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第1章 女騎士ブラダマンテと異教の騎士ロジェロ
6 ブラダマンテ、ピナベルに騙される
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息せき切って草原を駆ける騎士がいた。
彼が急ぎながらも周囲を見回しているのを見て、たまたま通りがかった小男が声をかけた。
「一体どうしたのですかい、旦那?」
「実は私は、フランク王シャルルマーニュの使者なのです。
プロヴァンスの戦い以来、行方知れずとなった騎士ブラダマンテ様を探し、自陣に戻らせるよう伝令を頼まれたのです」
あの戦いの後も、フランク王国とサラセン帝国の戦争は熾烈を極めていた。
劣勢に立たされたフランク側に対し、サラセン側は勢いづいて、遠からずパリに攻め入るだろうとの事であった。
この使者は味方を鼓舞するため、ブラダマンテを見つけ、戦列に復帰させるよう命じられたのである。
「ほほう。それはそれは……大変な事ですなァ。
ブラダマンテ様ですか。よーく存じ上げておりますよ」
「ほ、本当ですか! 彼女の行方、是非ともお教えいただきたいッ」
使者の懇願に対し、小男はニヤリと笑って頷いた。
「お教えいたしますとも。お代は……貴方様のお命と引き換えって事で」
「!?」
不穏な言葉を最後に、小男はとっさに指輪を口の中に放り込んだ。
次の瞬間、小男の姿はその場からかき消えていく!
目の前で起こった事への理解が及ばず、使者がうろたえている内に……目に見えない短剣の刃が閃き、彼の喉笛を切り裂いた!
「ごぼッ」
血の泡を吹き、使者は馬からずり落ち、そのまま事切れてしまった。
小男は血にまみれた短剣と外套を拭うと、嫌らしい笑みを浮かべ、使者の持ち物や馬を奪い取った。
「へっへっへ……悪く思わないで下さいよ、旦那。
これも偉大なる我が主、アグラマン様のため。アッラーは偉大なり!」
この髭面の小男の名はブルネロ。自称アフリカ一の大泥棒である。
彼はサラセン帝国の首魁、アフリカ大王アグラマンの命令により、カタイの王女アンジェリカから魔法の指輪を盗み出した事があった。
その功績を認められティンジタナ(註:ジブラルタル海峡の南側、モロッコ北部の港町タンジェのこと)の王の地位を得ている。
ブルネロには別の使命があったのだが、ここでブラダマンテへの使者を殺せば、主アグラマンのパリ侵攻がやりやすくなるだろうと考えての事であった。
「女騎士ブラダマンテが、この近くにいるとなると……やはり目的はあっしと同じで、ロジェロさんですかねェ。
こいつは面白くなってきたじゃあありませんか。フヒヒヘヘヘ」
**********
ブラダマンテが森の中を進んでいくと、清らかな泉が目に入った。
そよ風が心地よく、休息するに持ってこいの場所であったが……ふと、一本の木の根元で、悲しみに暮れた顔をして寝転がっている一人の騎士に気づいた。
彼の隣には、疲労困憊の余り痩せ細り、身動きの取れなくなった馬までいる。
ブラダマンテの中にある司藤アイの魂は、この騎士が下田教授の言っていたピナベルではないかと見当をつけた。
(この人に話を聞けばいいのね。
そしたらロジェロの……綺織先輩の居場所が分かるッ)
「もし、そこの騎士のお方。
このような場所で一体何を嘆いておられるのですか?」
声をかけられると、寝転がっていた騎士はおもむろに起き上がった。
「もうだめだぁ……おしまいだぁ……」
「いやその、だから何が?」
「実はボクの許嫁が……超絶怪しげな、空飛ぶ馬に乗った悪漢に攫われてしまったんですよッ」
「へ?……空飛ぶ、馬……?」
アイにとって思いがけない単語が飛び出したので、咄嗟に彼女は念話を送った。
さっきの下田教授とのやり取りのお陰で、リアルタイムで連絡を取り合うコツは掴めていた。
ииииииииии
「ちょっと下田! この世界って空飛ぶ馬とか普通にいたりする訳?
話だけ聞いてるとものすごく嘘くさいんだけど!?」
『ああ、いるよ。”狂えるオルランド”はファンタジー小説に近い世界観だから。
今日びRPGなどでポピュラーな怪物や魔法の類は日常茶飯事に出てくる』
「……えぇえ……日常茶飯事なんだ……」
『その騎士の言っている”空飛ぶ馬”は、ヒポグリフの事だな。
鷲の頭と翼、ライオンの身体を持つ幻獣グリフォンが、雌馬を襲って孕ませた時に誕生するハイブリッドな魔物の事だ。
ヒポグリフがはっきりとした姿で登場するのは、この叙事詩が初出なんだぜ』
ииииииииии
「その悪漢というのは、一体どこに?」
「ここから先にカレナという険しい山があり、その頂に豪華な城があります。
空飛ぶ馬に乗った悪漢は、我が許嫁をそこに連れ去ってしまったのです……
このピナベルも、騎士のはしくれ。どうにか妻を取り戻そうと馬を走らせ、ここまで来たのですが……ご覧の有様。我が馬は疲労の余り動けず、ボクもまたここで身動きが取れなくなってしまいました」
ピナベルと名乗った騎士は泣きながらさらに続けた。
「こんなボクの窮状を見かねて、ボクのために悪漢に挑んでくれた騎士もいましたが……皆捕まって城に連れ去られるか、殺されてしまったのです」
ブラダマンテはピナベルに、悪漢に挑んだ騎士の名を尋ねると……案の定、その騎士たちの中からロジェロの名を聞き出した。
(じゃあそのカレナ山の城の悪漢ってのを倒せば、ロジェロを救出できるのね!)
目当ての人間の確認ができた事で、司藤アイはノリノリになった。
彼女は演劇部員の経験を活かし、歴戦にして慈悲深き女騎士になりきって、哀れな騎士ピナベルを励まそうと情感たっぷりに宣言した。
「ピナベルさん、希望を捨てないで下さい。
貴方が名前を挙げた騎士たちの中に、わたしの友邦も数多くいました。
我が友たちや、愛しき人々を救うためにも、このブラダマンテ、カレナ山の悪漢に挑戦いたしましょう!」
「し、しかし……あなたは恐ろしくないのですか?
ボクの言葉通り、数多くの騎士があの悪漢に返り討ちに遭っているのですよ?」
「恐れていては、失ったものも取り戻せません。
ピナベルさん。わたしもここからは徒歩で進みます。道案内を頼めませんか?」
ブラダマンテの協力的な態度に、失意の騎士ピナベルも多少は希望を取り戻したようだった。
結局二人はスムーズにやり取りを終え、カレナ山の悪漢の居城へと進む事になるが、これにも理由があった。
このピナベルなる騎士、実はカレナ山の悪漢と結託していた。
通りがかる騎士に窮状を訴えては、困った人を見捨てられぬ彼らの騎士道精神を利用して誘い込む役目を負っていたのである。
彼は被害者のフリをしつつ、ブラダマンテを悪漢と示し合せた「狩場」まで案内する手筈であった。
ところが……
「足場が悪いですが、あの先へ渡らないといけませんね……」
「ちょっと待っててピナベルさん。ちょうどいい太さのニレの木があるわ」
ブラダマンテたちは道中、峡谷に差し掛かったために反対側へ渡るための簡易な橋を必要とした。
そこで近くの太いニレの木の枝を切断し、それを橋渡しとして峡谷にかけ、木に掴まりながら進もうとしたのである。
最初にブラダマンテが渡り、ピナベルがニレの木を支える役目であった。
が、不幸な事にブラダマンテがぶら下がりながら峡谷の半ばまで来た時、突風が吹いた。
ピナベルは思わず、支えていた木の枝を手放してしまった。と同時に――当然、掴まっていたブラダマンテも真っ逆さまに落下する!
「えっ、嘘ッ……きゃああああ――」
「……ブラダマンテさん!? う、うわああああ! なんて事だッ!」
悲鳴と共に谷底に吸い込まれていく女騎士の姿を見て、ピナベルは顔面蒼白になった。
「ボ、ボクのせいじゃあないぞッ! 風だ、風が悪いんだッ!
でもこいつはまずいぞ……カレナ山のアトラントの元に送り届ける前に、騎士が死んでしまうなんて……!
奴は恐ろしい魔法使いだ。この事を知ったら、ボクもどんな目に遭うか……!」
ピナベル。彼は悪名高いマイエンス家出身の騎士。
マイエンス家というのは、後にオルランドを奸計に陥れるガヌロンの血筋だ。
ピナベル自身、異教の魔法使いの陰謀に関与するぐらいなので、不実な犯罪行為を幾度も行っている身であった。
それ故に彼は……失態を糾弾されるのを恐れ、ブラダマンテを救出しに行こうとも思わず、一目散に逃走してしまうのである。
彼が急ぎながらも周囲を見回しているのを見て、たまたま通りがかった小男が声をかけた。
「一体どうしたのですかい、旦那?」
「実は私は、フランク王シャルルマーニュの使者なのです。
プロヴァンスの戦い以来、行方知れずとなった騎士ブラダマンテ様を探し、自陣に戻らせるよう伝令を頼まれたのです」
あの戦いの後も、フランク王国とサラセン帝国の戦争は熾烈を極めていた。
劣勢に立たされたフランク側に対し、サラセン側は勢いづいて、遠からずパリに攻め入るだろうとの事であった。
この使者は味方を鼓舞するため、ブラダマンテを見つけ、戦列に復帰させるよう命じられたのである。
「ほほう。それはそれは……大変な事ですなァ。
ブラダマンテ様ですか。よーく存じ上げておりますよ」
「ほ、本当ですか! 彼女の行方、是非ともお教えいただきたいッ」
使者の懇願に対し、小男はニヤリと笑って頷いた。
「お教えいたしますとも。お代は……貴方様のお命と引き換えって事で」
「!?」
不穏な言葉を最後に、小男はとっさに指輪を口の中に放り込んだ。
次の瞬間、小男の姿はその場からかき消えていく!
目の前で起こった事への理解が及ばず、使者がうろたえている内に……目に見えない短剣の刃が閃き、彼の喉笛を切り裂いた!
「ごぼッ」
血の泡を吹き、使者は馬からずり落ち、そのまま事切れてしまった。
小男は血にまみれた短剣と外套を拭うと、嫌らしい笑みを浮かべ、使者の持ち物や馬を奪い取った。
「へっへっへ……悪く思わないで下さいよ、旦那。
これも偉大なる我が主、アグラマン様のため。アッラーは偉大なり!」
この髭面の小男の名はブルネロ。自称アフリカ一の大泥棒である。
彼はサラセン帝国の首魁、アフリカ大王アグラマンの命令により、カタイの王女アンジェリカから魔法の指輪を盗み出した事があった。
その功績を認められティンジタナ(註:ジブラルタル海峡の南側、モロッコ北部の港町タンジェのこと)の王の地位を得ている。
ブルネロには別の使命があったのだが、ここでブラダマンテへの使者を殺せば、主アグラマンのパリ侵攻がやりやすくなるだろうと考えての事であった。
「女騎士ブラダマンテが、この近くにいるとなると……やはり目的はあっしと同じで、ロジェロさんですかねェ。
こいつは面白くなってきたじゃあありませんか。フヒヒヘヘヘ」
**********
ブラダマンテが森の中を進んでいくと、清らかな泉が目に入った。
そよ風が心地よく、休息するに持ってこいの場所であったが……ふと、一本の木の根元で、悲しみに暮れた顔をして寝転がっている一人の騎士に気づいた。
彼の隣には、疲労困憊の余り痩せ細り、身動きの取れなくなった馬までいる。
ブラダマンテの中にある司藤アイの魂は、この騎士が下田教授の言っていたピナベルではないかと見当をつけた。
(この人に話を聞けばいいのね。
そしたらロジェロの……綺織先輩の居場所が分かるッ)
「もし、そこの騎士のお方。
このような場所で一体何を嘆いておられるのですか?」
声をかけられると、寝転がっていた騎士はおもむろに起き上がった。
「もうだめだぁ……おしまいだぁ……」
「いやその、だから何が?」
「実はボクの許嫁が……超絶怪しげな、空飛ぶ馬に乗った悪漢に攫われてしまったんですよッ」
「へ?……空飛ぶ、馬……?」
アイにとって思いがけない単語が飛び出したので、咄嗟に彼女は念話を送った。
さっきの下田教授とのやり取りのお陰で、リアルタイムで連絡を取り合うコツは掴めていた。
ииииииииии
「ちょっと下田! この世界って空飛ぶ馬とか普通にいたりする訳?
話だけ聞いてるとものすごく嘘くさいんだけど!?」
『ああ、いるよ。”狂えるオルランド”はファンタジー小説に近い世界観だから。
今日びRPGなどでポピュラーな怪物や魔法の類は日常茶飯事に出てくる』
「……えぇえ……日常茶飯事なんだ……」
『その騎士の言っている”空飛ぶ馬”は、ヒポグリフの事だな。
鷲の頭と翼、ライオンの身体を持つ幻獣グリフォンが、雌馬を襲って孕ませた時に誕生するハイブリッドな魔物の事だ。
ヒポグリフがはっきりとした姿で登場するのは、この叙事詩が初出なんだぜ』
ииииииииии
「その悪漢というのは、一体どこに?」
「ここから先にカレナという険しい山があり、その頂に豪華な城があります。
空飛ぶ馬に乗った悪漢は、我が許嫁をそこに連れ去ってしまったのです……
このピナベルも、騎士のはしくれ。どうにか妻を取り戻そうと馬を走らせ、ここまで来たのですが……ご覧の有様。我が馬は疲労の余り動けず、ボクもまたここで身動きが取れなくなってしまいました」
ピナベルと名乗った騎士は泣きながらさらに続けた。
「こんなボクの窮状を見かねて、ボクのために悪漢に挑んでくれた騎士もいましたが……皆捕まって城に連れ去られるか、殺されてしまったのです」
ブラダマンテはピナベルに、悪漢に挑んだ騎士の名を尋ねると……案の定、その騎士たちの中からロジェロの名を聞き出した。
(じゃあそのカレナ山の城の悪漢ってのを倒せば、ロジェロを救出できるのね!)
目当ての人間の確認ができた事で、司藤アイはノリノリになった。
彼女は演劇部員の経験を活かし、歴戦にして慈悲深き女騎士になりきって、哀れな騎士ピナベルを励まそうと情感たっぷりに宣言した。
「ピナベルさん、希望を捨てないで下さい。
貴方が名前を挙げた騎士たちの中に、わたしの友邦も数多くいました。
我が友たちや、愛しき人々を救うためにも、このブラダマンテ、カレナ山の悪漢に挑戦いたしましょう!」
「し、しかし……あなたは恐ろしくないのですか?
ボクの言葉通り、数多くの騎士があの悪漢に返り討ちに遭っているのですよ?」
「恐れていては、失ったものも取り戻せません。
ピナベルさん。わたしもここからは徒歩で進みます。道案内を頼めませんか?」
ブラダマンテの協力的な態度に、失意の騎士ピナベルも多少は希望を取り戻したようだった。
結局二人はスムーズにやり取りを終え、カレナ山の悪漢の居城へと進む事になるが、これにも理由があった。
このピナベルなる騎士、実はカレナ山の悪漢と結託していた。
通りがかる騎士に窮状を訴えては、困った人を見捨てられぬ彼らの騎士道精神を利用して誘い込む役目を負っていたのである。
彼は被害者のフリをしつつ、ブラダマンテを悪漢と示し合せた「狩場」まで案内する手筈であった。
ところが……
「足場が悪いですが、あの先へ渡らないといけませんね……」
「ちょっと待っててピナベルさん。ちょうどいい太さのニレの木があるわ」
ブラダマンテたちは道中、峡谷に差し掛かったために反対側へ渡るための簡易な橋を必要とした。
そこで近くの太いニレの木の枝を切断し、それを橋渡しとして峡谷にかけ、木に掴まりながら進もうとしたのである。
最初にブラダマンテが渡り、ピナベルがニレの木を支える役目であった。
が、不幸な事にブラダマンテがぶら下がりながら峡谷の半ばまで来た時、突風が吹いた。
ピナベルは思わず、支えていた木の枝を手放してしまった。と同時に――当然、掴まっていたブラダマンテも真っ逆さまに落下する!
「えっ、嘘ッ……きゃああああ――」
「……ブラダマンテさん!? う、うわああああ! なんて事だッ!」
悲鳴と共に谷底に吸い込まれていく女騎士の姿を見て、ピナベルは顔面蒼白になった。
「ボ、ボクのせいじゃあないぞッ! 風だ、風が悪いんだッ!
でもこいつはまずいぞ……カレナ山のアトラントの元に送り届ける前に、騎士が死んでしまうなんて……!
奴は恐ろしい魔法使いだ。この事を知ったら、ボクもどんな目に遭うか……!」
ピナベル。彼は悪名高いマイエンス家出身の騎士。
マイエンス家というのは、後にオルランドを奸計に陥れるガヌロンの血筋だ。
ピナベル自身、異教の魔法使いの陰謀に関与するぐらいなので、不実な犯罪行為を幾度も行っている身であった。
それ故に彼は……失態を糾弾されるのを恐れ、ブラダマンテを救出しに行こうとも思わず、一目散に逃走してしまうのである。
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