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第5話 冒険者登録
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お姉さんは熊のようなゴツイ男と共に戻ってくる。
「よお、俺はギルドマスターをしているドゴンってもんだ」
男から目で椅子へ腰かけるように促されたので、軽くお辞儀をしてから腰を降ろす。
「俺はストームです」
「おう、冒険者登録カードを見させてもらった。あんた、もしや魔の森に住んでいたストームかい?」
「はい。そのストームです」
「お前さんのレベルの高さに驚いたぜ! こいつが血相を変えてやって来たから何事かって思ったが、あんただったか。なら納得ってもんだ」
「そ、それって……」
「深層の洞窟に住んでいる猛者の噂はよく聞くぜえ。そうかそうか、冒険者をやる気になったのか。歓迎するぜ!」
ドゴンがお姉さんへ目配せすると、彼女は俺に手のひらほどのサイズがあるカードを手渡してくれた。
「そいつが冒険者カードになる。失くしたら再発行料がかかるからな。ガハハハハ」
「分かりました」
冒険者カードを見ると、名前と冒険者ランクが書かれていた。俺のランクはBらしい。
「おっと、ランクが低すぎって思ってるだろ? それでも特別なんだぜ。まあ、お前さんのレベルだったら、二回ほど『依頼』をこなしたらすぐAになる」
「は、はい」
「大型新人は大歓迎だ! レベル的にはSでもいいくらいなんだが、規則は規則だから我慢してくれ」
別にランクは気にしていない。冒険者って身分がありさえすりゃいいんだからな。
面倒だが、実績を一応は積んどかないと……。適当に依頼ってやつをこなすか。
「ギルドマスター。ストームさんにまずはギルドの説明をしませんと」
「おう、そうだったな。じゃあな、ストーム。楽しみにしてるぜ!」
似合わないウインクをして、ドゴンは奥の部屋に引っ込んで行った。
彼の姿が見えなくなると、お姉さんが着席して可愛らしい咳払いをする。
「で、では。冒険者ギルドについて説明させていただきますね」
「はい。お願いします」
とかしこまってお話を聞いたんだけど、説明は直ぐに終わった。
冒険者のお仕事は一階にあった依頼書を依頼カウンターに持って行って、依頼を完了したら報告へ行く。
依頼書には受注可能な目安ランクと内容、達成条件などなどが記載されている。それとは別に、魔の森などで倒したモンスターや猛獣の素材をギルドで売ることも可能だ。
俺が最初に行った買取カウンターだな。うん。
「ありがとうございました」
「ご不明点がありましたら、こちらに聞きに来てくださいね」
お姉さんにお辞儀をして、一階の買取カウンターに向かう。
◆◆◆
な、何やら遠巻きに視線を多数感じる。買取担当のお姉さんの顔が引きつっているし……。
素材の保管方法とか分からなかったから、何か重大なミスをしてしまったのかも。
「あ、あの。何か問題がありましたか?」
「い、いえ……綺麗に保存されていると思います。これなら査定価格通りに買取できます」
「よ、よかった。まだあるんですが、いいですか?」
「え、ええ」
お姉さんの額からたらりと冷や汗が流れた気がする。
まだ背負子の中には半分ほど素材が残っているのだ。持てる量が限られているから、なるべくよさそうな物を持ってきたんだぞ。
「えっと……」
「そ、それは……キングクロウの羽……」
「はい。暖かくて夜のお供に最適ですよ」
「黄金獅子の皮……」
「こいつは防水性がある上に、濡れてもすぐ乾く優れものです」
これだけで驚いてもらっては困る。最後は、俺の一押しアイテムなんだぞ。
ウキウキと背負子から取り出して、カウンターにそれを置く。
「お、おい……あれ、まさか」
「嘘だろおい!」
冒険者たちが近寄ってきた。そうだろう。そうだろう。こいつは良い物だ。
超絶切れ味、何でも切れる。
「この虫の羽のようでして、青緑色にギラギラと来る色味は……翅刃ですか!?」
「おお、そんな名前なんですか」
あのクロヒョウぽい奴は、スペシャルムーブ無しだと倒すのはしんどい。攻略法を見つけたら大した相手ではなくなったけど……。
「おおおお、翅刃の黒豹を仕留めたってのかよ!」
「すげえ、ランクSを……」
外野がますますヒートアップしてきた……。
「では、査定させていただきます」
「お願いします!」
査定を待っている間、依頼書を見るとするかあ。
俺が立ちあがると、あれだけ集まっていた冒険者らは蜘蛛の子を散らすように酒場エリアへ行ってしまった。
あわよくば話しかけようと思っていたんだが……そのうち交流できるだろ。
お、翅刃の黒豹の依頼があるじゃないか。ほうほう。あいつの翅刃だけじゃなく、牙も毛皮も爪も売り物になるのかあ。
依頼は肉以外の素材をほぼすべて持って帰ってこいだった。
報酬が……すげえ。何だこの金額……。街を出る前の俺の収入一年分くらいの金額なんだけど……。
金に目がくらんだ俺は、依頼書を持ってフラフラとカウンターまで行くとちょうど査定も終わったところだった。
「合計で四十五万ゴールドになります」
「な、何だって!」
「お金はお預かりすることもできますが、保管手数料が一パーセントかかります」
「で、では。五万だけ受け取ります」
「かしこまりました」
以前の俺は一か月に五万ゴールドを受け取っていた……。何だこの金額は。
「あ、この依頼を受けたいんですが」
「こ、これですか。よろしいのでしょうか」
「は、はい」
「差し出がましいようですが……ランクSのモンスターをソロとなりますと、冒険者ランクA以上が推奨です」
うん、ランクはちゃんと確認したよ。大丈夫だ。何度か黒豹は倒している。
だが、お姉さんから出た言葉は意外なものだった。
「この金額ですと、買取カウンターで売っていただいた方が高くなりますがよろしいのですか?」
あの金額でも安かったらしい。
「はい。冒険者としての実績作りをと思ってますので、大丈夫です。受付してもらえますか」
「かしこまりました」
この後、ついでにオススメの宿も聞くことができて、俺はホクホク顔で冒険者ギルドを後にする。
◆◆◆
宿は冒険者ギルドから五分ほど歩いたところにあり、大通りから少し入ったところからか静かな場所に佇んでいた。
中に入ると、ゆったりとしたスペースを取った酒場があり、奥に受付がある。
「すいません。一泊お願いしたいんですが」
「はい。夕飯と朝食はどうされますか?」
俺より二歳ほど下に見える庇護欲を誘う雰囲気をした女の子がにこやかにほほ笑み、迎え入れてくれた。
緑色のウェーブのかかった髪を右側で括り、垂れた髪は肩口まで伸びている。少し垂れている大きな目、愛らしいぷるんとした唇。胸は薄いけど、スラリとした健康的な手足に均整の取れた体躯。
どこかで見たような……。
「夕飯と朝食もお願いします」
「かしこまりました。では一泊『二千五百ゴールド』になります。お食事はあちらのレストランでお願いいたします」
「はい」
部屋のカギを受け取った俺はさっそく荷物を置きに部屋へ向かう。
お、おお。広いな。
部屋はダブルベッドが二つ置いても余るほどの広さがあり、ビックリしてしまった。冒険者ってのは家を持たないので、大荷物を抱えていることも多いものなあ。
これだけの広さがあるんだったら、仮宿として使うのもいい。実際そのように使っている冒険者は多そうだな。
部屋の中はシンプルで、大きな窓、机と椅子、セミダブルのベッドが置いてあるだけだ。家具類はシンプルで無駄な装飾は一切ない。うん、広さ以外は落ち着けそうだ。
豪華過ぎると落ち着かないしなあ……これくらいがちょうどいい。
ん、机の上に何か冊子があるな。
『宿のサービス一覧』
ほうほう。ドリンクを持ってきてくれたり、馬がいる場合は厩舎をかしてくれたりするのか。
お、おお? ステータス鑑定サービスってのもあるのか。さすが冒険者向け。
この後、三年ぶりに他人に作ってもらった暖かい料理を食べ、もう忘れていたベッドの柔らかな感触に感動しつつ就寝したのだった。
「よお、俺はギルドマスターをしているドゴンってもんだ」
男から目で椅子へ腰かけるように促されたので、軽くお辞儀をしてから腰を降ろす。
「俺はストームです」
「おう、冒険者登録カードを見させてもらった。あんた、もしや魔の森に住んでいたストームかい?」
「はい。そのストームです」
「お前さんのレベルの高さに驚いたぜ! こいつが血相を変えてやって来たから何事かって思ったが、あんただったか。なら納得ってもんだ」
「そ、それって……」
「深層の洞窟に住んでいる猛者の噂はよく聞くぜえ。そうかそうか、冒険者をやる気になったのか。歓迎するぜ!」
ドゴンがお姉さんへ目配せすると、彼女は俺に手のひらほどのサイズがあるカードを手渡してくれた。
「そいつが冒険者カードになる。失くしたら再発行料がかかるからな。ガハハハハ」
「分かりました」
冒険者カードを見ると、名前と冒険者ランクが書かれていた。俺のランクはBらしい。
「おっと、ランクが低すぎって思ってるだろ? それでも特別なんだぜ。まあ、お前さんのレベルだったら、二回ほど『依頼』をこなしたらすぐAになる」
「は、はい」
「大型新人は大歓迎だ! レベル的にはSでもいいくらいなんだが、規則は規則だから我慢してくれ」
別にランクは気にしていない。冒険者って身分がありさえすりゃいいんだからな。
面倒だが、実績を一応は積んどかないと……。適当に依頼ってやつをこなすか。
「ギルドマスター。ストームさんにまずはギルドの説明をしませんと」
「おう、そうだったな。じゃあな、ストーム。楽しみにしてるぜ!」
似合わないウインクをして、ドゴンは奥の部屋に引っ込んで行った。
彼の姿が見えなくなると、お姉さんが着席して可愛らしい咳払いをする。
「で、では。冒険者ギルドについて説明させていただきますね」
「はい。お願いします」
とかしこまってお話を聞いたんだけど、説明は直ぐに終わった。
冒険者のお仕事は一階にあった依頼書を依頼カウンターに持って行って、依頼を完了したら報告へ行く。
依頼書には受注可能な目安ランクと内容、達成条件などなどが記載されている。それとは別に、魔の森などで倒したモンスターや猛獣の素材をギルドで売ることも可能だ。
俺が最初に行った買取カウンターだな。うん。
「ありがとうございました」
「ご不明点がありましたら、こちらに聞きに来てくださいね」
お姉さんにお辞儀をして、一階の買取カウンターに向かう。
◆◆◆
な、何やら遠巻きに視線を多数感じる。買取担当のお姉さんの顔が引きつっているし……。
素材の保管方法とか分からなかったから、何か重大なミスをしてしまったのかも。
「あ、あの。何か問題がありましたか?」
「い、いえ……綺麗に保存されていると思います。これなら査定価格通りに買取できます」
「よ、よかった。まだあるんですが、いいですか?」
「え、ええ」
お姉さんの額からたらりと冷や汗が流れた気がする。
まだ背負子の中には半分ほど素材が残っているのだ。持てる量が限られているから、なるべくよさそうな物を持ってきたんだぞ。
「えっと……」
「そ、それは……キングクロウの羽……」
「はい。暖かくて夜のお供に最適ですよ」
「黄金獅子の皮……」
「こいつは防水性がある上に、濡れてもすぐ乾く優れものです」
これだけで驚いてもらっては困る。最後は、俺の一押しアイテムなんだぞ。
ウキウキと背負子から取り出して、カウンターにそれを置く。
「お、おい……あれ、まさか」
「嘘だろおい!」
冒険者たちが近寄ってきた。そうだろう。そうだろう。こいつは良い物だ。
超絶切れ味、何でも切れる。
「この虫の羽のようでして、青緑色にギラギラと来る色味は……翅刃ですか!?」
「おお、そんな名前なんですか」
あのクロヒョウぽい奴は、スペシャルムーブ無しだと倒すのはしんどい。攻略法を見つけたら大した相手ではなくなったけど……。
「おおおお、翅刃の黒豹を仕留めたってのかよ!」
「すげえ、ランクSを……」
外野がますますヒートアップしてきた……。
「では、査定させていただきます」
「お願いします!」
査定を待っている間、依頼書を見るとするかあ。
俺が立ちあがると、あれだけ集まっていた冒険者らは蜘蛛の子を散らすように酒場エリアへ行ってしまった。
あわよくば話しかけようと思っていたんだが……そのうち交流できるだろ。
お、翅刃の黒豹の依頼があるじゃないか。ほうほう。あいつの翅刃だけじゃなく、牙も毛皮も爪も売り物になるのかあ。
依頼は肉以外の素材をほぼすべて持って帰ってこいだった。
報酬が……すげえ。何だこの金額……。街を出る前の俺の収入一年分くらいの金額なんだけど……。
金に目がくらんだ俺は、依頼書を持ってフラフラとカウンターまで行くとちょうど査定も終わったところだった。
「合計で四十五万ゴールドになります」
「な、何だって!」
「お金はお預かりすることもできますが、保管手数料が一パーセントかかります」
「で、では。五万だけ受け取ります」
「かしこまりました」
以前の俺は一か月に五万ゴールドを受け取っていた……。何だこの金額は。
「あ、この依頼を受けたいんですが」
「こ、これですか。よろしいのでしょうか」
「は、はい」
「差し出がましいようですが……ランクSのモンスターをソロとなりますと、冒険者ランクA以上が推奨です」
うん、ランクはちゃんと確認したよ。大丈夫だ。何度か黒豹は倒している。
だが、お姉さんから出た言葉は意外なものだった。
「この金額ですと、買取カウンターで売っていただいた方が高くなりますがよろしいのですか?」
あの金額でも安かったらしい。
「はい。冒険者としての実績作りをと思ってますので、大丈夫です。受付してもらえますか」
「かしこまりました」
この後、ついでにオススメの宿も聞くことができて、俺はホクホク顔で冒険者ギルドを後にする。
◆◆◆
宿は冒険者ギルドから五分ほど歩いたところにあり、大通りから少し入ったところからか静かな場所に佇んでいた。
中に入ると、ゆったりとしたスペースを取った酒場があり、奥に受付がある。
「すいません。一泊お願いしたいんですが」
「はい。夕飯と朝食はどうされますか?」
俺より二歳ほど下に見える庇護欲を誘う雰囲気をした女の子がにこやかにほほ笑み、迎え入れてくれた。
緑色のウェーブのかかった髪を右側で括り、垂れた髪は肩口まで伸びている。少し垂れている大きな目、愛らしいぷるんとした唇。胸は薄いけど、スラリとした健康的な手足に均整の取れた体躯。
どこかで見たような……。
「夕飯と朝食もお願いします」
「かしこまりました。では一泊『二千五百ゴールド』になります。お食事はあちらのレストランでお願いいたします」
「はい」
部屋のカギを受け取った俺はさっそく荷物を置きに部屋へ向かう。
お、おお。広いな。
部屋はダブルベッドが二つ置いても余るほどの広さがあり、ビックリしてしまった。冒険者ってのは家を持たないので、大荷物を抱えていることも多いものなあ。
これだけの広さがあるんだったら、仮宿として使うのもいい。実際そのように使っている冒険者は多そうだな。
部屋の中はシンプルで、大きな窓、机と椅子、セミダブルのベッドが置いてあるだけだ。家具類はシンプルで無駄な装飾は一切ない。うん、広さ以外は落ち着けそうだ。
豪華過ぎると落ち着かないしなあ……これくらいがちょうどいい。
ん、机の上に何か冊子があるな。
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