96 / 102
ロストソードの使い手編
九十六話 過去からの苦しみ
しおりを挟む
「――そういうわけで僕は学校が好きじゃないんだ」
「……」
僕は異世界から来た事、自分の過去、それだけじゃなくアオやモモ先輩や林原さんの過去についても伝えた。他人の深い部分を勝手に話すのは抵抗感があったけれど、長く一緒にいるかもしれないと考えると共有しておくべきだと考えた。
コノはあまりの情報量だったからか目を瞑って一生懸命咀嚼している。
「だ、大丈夫?」
「は、はい……何となくですけど」
「あはは……ごめんね一気に話しちゃて。流石に難しいよね」
「正直そうですけど……でもまずさ今やる事だけはわかります」
「やる事……って」
コノは僕に向かって手を伸ばしてきて、その終着点は頭の上だった。
「こ、コノ?」
「よーしよーし。辛かった……ですよね」
優しく撫でてくる手が、思い出した事で開いた過去の傷に触れてくる。
「……」
「それなのに頑張って……えらいです」
「そんな事……は」
「いいえ。すごーく頑張りました」
慈愛を湛えた微笑みを浮かべていて、僕自身の否定すらも吸収してくるようで。いつも慕ってくれているからどこか年下のような感覚を持っていたけど、今は年上のような包容感があった。だから、つい寄りかかりたくなって。
「僕は助ける事に失敗してそれから逃げた……最悪の過ちを犯していたんだ。勇者って言ってくれるけど、本当に情けない駄目な人間なんだよ」
「いいえ。そんなわけないです。ユウワさんの事もっと知れて、もっと好きになりました。それにやっぱり勇者です。いじめられてたアオイさんを助けたんですから」
エメラルドの瞳の中に強い光が宿った。彼女の芯の強固さに吸い寄せられそうになる。
「でも、そのせいでアオは死んだんだ。やっぱりそうするのが間違いで――」
「間違いなんかじゃ、ないですよ。だって、大切な人を助けたんです。過ちなんかじゃ……。コノは……ホノカを助ける力はありませんでした。でも、ユウワさんは手を差し伸べて救ったんです。そんな風に思って欲しくないです」
コノは儚い微笑みを浮かべ、言葉が詰まった。彼女を悲しませてしまった。これ以上は、そう止めようとするけど、ずっと頭を撫でる手が想いを吐き出させようとしてきて。
「……っ。僕が悪くないなら……誰が……」
「いじめた人達です。アオイさんもユウワさんも悪くありません、絶対に」
「いじめは人間の本能で、それを未然に防ぐのは難しいよ。だから、どう対応するかが大切で、僕はそこでミスしたんだ。そのせいでアオが犠牲になった」
どうする事も出来ないものを憎んでも意味なんてなくて。それに、アオが自殺したのは僕が余計な事をしたせいで、悪いのは一目瞭然で。
「コノはそうは思いません。いじめはどうしようもない天変地異でもなければ、暴走している亡霊でもなくて、普通の人が起こしているんですよ。悪いのはその人達で、お二人に非はないと思います」
「で、でも……」
何度も何度も自傷のためよ言葉のナイフはコノに優しく落とされて、もう次がない。自己否定したいのに、こんな自分は傷つかないといけないのに。
「僕……は……駄目……で」
「もう、自分を責めないでくださいっ!」
「コノ……ハ」
心を爪で掻きむしる前に彼女に強く抱きしめられる。凄く締め付けられて少し痛くて苦しい。でも辛さも傷跡もつかなくて、消毒されたように沁みる。
「これ以上ユウワさんを……コノの勇者を苦しめないでください!」
「……あ」
彼女の身体の温もりが、想いが、言葉が、奥底で凍りついたものがじんわりと溶け出して。それが本当に痛くて沁み込んで涙となって溢れ出した。
「もう許してあげてください」
「いいの……かな……?」
「楽になっていいんですよ。きっとアオイさんもそう言ってくれます」
背中をさすられてさらに涙が込み上げてきて、嗚咽が漏れ出す。
「それに、ユウワさんが元気にならないと、今のアオイさんに分けてあげられませんよ。だから、後ろめたさもなく笑ってください」
「……そう、だね……」
「きっとユウワさんならアオイさんを暗い場所から救い出せます。襲われていたコノを助けてくれたように。そして昔一人だったアオイさんに手を差し伸べたように」
「……ありが……とう……コノ」
「ふふっ……こちらこそです」
僕は子供みたいに泣きじゃくった。あの世界からずっとため込んだ想いを全部出し切るように。
ずっと、ずっと苦しかった。助けて欲しかった。止めて欲しかった。やっと、やっと僕は僕を許しても良いんだって。苦しまなくて良いんだって。コノは受け止めて、そう肯定して包み込み続けてくれた。
それはとてもとても心地が良かった。
※
感情を吐き出し終えると、身も心もふわっと軽くなっていた。想いを溜め込めすぎたため代わりに目が少し腫れているけれど、きっとそれが変われた証なのだと思う。
「もう、大丈夫ですか?」
「ありがとうコノ」
抱きしめてくれていた手が解かれて、僕は彼女から身体を離した。後ろ髪引かれるけれど。
「……」
辺りを見回すと、さっきよりも世界が明るくキラキラ見える。それは日がさらに昇っただけじゃなくて、確かに色鮮やかになっていた。雲の上にある空は相変わらず澄んだ青をしていて、それにどこか共鳴している自分がいて。息を大きく吸って吐くとさらにその色に近づけた気がした。
「ふふっ。元気、出たみたいですね」
「う、うん」
彼女を見ると、いつも以上に落ち着いていた思考に、さきほどまでの自身の姿を思い出してしまって。一気に沸騰してしまった。
「ええと……今の事は……内緒にしてね?」
「はい! 二人だけの秘密、ですね」
コノは口元に人差し指を当てて、いたずらっぽく笑う。それを見ているとだんだんと感情が追いついてきて、羞恥心が爆発してきた。
「あぁ……恥ずかしすぎる……」
「えへへ。さっきも言いましたけど、親近感が湧いてもっとユウワさんの事好きになりました。もちろん、コノの勇者でもありますけどね」
「うぅ」
「それに、コノだけに打ち明けてくれて嬉しいです。その……コノの事を知って、信頼してくれたんですよね。距離も近づいているんですよね!」
エメラルドの瞳を喜びに輝かせながら迫ってくる。
「そ、そう……かな」
「じゃあもっと好きになってくれるよう頑張ります! アオイさんに負けないよう!」
「あ、アオにって……」
「お話を聞いて分かりました。コノにも幼なじみがいましたからね。その大切にしてる気持ちはすごーく理解出来ます。それに、幼なじみ以上の想いがある事も」
「そ、それじゃまるで僕がアオの事を恋愛的に好きみたいで……」
「違うんですか?」
当然の事を否定されたような口調だった。
「……わからない」
考えてみてその答えは出なかった。だから過去を思い返すけど、中学時代に彼女を好きだったかも思い出せない。彼女の自殺とその苦しみに塗りつぶされてしまっている。この世界で再会した時は、死んだはずの人が生きていて、その嬉しさだけで、それ以上の事は考えられなかった。
それからは無意識にその先を見ないようにしていた気がする。だって、コノに救われるまで僕のせいで死んだと思っていたんだ。罪悪感しかなかった。それでやっぱり今もまだ心の整理は完全についていなくて。
「コノの直感は、ユウワさんはアオイさんにラブだと言ってます」
「……その答えは、今のアオを救ってからかな」
「わかりました。じゃあ今の内に差を縮めるよう猛アタックしちゃいますから! 覚悟してくださいね!」
「お、お手柔らかにお願いします」
「わかりました、じゃあ早速手をぎゅっとしちゃいます!」
眩しい笑顔を見せながら僕の両手を包みこんできた。コノの手はやっぱり温かくそして、柔らかかった。
「……」
僕は異世界から来た事、自分の過去、それだけじゃなくアオやモモ先輩や林原さんの過去についても伝えた。他人の深い部分を勝手に話すのは抵抗感があったけれど、長く一緒にいるかもしれないと考えると共有しておくべきだと考えた。
コノはあまりの情報量だったからか目を瞑って一生懸命咀嚼している。
「だ、大丈夫?」
「は、はい……何となくですけど」
「あはは……ごめんね一気に話しちゃて。流石に難しいよね」
「正直そうですけど……でもまずさ今やる事だけはわかります」
「やる事……って」
コノは僕に向かって手を伸ばしてきて、その終着点は頭の上だった。
「こ、コノ?」
「よーしよーし。辛かった……ですよね」
優しく撫でてくる手が、思い出した事で開いた過去の傷に触れてくる。
「……」
「それなのに頑張って……えらいです」
「そんな事……は」
「いいえ。すごーく頑張りました」
慈愛を湛えた微笑みを浮かべていて、僕自身の否定すらも吸収してくるようで。いつも慕ってくれているからどこか年下のような感覚を持っていたけど、今は年上のような包容感があった。だから、つい寄りかかりたくなって。
「僕は助ける事に失敗してそれから逃げた……最悪の過ちを犯していたんだ。勇者って言ってくれるけど、本当に情けない駄目な人間なんだよ」
「いいえ。そんなわけないです。ユウワさんの事もっと知れて、もっと好きになりました。それにやっぱり勇者です。いじめられてたアオイさんを助けたんですから」
エメラルドの瞳の中に強い光が宿った。彼女の芯の強固さに吸い寄せられそうになる。
「でも、そのせいでアオは死んだんだ。やっぱりそうするのが間違いで――」
「間違いなんかじゃ、ないですよ。だって、大切な人を助けたんです。過ちなんかじゃ……。コノは……ホノカを助ける力はありませんでした。でも、ユウワさんは手を差し伸べて救ったんです。そんな風に思って欲しくないです」
コノは儚い微笑みを浮かべ、言葉が詰まった。彼女を悲しませてしまった。これ以上は、そう止めようとするけど、ずっと頭を撫でる手が想いを吐き出させようとしてきて。
「……っ。僕が悪くないなら……誰が……」
「いじめた人達です。アオイさんもユウワさんも悪くありません、絶対に」
「いじめは人間の本能で、それを未然に防ぐのは難しいよ。だから、どう対応するかが大切で、僕はそこでミスしたんだ。そのせいでアオが犠牲になった」
どうする事も出来ないものを憎んでも意味なんてなくて。それに、アオが自殺したのは僕が余計な事をしたせいで、悪いのは一目瞭然で。
「コノはそうは思いません。いじめはどうしようもない天変地異でもなければ、暴走している亡霊でもなくて、普通の人が起こしているんですよ。悪いのはその人達で、お二人に非はないと思います」
「で、でも……」
何度も何度も自傷のためよ言葉のナイフはコノに優しく落とされて、もう次がない。自己否定したいのに、こんな自分は傷つかないといけないのに。
「僕……は……駄目……で」
「もう、自分を責めないでくださいっ!」
「コノ……ハ」
心を爪で掻きむしる前に彼女に強く抱きしめられる。凄く締め付けられて少し痛くて苦しい。でも辛さも傷跡もつかなくて、消毒されたように沁みる。
「これ以上ユウワさんを……コノの勇者を苦しめないでください!」
「……あ」
彼女の身体の温もりが、想いが、言葉が、奥底で凍りついたものがじんわりと溶け出して。それが本当に痛くて沁み込んで涙となって溢れ出した。
「もう許してあげてください」
「いいの……かな……?」
「楽になっていいんですよ。きっとアオイさんもそう言ってくれます」
背中をさすられてさらに涙が込み上げてきて、嗚咽が漏れ出す。
「それに、ユウワさんが元気にならないと、今のアオイさんに分けてあげられませんよ。だから、後ろめたさもなく笑ってください」
「……そう、だね……」
「きっとユウワさんならアオイさんを暗い場所から救い出せます。襲われていたコノを助けてくれたように。そして昔一人だったアオイさんに手を差し伸べたように」
「……ありが……とう……コノ」
「ふふっ……こちらこそです」
僕は子供みたいに泣きじゃくった。あの世界からずっとため込んだ想いを全部出し切るように。
ずっと、ずっと苦しかった。助けて欲しかった。止めて欲しかった。やっと、やっと僕は僕を許しても良いんだって。苦しまなくて良いんだって。コノは受け止めて、そう肯定して包み込み続けてくれた。
それはとてもとても心地が良かった。
※
感情を吐き出し終えると、身も心もふわっと軽くなっていた。想いを溜め込めすぎたため代わりに目が少し腫れているけれど、きっとそれが変われた証なのだと思う。
「もう、大丈夫ですか?」
「ありがとうコノ」
抱きしめてくれていた手が解かれて、僕は彼女から身体を離した。後ろ髪引かれるけれど。
「……」
辺りを見回すと、さっきよりも世界が明るくキラキラ見える。それは日がさらに昇っただけじゃなくて、確かに色鮮やかになっていた。雲の上にある空は相変わらず澄んだ青をしていて、それにどこか共鳴している自分がいて。息を大きく吸って吐くとさらにその色に近づけた気がした。
「ふふっ。元気、出たみたいですね」
「う、うん」
彼女を見ると、いつも以上に落ち着いていた思考に、さきほどまでの自身の姿を思い出してしまって。一気に沸騰してしまった。
「ええと……今の事は……内緒にしてね?」
「はい! 二人だけの秘密、ですね」
コノは口元に人差し指を当てて、いたずらっぽく笑う。それを見ているとだんだんと感情が追いついてきて、羞恥心が爆発してきた。
「あぁ……恥ずかしすぎる……」
「えへへ。さっきも言いましたけど、親近感が湧いてもっとユウワさんの事好きになりました。もちろん、コノの勇者でもありますけどね」
「うぅ」
「それに、コノだけに打ち明けてくれて嬉しいです。その……コノの事を知って、信頼してくれたんですよね。距離も近づいているんですよね!」
エメラルドの瞳を喜びに輝かせながら迫ってくる。
「そ、そう……かな」
「じゃあもっと好きになってくれるよう頑張ります! アオイさんに負けないよう!」
「あ、アオにって……」
「お話を聞いて分かりました。コノにも幼なじみがいましたからね。その大切にしてる気持ちはすごーく理解出来ます。それに、幼なじみ以上の想いがある事も」
「そ、それじゃまるで僕がアオの事を恋愛的に好きみたいで……」
「違うんですか?」
当然の事を否定されたような口調だった。
「……わからない」
考えてみてその答えは出なかった。だから過去を思い返すけど、中学時代に彼女を好きだったかも思い出せない。彼女の自殺とその苦しみに塗りつぶされてしまっている。この世界で再会した時は、死んだはずの人が生きていて、その嬉しさだけで、それ以上の事は考えられなかった。
それからは無意識にその先を見ないようにしていた気がする。だって、コノに救われるまで僕のせいで死んだと思っていたんだ。罪悪感しかなかった。それでやっぱり今もまだ心の整理は完全についていなくて。
「コノの直感は、ユウワさんはアオイさんにラブだと言ってます」
「……その答えは、今のアオを救ってからかな」
「わかりました。じゃあ今の内に差を縮めるよう猛アタックしちゃいますから! 覚悟してくださいね!」
「お、お手柔らかにお願いします」
「わかりました、じゃあ早速手をぎゅっとしちゃいます!」
眩しい笑顔を見せながら僕の両手を包みこんできた。コノの手はやっぱり温かくそして、柔らかかった。
0
あなたにおすすめの小説
明日を信じて生きていきます~異世界に転生した俺はのんびり暮らします~
みなと劉
ファンタジー
異世界に転生した主人公は、新たな冒険が待っていることを知りながらも、のんびりとした暮らしを選ぶことに決めました。
彼は明日を信じて、異世界での新しい生活を楽しむ決意を固めました。
最初の仲間たちと共に、未知の地での平穏な冒険が繰り広げられます。
一種の童話感覚で物語は語られます。
童話小説を読む感じで一読頂けると幸いです
貧弱の英雄
カタナヅキ
ファンタジー
この世界では誰もが生まれた時から「異能」と「レベル」呼ばれる能力を身に付けており、人々はレベルを上げて自分の能力を磨き、それに適した職業に就くのが当たり前だった。しかし、山奥で捨てられていたところを狩人に拾われ、後に「ナイ」と名付けられた少年は「貧弱」という異能の中でも異質な能力を身に付けていた。
貧弱の能力の効果は日付が変更される度に強制的にレベルがリセットされてしまい、生まれた時からナイは「レベル1」だった。どれだけ努力してレベルを上げようと日付変わる度にレベル1に戻ってしまい、レベルで上がった分の能力が低下してしまう。
自分の貧弱の技能に悲観する彼だったが、ある時にレベルを上昇させるときに身に付ける「SP」の存在を知る。これを使用すれば「技能」と呼ばれる様々な技術を身に付ける事を知り、レベルが毎日のようにリセットされる事を逆に利用して彼はSPを溜めて数々の技能を身に付け、落ちこぼれと呼んだ者達を見返すため、底辺から成り上がる――
※修正要請のコメントは対処後に削除します。
絡みあうのは蜘蛛の糸 ~繋ぎ留められないのは平穏かな?~
志位斗 茂家波
ファンタジー
想いというのは中々厄介なものであろう。
それは人の手には余るものであり、人ならざる者にとってはさらに融通の利かないもの。
それでも、突き進むだけの感情は誰にも止めようがなく…
これは、そんな重い想いにいつのまにかつながれていたものの物語である。
―――
感想・指摘など可能な限り受け付けます。
小説家になろう様でも掲載しております。
興味があれば、ぜひどうぞ!!
