないため、創れない。
「これ、使うか。」
僕は【それ】をマジックボックスに入れ、闘技場へと続くドアを開けた。
そこに、もうユニアはいた。
「随分と遅かったね。」
「別に遅くはないと思いますけどね。」
「さ、やろうか。」
「まぁそう急かさないでよ、ユニア。」
と、横から声が聞こえた。
「あ、審判はギルマスがするんですね。」
「えぇ。
じゃ、ギャラリーも待ってるし始めましょうか。」
そして諸々のルールを説明した後…
「始め!」
ギルマスの声が響き渡り、ギャラリーが沸いた。
「おー。
凄い歓声ですね。」
そんな悠長なことを言っていたら、ユニアが突っ込んできた。
「速い!?」
思った以上に速かったが、僕は振ってきた剣をマジックボックスから半分出した刀、【怨苑秋魏】で受け止めた。
その後ユニアは素早く後ろに引き、また構える。
少し反応が遅れていたらどこかが無くなっていたかもな…
「あれ、カタナじゃん。
初めて見た。」
「この世界ではかなり珍しい物ですからね。
僕もまだ使いこなせないんですよ。」
そう言って僕はバレないように相手の目の前の地面に魔法陣を描く。
「で、攻めてこないの?」
「ええ。
僕は別に戦いたくないのでね。」
実際、対人戦は苦手だ。
怪我をさせたくない、その思いが勝ってしまう。
「何甘えたこと言ってんの。」
またユニアは突っ込もうと踏み込んだ。
その瞬間、ユニアの手から剣が消えた。
「なっ!?」
でもユニアの体はもう空中。
僕の目の前まで来ていた。
「油断は禁物ですよ。」
僕は飛び、一度横向きに回転してから首を蹴った。
「がッ…!?」
闘技場の壁にぶつかり、砂埃が舞うが壁には傷一つついていない。
「アフェのお陰か。」
そう言いながらさっき見つけたアフェを見る。
あくびをしていて、とにかく眠そうだ。
「なにその魔法。」
「僕に聞かれてもですね。
自分で理解をするのも大切だと思いますけども。」
ちなみにさっきの魔法は怪盗(トリックスター)のスキルをトラップにしたもの。
「…ふーん。」
ユニアはそう言って懐からもう一つの武器、短剣を取り出した。
「あんな重い剣より、こっちの方が得意なんだよね。」
さっきのでも十分速かったが…
まだ速くなるのか…!?
「さて、そろそろ本気出そうかな。」
首をコキコキ鳴らしながらそう言ってきた。
「これまでは本気ではなかった…と。」
「あぁもちろん。
だって最初から本気だと君が潰れてしまうだろう?」
そんな舐めたことを言ってきた。
「そう簡単にはやられませんけどね。」
「ははっ、言うね。」
そう言ってユニアはその場で少しジャンプし、突っ込んできた。
いや、"多分"突っ込んできた。
なぜ"多分"かって?
分からないからだ。
目の前から消えただけで、本当にこっちに来ているかがわからない。
「ぐっ…」
必死に感知しようとするが、全く分からない。
あまりにも速すぎる。
「流石にこれなら追いつけないよね!」
そう言ってユニアは短剣で僕の左手の薬指と小指を切った。
切り落としはされなかったが、かなり深い。
「次はこっちだよ!」
次は左手の甲、その次は右手首。
どんどんと僕の体には切り傷ができていった。
「いっ…」
回復魔法は先程の攻撃中にユニアの魔道具によって無効化されたため、使えない。
「そろそろ倒れなよ!」
僕は後ろから思い切り蹴られた。
「がっ!?」
僕はとてつもなく速く吹き飛ばされ、魔法壁に頭からぶつかった。たさ
1そして…気絶した。
「やぁ、神崎 凪。」
俺の…名前?
「誰だお前…って、リィ!?」
「そうだ。
俺は君が僕が俺の体を乗っ取る前にいた。」
「で、ここは?」
「擬似的であり間違ってはいるが、リィと言う人間の体の中だ。」
なるほど。
「で、お前ボロボロだな。」
「生憎とまだリィの体に慣れてなくてな。」
「はっ、言い訳がすぎる。
そこを俺に代われ。」
そして"このリィ"が指を鳴らすと、位置が逆になった。
「なっ!?」
「じゃ、行ってくる。」
「はぁ!?」
僕はよくわからない椅子に座らされ、あいつは消えた。
「あ、一つ言い忘れてた。
代われと思えばいつでも代われる。
この勝負が終わったら代われ。」
「なんだそれ!」
その声は届いていたのか分からないが、返事はなかった。
「なんだあいつ…」
一つ分かったことは、僕の数倍、いや数十倍強いということ。
ただ得体の知れないやつだな…
「さて久々に帰ってきたな。」
このリィという人間の体は動きやすくて良い。
「あれ、まだ立てるんだ。」
「何言ってる小僧。
さっさと始めるぞ。」
やはり数年ぶりの戦闘は興奮するものだな。
「【生成】。」
俺は得意武器である薙刀を生成し、構える。
「さぁ来い。」
「なんか君、雰囲気変わったね。」
「そんなことどうでもいいだろう。
早く始めるとしよう。」
そう言うと小僧は突っ込んで来た。
「あいつはこれで速いとか言ってたのか?
ぬるいな。」
遅すぎてダイヤタートルに見える。
「なっ!?」
「これで本気なのか?
くだらん戦いになりそうだ。」
俺は薙刀を左手だけで振りかぶる。
「何をしてるの?
そこには何も…」
「何を言っている?
お前がここにくるんじゃないか。」
俺は指を鳴らした。
「は!?」
俺は薙刀を振るおうとした。
その瞬間。
(おいお前!
そこ代われ!)
俺の意識はこの身体から消えた。
「あっぶねー!」
俺…いや、今はもうリィだ。
神崎 凪ではない。
僕の手には薙刀があり、その刃はユニアに向けられていた。
「何腑抜けた顔してるんです?
まだ勝負は終わってないですよ!」
僕は薙刀の柄の部分でユニアの頭部を殴った。
「いっで!」
とんでもない速度で飛んでいった。
土埃が舞う。
数秒後にそれは消え、ユニアが見えた。
そのユニアは、地面に倒れていた。
「そこまで!
勝者、リィ・グラシ…」
「待てよ…」
ユニアはギルマスの声を遮った。
「まだ勝負は終わってないだろ!」
これまでのどの時より、熱い目をしていた。
「いいですね。
僕もまだ消化不良でした。
第2ラウンド…と行きましょうか!」
僕はそう叫んで薙刀を捨てる。
「ようやくこれを使える。」
僕はマジックボックスから、先程控え室で取った武器を取り出した。
「なんだそれ…?」
「ショットガン、または散弾銃と言います。
この世界で使えるのは数少ないでしょう。
その中の1人が、僕…
いや、俺だ。」
「一人称が…」
「そんなんどうでもいいじゃねぇか。
さっさと始めようぜ。」
「…まぁいいでしょう。
お喋りはここまでにして早くしましょうか。」
この瞬間、俺は本気を出すことにした。
「死なないでくれよ!」
初めて使う自分の本気。
何か被害を与えてしまわないだろうか。
と思ったが、俺はアフェを信じる。
「本気の前にまずは威嚇だ。」
俺はユニアに向かってショットガンを撃った。
「何それっ!?」
ユニアは咄嗟に避けたが、少し足に掠った。
「魔法矢(マジックアロー)よりも速いね。
しかも魔法じゃなくて完全物理…
単純な魔法壁じゃ対象の仕様がなさそうだ。」
そんなことを言っている隙に、俺は怨苑秋魏を腰に差した。
そして、静かに踏み込む。
「音切抜刀術【狼牙(ろうが)】。」
俺は本に書いてあった通り、十字架を描くように刀を振った。
だが、俺の振った刀は掠りもしなかった。
「君はまだまだ遅いね。」
そう言っているユニアは後ろに少し高く飛んでいた。
「油断してたら死ぬぜ?」
俺はユニアが浮いている間に、俺は納刀してまた構える。
「音切抜刀術【壊闍(えじゃ)】。」
俺は刀を虚空に向かって縦に振った。
「何してるの?
そこには何も…」
「確かに何もない。
ま、"今は"な。」
ユニアが着地した瞬間、描いていた魔法陣が発動した。
その時、ユニアは俺が刀を振っていた場所に来た。
「また移動系!?」
俺の刀はユニアの頭の上に来ている。
「これで終わりだ。」
俺の刀はユニアの頭に届いた。
「し…勝者、リィ・グラシアル!」
その声と観客の歓声が聞こえてきたが、それを無視し、俺はユニアに回復魔法をかけた。
「パーフェクトヒール。」
気絶してはいるものの、死んではいない。
むしろ体調は万全だろう。
「だ、大丈夫なの?
ユニアは。」
「パーフェクトヒールをかけたからな。
状態異常は気絶だけだ。
それ以外は万全だ。
さて、これで終わりだ。」
俺は控え室に向かって歩き出した。
「あ、起きたらユニアに伝えてくれ。」
俺は振り向き、こう言った。
「2度と喧嘩売んな。」
こう一言残し、俺は闘技場を後にした。
今回、いつもと比べて少し長文にしてみました。
元は5000文字を基準としていたため長かったですが、これ程長いのは久々でしょう。
と言うわけで更新遅れて申し訳ありませんでした!
少し更新頻度を上げていくつもりなので、時間があれば見ていって下さい!
これからも応援お願いします!
誰かコメント書いてくれー!(未だ一つ)
「ここが控え室か。」
木でできたドアを開けると、そこには鎧や剣などが並んであった。
「おー。」
使うことはないだろうし、使い古されているが、かなり良い物と見れる。
「でも鎧は動きにくいし剣は武器があるからいいや。」
と、そんなことを言ってたら面白いものを見つけた。
「これってまさか…」
僕が創造できなかった物。
理由は、僕がその物自体を明確に理解できていないから。
ちゃんと想像できないため、創れない。
「これ、使うか。」
僕は【それ】をマジックボックスに入れ、闘技場へと続くドアを開けた。
そこに、もうユニアはいた。
「随分と遅かったね。」
「別に遅くはないと思いますけどね。」
「さ、やろうか。」
「まぁそう急かさないでよ、ユニア。」
と、横から声が聞こえた。
「あ、審判はギルマスがするんですね。」
「えぇ。
じゃ、ギャラリーも待ってるし始めましょうか。」
そして諸々のルールを説明した後…
「始め!」
ギルマスの声が響き渡り、ギャラリーが沸いた。
「おー。
凄い歓声ですね。」
そんな悠長なことを言っていたら、ユニアが突っ込んできた。
「速い!?」
思った以上に速かったが、僕は振ってきた剣をマジックボックスから半分出した刀、【怨苑秋魏】で受け止めた。
その後ユニアは素早く後ろに引き、また構える。
少し反応が遅れていたらどこかが無くなっていたかもな…
「あれ、カタナじゃん。
初めて見た。」
「この世界ではかなり珍しい物ですからね。
僕もまだ使いこなせないんですよ。」
そう言って僕はバレないように相手の目の前の地面に魔法陣を描く。
「で、攻めてこないの?」
「ええ。
僕は別に戦いたくないのでね。」
実際、対人戦は苦手だ。
怪我をさせたくない、その思いが勝ってしまう。
「何甘えたこと言ってんの。」
またユニアは突っ込もうと踏み込んだ。
その瞬間、ユニアの手から剣が消えた。
「なっ!?」
でもユニアの体はもう空中。
僕の目の前まで来ていた。
「油断は禁物ですよ。」
僕は飛び、一度横向きに回転してから首を蹴った。
「がッ…!?」
闘技場の壁にぶつかり、砂埃が舞うが壁には傷一つついていない。
「アフェのお陰か。」
そう言いながらさっき見つけたアフェを見る。
あくびをしていて、とにかく眠そうだ。
「なにその魔法。」
「僕に聞かれてもですね。
自分で理解をするのも大切だと思いますけども。」
ちなみにさっきの魔法は怪盗(トリックスター)のスキルをトラップにしたもの。
「…ふーん。」
ユニアはそう言って懐からもう一つの武器、短剣を取り出した。
「あんな重い剣より、こっちの方が得意なんだよね。」
さっきのでも十分速かったが…
まだ速くなるのか…!?
