ショートエッセイ 山と花を胸に

第３３回 ホタルメッセージ

　地元の川には、毎年ホタルが舞う川がある。
また、それを観賞しようと、この時期の晩、多くの人々が現れる。
豪雨による川の増水があった年の、
翌年はホタルの数が少なく、
無かった年は、光を散りばめ、多くのホタルが舞う事が、毎年観賞していて分かって来た。
近年の異常気象による豪雨災害。
豪雨が無かった翌年、多くのホタルが舞うのは、
〝今年は豪雨が無く、来年も多くのホタルが舞う事が、出来ますように〟
と祈る光だと感じるし、
〝地球環境悪化の改善への努力〟
と言った、メッセージにも感じる。
毎年ホタルが舞い、
安心した地球環境に戻るように、
私達は、みんなが生きる為に努力し、
協力しなければならない。