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おまけSS:身ぐるみはがされるまで
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前話で省略した前の夜の脱ぎポーカーの様子
※前話(第16話:身ぐるみはがされた話)からお楽しみください
****
「はい、また私の勝ちね」
すみれがもう面倒くさそうにカードを見せる。「うぅ~……」
ユキヤは悔しそうな声を上げる。
この日、すみれのマンションで二人はまたもポーカーで勝負をしているが、
例によってすみれが全勝していた。
「もうひと勝負!」とユキヤが言い出すが、すみれはもうんざりしていた。
「だって何度やっても同じでしょ?」
実際のところ、ユキヤはこれまですみれに勝てたためしがない。
もっともそれがユキヤをムキにさせているわけだが。
「今度は負けないからな!今日こそは俺が勝つんだ!」
「えー・・・もう飽きた」とあきらかにすみれは嫌そうな顔をする。
それでも諦めきれないのかユキヤが食い下がる。
(このまま勝ち逃げされてたまるか・・・!)
「わかった!じゃあ負けた方が服を1枚づつ脱いでいくってのはどうだ?」
・・・とんでもないことをユキヤが言い出した。
「ふぅん・・・」とちょっとここですみれの表情が変わる。(よし乗ってきたか?)
「ほんとうに脱がなきゃダメなの?」
「ああそうだ。ルールだからな」「・・・いいよ。やろうか」
こうして二人の勝負が始まる。
勝負が始まって10分後。
早速ユキヤが1敗を喫していた。
「ま、まぁジャケの1枚とか想定の範囲内だし」と脱ぎ捨てる。
続いて2戦目を始める二人だったが・・・
開始から5分で早くもユキヤの敗北が決まった。
2連敗である。
「まぁ俺男だから、別に上半身裸でも平気だし・・・」とインナーを脱ぐ。
まだ少し強がる余裕があるようだ。
更に5分後。
「これはベルトでいいよ・・・ね?」
とベルトに手をかける。そろそろ表情に余裕がなくなってくる。
(まだだ・・・要は勝てればいいんだ!次こそは!)
さらに10分後。
「ほらやっぱり同じじゃない。これで4回連続私の勝ちね」とすみれはカードを見せた。
「くっ・・・!」
ユキヤは歯噛みする。「く、靴下を片方・・・」
「あれ?急に脱ぎ方がセコくなったね?」
「いやいや!これは仕方ないんだよ!だってゲームなんだからさ」
と慌てて取り繕う。
※これ以降は展開が同じなので割愛。
そして・・・
「・・・・・・・・・・・。」
「私さ、アクセ類とかヘアゴムとか、
どんどん手放すものがスケールダウンするの許容したよね?
流石に最後にヘアゴムだけ渡されたときは『なんだこれ?!』と思ったけど。」
「・・・・・。」「いやだからなんで黙ってるの?」「はい・・・すみません」
ユキヤはついに下着一枚になっていた。しかしそれも没収が決まっている。
すみれは腕を組み、呆れ顔でユキヤを見下ろしている。
ユキヤはそんな中、パンツを脱いで渡す。
ヘアゴムも取られているので、普段は上の方でまとめている長めの髪が
肩付近まで下りている。
「それで?パンツまで没収されちゃったけど、次はどうするのかな?」
「あの・・・お手柔らかにお願いします」
「ん~?何を?」
「えっと・・・その・・・」
「はっきり言ってくれないとわからないな~?」
「・・・なんでもないです」
「もう私の勝ちでいいよね?」
「うぅ・・・」
勝負から一時間が経過しようとしていた。
既にユキヤは全裸で、すみれの前で正座させられている。
「もう脱ぐものないし、いっそ首輪でもつける?」
とすみれは言う。「いやそれはちょっと・・・」とユキヤは弱々しく拒否する。
「じゃあもう諦めたら?」「そうですね・・・」
とユキヤは観念して目を伏せる。そして首輪を甘んじて受け入れた・・・。
前話へとつづく
※前話(第16話:身ぐるみはがされた話)からお楽しみください
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「はい、また私の勝ちね」
すみれがもう面倒くさそうにカードを見せる。「うぅ~……」
ユキヤは悔しそうな声を上げる。
この日、すみれのマンションで二人はまたもポーカーで勝負をしているが、
例によってすみれが全勝していた。
「もうひと勝負!」とユキヤが言い出すが、すみれはもうんざりしていた。
「だって何度やっても同じでしょ?」
実際のところ、ユキヤはこれまですみれに勝てたためしがない。
もっともそれがユキヤをムキにさせているわけだが。
「今度は負けないからな!今日こそは俺が勝つんだ!」
「えー・・・もう飽きた」とあきらかにすみれは嫌そうな顔をする。
それでも諦めきれないのかユキヤが食い下がる。
(このまま勝ち逃げされてたまるか・・・!)
「わかった!じゃあ負けた方が服を1枚づつ脱いでいくってのはどうだ?」
・・・とんでもないことをユキヤが言い出した。
「ふぅん・・・」とちょっとここですみれの表情が変わる。(よし乗ってきたか?)
「ほんとうに脱がなきゃダメなの?」
「ああそうだ。ルールだからな」「・・・いいよ。やろうか」
こうして二人の勝負が始まる。
勝負が始まって10分後。
早速ユキヤが1敗を喫していた。
「ま、まぁジャケの1枚とか想定の範囲内だし」と脱ぎ捨てる。
続いて2戦目を始める二人だったが・・・
開始から5分で早くもユキヤの敗北が決まった。
2連敗である。
「まぁ俺男だから、別に上半身裸でも平気だし・・・」とインナーを脱ぐ。
まだ少し強がる余裕があるようだ。
更に5分後。
「これはベルトでいいよ・・・ね?」
とベルトに手をかける。そろそろ表情に余裕がなくなってくる。
(まだだ・・・要は勝てればいいんだ!次こそは!)
さらに10分後。
「ほらやっぱり同じじゃない。これで4回連続私の勝ちね」とすみれはカードを見せた。
「くっ・・・!」
ユキヤは歯噛みする。「く、靴下を片方・・・」
「あれ?急に脱ぎ方がセコくなったね?」
「いやいや!これは仕方ないんだよ!だってゲームなんだからさ」
と慌てて取り繕う。
※これ以降は展開が同じなので割愛。
そして・・・
「・・・・・・・・・・・。」
「私さ、アクセ類とかヘアゴムとか、
どんどん手放すものがスケールダウンするの許容したよね?
流石に最後にヘアゴムだけ渡されたときは『なんだこれ?!』と思ったけど。」
「・・・・・。」「いやだからなんで黙ってるの?」「はい・・・すみません」
ユキヤはついに下着一枚になっていた。しかしそれも没収が決まっている。
すみれは腕を組み、呆れ顔でユキヤを見下ろしている。
ユキヤはそんな中、パンツを脱いで渡す。
ヘアゴムも取られているので、普段は上の方でまとめている長めの髪が
肩付近まで下りている。
「それで?パンツまで没収されちゃったけど、次はどうするのかな?」
「あの・・・お手柔らかにお願いします」
「ん~?何を?」
「えっと・・・その・・・」
「はっきり言ってくれないとわからないな~?」
「・・・なんでもないです」
「もう私の勝ちでいいよね?」
「うぅ・・・」
勝負から一時間が経過しようとしていた。
既にユキヤは全裸で、すみれの前で正座させられている。
「もう脱ぐものないし、いっそ首輪でもつける?」
とすみれは言う。「いやそれはちょっと・・・」とユキヤは弱々しく拒否する。
「じゃあもう諦めたら?」「そうですね・・・」
とユキヤは観念して目を伏せる。そして首輪を甘んじて受け入れた・・・。
前話へとつづく
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