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第二章 【世界を護る役割】
第二節 晴れた疑い
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「簡単なことだ。第六星巡り部隊が、信頼に値しないからだ。もっと言えば、第六星巡り部隊員を疑っていると言ってもいいだろう」
「それは、なぜ」
「逆に問おう、レナトゥス・リィン・リーディルクよ。何故、第六星巡り部隊員は、纏であるウンライ・シエル・レプリカントの動向を私に、私たち星巡り部隊に報告しなかった?」
「それは…部隊員が怪我を負って意識を失っていたからではないのですか」
「そうだろうな、それは間違っていない。ならば質問を変えよう。長期遠征任務につき、今回の一件が起きる前に何故報告していなかったのだ?ウンライ・シエル・レプリカントは、長期遠征任務の間アース世界の人物と懇意にしていたと、星巡り部隊の責務を放って行動を起こしていたと。―私は、視覚同調魔法による報告で知った。それまでの定期報告は全て『問題なし』と報告されていたそうじゃないか」
―何故、第六星巡り部隊員は事が起きる前に私に、私たち星巡り部隊に報告しなかった?
さっきと同じ問いを返され、俺は何も言えずに黙り込んでしまう。
二の句を告げずにいる俺を見据えながら、司令官も何も言わず黙ったまま。いくつか思い浮かぶ理由はあれど、その全ては根拠のない想像にすぎず、今この場で発言できるものではない。けれど、そうすぐに疑ってかかるほど関係が希薄なわけでもない。
ウンライには嫌われていたが、第六星巡り部隊の皆とは仲良くしていたように思う。
「報告を先延ばしにしていた理由がどのようなものであれ、事態をより深刻なものにした現状は変わらない。よって、第六星巡り部隊の処遇は部隊凍結とし、本部にて動向を監視する。それで良いな、レナトゥス・リィン・リーディルクよ」
「…―はい」
確認を取るような言葉だが、反論を許さない声音に俺は引き下がるほかなかった。
「第六星巡り部隊に関する通達は以上だ。次に、アース世界での長期遠征任務に関してだが―これを通達する前に、貴様らの部隊に行った“ある一件”に対する私の結果を述べよう」
。
俺の返答を聞いた司令官は小さく頷いた後、淡々と言葉を連ねていく。司令官の言う“ある一件”とは、おそらくだが全部隊の纏が行った“真偽同調魔法”のことだろう。
「第六星巡り部隊の導から知らされた一件は、数百年と続く星巡り部隊の存続を危うくさせるもの。他世界を助ける役目である星巡り部隊内部でもたらされた軋轢は、いずれ私たちの世界を混乱に陥れ、あげく他世界にも影響を及ぼすことになるだろう。―それを危惧した私は星巡り全部隊に対し、一度見る視点を変えることにした」
強張った声音が静かな大広間に響いていく。
「信頼、信用。私たちが理想とする部隊のあり方だ。その逆の視点から私は貴様らを見据えることにし、その部隊が信用に足るかどうかを判断させてもらった。私が行ったのは、全部隊の纏に対し“真偽同調魔法”を用いること。―こちら側からの質問に対し、嘘がつけなくなるものだ」
言葉を切り、一呼吸おいて大広間に集った部隊員一人一人をじっと見据えていた。
細く息を吐いて瞼を閉じ、数秒無言のままでいた司令官は、突然ぱっと顔を上げたかと思えば鼓膜に響くほどの大声を張り上げ、言葉を連ねる。
「星巡り部隊に必要なものは信頼が第一だ、その大前提が揺らぐようなことは絶対にあってはならない!!しかしながら、ただ盲目に信頼を置いた状態では、いずれ私たちは足元を救われるだろう!!それ故での行動であったが、貴様らに対しいらぬ疑心を向けていた。星巡り統括本部セルジュ・コンセーレの名において、今ここで謝罪を述べる」
右手を胸にあて、左手を背に回し目を閉じた格好で―星巡り部隊における最上位の礼を、司令官は俺たちに向けていた。
星巡り部隊における絶対的な存在からの最上位の礼。
その動作一つで、俺たちの疑いは晴れたものと同じ意味を持つ。数秒無言が続き、礼を崩した司令官は鋭い視線はそのままに力強く声を張り上げ、声音を続けた。
「本題に入る。アース世界での長期遠征任務に関してだが、今回は転生管理者として魂を導く部隊。そして、特別指名手配中であるウンライ・シエル・レプリカント、並びにかの者と懇意にしていた第三者。両名の捜索を行う部隊。二手に分かれ、遠征任務についてもらう」
「第四星巡り部隊。貴様らは転生管理者としてアース世界の魂を導く任務にあたってもらう。そして」
司令官は全部隊の部隊員を流し見するように視線を動かし、俺の部隊に視線を向けて―
「第一星巡り部隊。貴様らには特別捜索任務についてもらう。なお、この件に関し、他者に協力を求めることは禁止とする。同じくアース世界へ向かう第四星巡り部隊と密に連絡を取り合い、任務遂行しろ。詳細は追って通達する。以上だ」
「「はっ!」」
司令官の言葉に星巡り部隊員は一斉に跪く。
中央の壇上から下り、大広間から司令官が出ていったところでようやく顔を上げることが出来た。
「やぁ、第一星巡りの纏くん」
俺たちの部隊も大広間から出ていく人波にのまれながら、待機部屋に向かうよう指示した後、ふと肩に手を置かれる。
背後を振り返ってみれば、屈託のない笑みを浮かべた長身の人物。
胸元にある部隊識別徽章に四と刻まれているのを確認して、俺は笑みを浮かべる。今後任務を共にする片割れ―第四星巡り部隊の纏、トレイシー・カルイズだった。
「初対面ってわけでもないだろ?名前で呼んでくれよ、トレイシー」
「ふふふ。そうだね、軽い冗談はさておき……久しぶりだねレナトゥスくん」
―遠征任務、協力して頑張ろう。
にっこりと笑みを浮かべたまま掌を差し出すトレイシーに、俺も同じ動作で返した。
「それは、なぜ」
「逆に問おう、レナトゥス・リィン・リーディルクよ。何故、第六星巡り部隊員は、纏であるウンライ・シエル・レプリカントの動向を私に、私たち星巡り部隊に報告しなかった?」
「それは…部隊員が怪我を負って意識を失っていたからではないのですか」
「そうだろうな、それは間違っていない。ならば質問を変えよう。長期遠征任務につき、今回の一件が起きる前に何故報告していなかったのだ?ウンライ・シエル・レプリカントは、長期遠征任務の間アース世界の人物と懇意にしていたと、星巡り部隊の責務を放って行動を起こしていたと。―私は、視覚同調魔法による報告で知った。それまでの定期報告は全て『問題なし』と報告されていたそうじゃないか」
―何故、第六星巡り部隊員は事が起きる前に私に、私たち星巡り部隊に報告しなかった?
さっきと同じ問いを返され、俺は何も言えずに黙り込んでしまう。
二の句を告げずにいる俺を見据えながら、司令官も何も言わず黙ったまま。いくつか思い浮かぶ理由はあれど、その全ては根拠のない想像にすぎず、今この場で発言できるものではない。けれど、そうすぐに疑ってかかるほど関係が希薄なわけでもない。
ウンライには嫌われていたが、第六星巡り部隊の皆とは仲良くしていたように思う。
「報告を先延ばしにしていた理由がどのようなものであれ、事態をより深刻なものにした現状は変わらない。よって、第六星巡り部隊の処遇は部隊凍結とし、本部にて動向を監視する。それで良いな、レナトゥス・リィン・リーディルクよ」
「…―はい」
確認を取るような言葉だが、反論を許さない声音に俺は引き下がるほかなかった。
「第六星巡り部隊に関する通達は以上だ。次に、アース世界での長期遠征任務に関してだが―これを通達する前に、貴様らの部隊に行った“ある一件”に対する私の結果を述べよう」
。
俺の返答を聞いた司令官は小さく頷いた後、淡々と言葉を連ねていく。司令官の言う“ある一件”とは、おそらくだが全部隊の纏が行った“真偽同調魔法”のことだろう。
「第六星巡り部隊の導から知らされた一件は、数百年と続く星巡り部隊の存続を危うくさせるもの。他世界を助ける役目である星巡り部隊内部でもたらされた軋轢は、いずれ私たちの世界を混乱に陥れ、あげく他世界にも影響を及ぼすことになるだろう。―それを危惧した私は星巡り全部隊に対し、一度見る視点を変えることにした」
強張った声音が静かな大広間に響いていく。
「信頼、信用。私たちが理想とする部隊のあり方だ。その逆の視点から私は貴様らを見据えることにし、その部隊が信用に足るかどうかを判断させてもらった。私が行ったのは、全部隊の纏に対し“真偽同調魔法”を用いること。―こちら側からの質問に対し、嘘がつけなくなるものだ」
言葉を切り、一呼吸おいて大広間に集った部隊員一人一人をじっと見据えていた。
細く息を吐いて瞼を閉じ、数秒無言のままでいた司令官は、突然ぱっと顔を上げたかと思えば鼓膜に響くほどの大声を張り上げ、言葉を連ねる。
「星巡り部隊に必要なものは信頼が第一だ、その大前提が揺らぐようなことは絶対にあってはならない!!しかしながら、ただ盲目に信頼を置いた状態では、いずれ私たちは足元を救われるだろう!!それ故での行動であったが、貴様らに対しいらぬ疑心を向けていた。星巡り統括本部セルジュ・コンセーレの名において、今ここで謝罪を述べる」
右手を胸にあて、左手を背に回し目を閉じた格好で―星巡り部隊における最上位の礼を、司令官は俺たちに向けていた。
星巡り部隊における絶対的な存在からの最上位の礼。
その動作一つで、俺たちの疑いは晴れたものと同じ意味を持つ。数秒無言が続き、礼を崩した司令官は鋭い視線はそのままに力強く声を張り上げ、声音を続けた。
「本題に入る。アース世界での長期遠征任務に関してだが、今回は転生管理者として魂を導く部隊。そして、特別指名手配中であるウンライ・シエル・レプリカント、並びにかの者と懇意にしていた第三者。両名の捜索を行う部隊。二手に分かれ、遠征任務についてもらう」
「第四星巡り部隊。貴様らは転生管理者としてアース世界の魂を導く任務にあたってもらう。そして」
司令官は全部隊の部隊員を流し見するように視線を動かし、俺の部隊に視線を向けて―
「第一星巡り部隊。貴様らには特別捜索任務についてもらう。なお、この件に関し、他者に協力を求めることは禁止とする。同じくアース世界へ向かう第四星巡り部隊と密に連絡を取り合い、任務遂行しろ。詳細は追って通達する。以上だ」
「「はっ!」」
司令官の言葉に星巡り部隊員は一斉に跪く。
中央の壇上から下り、大広間から司令官が出ていったところでようやく顔を上げることが出来た。
「やぁ、第一星巡りの纏くん」
俺たちの部隊も大広間から出ていく人波にのまれながら、待機部屋に向かうよう指示した後、ふと肩に手を置かれる。
背後を振り返ってみれば、屈託のない笑みを浮かべた長身の人物。
胸元にある部隊識別徽章に四と刻まれているのを確認して、俺は笑みを浮かべる。今後任務を共にする片割れ―第四星巡り部隊の纏、トレイシー・カルイズだった。
「初対面ってわけでもないだろ?名前で呼んでくれよ、トレイシー」
「ふふふ。そうだね、軽い冗談はさておき……久しぶりだねレナトゥスくん」
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