42 / 72
第三章『二年後のリィ&リリーと領地問題の解決』
聞き込み
しおりを挟む
「お疲れ。」
闘技場を出た後、アフェから声をかけられた。
「うん。
それにしても凄いなアフェの魔法壁。」
先程ユニアという少年が喧嘩を売ってきて、勝ったところである。
その時に魔法壁を貼ってくれたのが、アフェだった。
「そんなことない。
あれぐらいならリィにもできる。」
「ほんとか?
また教えてくれよ。」
僕はそう言った。
「それにしても本当に道化師なのか?
あいつは。」
「うん。
戦闘では道化師と全く違う立ち回りをする。
けど本職はマジシャンのようなもの。」
なるほど…
「職業を戦闘に使わない選択もあるのか…」
「そういうこと。
というか、そろそろ聞き込みしたら?」
「あ、確かに。」
まぁ今回の戦闘で大まかな情報は得られた。
「まず今回の戦闘、賭けが行われてたな。」
「ん。
この街にある大規模な店とかの裏にいる人間がやってた。
多分あいつらが牛耳ってる。」
だよな…
「そういやこの街、町長とかいるのか?」
「ん。
でも町長は基本何もしない。
大体ギルマスがやってる。」
なるほど…
「んじゃ、ちょっと聞き込み行ってくる。」
僕はそう言って駆け足でスラムに向かった。
「気をつけて。」
アフェの言葉を背中で受け止めた。
「着いた。」
10分ほど走ってようやく着いた。
「あら、ここでは見ない顔ね。」
突如、大人っぽい女性の声が聞こえてきた。
「あ、どうも。
この街の統治を任されたリィです。」
「あらそうなの。
よろしくねぇ。」
この女性笑顔が絶えないけど完全に偽の笑顔だ。
裏がある笑顔をしてる。
「あら、私の顔に何か?」
「いえ、お綺麗な顔だなと思いまして。」
「あら口説こうとしてるの?
可愛いお坊ちゃんね。」
僕は苦笑いした。
「一つ聞きたいのですが、よろしいですか?」
「ええもちろん。」
そう言われたので僕は質問を投げかけた。
「この街、裏がありますよね?
特に、裏ギルド的な。」
そう言った瞬間、女性の笑顔が少し歪んだ。
「え、えぇ聞いたことはあるわね。
それがどうかしたの?」
「統治をするにあたって、邪魔な存在になるかな…と思いまして。」
「確かに邪魔にはなるかもね。」
「だから潰そうと思います。
どこかで尻尾を掴んで僕は徹底的に潰します。」
僕はそう言って、後ろを向いて歩いた。
「あ、貴女も覚悟しておいて下さい。」
僕は振り返ってそう言い、歩き始めた。
あの女の驚いた顔は少し面白い物があったな。
あの女、重要人物でなくても関係者ではあるだろう。
アフェの考察が正しければ、裏でギルドを動かしているやつがいるに違いない。
これからはあの女と関係性の高い奴らを当たってみよう。
僕はそう思ってアフェの方へ向かった。
闘技場を出た後、アフェから声をかけられた。
「うん。
それにしても凄いなアフェの魔法壁。」
先程ユニアという少年が喧嘩を売ってきて、勝ったところである。
その時に魔法壁を貼ってくれたのが、アフェだった。
「そんなことない。
あれぐらいならリィにもできる。」
「ほんとか?
また教えてくれよ。」
僕はそう言った。
「それにしても本当に道化師なのか?
あいつは。」
「うん。
戦闘では道化師と全く違う立ち回りをする。
けど本職はマジシャンのようなもの。」
なるほど…
「職業を戦闘に使わない選択もあるのか…」
「そういうこと。
というか、そろそろ聞き込みしたら?」
「あ、確かに。」
まぁ今回の戦闘で大まかな情報は得られた。
「まず今回の戦闘、賭けが行われてたな。」
「ん。
この街にある大規模な店とかの裏にいる人間がやってた。
多分あいつらが牛耳ってる。」
だよな…
「そういやこの街、町長とかいるのか?」
「ん。
でも町長は基本何もしない。
大体ギルマスがやってる。」
なるほど…
「んじゃ、ちょっと聞き込み行ってくる。」
僕はそう言って駆け足でスラムに向かった。
「気をつけて。」
アフェの言葉を背中で受け止めた。
「着いた。」
10分ほど走ってようやく着いた。
「あら、ここでは見ない顔ね。」
突如、大人っぽい女性の声が聞こえてきた。
「あ、どうも。
この街の統治を任されたリィです。」
「あらそうなの。
よろしくねぇ。」
この女性笑顔が絶えないけど完全に偽の笑顔だ。
裏がある笑顔をしてる。
「あら、私の顔に何か?」
「いえ、お綺麗な顔だなと思いまして。」
「あら口説こうとしてるの?
可愛いお坊ちゃんね。」
僕は苦笑いした。
「一つ聞きたいのですが、よろしいですか?」
「ええもちろん。」
そう言われたので僕は質問を投げかけた。
「この街、裏がありますよね?
特に、裏ギルド的な。」
そう言った瞬間、女性の笑顔が少し歪んだ。
「え、えぇ聞いたことはあるわね。
それがどうかしたの?」
「統治をするにあたって、邪魔な存在になるかな…と思いまして。」
「確かに邪魔にはなるかもね。」
「だから潰そうと思います。
どこかで尻尾を掴んで僕は徹底的に潰します。」
僕はそう言って、後ろを向いて歩いた。
「あ、貴女も覚悟しておいて下さい。」
僕は振り返ってそう言い、歩き始めた。
あの女の驚いた顔は少し面白い物があったな。
あの女、重要人物でなくても関係者ではあるだろう。
アフェの考察が正しければ、裏でギルドを動かしているやつがいるに違いない。
これからはあの女と関係性の高い奴らを当たってみよう。
僕はそう思ってアフェの方へ向かった。
16
あなたにおすすめの小説
異世界あるある 転生物語 たった一つのスキルで無双する!え?【土魔法】じゃなくって【土】スキル?
よっしぃ
ファンタジー
農民が土魔法を使って何が悪い?異世界あるある?前世の謎知識で無双する!
土砂 剛史(どしゃ つよし)24歳、独身。自宅のパソコンでネットをしていた所、突然轟音がしたと思うと窓が破壊され何かがぶつかってきた。
自宅付近で高所作業車が電線付近を作業中、トラックが高所作業車に突っ込み運悪く剛史の部屋に高所作業車のアームの先端がぶつかり、そのまま窓から剛史に一直線。
『あ、やべ!』
そして・・・・
【あれ?ここは何処だ?】
気が付けば真っ白な世界。
気を失ったのか?だがなんか聞こえた気がしたんだが何だったんだ?
・・・・
・・・
・・
・
【ふう・・・・何とか間に合ったか。たった一つのスキルか・・・・しかもあ奴の元の名からすれば土関連になりそうじゃが。済まぬが異世界あるあるのチートはない。】
こうして剛史は新た生を異世界で受けた。
そして何も思い出す事なく10歳に。
そしてこの世界は10歳でスキルを確認する。
スキルによって一生が決まるからだ。
最低1、最高でも10。平均すると概ね5。
そんな中剛史はたった1しかスキルがなかった。
しかも土木魔法と揶揄される【土魔法】のみ、と思い込んでいたが【土魔法】ですらない【土】スキルと言う謎スキルだった。
そんな中頑張って開拓を手伝っていたらどうやら領主の意に添わなかったようで
ゴウツク領主によって領地を追放されてしまう。
追放先でも土魔法は土木魔法とバカにされる。
だがここで剛史は前世の記憶を徐々に取り戻す。
『土魔法を土木魔法ってバカにすんなよ?異世界あるあるな前世の謎知識で無双する!』
不屈の精神で土魔法を極めていく剛史。
そしてそんな剛史に同じような境遇の人々が集い、やがて大きなうねりとなってこの世界を席巻していく。
その中には同じく一つスキルしか得られず、公爵家や侯爵家を追放された令嬢も。
前世の記憶を活用しつつ、やがて土木魔法と揶揄されていた土魔法を世界一のスキルに押し上げていく。
但し剛史のスキルは【土魔法】ですらない【土】スキル。
転生時にチートはなかったと思われたが、努力の末にチートと言われるほどスキルを活用していく事になる。
これは所持スキルの少なさから世間から見放された人々が集い、ギルド『ワンチャンス』を結成、努力の末に世界一と言われる事となる物語・・・・だよな?
何故か追放された公爵令嬢や他の貴族の令嬢が集まってくるんだが?
俺は農家の4男だぞ?
異世界に転生したけど、頭打って記憶が・・・え?これってチート?
よっしぃ
ファンタジー
よう!俺の名はルドメロ・ララインサルって言うんだぜ!
こう見えて高名な冒険者・・・・・になりたいんだが、何故か何やっても俺様の思うようにはいかないんだ!
これもみんな小さい時に頭打って、記憶を無くしちまったからだぜ、きっと・・・・
どうやら俺は、転生?って言うので、神によって異世界に送られてきたらしいんだが、俺様にはその記憶がねえんだ。
周りの奴に聞くと、俺と一緒にやってきた連中もいるって話だし、スキルやらステータスたら、アイテムやら、色んなものをポイントと交換して、15の時にその、特別なポイントを取得し、冒険者として成功してるらしい。ポイントって何だ?
俺もあるのか?取得の仕方がわかんねえから、何にもないぜ?あ、そう言えば、消えないナイフとか持ってるが、あれがそうなのか?おい、記憶をなくす前の俺、何取得してたんだ?
それに、俺様いつの間にかペット(フェンリルとドラゴン)2匹がいるんだぜ!
よく分からんが何時の間にやら婚約者ができたんだよな・・・・
え?俺様チート持ちだって?チートって何だ?
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
話を進めるうちに、少し内容を変えさせて頂きました。
根暗男が異世界転生してTS美少女になったら幸せになれますか?
みずがめ
ファンタジー
自身の暗い性格をコンプレックスに思っていた男が死んで異世界転生してしまう。
転生した先では性別が変わってしまい、いわゆるTS転生を果たして生活することとなった。
せっかく異世界ファンタジーで魔法の才能に溢れた美少女になったのだ。元男は前世では掴めなかった幸せのために奮闘するのであった。
これは前世での後悔を引きずりながらもがんばっていく、TS少女の物語である。
※この作品は他サイトにも掲載しています。
異世界に転生!? だけどお気楽に暮らします。
辰巳 蓮
ファンタジー
「転生して好きに暮らしてください。ただ、不便なところをちょっとだけ、改善していってください」
とゆうことで、多少の便宜を図ってもらった「ナッキート」が転生したのは、剣と魔法の世界でした。
すいません。年表書いてたら分かりにくいところがあったので、ちょっと加えたところがあります。
ガチャと異世界転生 システムの欠陥を偶然発見し成り上がる!
よっしぃ
ファンタジー
偶然神のガチャシステムに欠陥がある事を発見したノーマルアイテムハンター(最底辺の冒険者)ランナル・エクヴァル・元日本人の転生者。
獲得したノーマルアイテムの売却時に、偶然発見したシステムの欠陥でとんでもない事になり、神に報告をするも再現できず否定され、しかも神が公認でそんな事が本当にあれば不正扱いしないからドンドンしていいと言われ、不正もとい欠陥を利用し最高ランクの装備を取得し成り上がり、無双するお話。
俺は西塔 徳仁(さいとう のりひと)、もうすぐ50過ぎのおっさんだ。
単身赴任で家族と離れ遠くで暮らしている。遠すぎて年に数回しか帰省できない。
ぶっちゃけ時間があるからと、ブラウザゲームをやっていたりする。
大抵ガチャがあるんだよな。
幾つかのゲームをしていたら、そのうちの一つのゲームで何やらハズレガチャを上位のアイテムにアップグレードしてくれるイベントがあって、それぞれ1から5までのランクがあり、それを15本投入すれば一度だけ例えばSRだったらSSRのアイテムに変えてくれるという有り難いイベントがあったっけ。
だが俺は運がなかった。
ゲームの話ではないぞ?
現実で、だ。
疲れて帰ってきた俺は体調が悪く、何とか自身が住んでいる社宅に到着したのだが・・・・俺は倒れたらしい。
そのまま救急搬送されたが、恐らく脳梗塞。
そのまま帰らぬ人となったようだ。
で、気が付けば俺は全く知らない場所にいた。
どうやら異世界だ。
魔物が闊歩する世界。魔法がある世界らしく、15歳になれば男は皆武器を手に魔物と祟罠くてはならないらしい。
しかも戦うにあたり、武器や防具は何故かガチャで手に入れるようだ。なんじゃそりゃ。
10歳の頃から生まれ育った村で魔物と戦う術や解体方法を身に着けたが、15になると村を出て、大きな街に向かった。
そこでダンジョンを知り、同じような境遇の面々とチームを組んでダンジョンで活動する。
5年、底辺から抜け出せないまま過ごしてしまった。
残念ながら日本の知識は持ち合わせていたが役に立たなかった。
そんなある日、変化がやってきた。
疲れていた俺は普段しない事をしてしまったのだ。
その結果、俺は信じられない出来事に遭遇、その後神との恐ろしい交渉を行い、最底辺の生活から脱出し、成り上がってく。
異世界転生した俺は、産まれながらに最強だった。
桜花龍炎舞
ファンタジー
主人公ミツルはある日、不慮の事故にあい死んでしまった。
だが目がさめると見知らぬ美形の男と見知らぬ美女が目の前にいて、ミツル自身の身体も見知らぬ美形の子供に変わっていた。
そして更に、恐らく転生したであろうこの場所は剣や魔法が行き交うゲームの世界とも思える異世界だったのである。
異世界転生 × 最強 × ギャグ × 仲間。
チートすぎる俺が、神様より自由に世界をぶっ壊す!?
“真面目な展開ゼロ”の爽快異世界バカ旅、始動!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる