18 / 197
第2章 悪徳の魔女アルシナと海魔オルク
4 ロジェロ、アストルフォに呆れる
しおりを挟む
時間は少し遡る。
ムーア人(註:スペインのイスラム教徒)騎士ロジェロこと黒崎八式が、空飛ぶ幻獣ヒポグリフに乗り、地中海の空を翔けていた時のこと。
同じくムーア人騎士・フロリマールから、騎士アストルフォの捜索を依頼されての行動であった。
(オレの記憶が正しければ……アストルフォは魔女アルシナの魅了に引っかかり、木に変えられているハズだ)
黒崎はうろ覚えとはいえ「狂えるオルランド」を読んだ経験があり、物語の展開をある程度把握していた。
ロジェロは銀梅花の木に変えられたアストルフォと会話し、魔女や彼女の住む街の情報を得るのだ。
程なくしてヒポグリフは、怪しげな島に引き寄せられるように辿り着いた。
「……丸一日、飛びっ放しだったもんな、お前。悪かったよ」
空腹で気が立っている様子の幻獣をなだめすかし、早速一際目立つ場所にある銀梅花を見つけた。
通常の銀梅花よりも異様に花の数が多く、自己主張の激しい輝きを放っている。間違いなくコイツがそうだろう。
ロジェロは地上に降り立ち、ヒポグリフをロープで銀梅花の木に繋いだ。
そして兜を脱ぎ、剣や楯を置いて泉の水を飲み、休息した。
するとヒポグリフ、明らかに脱け出したがっており、暴れる。
繋がれている状態が不満というより、銀梅花の木から離れたい一心のようだ。
鷲の嘴で木の幹をつついたり、逞しい蹄で蹴りたくったりしている。
『痛い! 痛い! 痛いっての!』
途端に辺りに情けない悲鳴が響き渡ったが、周囲にはロジェロ以外、人影らしきものは見当たらない。
ロジェロはわざとらしく辺りを見回した後……深々と溜め息をついた。
「…………気のせいか」
『気のせいじゃないよ! このじゃじゃ馬を何とかしてくれ!
ボクの美しい肌に一生モノの傷跡が残ったりしたらどうするんだよッ!』
悲痛な訴えの発信源は、やっぱり予想通り銀梅花の木のものだった。
ロジェロは内心聞こえなかったフリをしたくなったが、声に反応して振り向いてしまった以上、もう誤魔化しは効かない。
「何か分からんが悪かったよ、名もなき木さん。
ヒポグリフは違う場所にくくりつけるから勘弁しておくれ」
『え? 嘘、それでおしまい? それってひどくない?
っていうか冷静すぎない?
ほら、木が喋ってるんだよ? 普通驚くよね? 何者だって聞いたりするもんじゃないの?』
黒崎は話の内容を知っている。木が喋ろうが動き出そうが、驚くに値しない。
このままスルーしたい心境だったが、それでは話が進まないどころか、最悪詰む恐れもある。
あまり気は進まなかったが、黒崎はロジェロとして、喋る銀梅花の木の話を聞く事にした。
「……じゃあ、聞こう。貴方は一体どちら様で?」
『よくぞ聞いてくれました!
ボクこそはアストルフォ! イングランドの王子さ!
フランク騎士随一の財力を持つ美男子だよ!』
「……いや、木だろ?」
『美男子だよ!』
「……お、おう……」
『美男子だよ! 大事なことなので三回言ったよ!』
(自分で自分を美男子呼ばわりか……なんて痛い奴だ)
人間の頃は美男子だったのだろうが、木と成り果てた今では分かる筈もない。
黒崎は内心呆れ返っていたが、アストルフォは今後、重要な役割を担うフランク王国の騎士である。
実力が……ではない。彼の所有する数々のチートアイテムや強運が、絶体絶命に陥っていたキリスト教陣営の逆転劇に繋がるのだ。
「そんな美男子のアストルフォ殿が、どうしてまた木なんぞに?」
『フッ……それは話せば長くなる。聞くも涙、語るも涙の大冒険活劇がだね――』
「ちょっと何言っているか分からん。
あんまり長くて退屈ならオレ、先急ぐから」
『ごめんお願い見捨てないで! できるだけかいつまんで話すからッ!?』
ロジェロの素っ気ない態度に、アストルフォは涙声になって必死に引き留めようとする。よほど長い事、誰からも相手にされず寂しい思いをしていたのだろう。
仕方なくロジェロは、植物と化した哀れな騎士の身の上話に耳を傾けた。
**********
原典通りというか何というか、やはりアストルフォは魔女アルシナの手によって木に変えられていた。
『彼女の誘いに乗り、島に着いた途端――島が物凄い勢いで動き出したんだ!
島の火山が噴火した――と思いきや、それは潮だった。島自体が巨大な鯨だったんだよ!』
「ほう……そりゃまた凄い」
『全然驚かないね!? 一緒に旅していたリナルドたちは勿論ボクを止めたよ?
しかし! 騎士たるもの、貴婦人のお誘いを断る訳にはいかない!
全員で断れば女性に恥をかかせる事になるし、かといって全員で誘いに乗れば、一網打尽で罠にかかってしまうかもしれないからね!』
「へえ。じゃあつまり、お前は他の騎士たちの身代わりとなるために、敢えてアルシナの誘いに乗ったと」
むしろリナルドたちは、体のいい厄介払いができたと思ったんじゃないだろうか。
『その通りさ! 幸いにしてボクはフランク騎士随一の美男子!
かの美姫アンジェリカですら、ボクを虜囚とした時、破格の扱いをしてくれた事があるからね。
それにボクが誠心誠意真心込めて接すれば、悪名高き魔女といえども、心変わりしてくれるかもしれない!』
「……ふむふむ、それで結果はどうなった?」
『ご覧の通りさ! しばらくは愛欲の日々を過ごした後、飽きられて銀梅花の木に変えられた!』
「……てんでダメじゃねえか!」
『失敬な! 他の騎士なんて、オリーブやヤシ、ヒマラヤスギだよ? ひどいのになると岩とか獣さ。
そこへ行くとボクは銀梅花。その花は愛と美の女神アフロディテに捧げられたとされるほど美しい!
まさにこのアストルフォにピッタリの姿だね!』
「…………」
大体ここまでは、原典通りの想定の範囲内の回答であった。
黒崎はさしたる感慨もなく、予想通りの内容につい、気を緩めてしまった。
「話は大体分かったよ、アストルフォ殿。
この島には悪徳の魔女アルシナが住んでいる。そして……
アルシナの妹、善徳を司る魔女ロジェスティラってのが、近くにいるハズだ。
彼女の住んでいる都に行く方法を教えて欲しい」
この島に住む魔女アルシナは、三姉妹である。
長女ファタ・モルガナ。次女アルシナ。そして三女ロジェスティラ。
原典通りであれば、末娘のロジェスティラは善なる魔女であり、ロジェロやアストルフォらに様々な助力を施してくれるのだ。
『……ロジェスティラ? 何を言っているんだい。
この島に住む魔女は、アルシナただ一人さ。他は全部、アルシナに仕える人々や魔物だけだ』
ところが、アストルフォの口から出た答えは意外なものであった。
ほとんど気の抜けていた黒崎にとって、寝耳に水の情報である。
「なッ……何を言っているんだ、アストルフォ。そんな筈は……!」
『どんな筈も何も、こんな小さな島に幾つも都がある筈がないだろう?
実際ボクは、ロジェスティラなんて名前の魔女の話は聞いた事がないよ』
アストルフォが嘘をついている様子はない。
黒崎は一転して絶望的な気分になった。彼の作戦は、アストルフォの話を聞いてロジェスティラの都に先に入り、アルシナに対抗するための助力を請うというものだった。しかしロジェスティラがいないのでは、作戦が根底から覆ってしまう。
『ただ……ロジェロ。ひとつ忠告しておこう。
ボクは確かにロジェスティラを知らない。
でも――アルシナはどうやら知っているようだ』
「? どういう事だ……?」
『ボクとこうやって普通に会話できて、アルシナの情報が簡単に手に入る。不思議に思わないかい?
この島の主はアルシナで、彼女は常に寄り付く騎士や旅人を狙っているっていうのにさ』
「!」
『この会話は全部、アルシナに筒抜けなんだよ。
で、今きみ、ロジェスティラの名前を口にしたろう?
この島に存在しないハズの魔女の名前を知っているきみに、彼女は異常な警戒心を抱いたようだ』
「しまったッ……!」
黒崎は完全に油断していた。なまじ原典を知っているが故に。
慌てて繋いでいたヒポグリフを解放し、逃げようとしたが手遅れだった。
悪徳の魔女アルシナは、ロジェロを誘惑する対象ではなく、捕縛すべき敵として認識し――最初から実力行使に出た。
全力を出した彼女の恐るべき魔力に、黒崎が抗う術などある筈がなかった。
ムーア人(註:スペインのイスラム教徒)騎士ロジェロこと黒崎八式が、空飛ぶ幻獣ヒポグリフに乗り、地中海の空を翔けていた時のこと。
同じくムーア人騎士・フロリマールから、騎士アストルフォの捜索を依頼されての行動であった。
(オレの記憶が正しければ……アストルフォは魔女アルシナの魅了に引っかかり、木に変えられているハズだ)
黒崎はうろ覚えとはいえ「狂えるオルランド」を読んだ経験があり、物語の展開をある程度把握していた。
ロジェロは銀梅花の木に変えられたアストルフォと会話し、魔女や彼女の住む街の情報を得るのだ。
程なくしてヒポグリフは、怪しげな島に引き寄せられるように辿り着いた。
「……丸一日、飛びっ放しだったもんな、お前。悪かったよ」
空腹で気が立っている様子の幻獣をなだめすかし、早速一際目立つ場所にある銀梅花を見つけた。
通常の銀梅花よりも異様に花の数が多く、自己主張の激しい輝きを放っている。間違いなくコイツがそうだろう。
ロジェロは地上に降り立ち、ヒポグリフをロープで銀梅花の木に繋いだ。
そして兜を脱ぎ、剣や楯を置いて泉の水を飲み、休息した。
するとヒポグリフ、明らかに脱け出したがっており、暴れる。
繋がれている状態が不満というより、銀梅花の木から離れたい一心のようだ。
鷲の嘴で木の幹をつついたり、逞しい蹄で蹴りたくったりしている。
『痛い! 痛い! 痛いっての!』
途端に辺りに情けない悲鳴が響き渡ったが、周囲にはロジェロ以外、人影らしきものは見当たらない。
ロジェロはわざとらしく辺りを見回した後……深々と溜め息をついた。
「…………気のせいか」
『気のせいじゃないよ! このじゃじゃ馬を何とかしてくれ!
ボクの美しい肌に一生モノの傷跡が残ったりしたらどうするんだよッ!』
悲痛な訴えの発信源は、やっぱり予想通り銀梅花の木のものだった。
ロジェロは内心聞こえなかったフリをしたくなったが、声に反応して振り向いてしまった以上、もう誤魔化しは効かない。
「何か分からんが悪かったよ、名もなき木さん。
ヒポグリフは違う場所にくくりつけるから勘弁しておくれ」
『え? 嘘、それでおしまい? それってひどくない?
っていうか冷静すぎない?
ほら、木が喋ってるんだよ? 普通驚くよね? 何者だって聞いたりするもんじゃないの?』
黒崎は話の内容を知っている。木が喋ろうが動き出そうが、驚くに値しない。
このままスルーしたい心境だったが、それでは話が進まないどころか、最悪詰む恐れもある。
あまり気は進まなかったが、黒崎はロジェロとして、喋る銀梅花の木の話を聞く事にした。
「……じゃあ、聞こう。貴方は一体どちら様で?」
『よくぞ聞いてくれました!
ボクこそはアストルフォ! イングランドの王子さ!
フランク騎士随一の財力を持つ美男子だよ!』
「……いや、木だろ?」
『美男子だよ!』
「……お、おう……」
『美男子だよ! 大事なことなので三回言ったよ!』
(自分で自分を美男子呼ばわりか……なんて痛い奴だ)
人間の頃は美男子だったのだろうが、木と成り果てた今では分かる筈もない。
黒崎は内心呆れ返っていたが、アストルフォは今後、重要な役割を担うフランク王国の騎士である。
実力が……ではない。彼の所有する数々のチートアイテムや強運が、絶体絶命に陥っていたキリスト教陣営の逆転劇に繋がるのだ。
「そんな美男子のアストルフォ殿が、どうしてまた木なんぞに?」
『フッ……それは話せば長くなる。聞くも涙、語るも涙の大冒険活劇がだね――』
「ちょっと何言っているか分からん。
あんまり長くて退屈ならオレ、先急ぐから」
『ごめんお願い見捨てないで! できるだけかいつまんで話すからッ!?』
ロジェロの素っ気ない態度に、アストルフォは涙声になって必死に引き留めようとする。よほど長い事、誰からも相手にされず寂しい思いをしていたのだろう。
仕方なくロジェロは、植物と化した哀れな騎士の身の上話に耳を傾けた。
**********
原典通りというか何というか、やはりアストルフォは魔女アルシナの手によって木に変えられていた。
『彼女の誘いに乗り、島に着いた途端――島が物凄い勢いで動き出したんだ!
島の火山が噴火した――と思いきや、それは潮だった。島自体が巨大な鯨だったんだよ!』
「ほう……そりゃまた凄い」
『全然驚かないね!? 一緒に旅していたリナルドたちは勿論ボクを止めたよ?
しかし! 騎士たるもの、貴婦人のお誘いを断る訳にはいかない!
全員で断れば女性に恥をかかせる事になるし、かといって全員で誘いに乗れば、一網打尽で罠にかかってしまうかもしれないからね!』
「へえ。じゃあつまり、お前は他の騎士たちの身代わりとなるために、敢えてアルシナの誘いに乗ったと」
むしろリナルドたちは、体のいい厄介払いができたと思ったんじゃないだろうか。
『その通りさ! 幸いにしてボクはフランク騎士随一の美男子!
かの美姫アンジェリカですら、ボクを虜囚とした時、破格の扱いをしてくれた事があるからね。
それにボクが誠心誠意真心込めて接すれば、悪名高き魔女といえども、心変わりしてくれるかもしれない!』
「……ふむふむ、それで結果はどうなった?」
『ご覧の通りさ! しばらくは愛欲の日々を過ごした後、飽きられて銀梅花の木に変えられた!』
「……てんでダメじゃねえか!」
『失敬な! 他の騎士なんて、オリーブやヤシ、ヒマラヤスギだよ? ひどいのになると岩とか獣さ。
そこへ行くとボクは銀梅花。その花は愛と美の女神アフロディテに捧げられたとされるほど美しい!
まさにこのアストルフォにピッタリの姿だね!』
「…………」
大体ここまでは、原典通りの想定の範囲内の回答であった。
黒崎はさしたる感慨もなく、予想通りの内容につい、気を緩めてしまった。
「話は大体分かったよ、アストルフォ殿。
この島には悪徳の魔女アルシナが住んでいる。そして……
アルシナの妹、善徳を司る魔女ロジェスティラってのが、近くにいるハズだ。
彼女の住んでいる都に行く方法を教えて欲しい」
この島に住む魔女アルシナは、三姉妹である。
長女ファタ・モルガナ。次女アルシナ。そして三女ロジェスティラ。
原典通りであれば、末娘のロジェスティラは善なる魔女であり、ロジェロやアストルフォらに様々な助力を施してくれるのだ。
『……ロジェスティラ? 何を言っているんだい。
この島に住む魔女は、アルシナただ一人さ。他は全部、アルシナに仕える人々や魔物だけだ』
ところが、アストルフォの口から出た答えは意外なものであった。
ほとんど気の抜けていた黒崎にとって、寝耳に水の情報である。
「なッ……何を言っているんだ、アストルフォ。そんな筈は……!」
『どんな筈も何も、こんな小さな島に幾つも都がある筈がないだろう?
実際ボクは、ロジェスティラなんて名前の魔女の話は聞いた事がないよ』
アストルフォが嘘をついている様子はない。
黒崎は一転して絶望的な気分になった。彼の作戦は、アストルフォの話を聞いてロジェスティラの都に先に入り、アルシナに対抗するための助力を請うというものだった。しかしロジェスティラがいないのでは、作戦が根底から覆ってしまう。
『ただ……ロジェロ。ひとつ忠告しておこう。
ボクは確かにロジェスティラを知らない。
でも――アルシナはどうやら知っているようだ』
「? どういう事だ……?」
『ボクとこうやって普通に会話できて、アルシナの情報が簡単に手に入る。不思議に思わないかい?
この島の主はアルシナで、彼女は常に寄り付く騎士や旅人を狙っているっていうのにさ』
「!」
『この会話は全部、アルシナに筒抜けなんだよ。
で、今きみ、ロジェスティラの名前を口にしたろう?
この島に存在しないハズの魔女の名前を知っているきみに、彼女は異常な警戒心を抱いたようだ』
「しまったッ……!」
黒崎は完全に油断していた。なまじ原典を知っているが故に。
慌てて繋いでいたヒポグリフを解放し、逃げようとしたが手遅れだった。
悪徳の魔女アルシナは、ロジェロを誘惑する対象ではなく、捕縛すべき敵として認識し――最初から実力行使に出た。
全力を出した彼女の恐るべき魔力に、黒崎が抗う術などある筈がなかった。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
覚悟は良いですか、お父様? ―虐げられた娘はお家乗っ取りを企んだ婿の父とその愛人の娘である異母妹をまとめて追い出す―
Erin
恋愛
【完結済・全3話】伯爵令嬢のカメリアは母が死んだ直後に、父が屋敷に連れ込んだ愛人とその子に虐げられていた。その挙句、カメリアが十六歳の成人後に継ぐ予定の伯爵家から追い出し、伯爵家の血を一滴も引かない異母妹に継がせると言い出す。後を継がないカメリアには嗜虐趣味のある男に嫁がられることになった。絶対に父たちの言いなりになりたくないカメリアは家を出て復讐することにした。7/6に最終話投稿予定。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
五年後、元夫の後悔が遅すぎる。~娘が「パパ」と呼びそうで困ってます~
放浪人
恋愛
「君との婚姻は無効だ。実家へ帰るがいい」
大聖堂の冷たい石畳の上で、辺境伯ロルフから突然「婚姻は最初から無かった」と宣告された子爵家次女のエリシア。実家にも見放され、身重の体で王都の旧市街へ追放された彼女は、絶望のどん底で愛娘クララを出産する。
生き抜くために針と糸を握ったエリシアは、持ち前の技術で不思議な力を持つ「祝布(しゅくふ)」を織り上げる職人として立ち上がる。施しではなく「仕事」として正当な対価を払い、決して土足で踏み込んでこない救恤院の監督官リュシアンの温かい優しさに触れエリシアは少しずつ人間らしい心と笑顔を取り戻していった。
しかし五年後。辺境を襲った疫病を救うための緊急要請を通じ、エリシアは冷酷だった元夫ロルフと再会してしまう。しかも隣にいる娘の青い瞳は彼と瓜二つだった。
「すまない。私は父としての責任を果たす」
かつての合理主義の塊だった元夫は、自らの過ちを深く悔い、家の権益を捨ててでも母子を守る「強固な盾」になろうとする。娘のクララもまた、危機から救ってくれた彼を「パパ」と呼び始めてしまい……。
だが、どんなに後悔されても、どんなに身を挺して守られても、一度完全に壊された関係が元に戻ることは絶対にない。エリシアが真の伴侶として選ぶのは、凍えた心を溶かし、温かい日常を共に歩んでくれたリュシアンただ一人だった。
これは、全てを奪われた一人の女性が母として力強く成長し誰にも脅かされることのない「本物の家族」と「静かで確かな幸福」を自分の手で選び取るまでの物語。
ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?
音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。
役に立たないから出ていけ?
わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます!
さようなら!
5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!
つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました
蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈
絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。
絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!!
聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ!
ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!!
+++++
・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)
追放されたS級清掃員、配信切り忘れで伝説になる「ただのゴミ掃除」と言って神話級ドラゴンを消し飛ばしていたら世界中がパニックになってますが?
あとりえむ
ファンタジー
【5話ごとのサクッと読める構成です!】全60話 完結しました。読者の皆様ありがとうございます!
世界を救ったのは、聖剣ではなく「洗剤」でした。
「君のやり方は古いんだよ」 不当な理由でS級クランを追放された、ベテラン清掃員・灰坂ソウジ(38歳)。 職を失った彼だったが、実は彼にはとんでもない秘密があった。 呪いのゴーグルのせいで、あらゆる怪物が「汚れ」にしか見えないのだ。
・神話級ドラゴン
⇒ 換気扇の頑固な油汚れ(洗剤で瞬殺)
・深淵の邪神
⇒ トイレの配管詰まり(スッポンで解決)
・次元の裂け目
⇒ 天井の雨漏りシミ(洗濯機で丸洗い)
「あー、ここ汚れてるな。チャチャッと落としておくか」
本人はただ業務として掃除をしているだけなのに、その姿は世界中で配信され、人類最強の英雄として崇められていく! 可愛い元ダンジョン・コアや、潔癖症の聖女も入社し、会社は今日も大忙し。 一方、彼を追放した元クランは、汚れ(モンスター)に埋もれて破滅寸前で……?
「地球が汚れてる? じゃあ、一回丸洗いしますか」 最強の清掃員が、モップ片手に世界をピカピカにする、痛快・勘違い無双ファンタジー!
【免責事項】
この物語はフィクションです。実在の人物・団体とは関係ありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる