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第31話 ラッキーマン
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「どう考えても幸運が続いたわけじゃあねえよな」
「そらそうだよ。俺は1階限定だけど、数年間ずっと宝箱を開け続けていたんだよ」
「罠が無かったこと自体はあるんだよな?」
「あるにはある。2連続罠無しはあったかもしれないけど、3連続罠無しはこれまで一度も無い」
お互いに分かっていて確認という感じの応酬となった。
明らかにおかしい。ギリアンだけじゃなく未だマーモと遊んでいるカティナも何もしていないのだという。
当たり前だけど、俺が何かをしたってわけでもないぞ。そもそも、俺は罠が解除できないのだから。
「んでだ。誰かが何かやってんだろ、というわけだ」
「誰かっても、誰もいないんだよな」
「いるじゃねえか」
「俺? いや、えええ、こいつ?」
「こいつじゃないよ。マーモ(という名前だよ)」
もぐもぐ中で声が出せないマーモの言葉をカティナが代弁する。
マーモの固有スキルは空間魔法のような箱を出す能力だろ。
じーっと彼を見るが二本目のにんじんにご執心でこちらを見ようともしない。
「俄かには信じられないけど、マーモと一緒だと罠が無しになる……?」
「じゃあないかと思ってる」
「マーモ、すごい」
マーモを褒めたたえたカティナが彼の両脇の下に手をやり持ち上げる。
一方のマーモはふてぶてしい顔でしゃりしゃりしたままだ。
こいついつまで食べるんだろ。そのニンジン終わったら終わりにしてやる。
彼が食べ終わるやむんずと掴み、リアナの方へ向き直った。
「急いでいる中すまん、今日一日は俺一人で行ってみたい」
「そうしていただけるとありがたいです。宝箱を無視して進むならクラウディオさんがいなくとも、昨日と同じかそれ以上進むことができますので」
「助かる」
「助かっているのは私たち、いえ、私です。クラウディオさんがこれほど親身になってくださることに申し訳なさと共に多大なる感謝をしております」
「まあ、暇だからさ。それに今は俺の問題にもなっているわけだし」
親指を立て、なんてことないさ、とはにかむ。
「俺の問題」と捉えているのは本心だ。公爵が王になり謎の人間至上主義を持ち出されたら俺の生活にも支障が出る。
だからといって、親身になって協力しているつもりはなかった。
ソロで試してみたいのは純粋な好奇心からだし、ついでに「解呪の書」が手に入ったら入ったでラッキーってことで。
何かしら目標があった方がただただ進むより楽しいだろ?
「んじゃ、さっそく行ってくる。また夜に」
「私たちも出ましょう」
「んだな、騎士様たちは今日からだ」
「マーモ、また後でね」
リアナたちも出るようだ。マーモと同じくカティナもブレないなあ、と苦笑しつつザ・ワンへ向かう。
さて、入口だぞというところで見知った二人に呼び止められた。
そういや昨日もチラリと目の端に彼女らの姿が映っていた気が……。
「今日はソロなのでござるか?」
「うん、ちょっと試してみたいことがあってさ」
見知った二人とは小刀を使うカエデと彼女のパートナーのヌタだった。
俺に何か伝えたいことがあって昨日も待っていてくれたとしたら申し訳ないなあ。
「クラウディオ殿、ご一緒しても?」
「俺は別に構わないけど、カエデの修行にならないような」
「そのようなことはござらぬ! ヌタもマーモと同伴したいと」
ズズイとヌタの背中を押すカエデ。
押し出されたヌタはマーモに向け両手を小さく左右に振る。
「マーモ、一緒に行くぽん」
『箱を開けるモ』
「箱はいくらなんでも早いだろ!」
まだ入場さえしてねえぞ。さっきまでニンジンを食べていただろうに。
戦慄するわこんなん。こいつの異名「戦慄」は食欲に起因するに違いない。
フライング「箱を開けるモ」はスルーしてカエデたちと一緒にダンジョンへ行くことになった。
◇◇◇
「あー、そうだ、今日は一つ試したいことがあってさ」
「今でも高みにいるクラウディオ殿が更なる高みに? 興奮が止まらないでござるよ」
「いや、鍛える方向じゃあなくて、宝箱を開けてみようと思って」
「なんと、罠外しまで熟達されていたとは!」
そういうわけじゃあないんだけどさ、と苦笑しつつカエデに罠が無い事象のことを説明する。
説明を聞いた彼女は「きっとマーモの力でござる」と確信していた。
確信した理由は不明。
「マーモ、すごい力を持ってるぽん」
『早く箱を開けたいからモ。クラウディオはただでさえ遅いモ』
好き勝手言いやがって。しかし、聞き逃さなかったぞ。
「早く箱を開けたいから」ってな。彼の言葉を信じるとすると食欲が発動の原動力か何かか?
ここはそうだな、話が通じやすい方に聞こう。
「ヌタ、パートナーは罠を無効化する力とか持っているの?」
「ヌタは他の子の力はよくわからないぽん。だけど、だいたい二つくらいは何か持っているぽん」
「ええと、ヌタの場合は状態異常を癒す魔法を持っているんだよな。近接戦闘ができるのは特にスキルとかじゃないだろうし」
「魔法と変身だぽん」
なるほど。忘れがちだけど、ヌタは人型に変身できるのだった。ダメージを受けると本来のタヌキ型になって、しばらく人型になることができなくなるんだっけ。
んー、本人に聞かなきゃ分からんか。
「マーモ、箱を開ける力を持ってるの?」
『箱を開けるのはオマエだモ』
「そっちじゃあなくてだな。宝箱とか小部屋に罠が無いんだ」
『そんなことかモ。余計なものがあると箱開けタイムが遅くなるモ』
「罠が無いのはマーモの力なの?」
『そうモ。「幸運」だモ』
「幸運を発動すると罠がかかっていない低確率を連続で引き当てる、みたいな感じか」
『そんなところモ』
なんかすげえ力を持っていた! 何で教えてくれないんだよ、と突っ込んだら「聞かれてないモ」と憎たらしく言い返されるのが落ちだから黙っておこう。
罠が無いことはマーモの力だとハッキリしたわけだが、とんでも能力を発動し続けて大丈夫なんだろうか。
これまで大丈夫だったから問題ないと思うけど、幸運という能力を聞いた限りは聞いとかなきゃな。
「そらそうだよ。俺は1階限定だけど、数年間ずっと宝箱を開け続けていたんだよ」
「罠が無かったこと自体はあるんだよな?」
「あるにはある。2連続罠無しはあったかもしれないけど、3連続罠無しはこれまで一度も無い」
お互いに分かっていて確認という感じの応酬となった。
明らかにおかしい。ギリアンだけじゃなく未だマーモと遊んでいるカティナも何もしていないのだという。
当たり前だけど、俺が何かをしたってわけでもないぞ。そもそも、俺は罠が解除できないのだから。
「んでだ。誰かが何かやってんだろ、というわけだ」
「誰かっても、誰もいないんだよな」
「いるじゃねえか」
「俺? いや、えええ、こいつ?」
「こいつじゃないよ。マーモ(という名前だよ)」
もぐもぐ中で声が出せないマーモの言葉をカティナが代弁する。
マーモの固有スキルは空間魔法のような箱を出す能力だろ。
じーっと彼を見るが二本目のにんじんにご執心でこちらを見ようともしない。
「俄かには信じられないけど、マーモと一緒だと罠が無しになる……?」
「じゃあないかと思ってる」
「マーモ、すごい」
マーモを褒めたたえたカティナが彼の両脇の下に手をやり持ち上げる。
一方のマーモはふてぶてしい顔でしゃりしゃりしたままだ。
こいついつまで食べるんだろ。そのニンジン終わったら終わりにしてやる。
彼が食べ終わるやむんずと掴み、リアナの方へ向き直った。
「急いでいる中すまん、今日一日は俺一人で行ってみたい」
「そうしていただけるとありがたいです。宝箱を無視して進むならクラウディオさんがいなくとも、昨日と同じかそれ以上進むことができますので」
「助かる」
「助かっているのは私たち、いえ、私です。クラウディオさんがこれほど親身になってくださることに申し訳なさと共に多大なる感謝をしております」
「まあ、暇だからさ。それに今は俺の問題にもなっているわけだし」
親指を立て、なんてことないさ、とはにかむ。
「俺の問題」と捉えているのは本心だ。公爵が王になり謎の人間至上主義を持ち出されたら俺の生活にも支障が出る。
だからといって、親身になって協力しているつもりはなかった。
ソロで試してみたいのは純粋な好奇心からだし、ついでに「解呪の書」が手に入ったら入ったでラッキーってことで。
何かしら目標があった方がただただ進むより楽しいだろ?
「んじゃ、さっそく行ってくる。また夜に」
「私たちも出ましょう」
「んだな、騎士様たちは今日からだ」
「マーモ、また後でね」
リアナたちも出るようだ。マーモと同じくカティナもブレないなあ、と苦笑しつつザ・ワンへ向かう。
さて、入口だぞというところで見知った二人に呼び止められた。
そういや昨日もチラリと目の端に彼女らの姿が映っていた気が……。
「今日はソロなのでござるか?」
「うん、ちょっと試してみたいことがあってさ」
見知った二人とは小刀を使うカエデと彼女のパートナーのヌタだった。
俺に何か伝えたいことがあって昨日も待っていてくれたとしたら申し訳ないなあ。
「クラウディオ殿、ご一緒しても?」
「俺は別に構わないけど、カエデの修行にならないような」
「そのようなことはござらぬ! ヌタもマーモと同伴したいと」
ズズイとヌタの背中を押すカエデ。
押し出されたヌタはマーモに向け両手を小さく左右に振る。
「マーモ、一緒に行くぽん」
『箱を開けるモ』
「箱はいくらなんでも早いだろ!」
まだ入場さえしてねえぞ。さっきまでニンジンを食べていただろうに。
戦慄するわこんなん。こいつの異名「戦慄」は食欲に起因するに違いない。
フライング「箱を開けるモ」はスルーしてカエデたちと一緒にダンジョンへ行くことになった。
◇◇◇
「あー、そうだ、今日は一つ試したいことがあってさ」
「今でも高みにいるクラウディオ殿が更なる高みに? 興奮が止まらないでござるよ」
「いや、鍛える方向じゃあなくて、宝箱を開けてみようと思って」
「なんと、罠外しまで熟達されていたとは!」
そういうわけじゃあないんだけどさ、と苦笑しつつカエデに罠が無い事象のことを説明する。
説明を聞いた彼女は「きっとマーモの力でござる」と確信していた。
確信した理由は不明。
「マーモ、すごい力を持ってるぽん」
『早く箱を開けたいからモ。クラウディオはただでさえ遅いモ』
好き勝手言いやがって。しかし、聞き逃さなかったぞ。
「早く箱を開けたいから」ってな。彼の言葉を信じるとすると食欲が発動の原動力か何かか?
ここはそうだな、話が通じやすい方に聞こう。
「ヌタ、パートナーは罠を無効化する力とか持っているの?」
「ヌタは他の子の力はよくわからないぽん。だけど、だいたい二つくらいは何か持っているぽん」
「ええと、ヌタの場合は状態異常を癒す魔法を持っているんだよな。近接戦闘ができるのは特にスキルとかじゃないだろうし」
「魔法と変身だぽん」
なるほど。忘れがちだけど、ヌタは人型に変身できるのだった。ダメージを受けると本来のタヌキ型になって、しばらく人型になることができなくなるんだっけ。
んー、本人に聞かなきゃ分からんか。
「マーモ、箱を開ける力を持ってるの?」
『箱を開けるのはオマエだモ』
「そっちじゃあなくてだな。宝箱とか小部屋に罠が無いんだ」
『そんなことかモ。余計なものがあると箱開けタイムが遅くなるモ』
「罠が無いのはマーモの力なの?」
『そうモ。「幸運」だモ』
「幸運を発動すると罠がかかっていない低確率を連続で引き当てる、みたいな感じか」
『そんなところモ』
なんかすげえ力を持っていた! 何で教えてくれないんだよ、と突っ込んだら「聞かれてないモ」と憎たらしく言い返されるのが落ちだから黙っておこう。
罠が無いことはマーモの力だとハッキリしたわけだが、とんでも能力を発動し続けて大丈夫なんだろうか。
これまで大丈夫だったから問題ないと思うけど、幸運という能力を聞いた限りは聞いとかなきゃな。
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