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第4話 最強のSランクスキル?
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「清々しい朝だ……」
しばらく高熱にうなされていたが、気合いで治した。
前世で命を削る戦い(※絶食→エナジードリンクがぶ飲み→徹夜でゲーム→気絶)を繰り返していた俺にとって、この程度のことは造作もない。
まあ、実際はニナがやけに甲斐甲斐しく看病してくれたおかげだがな。
ありがとうメイドさん!
――それから数日後。
「どうかお願いします、お父様」
すっかり元気になった俺は書斎に突撃し、久々に帰ってきたお父様――グレアム・ディンロードに頭を下げていた。
「僕に魔術の家庭教師を付けてください。強くなりたいんです」
この世界には魔術が存在している。原作がよくある剣と魔法のファンタジー! なRPGなのだから当然だ。
しかし、魔術をどうやって発動させるのかが全く分からない。一応、魔道書的なものをいくつか読んでみたのだが、さっぱりだ。ゲームの記憶を頼りに詠唱もしてみたが、何も起こらなかったので恥ずかしい気持ちになって終わった。八方塞がりである。
やはりここは最強のSランクスキル『親の七光り』を使って、優秀な人間の手解きを受けた方が良いだろう。
「………………」
椅子に座って書類にペンを走らせていたお父様は、少しだけ顔を上げて俺の目を睨みつける。
「……………………」
「……………………」
流石、顔だけは良いド畜生ことアランの父親なだけあってかなりの美形だな。何か喋れよ。
「あの、お父様……」
そのお口はお飾りなのですか? 無口なRPGの主人公だって、「はい」か「いいえ」くらいは言いますよ? もしもーし?
「……………………」
「……………………」
久しぶりに二人きりになった親子の、仲睦まじいやり取りがしばらくの間続いた後、お父様は言った。
「……好きにしろ」
「ええと、それはつまり……」
「手配はしておく」
「あ、ありがとうございます!」
嫌われているから無視されているのかと思ったが、どうやらそういうわけではないらしい。よく分からないお父様だぜ。そんなんだからアランの人格が余計に歪んでしまったんだろうな!
もっとも、放任主義でいてくれた方が色々と動きやすいので有難いが。
*
――そしてさらに数日後、仕事で再び屋敷を出て行ったお父様と入れ替わるようにして、家庭教師がやってきた。
ニナに呼ばれて応接間へと向かうと、豪華なソファーに見覚えのあるキャラが二人も座っている。
「こんにちは。……うふふ、あなたが噂のアランちゃんね」
一人は魔女のような格好をしているウェーブがかった紫髪の女性で、とんがり帽子と胸元が露出した派手なローブを身に纏っている。
「ほう、あの朴念仁の倅にしては礼儀正しいな。それに良い目をしている。……きっとエリザに似たんだろう」
もう一人はいわゆる女騎士のような格好をした真っ直ぐな赤髪の女性で、装飾が施された胸当てと丈の短いドレスを着込んでいる。
「アラン・ディンロードです。よろしくお願いします」
俺は二人に向けて挨拶をし、深々と頭を下げた。
「アタシはメリア。あなたに魔術を教える為に雇われた先生よ。よろしくねー」
「……私の名前はダリアだ。剣術については私が担当する。よろしく」
メリア・フォルテルとダリア・フォルテル。名前以外はあまり似ていないが一応は姉妹だ。確か、メリア先生が姉でダリア先生が妹である。
二人はストーリー終盤、黒幕である俺の策略によって仲間と離れ離れになってしまった主人公の前に現れる、お助けお姉さんキャラだ。
短い期間しか仲間にならないが、戦闘では主人公の活躍を奪うくらい強かったことを記憶しているので、教えを乞う相手としてはこれ以上ない逸材であるといえる。
お父様の人脈すげー。今の俺、ピッカピカに七光りしてる!
……だがそれにしても、俺が頼んだのは魔術の家庭教師だけだったのに。まさか剣術まで教わることになるとはな。
張り切りすぎだろお父様……。あんなに素っ気ない感じだったのに。まさか、口下手で不器用なだけで愛はあるタイプなのか……? 面倒くさいぞ、そういうの。
俺がそんなことを思っていると、メリア先生が言った。
「それじゃあまずは……簡単な面談をするから、アランちゃんもソファーに座ってちょうだい」
「…………? はい」
その指示に従い、二人の向かいにあるソファーへと座る俺。なんだか緊張するなこういうの。
「ええと、何を話せば良いのでしょうか?」
俺は二人の目を交互に見ながら問いかける。
「もう、座る場所はそっちじゃないでしょう?」
「えっ?」
「あまり緊張するな。まずは親睦を深めよう」
「はい?」
するとその時突然、メリア先生とダリア先生は立ち上がり、俺の両脇へ移動してきた。
「えっ」
一瞬にして逃げ道を塞がれ、困惑する俺。甘い匂いがして頭がくらくらする。
「ねぇ、アランちゃんはどっちの授業を最初に受けてみたい?」
次の瞬間、メリア先生が俺の耳元で囁いてきた。
「おい、あんまりアラン君を困らせるんじゃないぞ。……だが、もちろん私の授業を最初に受けたいだろう?」
今度はダリア先生が言いながら、俺の肩にガッシリとした腕を回してくる。
「あの……」
そういえば、メリアとダリアは事あるごとに張り合おうとするキャラだったな。二人に挟まれた原作の主人公も、色々と不憫な目にあわされていてかわいそうだった。
「うふふ。ねぇねぇ、どっちがいいの?」
「アラン君、決めるのはキミだ」
「アランちゃんも、やっぱり優しいお姉さんの方が好みよね?」
「さあ、遠慮せずに選んでくれ。私はキミの意思を尊重する!」
何がとは言わないが、ムチムチかムキムキの二択か……。
「ええと、あの、僕は……」
「うん、何か言ったかしら?」
「怖がらなくていいぞ」
そう言って、さらに体をくっ付けてくる二人。
「うぐ…………」
非常にまずい。この身体に転生してからはあまりそういう感情が湧かなかったのだが、このままだと痴女二人のせいでアランの内に秘めたるアランが目覚めてしまう……!
危機的な状況に陥ったその時。
「こほんっ!」
応接間の入口に控えていたニナが咳払いをした。
メリア先生とダリア先生は、ハッとした様子で素早く立ち上がり、向かい側のソファーへと戻る。
「……さてと、真面目にやりましょう」
「……す、すまないアラン君。今のことは忘れてくれ」
「は、はい」
どうやら俺の純潔は守られたようだ。ありがとうニナ。
そして、お父様はもっと息子の気持ちを考えて健全な家庭教師を選ぶべきだと思う。
応接間に飾られた今は亡きお母様の肖像画が、笑顔のままメリア先生とダリア先生を睨みつけているような気がした。
しばらく高熱にうなされていたが、気合いで治した。
前世で命を削る戦い(※絶食→エナジードリンクがぶ飲み→徹夜でゲーム→気絶)を繰り返していた俺にとって、この程度のことは造作もない。
まあ、実際はニナがやけに甲斐甲斐しく看病してくれたおかげだがな。
ありがとうメイドさん!
――それから数日後。
「どうかお願いします、お父様」
すっかり元気になった俺は書斎に突撃し、久々に帰ってきたお父様――グレアム・ディンロードに頭を下げていた。
「僕に魔術の家庭教師を付けてください。強くなりたいんです」
この世界には魔術が存在している。原作がよくある剣と魔法のファンタジー! なRPGなのだから当然だ。
しかし、魔術をどうやって発動させるのかが全く分からない。一応、魔道書的なものをいくつか読んでみたのだが、さっぱりだ。ゲームの記憶を頼りに詠唱もしてみたが、何も起こらなかったので恥ずかしい気持ちになって終わった。八方塞がりである。
やはりここは最強のSランクスキル『親の七光り』を使って、優秀な人間の手解きを受けた方が良いだろう。
「………………」
椅子に座って書類にペンを走らせていたお父様は、少しだけ顔を上げて俺の目を睨みつける。
「……………………」
「……………………」
流石、顔だけは良いド畜生ことアランの父親なだけあってかなりの美形だな。何か喋れよ。
「あの、お父様……」
そのお口はお飾りなのですか? 無口なRPGの主人公だって、「はい」か「いいえ」くらいは言いますよ? もしもーし?
「……………………」
「……………………」
久しぶりに二人きりになった親子の、仲睦まじいやり取りがしばらくの間続いた後、お父様は言った。
「……好きにしろ」
「ええと、それはつまり……」
「手配はしておく」
「あ、ありがとうございます!」
嫌われているから無視されているのかと思ったが、どうやらそういうわけではないらしい。よく分からないお父様だぜ。そんなんだからアランの人格が余計に歪んでしまったんだろうな!
もっとも、放任主義でいてくれた方が色々と動きやすいので有難いが。
*
――そしてさらに数日後、仕事で再び屋敷を出て行ったお父様と入れ替わるようにして、家庭教師がやってきた。
ニナに呼ばれて応接間へと向かうと、豪華なソファーに見覚えのあるキャラが二人も座っている。
「こんにちは。……うふふ、あなたが噂のアランちゃんね」
一人は魔女のような格好をしているウェーブがかった紫髪の女性で、とんがり帽子と胸元が露出した派手なローブを身に纏っている。
「ほう、あの朴念仁の倅にしては礼儀正しいな。それに良い目をしている。……きっとエリザに似たんだろう」
もう一人はいわゆる女騎士のような格好をした真っ直ぐな赤髪の女性で、装飾が施された胸当てと丈の短いドレスを着込んでいる。
「アラン・ディンロードです。よろしくお願いします」
俺は二人に向けて挨拶をし、深々と頭を下げた。
「アタシはメリア。あなたに魔術を教える為に雇われた先生よ。よろしくねー」
「……私の名前はダリアだ。剣術については私が担当する。よろしく」
メリア・フォルテルとダリア・フォルテル。名前以外はあまり似ていないが一応は姉妹だ。確か、メリア先生が姉でダリア先生が妹である。
二人はストーリー終盤、黒幕である俺の策略によって仲間と離れ離れになってしまった主人公の前に現れる、お助けお姉さんキャラだ。
短い期間しか仲間にならないが、戦闘では主人公の活躍を奪うくらい強かったことを記憶しているので、教えを乞う相手としてはこれ以上ない逸材であるといえる。
お父様の人脈すげー。今の俺、ピッカピカに七光りしてる!
……だがそれにしても、俺が頼んだのは魔術の家庭教師だけだったのに。まさか剣術まで教わることになるとはな。
張り切りすぎだろお父様……。あんなに素っ気ない感じだったのに。まさか、口下手で不器用なだけで愛はあるタイプなのか……? 面倒くさいぞ、そういうの。
俺がそんなことを思っていると、メリア先生が言った。
「それじゃあまずは……簡単な面談をするから、アランちゃんもソファーに座ってちょうだい」
「…………? はい」
その指示に従い、二人の向かいにあるソファーへと座る俺。なんだか緊張するなこういうの。
「ええと、何を話せば良いのでしょうか?」
俺は二人の目を交互に見ながら問いかける。
「もう、座る場所はそっちじゃないでしょう?」
「えっ?」
「あまり緊張するな。まずは親睦を深めよう」
「はい?」
するとその時突然、メリア先生とダリア先生は立ち上がり、俺の両脇へ移動してきた。
「えっ」
一瞬にして逃げ道を塞がれ、困惑する俺。甘い匂いがして頭がくらくらする。
「ねぇ、アランちゃんはどっちの授業を最初に受けてみたい?」
次の瞬間、メリア先生が俺の耳元で囁いてきた。
「おい、あんまりアラン君を困らせるんじゃないぞ。……だが、もちろん私の授業を最初に受けたいだろう?」
今度はダリア先生が言いながら、俺の肩にガッシリとした腕を回してくる。
「あの……」
そういえば、メリアとダリアは事あるごとに張り合おうとするキャラだったな。二人に挟まれた原作の主人公も、色々と不憫な目にあわされていてかわいそうだった。
「うふふ。ねぇねぇ、どっちがいいの?」
「アラン君、決めるのはキミだ」
「アランちゃんも、やっぱり優しいお姉さんの方が好みよね?」
「さあ、遠慮せずに選んでくれ。私はキミの意思を尊重する!」
何がとは言わないが、ムチムチかムキムキの二択か……。
「ええと、あの、僕は……」
「うん、何か言ったかしら?」
「怖がらなくていいぞ」
そう言って、さらに体をくっ付けてくる二人。
「うぐ…………」
非常にまずい。この身体に転生してからはあまりそういう感情が湧かなかったのだが、このままだと痴女二人のせいでアランの内に秘めたるアランが目覚めてしまう……!
危機的な状況に陥ったその時。
「こほんっ!」
応接間の入口に控えていたニナが咳払いをした。
メリア先生とダリア先生は、ハッとした様子で素早く立ち上がり、向かい側のソファーへと戻る。
「……さてと、真面目にやりましょう」
「……す、すまないアラン君。今のことは忘れてくれ」
「は、はい」
どうやら俺の純潔は守られたようだ。ありがとうニナ。
そして、お父様はもっと息子の気持ちを考えて健全な家庭教師を選ぶべきだと思う。
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