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2.脱衣
「おい宏人。お前もいい加減雪乃離れしろよな」
「いいじゃん別に! ねえ、いいでしょ雪乃姉ちゃん?」
小動物のような瞳を向けてくる宏人。
この目は卑怯だ。
ついつい甘やかしたくなってしまう。
「それじゃあ一緒に入ろっか」
「やった!」
大袈裟に跳び跳ねて喜ぶ宏人に思わず苦笑が漏れる。
「雪乃もあんまり宏人を甘やかさないでよ」
「はいはい、気をつけるわ」
素っ気ない私の返事に、肩を竦める高明。
だが、それ以上止めようとはしなかった。
宏人が私と一緒に風呂に入るのはこれが始めてではないというのもある。
しかしながら一番は、高明が私の気持ちを汲んでくれているからだろう。
私自身、宏人に甘すぎるかなと思うところはある。
しかし、一人っ子の私にとって弟のような宏人はどうしても可愛がってあげたくなる。
そんな私の気持ちを高明も承知しているので、なんだかんだ言っても私と宏人を強引に引き離そうとはしない。
「俺のジャージ置いとくから」
「ありがとう」
着替えを持ってきてくれた高明が脱衣所の扉を閉めたのを確認してから、私たちは服を脱ぎ始めた。
雨水を吸って重くなったベストを脱ぐ。
その下に着ていたワイシャツはぴったりと身体に貼りついており、肌の色はもちろん、ブラまで完全に透けてしまっている。
ボタンを外し袖から腕を抜こうとするが、濡れたシャツが貼りついてうまく脱げない。
「手伝おうか?」
「うん、お願い」
あっという間にすっぽんぽんになっていた宏人は、私の後ろに回るとシャツを引っ張ってくれた。
宏人がシャツを引くのに合わせて私も腕を抜く。
「ありがとうね」
ホックを外すと、水に濡れたスカートはいつもよりスムーズに足元へと落ちる。
下着姿になった私。
ブラを外すために背中に手を回そうとすると、パチッという音と共に締め付けられていた感覚がなくなった。
未だに後ろにいた宏人が外してくれたのだ。
シャツもそうだが、最近の宏人はこうして甲斐甲斐しく私のお世話をしようとしてくる。
末っ子ということもあってか、きっとお兄さんぶりたいのだろう。
まったくいい子に育ったものだ。
「パンツも下ろすね」
言うや否や宏人の指がショーツの脇にかかると、そのまま一気に下ろされてしまう。
今宏人の眼前には、私の剥き出しのお尻が広がっていることだろう。
雨のせいとはいえ、ぐっしょりと濡れたショーツを脱がされるのは宏人相手でも少し恥ずかしい。
「はい、足上げて」
宏人の指示に従い、右左の順で足を抜いていく。
「早く入ろ!」
宏人に手を引かれ浴室へと入る。
「いいじゃん別に! ねえ、いいでしょ雪乃姉ちゃん?」
小動物のような瞳を向けてくる宏人。
この目は卑怯だ。
ついつい甘やかしたくなってしまう。
「それじゃあ一緒に入ろっか」
「やった!」
大袈裟に跳び跳ねて喜ぶ宏人に思わず苦笑が漏れる。
「雪乃もあんまり宏人を甘やかさないでよ」
「はいはい、気をつけるわ」
素っ気ない私の返事に、肩を竦める高明。
だが、それ以上止めようとはしなかった。
宏人が私と一緒に風呂に入るのはこれが始めてではないというのもある。
しかしながら一番は、高明が私の気持ちを汲んでくれているからだろう。
私自身、宏人に甘すぎるかなと思うところはある。
しかし、一人っ子の私にとって弟のような宏人はどうしても可愛がってあげたくなる。
そんな私の気持ちを高明も承知しているので、なんだかんだ言っても私と宏人を強引に引き離そうとはしない。
「俺のジャージ置いとくから」
「ありがとう」
着替えを持ってきてくれた高明が脱衣所の扉を閉めたのを確認してから、私たちは服を脱ぎ始めた。
雨水を吸って重くなったベストを脱ぐ。
その下に着ていたワイシャツはぴったりと身体に貼りついており、肌の色はもちろん、ブラまで完全に透けてしまっている。
ボタンを外し袖から腕を抜こうとするが、濡れたシャツが貼りついてうまく脱げない。
「手伝おうか?」
「うん、お願い」
あっという間にすっぽんぽんになっていた宏人は、私の後ろに回るとシャツを引っ張ってくれた。
宏人がシャツを引くのに合わせて私も腕を抜く。
「ありがとうね」
ホックを外すと、水に濡れたスカートはいつもよりスムーズに足元へと落ちる。
下着姿になった私。
ブラを外すために背中に手を回そうとすると、パチッという音と共に締め付けられていた感覚がなくなった。
未だに後ろにいた宏人が外してくれたのだ。
シャツもそうだが、最近の宏人はこうして甲斐甲斐しく私のお世話をしようとしてくる。
末っ子ということもあってか、きっとお兄さんぶりたいのだろう。
まったくいい子に育ったものだ。
「パンツも下ろすね」
言うや否や宏人の指がショーツの脇にかかると、そのまま一気に下ろされてしまう。
今宏人の眼前には、私の剥き出しのお尻が広がっていることだろう。
雨のせいとはいえ、ぐっしょりと濡れたショーツを脱がされるのは宏人相手でも少し恥ずかしい。
「はい、足上げて」
宏人の指示に従い、右左の順で足を抜いていく。
「早く入ろ!」
宏人に手を引かれ浴室へと入る。
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