「さて、そろそろ本気出そうかな。」
首をコキコキ鳴らしながらそう言ってきた。
「これまでは本気ではなかった…と。」
「あぁもちろん。
だって最初から本気だと君が潰れてしまうだろう?」
そんな舐めたことを言ってきた。
「そう簡単にはやられませんけどね。」
「ははっ、言うね。」
そう言ってユニアはその場で少しジャンプし、突っ込んできた。
いや、"多分"突っ込んできた。
なぜ"多分"かって?
分からないからだ。
目の前から消えただけで、本当にこっちに来ているかがわからない。
「ぐっ…」
必死に感知しようとするが、全く分からない。
あまりにも速すぎる。
「流石にこれなら追いつけないよね!」
そう言ってユニアは短剣で僕の左手の薬指と小指を切った。
切り落としはされなかったが、かなり深い。
「次はこっちだよ!」
次は左手の甲、その次は右手首。
どんどんと僕の体には切り傷ができていった。
「いっ…」
回復魔法は先程の攻撃中にユニアの魔道具によって無効化されたため、使えない。
「そろそろ倒れなよ!」
僕は後ろから思い切り蹴られた。
「がっ!?」
僕はとてつもなく速く吹き飛ばされ、魔法壁に頭からぶつかった。たさ
1そして…気絶した。
「やぁ、神崎 凪。」
俺の…名前?
「誰だお前…って、リィ!?」
「そうだ。
俺は君が僕が俺の体を乗っ取る前にいた。」
「で、ここは?」
「擬似的であり間違ってはいるが、リィと言う人間の体の中だ。」
なるほど。
「で、お前ボロボロだな。」
「生憎とまだリィの体に慣れてなくてな。」
「はっ、言い訳がすぎる。
そこを俺に代われ。」
そして"このリィ"が指を鳴らすと、位置が逆になった。
「なっ!?」
「じゃ、行ってくる。」
「はぁ!?」
僕はよくわからない椅子に座らされ、あいつは消えた。
「あ、一つ言い忘れてた。
代われと思えばいつでも代われる。
この勝負が終わったら代われ。」
「なんだそれ!」
その声は届いていたのか分からないが、返事はなかった。
「なんだあいつ…」
一つ分かったことは、僕の数倍、いや数十倍強いということ。
ただ得体の知れないやつだな…
「さて久々に帰ってきたな。」
このリィという人間の体は動きやすくて良い。
「あれ、まだ立てるんだ。」
「何言ってる小僧。
さっさと始めるぞ。」
やはり数年ぶりの戦闘は興奮するものだな。
「【生成】。」
俺は得意武器である薙刀を生成し、構える。
「さぁ来い。」
「なんか君、雰囲気変わったね。」
「そんなことどうでもいいだろう。
早く始めるとしよう。」
そう言うと小僧は突っ込んで来た。
「あいつはこれで速いとか言ってたのか?
ぬるいな。」
遅すぎてダイヤタートルに見える。
「なっ!?」
「これで本気なのか?
くだらん戦いになりそうだ。」
俺は薙刀を左手だけで振りかぶる。
「何をしてるの?
そこには何も…」
「何を言っている?
お前がここにくるんじゃないか。」
俺は指を鳴らした。
「は!?」
俺は薙刀を振るおうとした。
その瞬間。
(おいお前!
そこ代われ!)
俺の意識はこの身体から消えた。
「あっぶねー!」
俺…いや、今はもうリィだ。
神崎 凪ではない。
僕の手には薙刀があり、その刃はユニアに向けられていた。
「何腑抜けた顔してるんです?
まだ勝負は終わってないですよ!」
僕は薙刀の柄の部分でユニアの頭部を殴った。
「いっで!」
とんでもない速度で飛んでいった。
土埃が舞う。
数秒後にそれは消え、ユニアが見えた。
そのユニアは、地面に倒れていた。
「そこまで!
勝者、リィ・グラシ…」
「待てよ…」
ユニアはギルマスの声を遮った。
「まだ勝負は終わってないだろ!」
これまでのどの時より、熱い目をしていた。
「いいですね。
僕もまだ消化不良でした。
第2ラウンド…と行きましょうか!」
僕はそう叫んで薙刀を捨てる。
「ようやくこれを使える。」
僕はマジックボックスから、先程控え室で取った武器を取り出した。
「なんだそれ…?」
「ショットガン、または散弾銃と言います。
この世界で使えるのは数少ないでしょう。
その中の1人が、僕…
いや、俺だ。」
「一人称が…」
「そんなんどうでもいいじゃねぇか。
さっさと始めようぜ。」
「…まぁいいでしょう。
お喋りはここまでにして早くしましょうか。」
この瞬間、俺は本気を出すことにした。
「死なないでくれよ!」
初めて使う自分の本気。
何か被害を与えてしまわないだろうか。
と思ったが、俺はアフェを信じる。
「本気の前にまずは威嚇だ。」
俺はユニアに向かってショットガンを撃った。
「何それっ!?」
ユニアは咄嗟に避けたが、少し足に掠った。
「魔法矢(マジックアロー)よりも速いね。
しかも魔法じゃなくて完全物理…
単純な魔法壁じゃ対象の仕様がなさそうだ。」
そんなことを言っている隙に、俺は怨苑秋魏を腰に差した。
そして、静かに踏み込む。
「音切抜刀術【狼牙(ろうが)】。」
俺は本に書いてあった通り、十字架を描くように刀を振った。
だが、俺の振った刀は掠りもしなかった。
「君はまだまだ遅いね。」
そう言っているユニアは後ろに少し高く飛んでいた。
「油断してたら死ぬぜ?」
俺はユニアが浮いている間に、俺は納刀してまた構える。
「音切抜刀術【壊闍(えじゃ)】。」
俺は刀を虚空に向かって縦に振った。
「何してるの?
そこには何も…」
「確かに何もない。
ま、"今は"な。」
ユニアが着地した瞬間、描いていた魔法陣が発動した。
その時、ユニアは俺が刀を振っていた場所に来た。
「また移動系!?」
俺の刀はユニアの頭の上に来ている。
「これで終わりだ。」
俺の刀はユニアの頭に届いた。
「し…勝者、リィ・グラシアル!」
その声と観客の歓声が聞こえてきたが、それを無視し、俺はユニアに回復魔法をかけた。
「パーフェクトヒール。」
気絶してはいるものの、死んではいない。
むしろ体調は万全だろう。
「だ、大丈夫なの?
ユニアは。」
「パーフェクトヒールをかけたからな。
状態異常は気絶だけだ。
それ以外は万全だ。
さて、これで終わりだ。」
俺は控え室に向かって歩き出した。
「あ、起きたらユニアに伝えてくれ。」
俺は振り向き、こう言った。
「2度と喧嘩売んな。」
こう一言残し、俺は闘技場を後にした。
今回、いつもと比べて少し長文にしてみました。
元は5000文字を基準としていたため長かったですが、これ程長いのは久々でしょう。
と言うわけで更新遅れて申し訳ありませんでした!
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