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第6章 アストルフォ月へ行く
12 記憶の旅・黒崎八式編
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ロジェロこと黒崎八式は眠りにつき、月へと向かう夢を見た。
「月」は過去の精神世界。忘れかけていた彼の現実世界の記憶が蘇るのだった。
**********
小学生の頃の黒崎は、いじめられっ子だった。近所で幅を利かせていたガキ大将のグループに絡まれ、しょっちゅう泣かされていた。
いつものように公園の片隅で泣きべそをかいていると、いきなり怒鳴られた。
「なによアンタ! 男の子のくせになさけないわねっ!」
現れたのは勝ち気そうな、自分と同い年程度の女の子だった。
愛らしい容姿に、呆れた様な顔を浮かべ鼻を鳴らしている。
「だって……しょうがないじゃんか。あいつら5人もいるのに、ぼくはたった一人だし。立ち向かったところで、どうにもならないよ」
「さいしょからそんな風にあきらめてるから、いじめられちゃうのよ!
いい? 男の子はなめられたらおしまいよ。いっしょうパシリにされちゃうわ!」
「……そ、そうなの?」
「そうよ! これからずっと、あいつらにでかい顔されて『パン買ってきてくれよ』ってしいられちゃうのよ!
そんな人生でへいきなの!?」
女の子の言う絶望の未来図を思い浮かべ――黒崎は目の前が真っ暗になった気がした。
「…………や、やだ」
「だったら、たたかいましょ!
だいじょうぶ! わたしもいっしょにがんばるから!」
女の子はやる気満々で拳を握りしめ、興奮気味に叫んだ。現状でも2対5だが、何だかとっても心強い。
しかしここに来て、黒崎はこの協力的な女の子の名前も知らない事に気づいた。
「……きみ、だれ?」
「あ。言ってなかったっけ。わたし、しどうアイ!
アイちゃんって呼んでよね!」
「アイちゃん……か。ぼくはくろさき。くろさきやしきって言うんだ」
「やしき……やっくんね! よろしく! 戦友!」
アイと名乗った女の子は胸を張り、にっこりと微笑んで右手を差し出してきた。
黒崎は躊躇いがちに、女の子の手をぎゅっと握る。とても暖かかった。
共に戦う仲間として握手をした後、二人は早速行動に移った。
公園を我が物顔で占拠するガキ大将率いる五人組。アイは彼らに向かって大声で叫んだ。
「こうえんはみんなであそぶところよ! ちゃんとわきまえなさいよ!」
「何いってんだぁ、あいつ……」悪ガキどもは早くもイラついていた。
「やーい! おまえのかーちゃん、でーべーそっ!」
「何だとコラ! 親はかんけーねーだろ、親は! おー!?」
子供じみたアイの挑発に、同じく小学生だった悪ガキどもはあっさりと乗った。
逃げるアイを追って散り散りになってしまう五人組。
《いまよ、やっくん。あいつだけぼっちになってる!
ふたりがかりでおそいかかりましょ!》
《なんか、ひきょうな気もするけど……》
《二人で五人に勝つためよ! しゅだんなんてえらんでられないわ!》
こうして、分断された悪ガキどもを一人ずつ。二人で同時に挑みかかり勝利していく。
誰一人として帰って来ず、不安にかられたガキ大将に狙いを定め、前後から挟み撃ちにした。さすがに他の子のように簡単には行かなかったが、二人がかりで必死になって殴り合った末に……ようやく降参させる事ができたのだった。
「ほら! うまくいったでしょ、やっくん!」
「すごいやアイちゃん! 顔、ぼろっぼろだけど!」
「それはアンタだって同じじゃない!」
取っ組み合いの末地面を転がりまくったせいで、二人とも泥んこ、擦り傷だらけであった。
酷い顔同士を突き合わせて、黒崎はアイと一緒に大笑いした。久しぶりに腹の底から、楽しげに笑った。
それから黒崎とアイは、公園でしょっちゅう会っては遊ぶようになった。
時には喧嘩する事もあったが――アイと行動を共にするようになってから、黒崎はいじめられなくなり、楽しい日々を過ごした。
(小学校を卒業間近になって、オレの親の都合で転校する事になって。
それを転機に中学の間は会う事はなかったけれど……司藤は、いや、アイは……
オレにとっての、ヒーローみたいなモンだった)
子供心に。司藤アイの自信に満ちた雄姿は、黒崎にとって眩しかった。
図書館で読んだ事のある、フランスを救ったという女性の英雄ジャンヌ・ダルクは、きっとこんな感じなのだろうと思った。
**********
中学になって黒崎は遠くに引っ越した為、司藤アイとの連絡は途絶えた。
再び会ったのは、たまたま受験した高校が一緒だった為であった。
司藤アイの名前を確認し、黒崎は懐かしさと嬉しさで胸を膨らませ、会いに行く事にした。ところが――
彼女は一変していた。勝ち気な印象は薄れ、随分と落ち着いた……というより、暗くなっていた。
アイは黒崎の事を覚えていたらしく、一瞬だけ嬉しそうな顔をしたが――すぐにそれはぎこちないはにかみ笑いに変わった。
久しぶりの会話もどうにもギクシャクして、昔のように話す事ができなくなっていた。
(何だよ、しばらく会わない内に……中学の時に、一体何があったんだ……?)
それからアイの様子や人となりの情報を収集してみたが、消極的でクラスの中でも孤立しかかっている様子だった。
黒崎は考えた末、強引に話を振ってみたり、わざと問題行動を起こしたりして、アイの注意を引いた。彼女も段々、無遠慮な黒崎の行動を本気で怒るようになり――同じく黒崎に辟易していた女子のグループとつるむようになっていた。
高校2年になった時、アイはとても上機嫌になっていた。
どうやら家族ぐるみで付き合い始めた綺織という家の大学生と仲良くなり、本気で好きになっていたらしい。
アイの方から綺織浩介に告白した、という話を聞いた時は流石に驚いた。
それからだ。黒崎は綺織の家に向かい、浩介を問い詰め――「魔本」に引きずり込まれてしまった。
**********
過去の記憶の旅を終えた黒崎の目に映ったのは、月世界の真っ暗な景色だった。
散乱するガラクタの中から、自分が密かに望んでいた瓶を見つけ出す。本来ならそれも、世界から失われたもの。手に取って確かめてみた。
ラベルには「セナプス王の息子セナプスの死の間際の記憶」と書かれていた。
(あのエチオピア王、息子の名前もセナプスなのかよっ!?)
黒崎は心の中でツッコミを入れてしまった。
「月」は過去の精神世界。忘れかけていた彼の現実世界の記憶が蘇るのだった。
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小学生の頃の黒崎は、いじめられっ子だった。近所で幅を利かせていたガキ大将のグループに絡まれ、しょっちゅう泣かされていた。
いつものように公園の片隅で泣きべそをかいていると、いきなり怒鳴られた。
「なによアンタ! 男の子のくせになさけないわねっ!」
現れたのは勝ち気そうな、自分と同い年程度の女の子だった。
愛らしい容姿に、呆れた様な顔を浮かべ鼻を鳴らしている。
「だって……しょうがないじゃんか。あいつら5人もいるのに、ぼくはたった一人だし。立ち向かったところで、どうにもならないよ」
「さいしょからそんな風にあきらめてるから、いじめられちゃうのよ!
いい? 男の子はなめられたらおしまいよ。いっしょうパシリにされちゃうわ!」
「……そ、そうなの?」
「そうよ! これからずっと、あいつらにでかい顔されて『パン買ってきてくれよ』ってしいられちゃうのよ!
そんな人生でへいきなの!?」
女の子の言う絶望の未来図を思い浮かべ――黒崎は目の前が真っ暗になった気がした。
「…………や、やだ」
「だったら、たたかいましょ!
だいじょうぶ! わたしもいっしょにがんばるから!」
女の子はやる気満々で拳を握りしめ、興奮気味に叫んだ。現状でも2対5だが、何だかとっても心強い。
しかしここに来て、黒崎はこの協力的な女の子の名前も知らない事に気づいた。
「……きみ、だれ?」
「あ。言ってなかったっけ。わたし、しどうアイ!
アイちゃんって呼んでよね!」
「アイちゃん……か。ぼくはくろさき。くろさきやしきって言うんだ」
「やしき……やっくんね! よろしく! 戦友!」
アイと名乗った女の子は胸を張り、にっこりと微笑んで右手を差し出してきた。
黒崎は躊躇いがちに、女の子の手をぎゅっと握る。とても暖かかった。
共に戦う仲間として握手をした後、二人は早速行動に移った。
公園を我が物顔で占拠するガキ大将率いる五人組。アイは彼らに向かって大声で叫んだ。
「こうえんはみんなであそぶところよ! ちゃんとわきまえなさいよ!」
「何いってんだぁ、あいつ……」悪ガキどもは早くもイラついていた。
「やーい! おまえのかーちゃん、でーべーそっ!」
「何だとコラ! 親はかんけーねーだろ、親は! おー!?」
子供じみたアイの挑発に、同じく小学生だった悪ガキどもはあっさりと乗った。
逃げるアイを追って散り散りになってしまう五人組。
《いまよ、やっくん。あいつだけぼっちになってる!
ふたりがかりでおそいかかりましょ!》
《なんか、ひきょうな気もするけど……》
《二人で五人に勝つためよ! しゅだんなんてえらんでられないわ!》
こうして、分断された悪ガキどもを一人ずつ。二人で同時に挑みかかり勝利していく。
誰一人として帰って来ず、不安にかられたガキ大将に狙いを定め、前後から挟み撃ちにした。さすがに他の子のように簡単には行かなかったが、二人がかりで必死になって殴り合った末に……ようやく降参させる事ができたのだった。
「ほら! うまくいったでしょ、やっくん!」
「すごいやアイちゃん! 顔、ぼろっぼろだけど!」
「それはアンタだって同じじゃない!」
取っ組み合いの末地面を転がりまくったせいで、二人とも泥んこ、擦り傷だらけであった。
酷い顔同士を突き合わせて、黒崎はアイと一緒に大笑いした。久しぶりに腹の底から、楽しげに笑った。
それから黒崎とアイは、公園でしょっちゅう会っては遊ぶようになった。
時には喧嘩する事もあったが――アイと行動を共にするようになってから、黒崎はいじめられなくなり、楽しい日々を過ごした。
(小学校を卒業間近になって、オレの親の都合で転校する事になって。
それを転機に中学の間は会う事はなかったけれど……司藤は、いや、アイは……
オレにとっての、ヒーローみたいなモンだった)
子供心に。司藤アイの自信に満ちた雄姿は、黒崎にとって眩しかった。
図書館で読んだ事のある、フランスを救ったという女性の英雄ジャンヌ・ダルクは、きっとこんな感じなのだろうと思った。
**********
中学になって黒崎は遠くに引っ越した為、司藤アイとの連絡は途絶えた。
再び会ったのは、たまたま受験した高校が一緒だった為であった。
司藤アイの名前を確認し、黒崎は懐かしさと嬉しさで胸を膨らませ、会いに行く事にした。ところが――
彼女は一変していた。勝ち気な印象は薄れ、随分と落ち着いた……というより、暗くなっていた。
アイは黒崎の事を覚えていたらしく、一瞬だけ嬉しそうな顔をしたが――すぐにそれはぎこちないはにかみ笑いに変わった。
久しぶりの会話もどうにもギクシャクして、昔のように話す事ができなくなっていた。
(何だよ、しばらく会わない内に……中学の時に、一体何があったんだ……?)
それからアイの様子や人となりの情報を収集してみたが、消極的でクラスの中でも孤立しかかっている様子だった。
黒崎は考えた末、強引に話を振ってみたり、わざと問題行動を起こしたりして、アイの注意を引いた。彼女も段々、無遠慮な黒崎の行動を本気で怒るようになり――同じく黒崎に辟易していた女子のグループとつるむようになっていた。
高校2年になった時、アイはとても上機嫌になっていた。
どうやら家族ぐるみで付き合い始めた綺織という家の大学生と仲良くなり、本気で好きになっていたらしい。
アイの方から綺織浩介に告白した、という話を聞いた時は流石に驚いた。
それからだ。黒崎は綺織の家に向かい、浩介を問い詰め――「魔本」に引きずり込まれてしまった。
**********
過去の記憶の旅を終えた黒崎の目に映ったのは、月世界の真っ暗な景色だった。
散乱するガラクタの中から、自分が密かに望んでいた瓶を見つけ出す。本来ならそれも、世界から失われたもの。手に取って確かめてみた。
ラベルには「セナプス王の息子セナプスの死の間際の記憶」と書かれていた。
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