【長編版】悪役令嬢の妹様
紫
ファンタジー
星守 真珠深(ほしもり ますみ)は社畜お局様街道をひた走る日本人女性。
そんな彼女が現在嵌っているのが『マジカルナイト・ミラクルドリーム』というベタな乙女ゲームに悪役令嬢として登場するアイシア・フォン・ラステリノーア公爵令嬢。
ぶっちゃけて言うと、ヒロイン、攻略対象共にどちらかと言えば嫌悪感しかない。しかし、何とかアイシアの断罪回避ルートはないものかと、探しに探してとうとう全ルート開き終えたのだが、全ては無駄な努力に終わってしまった。
やり場のない気持ちを抱え、気分転換にコンビニに行こうとしたら、気づけば悪楽令嬢アイシアの妹として転生していた。
―――アイシアお姉様は私が守る!
最推し悪役令嬢、アイシアお姉様の断罪回避転生ライフを今ここに開始する!
※長編版をご希望下さり、本当にありがとうございます<(_ _)>
既に書き終えた物な為、激しく拙いですが特に手直し他はしていません。
∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
※小説家になろう様にも掲載させていただいています。
※作者創作の世界観です。史実等とは合致しない部分、異なる部分が多数あります。
※この物語はフィクションです。実在の人物・団体等とは一切関係がありません。
※実際に用いられる事のない表現や造語が出てきますが、御容赦ください。
※リアル都合等により不定期、且つまったり進行となっております。
※上記同理由で、予告等なしに更新停滞する事もあります。
※まだまだ至らなかったり稚拙だったりしますが、生暖かくお許しいただければ幸いです。
※御都合主義がそこかしに顔出しします。設定が掌ドリルにならないように気を付けていますが、もし大ボケしてたらお許しください。
※誤字脱字等々、標準てんこ盛り搭載となっている作者です。気づけば適宜修正等していきます…御迷惑おかけしますが、お許しください。
アラフォーおっさんの週末ダンジョン探検記
ぽっちゃりおっさん
ファンタジー
ある日、全世界の至る所にダンジョンと呼ばれる異空間が出現した。
そこには人外異形の生命体【魔物】が存在していた。
【魔物】を倒すと魔石を落とす。
魔石には膨大なエネルギーが秘められており、第五次産業革命が起こるほどの衝撃であった。
世は埋蔵金ならぬ、魔石を求めて日々各地のダンジョンを開発していった。
【完結】異世界で魔道具チートでのんびり商売生活
シマセイ
ファンタジー
大学生・誠也は工事現場の穴に落ちて異世界へ。 物体に魔力を付与できるチートスキルを見つけ、 能力を隠しつつ魔道具を作って商業ギルドで商売開始。 のんびりスローライフを目指す毎日が幕を開ける!
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
異世界ほのぼの牧場生活〜女神の加護でスローライフ始めました〜』
チャチャ
ファンタジー
ブラック企業で心も体もすり減らしていた青年・悠翔(はると)。
日々の疲れを癒してくれていたのは、幼い頃から大好きだったゲーム『ほのぼの牧場ライフ』だけだった。
両親を早くに亡くし、年の離れた妹・ひなのを守りながら、限界寸前の生活を続けていたある日――
「目を覚ますと、そこは……ゲームの中そっくりの世界だった!?」
女神様いわく、「疲れ果てたあなたに、癒しの世界を贈ります」とのこと。
目の前には、自分がかつて何百時間も遊んだ“あの牧場”が広がっていた。
作物を育て、動物たちと暮らし、時には村人の悩みを解決しながら、のんびりと過ごす毎日。
けれどもこの世界には、ゲームにはなかった“出会い”があった。
――獣人の少女、恥ずかしがり屋の魔法使い、村の頼れるお姉さん。
誰かと心を通わせるたびに、はるとの日常は少しずつ色づいていく。
そして、残された妹・ひなのにも、ある“転機”が訪れようとしていた……。
ほっこり、のんびり、時々ドキドキ。
癒しと恋と成長の、異世界牧場スローライフ、始まります!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる