36 / 197
第3章 最強騎士オルランド
3 アンジェリカの正体
しおりを挟む
黒崎八式と司藤アイは、お互い赤面しながら口論していた。
「司藤お前……! オレが最初からお前の顔が現実世界のモノに見えてたって……気づいてなかったのかよ!?」
「だってしょうがないじゃない!
鏡や川面に映る顔は、ブラダマンテのモノなのよ?
こんなややこしい話、気づく方がどうかしてるわよッ!?」
確かにややこしい話だ。現代日本から「狂えるオルランド」の世界に飛ばされた者同士だけ、元の世界の顔を認識できるだなどと。
もっともそのお陰で、魔女アルシナの奸計を素早く見破る事ができたのだが……
「くっそ……じゃあオレの顔も、ロジェロじゃなくオレ自身の顔でお前には見えてたのか……!
なんだかオレの方も、すっげぇ恥ずかしくなってきたじゃねえか……!」
「ああ、もうヤダ……記憶を抹消したい……いっそ死にたい……」
茹ったように顔を赤らめ、羞恥心に悶えまくる二人を見て、アンジェリカは腹を抱えて大笑いしていた。
「あはははっ! あなた達……見てて飽きないわね!
もしかして『本の外の世界』では顔見知りだったりする訳?
ひょっとして恋人同士?」
「違います!」「違ェよ!?」
アンジェリカの問いを同時に否定する二人。息ぴったりである。
そんなアイ達を見て、契丹の王女はさらに笑い転げる。その態度にアイは苛立ちを隠せなかったが……それでも発言の重大さは聞き逃していなかった。
「アンジェリカ。貴女……ここが『本の世界』だって知っているの?
もしかして貴女も、外の世界からここに引きずり込まれた犠牲者だったり?」
アイの疑問を聞くと――アンジェリカの笑い声はピタリと止まった。
途端に彼女は真剣な眼差しになり、逆に質問を返してきた。
「……ごめんなさいね。質問に答える前に、こっちから聞かせてちょうだい。
あなた達、この世界では誰の身体に入っているの?」
「……ブラダマンテ。クレルモン公エイモンの娘よ」
「ロジェロだ。ムーア人の騎士。養父はアトラントという」
今更な質問に、アイと黒崎はサラリと答えた。
「ではもうひとつの質問。あなた達の『元の世界』での名前は?」
「……司藤アイ、よ」
「オレは黒崎。黒崎八式……だ」
二人にとっては当然で、分かりきった回答だった。
しかし……その答えに、アンジェリカの表情は見る間に沈んでいく。
「そう……羨ましいわね。元の世界の『魂の記憶』が、ちゃんとあるんだ?」
「…………えっ?」
「アンジェリカ。それはどういう意味――」
「私は……契丹の王女アンジェリカ。今は亡きカタイ王ガラフロンの娘。
私はこの世界が『本の中の物語』の世界だと知っているわ。恐らく――私の『魂』も、元はあなた達の世界にいた誰かなんだと思う。
でも……思い出せないの。本当は私が、いったい誰なのか」
アンジェリカの声は震えていた。
「私には――『魂の記憶』がない。
だからあなた達の顔も、物語のブラダマンテと、ロジェロの顔にしか見えない」
**********
二人はアンジェリカの言葉に少なからず衝撃を受けたが、心の中で納得する要素があった。
現にブラダマンテ、ロジェロともども――目の前に映る彼女の姿は、絶世の美貌を誇る異国の姫君そのものなのだ。
もし彼女に「元の世界」の記憶があり、魂の名を覚えていたのであれば……アイや黒崎と同様、元の世界の顔で認識できなければ理屈に合わない。
「今の私の持っている記憶は、王女アンジェリカとしてのものと――
この物語の世界が、何度も何度も繰り返されているという事だけ」
「狂えるオルランド」の物語は、これまで幾度となく繰り返されてきた。
それはすなわち、これまで幾人もの「ブラダマンテ」が物語の結末を迎えようとして失敗し――時間が、世界がリセットされたという事に他ならない。
「多分、だけど――私もかつては『ブラダマンテ』だったんだと思う。
でも途中で失敗して……物語を進める役割から『退場』する羽目になったんでしょうね」
アンジェリカの言葉に、アイも黒崎も魂の底から怖気がした。
下田教授からは聞かされていなかった。もしこの物語を最後まで迎える事なく、冒険に失敗したら――自分たちがどうなってしまうのか。
「失敗しても死にはしない、みたいだけれど――
私は美姫アンジェリカとして。物語を構成する『脇役』をあてがわれて、ずっとこの役目を繰り返すんだわ。
誰かが結末を――ハッピーエンドを迎えない限り」
ひょっとしたら、アンジェリカに成り代わった直後は、まだ元の「魂の記憶」が残っていたのかもしれない。
だが物語が繰り返されるにつれ、何度も何度も「アンジェリカ」を演じる羽目になった彼女は……段々と元の世界の記憶を失っていった。
今や自分が誰だったのかすら思い出せず、アイや黒崎の「魂」の顔も見えない。
「――どうしたの? 二人ともそんな怖い顔しちゃって。
心配しなくても私は味方だから。あなた達にハッピーエンドを迎えて欲しいって、ちゃんと思っているから。
あなた達は『魂の記憶』がある。だからまだ間に合うわ。二人で協力して――」
「……アンジェリカ!」
アイは突如、アンジェリカの手を掴んだ。
ひどく冷たかった。彼女の魂は凍えていた。今掴んでおかなければ、どこか遠くへ行ってしまう気がした。
「わたしと黒崎は、物語の結末を迎えて外に出たいと思っている。
綺織浩介っていうわたしの先輩も、この本の世界のどこかにいる筈だから、探し出したい。
もちろんアンジェリカ、貴女もよ?
一緒に協力して――この物語の中から出ましょ?」
アイの呼びかけは、アンジェリカにとって思いもよらぬ話だった。
まったく予想外の言葉にきょとんとして、彼女は目を白黒させている。
「え――? え――? ブラダマンテ、何を言って……?
私に『魂の記憶』はないのよ?
私はもう、アンジェリカとしての記憶しかない。
元の世界の、誰かも分からない――死んだも同然の人間なのに――」
「馬鹿な事言わないでッ!」
声を荒げ、アイは握り締める手の力を強めてしまった。
「ちょ……痛い! やめて!」
「ごめんなさい。でも――痛みを感じるでしょ? 貴女は生きてるわ。
目の前にこうして生きている。死んでなんかない!
たとえ元の世界の記憶を失っているとしても。二度と思い出せないなんて、誰が決めたのよ? そんな悲しい事……絶対にないッ!」
司藤アイの言葉は激しく、熱がこもっていた。
冷えきったアンジェリカの魂に、ほんのわずかだが温もりをもたらした。
「――オレも、司藤の意見に賛成だな」黒崎が言った。
「まだ望みはあると思うぜ。だってアンタは『外の世界』がある事を知ってる。
外の世界からこの物語に迷い込んできたっていう記憶をまだ持ってる。
つまりアンタの『魂』と、外の世界とを繋ぐ『糸』は――まだ完全には切れちゃいないって事なんじゃねえのか?」
アイの炎のように暖かな心遣い。黒崎の控え目ながらも冷静な心遣い。
(――こんな事を言われるなんて、思いもしなかった。
見ず知らずの私を、元の世界の誰でもなくなった私を――こんなにも気にかけてくれるなんて)
ふと気がつくと――アンジェリカの目から涙が一滴、頬を伝わっていた。
「司藤お前……! オレが最初からお前の顔が現実世界のモノに見えてたって……気づいてなかったのかよ!?」
「だってしょうがないじゃない!
鏡や川面に映る顔は、ブラダマンテのモノなのよ?
こんなややこしい話、気づく方がどうかしてるわよッ!?」
確かにややこしい話だ。現代日本から「狂えるオルランド」の世界に飛ばされた者同士だけ、元の世界の顔を認識できるだなどと。
もっともそのお陰で、魔女アルシナの奸計を素早く見破る事ができたのだが……
「くっそ……じゃあオレの顔も、ロジェロじゃなくオレ自身の顔でお前には見えてたのか……!
なんだかオレの方も、すっげぇ恥ずかしくなってきたじゃねえか……!」
「ああ、もうヤダ……記憶を抹消したい……いっそ死にたい……」
茹ったように顔を赤らめ、羞恥心に悶えまくる二人を見て、アンジェリカは腹を抱えて大笑いしていた。
「あはははっ! あなた達……見てて飽きないわね!
もしかして『本の外の世界』では顔見知りだったりする訳?
ひょっとして恋人同士?」
「違います!」「違ェよ!?」
アンジェリカの問いを同時に否定する二人。息ぴったりである。
そんなアイ達を見て、契丹の王女はさらに笑い転げる。その態度にアイは苛立ちを隠せなかったが……それでも発言の重大さは聞き逃していなかった。
「アンジェリカ。貴女……ここが『本の世界』だって知っているの?
もしかして貴女も、外の世界からここに引きずり込まれた犠牲者だったり?」
アイの疑問を聞くと――アンジェリカの笑い声はピタリと止まった。
途端に彼女は真剣な眼差しになり、逆に質問を返してきた。
「……ごめんなさいね。質問に答える前に、こっちから聞かせてちょうだい。
あなた達、この世界では誰の身体に入っているの?」
「……ブラダマンテ。クレルモン公エイモンの娘よ」
「ロジェロだ。ムーア人の騎士。養父はアトラントという」
今更な質問に、アイと黒崎はサラリと答えた。
「ではもうひとつの質問。あなた達の『元の世界』での名前は?」
「……司藤アイ、よ」
「オレは黒崎。黒崎八式……だ」
二人にとっては当然で、分かりきった回答だった。
しかし……その答えに、アンジェリカの表情は見る間に沈んでいく。
「そう……羨ましいわね。元の世界の『魂の記憶』が、ちゃんとあるんだ?」
「…………えっ?」
「アンジェリカ。それはどういう意味――」
「私は……契丹の王女アンジェリカ。今は亡きカタイ王ガラフロンの娘。
私はこの世界が『本の中の物語』の世界だと知っているわ。恐らく――私の『魂』も、元はあなた達の世界にいた誰かなんだと思う。
でも……思い出せないの。本当は私が、いったい誰なのか」
アンジェリカの声は震えていた。
「私には――『魂の記憶』がない。
だからあなた達の顔も、物語のブラダマンテと、ロジェロの顔にしか見えない」
**********
二人はアンジェリカの言葉に少なからず衝撃を受けたが、心の中で納得する要素があった。
現にブラダマンテ、ロジェロともども――目の前に映る彼女の姿は、絶世の美貌を誇る異国の姫君そのものなのだ。
もし彼女に「元の世界」の記憶があり、魂の名を覚えていたのであれば……アイや黒崎と同様、元の世界の顔で認識できなければ理屈に合わない。
「今の私の持っている記憶は、王女アンジェリカとしてのものと――
この物語の世界が、何度も何度も繰り返されているという事だけ」
「狂えるオルランド」の物語は、これまで幾度となく繰り返されてきた。
それはすなわち、これまで幾人もの「ブラダマンテ」が物語の結末を迎えようとして失敗し――時間が、世界がリセットされたという事に他ならない。
「多分、だけど――私もかつては『ブラダマンテ』だったんだと思う。
でも途中で失敗して……物語を進める役割から『退場』する羽目になったんでしょうね」
アンジェリカの言葉に、アイも黒崎も魂の底から怖気がした。
下田教授からは聞かされていなかった。もしこの物語を最後まで迎える事なく、冒険に失敗したら――自分たちがどうなってしまうのか。
「失敗しても死にはしない、みたいだけれど――
私は美姫アンジェリカとして。物語を構成する『脇役』をあてがわれて、ずっとこの役目を繰り返すんだわ。
誰かが結末を――ハッピーエンドを迎えない限り」
ひょっとしたら、アンジェリカに成り代わった直後は、まだ元の「魂の記憶」が残っていたのかもしれない。
だが物語が繰り返されるにつれ、何度も何度も「アンジェリカ」を演じる羽目になった彼女は……段々と元の世界の記憶を失っていった。
今や自分が誰だったのかすら思い出せず、アイや黒崎の「魂」の顔も見えない。
「――どうしたの? 二人ともそんな怖い顔しちゃって。
心配しなくても私は味方だから。あなた達にハッピーエンドを迎えて欲しいって、ちゃんと思っているから。
あなた達は『魂の記憶』がある。だからまだ間に合うわ。二人で協力して――」
「……アンジェリカ!」
アイは突如、アンジェリカの手を掴んだ。
ひどく冷たかった。彼女の魂は凍えていた。今掴んでおかなければ、どこか遠くへ行ってしまう気がした。
「わたしと黒崎は、物語の結末を迎えて外に出たいと思っている。
綺織浩介っていうわたしの先輩も、この本の世界のどこかにいる筈だから、探し出したい。
もちろんアンジェリカ、貴女もよ?
一緒に協力して――この物語の中から出ましょ?」
アイの呼びかけは、アンジェリカにとって思いもよらぬ話だった。
まったく予想外の言葉にきょとんとして、彼女は目を白黒させている。
「え――? え――? ブラダマンテ、何を言って……?
私に『魂の記憶』はないのよ?
私はもう、アンジェリカとしての記憶しかない。
元の世界の、誰かも分からない――死んだも同然の人間なのに――」
「馬鹿な事言わないでッ!」
声を荒げ、アイは握り締める手の力を強めてしまった。
「ちょ……痛い! やめて!」
「ごめんなさい。でも――痛みを感じるでしょ? 貴女は生きてるわ。
目の前にこうして生きている。死んでなんかない!
たとえ元の世界の記憶を失っているとしても。二度と思い出せないなんて、誰が決めたのよ? そんな悲しい事……絶対にないッ!」
司藤アイの言葉は激しく、熱がこもっていた。
冷えきったアンジェリカの魂に、ほんのわずかだが温もりをもたらした。
「――オレも、司藤の意見に賛成だな」黒崎が言った。
「まだ望みはあると思うぜ。だってアンタは『外の世界』がある事を知ってる。
外の世界からこの物語に迷い込んできたっていう記憶をまだ持ってる。
つまりアンタの『魂』と、外の世界とを繋ぐ『糸』は――まだ完全には切れちゃいないって事なんじゃねえのか?」
アイの炎のように暖かな心遣い。黒崎の控え目ながらも冷静な心遣い。
(――こんな事を言われるなんて、思いもしなかった。
見ず知らずの私を、元の世界の誰でもなくなった私を――こんなにも気にかけてくれるなんて)
ふと気がつくと――アンジェリカの目から涙が一滴、頬を伝わっていた。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
覚悟は良いですか、お父様? ―虐げられた娘はお家乗っ取りを企んだ婿の父とその愛人の娘である異母妹をまとめて追い出す―
Erin
恋愛
【完結済・全3話】伯爵令嬢のカメリアは母が死んだ直後に、父が屋敷に連れ込んだ愛人とその子に虐げられていた。その挙句、カメリアが十六歳の成人後に継ぐ予定の伯爵家から追い出し、伯爵家の血を一滴も引かない異母妹に継がせると言い出す。後を継がないカメリアには嗜虐趣味のある男に嫁がられることになった。絶対に父たちの言いなりになりたくないカメリアは家を出て復讐することにした。7/6に最終話投稿予定。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
五年後、元夫の後悔が遅すぎる。~娘が「パパ」と呼びそうで困ってます~
放浪人
恋愛
「君との婚姻は無効だ。実家へ帰るがいい」
大聖堂の冷たい石畳の上で、辺境伯ロルフから突然「婚姻は最初から無かった」と宣告された子爵家次女のエリシア。実家にも見放され、身重の体で王都の旧市街へ追放された彼女は、絶望のどん底で愛娘クララを出産する。
生き抜くために針と糸を握ったエリシアは、持ち前の技術で不思議な力を持つ「祝布(しゅくふ)」を織り上げる職人として立ち上がる。施しではなく「仕事」として正当な対価を払い、決して土足で踏み込んでこない救恤院の監督官リュシアンの温かい優しさに触れエリシアは少しずつ人間らしい心と笑顔を取り戻していった。
しかし五年後。辺境を襲った疫病を救うための緊急要請を通じ、エリシアは冷酷だった元夫ロルフと再会してしまう。しかも隣にいる娘の青い瞳は彼と瓜二つだった。
「すまない。私は父としての責任を果たす」
かつての合理主義の塊だった元夫は、自らの過ちを深く悔い、家の権益を捨ててでも母子を守る「強固な盾」になろうとする。娘のクララもまた、危機から救ってくれた彼を「パパ」と呼び始めてしまい……。
だが、どんなに後悔されても、どんなに身を挺して守られても、一度完全に壊された関係が元に戻ることは絶対にない。エリシアが真の伴侶として選ぶのは、凍えた心を溶かし、温かい日常を共に歩んでくれたリュシアンただ一人だった。
これは、全てを奪われた一人の女性が母として力強く成長し誰にも脅かされることのない「本物の家族」と「静かで確かな幸福」を自分の手で選び取るまでの物語。
ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?
音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。
役に立たないから出ていけ?
わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます!
さようなら!
5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!
つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました
蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈
絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。
絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!!
聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ!
ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!!
+++++
・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)
追放されたS級清掃員、配信切り忘れで伝説になる「ただのゴミ掃除」と言って神話級ドラゴンを消し飛ばしていたら世界中がパニックになってますが?
あとりえむ
ファンタジー
【5話ごとのサクッと読める構成です!】全60話 完結しました。読者の皆様ありがとうございます!
世界を救ったのは、聖剣ではなく「洗剤」でした。
「君のやり方は古いんだよ」 不当な理由でS級クランを追放された、ベテラン清掃員・灰坂ソウジ(38歳)。 職を失った彼だったが、実は彼にはとんでもない秘密があった。 呪いのゴーグルのせいで、あらゆる怪物が「汚れ」にしか見えないのだ。
・神話級ドラゴン
⇒ 換気扇の頑固な油汚れ(洗剤で瞬殺)
・深淵の邪神
⇒ トイレの配管詰まり(スッポンで解決)
・次元の裂け目
⇒ 天井の雨漏りシミ(洗濯機で丸洗い)
「あー、ここ汚れてるな。チャチャッと落としておくか」
本人はただ業務として掃除をしているだけなのに、その姿は世界中で配信され、人類最強の英雄として崇められていく! 可愛い元ダンジョン・コアや、潔癖症の聖女も入社し、会社は今日も大忙し。 一方、彼を追放した元クランは、汚れ(モンスター)に埋もれて破滅寸前で……?
「地球が汚れてる? じゃあ、一回丸洗いしますか」 最強の清掃員が、モップ片手に世界をピカピカにする、痛快・勘違い無双ファンタジー!
【免責事項】
この物語はフィクションです。実在の人物・団体とは関係ありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる