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おしまいは甘い愛を
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かつかつと、王妃様が近寄ってくる。
さすがに緊張感を高めると、そっと私の手を握って取った。瞬間、王妃様の表情が崩れる。とても申し訳なさそうに。
「アリシャさん、本当にごめんなさい」
お、おおおおっとぉ?
ギリギリまで身構えていた私は思わずうろたえてしまう。
「こんなバカ三人を相手に、ずっと我慢させて、その上で、発奮してやり直しまでさせてくれて、本当にありがとう。助かりました。そして、そんなことをさせてしまってごめんなさい」
「い、い、いいえいえいえっ」
「大丈夫。あの三人に手をあげたことは当然だと思っています。むしろ命を奪わなかっただけ寛大だと思っています」
それって王妃様だったら処分してるってこと?
うわ怖っ、やっぱり怖っ!?
いや、でも、これで私は報われるってことになるのでは?
この王妃様が味方になってくれるのは、私の立場的にかなり大きい。
やりたい放題は無理だけど、きっちりと王国をよくしていくためならばいくらでも協力はしてくれそうだった。
しかも国王と旦那、ベスにとって天敵級の存在だ。
「そんな、とんでもないです」
「調査をして知りました。アリシャさんの手腕は実に素晴らしいです。公共事業やインフラ整備……私がやりたいなと思っていたことに、完璧に手をつけていただいて、本当に助かりました」
「いや、はは、私に何かできること、と思ったまででして」
「うちの息子はとても良いお人と縁を結べましたわ。とても幸せです」
手放しのベタ褒めである。
ちょっとむず痒い。照れていると、王妃様は少しだけ俯いた。
「本当に情けないわ、私。でも、あんな情けない男だけれど、ほれてしまったから、仕方ありませんわね。あなたもそうでしょう?」
そしてノロけられた。同意を求められた。
「た、確かに。あの人の、真面目で素直な部分は、好き、です」
う、うわぁ、私何を言ってるのっ!
耳まで真っ赤にしてしまったが、事実だ。
私にモラハラしかけてきてたのは、その真面目で素直な部分にベスがつけこんだ結果だ。元からそんな性格ではない。
「うふふ。ありがとう。これからも王国をもり立ててまいりましょう」
「はい。私にできることはさせていただきます」
「よろしくお願いします」
王妃様から差し出された手を、私は握り返した。
「……さて。あなた」
「はいっ! ごめんなさいお願いします許してくださいぶってください!」
国王が懇願する。
いやまって、ぶってください?
すると、王妃様はゾクゾクしたかのように身をもだえさせ、恍惚そうな表情を浮かべた。どこからともなく、折りたたまれたムチも出てくる。
「そうなの。あなた。久しぶりに、燃え上がりましょうか」
あ、そういうこと。
私は一礼だけして、旦那を連れて部屋を後にした。ベスのことはしらない。
ただ――
国王の悲鳴と歓喜の声だけはちょっぴり耳に入ってきた。
なるほどー。国王もそういうシュミだったのね。
いろいろあって良いよね、夫婦のカタチ。
そういうことにしておこう。
ちなみに旦那がびくびくしながら涙目で「あんなこと、俺にもする?」って聞いてきたからきっちり否定しておいた。私にあんなシュミはないし、旦那にもない。
心底ほっとする旦那を見て、私はほっこりしてしまった。
かくして、王家改革騒動は終わりを告げた。
公共事業はうまくいったし、動物園も観光客に大評判だ。これにより、国民の反感は消えた。国王もちゃんと支持されている。
他にもいろいろと手を尽くしたのでちゃんと豊かになっていくだろう。
王妃様は、ベスをつれてまた諸外国へ。
たまに手紙をくれるが、ベスの教育は熱心に行っているらしい。
何故かベスから助けてくれって手紙が届いたけど、そっとしておいてある。
うん、がんばれ、ベス。
応援はしないし生ぬるい目線しか送らないけど。
「アリシャ」
ある夜、私の部屋に入ってきたのは旦那だった。
風呂上り直後なのだろうか、微妙に髪はぬれているし、少し顔が火照っている。どうしたのだろうか。
「どうしたの?」
もうすっかり、私は旦那に対しては砕けた口調だ。それを許してくれているというのもあるし、何より取り繕う必要がない。
旦那は微笑みながら、私のベッドに腰掛けた。隣に座ってほしいと要求されたので座る。
「アリシャ。その、速報値だが、王国の収支がうまくいきそうだ」
「そうなの? よかったじゃない。あなたが頑張ったからね」
「いや、アリシャの頑張りのおかげだ。あのとき、俺を叱ってくれなかったら、本当にどうなっていたか分からない」
旦那の表情は真剣で、でも、火照っていて。
それに気づいている。
ちょっとずつ、手をこちらに近づけてきていた。
なんだ、いじましいかよ。
でも気づかないふり、気づかないふり。
「ここまでやってこれたのは、間違いなく君のおかげだ」
「そう、かな。でも、嬉しい。どういたしまして」
指が、私の指に触れる。
ちょん、と。そして、指を絡めてきた。
私も応じて指をからめる。
「まだまだ大変なのは分かる。けど、安定もしてきたのも事実だよな」
「うん、そうね」
「だから、その、えっと、だな」
いよいよ旦那が顔を真っ赤にさせた。
なんだよ、かわいいかよ。
「俺も、その、いや、まちがいなく愛してるんだ、愛してるんだけど、愛してるってカタチがほしいっていうか、その、えっと、ああもう!」
しまらない。
けど、しまらないけど、真面目だからこそだ。
旦那は私を正面から見て、身体ごと近づいてくる。
「アリシャ。俺は、二人の子が欲しい」
ああ。やっと言ってくれた。
ちょっと泣きそうになっちゃったじゃないか。もう。
「うん。私も。あなたとの子が欲しいです」
「アリシャっ」
旦那は感極まって、私を抱きしめてくれた。
そのまま口付けするまで、何秒も必要なかった。
◇◇◇
これにて第一部完です。
次回以降、また書けたら更新しますので、ブクマは外さないようお願いします!
明日より新連載開始します。
今度は不幸な主人公が幸せになっていくストーリー+自滅ざまぁです。こちらもどうぞお楽しみに。
さすがに緊張感を高めると、そっと私の手を握って取った。瞬間、王妃様の表情が崩れる。とても申し訳なさそうに。
「アリシャさん、本当にごめんなさい」
お、おおおおっとぉ?
ギリギリまで身構えていた私は思わずうろたえてしまう。
「こんなバカ三人を相手に、ずっと我慢させて、その上で、発奮してやり直しまでさせてくれて、本当にありがとう。助かりました。そして、そんなことをさせてしまってごめんなさい」
「い、い、いいえいえいえっ」
「大丈夫。あの三人に手をあげたことは当然だと思っています。むしろ命を奪わなかっただけ寛大だと思っています」
それって王妃様だったら処分してるってこと?
うわ怖っ、やっぱり怖っ!?
いや、でも、これで私は報われるってことになるのでは?
この王妃様が味方になってくれるのは、私の立場的にかなり大きい。
やりたい放題は無理だけど、きっちりと王国をよくしていくためならばいくらでも協力はしてくれそうだった。
しかも国王と旦那、ベスにとって天敵級の存在だ。
「そんな、とんでもないです」
「調査をして知りました。アリシャさんの手腕は実に素晴らしいです。公共事業やインフラ整備……私がやりたいなと思っていたことに、完璧に手をつけていただいて、本当に助かりました」
「いや、はは、私に何かできること、と思ったまででして」
「うちの息子はとても良いお人と縁を結べましたわ。とても幸せです」
手放しのベタ褒めである。
ちょっとむず痒い。照れていると、王妃様は少しだけ俯いた。
「本当に情けないわ、私。でも、あんな情けない男だけれど、ほれてしまったから、仕方ありませんわね。あなたもそうでしょう?」
そしてノロけられた。同意を求められた。
「た、確かに。あの人の、真面目で素直な部分は、好き、です」
う、うわぁ、私何を言ってるのっ!
耳まで真っ赤にしてしまったが、事実だ。
私にモラハラしかけてきてたのは、その真面目で素直な部分にベスがつけこんだ結果だ。元からそんな性格ではない。
「うふふ。ありがとう。これからも王国をもり立ててまいりましょう」
「はい。私にできることはさせていただきます」
「よろしくお願いします」
王妃様から差し出された手を、私は握り返した。
「……さて。あなた」
「はいっ! ごめんなさいお願いします許してくださいぶってください!」
国王が懇願する。
いやまって、ぶってください?
すると、王妃様はゾクゾクしたかのように身をもだえさせ、恍惚そうな表情を浮かべた。どこからともなく、折りたたまれたムチも出てくる。
「そうなの。あなた。久しぶりに、燃え上がりましょうか」
あ、そういうこと。
私は一礼だけして、旦那を連れて部屋を後にした。ベスのことはしらない。
ただ――
国王の悲鳴と歓喜の声だけはちょっぴり耳に入ってきた。
なるほどー。国王もそういうシュミだったのね。
いろいろあって良いよね、夫婦のカタチ。
そういうことにしておこう。
ちなみに旦那がびくびくしながら涙目で「あんなこと、俺にもする?」って聞いてきたからきっちり否定しておいた。私にあんなシュミはないし、旦那にもない。
心底ほっとする旦那を見て、私はほっこりしてしまった。
かくして、王家改革騒動は終わりを告げた。
公共事業はうまくいったし、動物園も観光客に大評判だ。これにより、国民の反感は消えた。国王もちゃんと支持されている。
他にもいろいろと手を尽くしたのでちゃんと豊かになっていくだろう。
王妃様は、ベスをつれてまた諸外国へ。
たまに手紙をくれるが、ベスの教育は熱心に行っているらしい。
何故かベスから助けてくれって手紙が届いたけど、そっとしておいてある。
うん、がんばれ、ベス。
応援はしないし生ぬるい目線しか送らないけど。
「アリシャ」
ある夜、私の部屋に入ってきたのは旦那だった。
風呂上り直後なのだろうか、微妙に髪はぬれているし、少し顔が火照っている。どうしたのだろうか。
「どうしたの?」
もうすっかり、私は旦那に対しては砕けた口調だ。それを許してくれているというのもあるし、何より取り繕う必要がない。
旦那は微笑みながら、私のベッドに腰掛けた。隣に座ってほしいと要求されたので座る。
「アリシャ。その、速報値だが、王国の収支がうまくいきそうだ」
「そうなの? よかったじゃない。あなたが頑張ったからね」
「いや、アリシャの頑張りのおかげだ。あのとき、俺を叱ってくれなかったら、本当にどうなっていたか分からない」
旦那の表情は真剣で、でも、火照っていて。
それに気づいている。
ちょっとずつ、手をこちらに近づけてきていた。
なんだ、いじましいかよ。
でも気づかないふり、気づかないふり。
「ここまでやってこれたのは、間違いなく君のおかげだ」
「そう、かな。でも、嬉しい。どういたしまして」
指が、私の指に触れる。
ちょん、と。そして、指を絡めてきた。
私も応じて指をからめる。
「まだまだ大変なのは分かる。けど、安定もしてきたのも事実だよな」
「うん、そうね」
「だから、その、えっと、だな」
いよいよ旦那が顔を真っ赤にさせた。
なんだよ、かわいいかよ。
「俺も、その、いや、まちがいなく愛してるんだ、愛してるんだけど、愛してるってカタチがほしいっていうか、その、えっと、ああもう!」
しまらない。
けど、しまらないけど、真面目だからこそだ。
旦那は私を正面から見て、身体ごと近づいてくる。
「アリシャ。俺は、二人の子が欲しい」
ああ。やっと言ってくれた。
ちょっと泣きそうになっちゃったじゃないか。もう。
「うん。私も。あなたとの子が欲しいです」
「アリシャっ」
旦那は感極まって、私を抱きしめてくれた。
そのまま口付けするまで、何秒も必要なかった。
◇◇◇
これにて第一部完です。
次回以降、また書けたら更新しますので、ブクマは外さないようお願いします!
明日より新連載開始します。
今度は不幸な主人公が幸せになっていくストーリー+自滅ざまぁです。こちらもどうぞお楽しみに。
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