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シンの手が私の衣を乱し、鎖骨を撫でる。
指先が触れるだけで、息が乱れ、抗おうとした声が震えて掠れた。
「やめ……だめです……っ」
「駄目じゃない。ほら、君の身体がちゃんと応えてる」
熱を帯びた吐息が耳朶をなぞる。
羞恥で胸が焼ける。
違う――そう否定したいのに、背筋に走る震えは止められなかった。
「……俺から逃げようとしても無駄だ。君の体は正直だ」
荒い声に耳を塞ぎたくなる。けれど、その声音すら甘い毒のように胸に沁みる。
快楽に弱い――それは私が誰よりも知っている、自分の忌まわしい性質だった。
かつて嫌悪と屈辱の中で暴かれたそれを、シンは今、優しさと狂気の入り混じった眼差しで受け止めている。
「俺だけが知ればいい。他の誰にも見せるな。……君の泣き顔も、声も、全部俺だけのものだ」
その言葉に、心臓が跳ねる。
抗おうと腕を振るが、彼に抱きすくめられ、逃げ場はない。
指が喉元から胸元へ滑り、抑え込まれた声が漏れる。
「いや……っ、ああ……」
「そう……もっと俺に聞かせろ。君の声を」
羞恥に震えるたび、彼はさらに深く追い詰める。
熱を孕んだ快感が身体の奥をじわじわと侵食していき、抵抗の言葉が掻き消されていく。
「シ……ン……もう……」
「俺の名前を呼んでくれ。……そうだ、もっと」
涙で滲んだ視界の中で、シンの黒い瞳だけがはっきりと見えた。
そこには、私を世界のすべてと信じて疑わぬ執念が宿っていた。
「……もう逃がさない。君は俺のものだ、イリアス」
その囁きと共に、私は完全に彼に抱き落とされていった。
抗いの声も、羞恥に震える涙も、すべてシンの愛欲に飲み込まれて。
指先が触れるだけで、息が乱れ、抗おうとした声が震えて掠れた。
「やめ……だめです……っ」
「駄目じゃない。ほら、君の身体がちゃんと応えてる」
熱を帯びた吐息が耳朶をなぞる。
羞恥で胸が焼ける。
違う――そう否定したいのに、背筋に走る震えは止められなかった。
「……俺から逃げようとしても無駄だ。君の体は正直だ」
荒い声に耳を塞ぎたくなる。けれど、その声音すら甘い毒のように胸に沁みる。
快楽に弱い――それは私が誰よりも知っている、自分の忌まわしい性質だった。
かつて嫌悪と屈辱の中で暴かれたそれを、シンは今、優しさと狂気の入り混じった眼差しで受け止めている。
「俺だけが知ればいい。他の誰にも見せるな。……君の泣き顔も、声も、全部俺だけのものだ」
その言葉に、心臓が跳ねる。
抗おうと腕を振るが、彼に抱きすくめられ、逃げ場はない。
指が喉元から胸元へ滑り、抑え込まれた声が漏れる。
「いや……っ、ああ……」
「そう……もっと俺に聞かせろ。君の声を」
羞恥に震えるたび、彼はさらに深く追い詰める。
熱を孕んだ快感が身体の奥をじわじわと侵食していき、抵抗の言葉が掻き消されていく。
「シ……ン……もう……」
「俺の名前を呼んでくれ。……そうだ、もっと」
涙で滲んだ視界の中で、シンの黒い瞳だけがはっきりと見えた。
そこには、私を世界のすべてと信じて疑わぬ執念が宿っていた。
「……もう逃がさない。君は俺のものだ、イリアス」
その囁きと共に、私は完全に彼に抱き落とされていった。
抗いの声も、羞恥に震える涙も、すべてシンの愛欲に飲み込まれて。
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