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後日談:新しい生活
しおりを挟む劉蓮は結局、しばらくの間はローシュタイン家の別邸で暮らすことになった。
突然シグラが姿を消し、混乱していたローシュタイン家に説明をしたのは劉蓮である。現れた劉蓮にギリスは最初眉をひそめたが、それでも劉蓮はこれまでのことをすべて偽りなく伝えた。シグラの中身が劉蓮だったことや、シグラの体が別の世界に行って消えてしまった経緯、そしてシグラが最後に言っていたことも間違えないようにと一つ一つ思い出しながら言葉を繋ぐ。
ギリスは最後まで渋い顔をしていた。しかし劉蓮を見て納得できる部分もあったようだ。瞳の色が黒いということもあるが、劉蓮の雰囲気と喋り方が以前対面したときと同じだったことが決め手になったのだろう。最後には頭を抱えながら、それでもなんとか信じたようだった。
結果、ギリスは悩みに悩んだ末「息子と恋人の幸せを願ってくれたこと」への感謝として、劉蓮に別邸を貸し出すことにした。しかしそれは期間限定で、劉蓮に生活の目処が立ち次第出ていくという約束になっている。
とはいえ、家の件についてはクガイやゼレアスやルジェやスレイが何かを話し合っていたようだったから、劉蓮はそのうちどうにかなるんだろうなあと楽観している。この世界では劉蓮はニートだ。お金もなければ家もない。ついでに言えば仕事もない。何もできないし常識もないから、四人の行動力には正直助かっている。
ちなみにレシアは、いわゆるアルファ同士の”マイホーム計画”という名の”張り合い”には参加していない。レシアはオメガであるために誰にも敵視されていないのだ。張り合うまでもなくレシアは劉蓮の側に居ることを許されているから、こんなときばかりはレシアもオメガで良かったとホッとした。
――とにもかくにも、劉蓮はこの世界でなんとか暮らせるようになった。
劉蓮が以前にこの世界に戻ってきたときは、時空間が開いていることに気付いた好奇心旺盛な天弦がそちらに入ったのを見かけて、ただ慌てて天弦を追いかけてきただけだった。それから劉蓮はむこうの世界への説明やら準備やらでバタバタとしていて、ここ数日はずっと落ち着かない日々を繰り返していたのだ。
それがようやく落ち着いたのは、こちらの世界で五日目を迎えた頃である。
ローシュタイン家の別邸には、クガイとレシアと、あとはオメガの使用人たちを連れてきた。劉蓮はこれからサロンの子たちも合わせてオメガたちの就職や婚活に尽力するつもりだし、これからのことを考えるだけですでにわくわくとしている。わくわくしすぎて眠れないかとも思ったが、思っただけで劉蓮はぐっすりと眠っていた。もともと寝ることが好きな劉蓮は、シグラになった翌日のように深い眠りについていた。
一度も目覚めることはない。夢を見ることもなかった。
「あーあー、もう。寝すぎっすよ」
呆れたような声が聞こえて、劉蓮はうっすらと目を開ける。目の前にクガイの顔があった。
キスで目覚めるなんて御伽噺だなあと思いながらも、今度は劉蓮から唇を寄せる。
「おはようございます、劉蓮」
「ん、おはよう」
ついばむキスを繰り返し、やがて深いキスに変わる。
思考がぼんやりとしているからこそ、劉蓮の感覚はどこか研ぎ澄まされていた。
「あっ、待ってクガイ……朝から勃っちゃう」
「ぐ……あんたちょっと、そんな顔で言わないでくれます……?」
「へ?」
「俺たちはねえ、これまでシグラ様と接してる感覚がやっぱりどっかにあったし、遠慮っつか、だから抑えられてたところもあったし…………くそ、可愛い」
劉蓮に覆いかぶさるようにベッドに乗り上げて、クガイは噛み付くように口内を貪る。
「ん、あっ……クガイ……」
「していいすか。俺のほうが勃ったんすけど」
「あ、して。僕も勃った……挿れて」
「っ、だからやめろって……」
腰を擦りつけながら、クガイは苦しげに眉を寄せる。
ここ数日忙しく、劉蓮に触れるのはこれが初めてのことである。
劉蓮を抱いたことはあるはずなのに、見た目が違うというだけでクガイは普段よりも興奮していた。やはり以前の姿だと”シグラ”を抱いていると頭のどこかにあったのだろう。本来の彼の姿を前にずっとムラムラとしていたのが、ここにきて時間があるものだから爆発寸前である。
「……はー……脱がせますよ」
「ん……クガイ、キス」
「あーもう、はいはい」
目立つ容姿ではないはずなのに、ずっと見ているとなぜか可愛く見えてくる。劉蓮はシグラよりも小さくて華奢で、触れることに少しばかり緊張した。
一枚、一枚と脱がせて、すべてをベッドに投げ捨てた。劉蓮の中心はすでに緩く勃起している。
「うわ……しっろ……」
この世界の人間はどちらかといえば白いほうだが、劉蓮に比べるとそうでもない。劉蓮が特別白いのだろう。だからこそ瞳や胸の飾り、中心の色が見事に映えて、余計にいやらしく見えてしまう。
クガイはたまらなくなって、勢いのままに自身のシャツを脱ぎ捨てた。すると劉蓮がじっとクガイの体を見つめる。スラックスの前を寛げていたクガイはその視線に気付いて、すぐにニヤリと笑ってみせた。
「見惚れてんすか」
もちろん冗談だ。悪ふざけでそんなことを言って、クガイはスラックスも脱いでベッドから落とした。
「……初めて見たなって、体」
「……ん? そうでしたっけ?」
「うん。……クガイの体、格好いいね」
体を起こした劉蓮が、クガイの体にぺたりと触れる。そうして鼻先を寄せて、劉蓮よりもいくらか厚いその体を抱きしめた。
「あー、ほんっと可愛いなあんた……今日ちょっと加減できないかもしれないっすよ」
「いいよ。早く挿れて」
「あんま煽んないで」
劉蓮を抱きしめて、クガイはベッドに優しく横たえた。
キスをすればすぐに口が開く。積極的に絡み合う舌が熱を分け、心と体を昂らせていく。
クガイの手が劉蓮の胸元に触れた。しかしそれは何をするでもなく、ツ――と伝って腹に向かい、そうしてまた戻ってくる。劉蓮の感触を楽しんでいるのか、劉蓮にとってはもどかしいだけである。
「ん、ぅ、あ、クガイ、やだ、触って……」
「だってなんか感動して……これがあんたかーって」
「ん! あっ……おっぱいして……」
さっきから撫でるばかりで、胸の先端にはまったく触れない。おかしいというほどには避けていて、さすがに劉蓮にも焦らされているということくらいは分かった。
肌を伝っていたクガイの手が、とうとう胸の突起を弾いた。ピン、と一度弾かれただけで、劉蓮の体が反応する。
「や、あ、もっと……」
「待って、俺やっぱ我慢できないっす」
「へ? あっ!」
クガイの指が、するりと尻の間に滑り込む。気付いた劉蓮が緩やかに足を開くと、早々に指が押し込まれた。
「うわ、あつ……すごいな、狭い」
「あ、あっ、そんな、に、したら……!」
よほど限界なのか、クガイの手つきは容赦なくナカを広げていく。
奥からじわりと蜜液が溢れる。これが白黎いわくの「どちらにもなれる」ということなのだろう。劉蓮の昂りを知らせるように、少しいじるだけでそこはぐちょぐちょに濡れていた。
オメガの匂いもしないというのに、どうしてここばかりは受け入れるように濡れるのだろうか。
「劉蓮、気持ちいいんすね、めっちゃ溢れてる」
「あ、ああ、気持ちい、クガイぃ、」
「あー無理だ。一回出して冷静になりたい。挿れますよ」
「挿れ、挿れて、挿れて、早く」
クガイのそれはいつの間にか固くなっていて、クガイが下着を脱ぐと同時にぼろりと勢いよくこぼれ落ちた。
劉蓮はそれがどれほどの快楽を生むのかをよく知っている。そのため自ら足を開き、尻を両側から開いてひくつく蕾を見せつけて誘う。
「挿れて……」
クガイが激しくいじったために、劉蓮の蕾は赤くなり、ナカからは蜜液が垂れている。
――衝動というよりも、激情に近かったのかもしれない。
クガイの頭の中で何かが切れた。劉蓮の腰を掴んですぐ、自身のそれを一気に奥まで叩きつける。
「あ、がっ!」
「動きますよ」
アルファは規格外だ。これまで洲芭たちとも関係を持ってはいたが、サイズはそれ以上である。洲芭たちで慣れていた劉蓮のナカは驚いたように激しくうねり、それにはクガイも腰を震わせた。
劉蓮がとろけるような顔をする。クガイで感じて、クガイを求める雌の顔だった。
なぜこんなにも昂るのか。クガイはすぐに腰を引くと、繰り返し何度も打ち付ける。
「んっ! あ、だ、だめ、奥、きて、」
「奥、してほしい?」
「ち、がぁ……!」
クガイの太い杭が、熱い肉を割いてナカを擦る。肉壁を余すことなく刺激し、ナカを擦られるたびに劉蓮の体には大きな快楽が押し寄せた。
誰にも突かれたことのない場所を暴かれて、身をよじらせる。
逃げ出したい。離れたい。気持ちいい。もっとしてほしい。もっとくっついてほしい。
揺さぶられて生まれる快楽の中、劉蓮の頭の中は欲求と矛盾で溢れかえる。
「ん、イく……劉蓮、イきますよ。ナカに出していいですか」
「い、い! 出して、ナカ、に……!」
「でもこの体だと、子どもができるかもって」
「いい、からぁ!」
とろけた顔が、クガイに必死に強請っていた。泣きそうにも見える。気持ちが良すぎるのだろう。どこか魅力的に思える顔がそんなふうに今は乱れて、クガイの子種を早く出せと言っているのだ。
こんな誘いを、誰が断れるというのか。
「や、ば……」
ナカに出したい。ナカに出す以外考えられない。目の前のこの男を孕ませるという選択肢しか、クガイの頭には残されていない。
それは確かな支配欲だった。
アルファとしての本能なのか、男の欲求なのかは分からない。クガイはそれに身を任せて、劉蓮の腰を掴んでさらに深くに打ち付ける。
「今日は……ノットまで、挿れますから」
「あ、イく、クガイ、イく、イくっ、うう!」
「ふー……俺も、出る、あ、っ!」
劉蓮が体を震わせるのと、クガイがノットをナカに押し込むのは同時だった。
射精が始まる。ノットが膨らんで動けなくなり、劉蓮の体もロックされる。
クガイは射精の快楽に溺れながら、体を倒して劉蓮に口付けを落とした。すると劉蓮はクガイを抱き寄せ、同じほど激しく舌を絡める。
「ああ、まじ、気持ちい……劉蓮、俺の子ども産んでくださいよ」
「ん、いいよ……あっ……ナカ、熱い……」
何かに迫られているわけでもないのに、二人は必死にキスを続ける。抱きしめ合い、隙間なくひっついて、室内には二人の荒い呼吸と、キスを繰り返す音だけが響いていた。
抱きしめ合って繋がっている二人の空気を裂くように、部屋の扉がカチャリと開く。
「戻ってこないと思ったら……ヴィンスター、あなたね」
「はぁ……あー、悪いレシア。劉蓮がエロくて」
「分かりますけど……劉蓮様、おはようございます」
クガイとひっついていた劉蓮は、とろりとした目をレシアに向けた。
そうして、レシアから与えられるキスを受け止める。触れるだけですぐに離れてしまった。
「劉蓮様、中イキしたんですね。ここがまだ勃っていますよ」
劉蓮のそこは射精し損ねたのか、ひくりと揺れて先走りを垂らしていた。
レシアが指先で先っぽの割れ目をつつく。すると劉蓮の体には痺れるような快感が走り、後ろを思わず締め付けた。
「あっ、レシア……」
「射精したいですか? 私のナカに出したい?」
「だ、出したい、レシアの、ナカ……挿れて……」
体を起こしたクガイが、繋がったままで劉蓮の中心を固定する。レシアは手早く服を脱ぎ劉蓮の体に跨ると、張り詰めた中心を尻の間に擦りつけた。
「あ、う! いや、レシア、それ、イくっ、」
「だって、ここをしっかり濡らしてくださらないと」
「だめ、気持ちい、イく、イっ」
張り詰めた中心が限界まで膨らむ。射精をしたいと震えて、先端が真っ赤になって主張していた。そんなところをぬるぬると擦られるからたまらない。劉蓮の頭の中は一気に射精感に支配され、思いきり動いて突き上げたいのに、レシアが乗っかっている上にクガイとは繋がったままだからどうしようもなくて、ただ一人で震えることしかできない。
頭の中が真っ白になり、視界が霞む。ガクガクと劉蓮の体が震え出すと、レシアはすぐに擦り付けていた動きを止めて、射精寸前のそこを勢いよくナカに押し込んだ。
「うっ、ああ!」
「あ、劉蓮様、の……」
「や、ば、締まる……!」
挿れた瞬間、レシアのナカに精液が広がった。
全身を強張らせている劉蓮に、頬を染めたレシアが嬉しそうにキスを落とす。
すでに劉蓮はとろけている。快楽しか求めようとしていないのか、レシアの舌を求めて必死だった。
「あ、ふ、れひあ……気持ちい……」
「私も……ん、劉蓮様……子種がいただけて嬉しいです……子ができたら、産んでもいいですか?」
「ん、産んで、僕の子ども、産んで……」
ちゅ、ちゅと音を立ててキスを繰り返す二人の後ろ。
その様子を興奮しながら見下ろしていたクガイはすぐに自身のモノを一度抜き、劉蓮の膝裏を持って少しばかり抱え上げた。するとレシアが前にずれて、二人が繋がっているところが丸見えになる。
「ヴィンスター! 突然何を……」
「エロすぎるだろ……なんだこれ……」
まだ固い劉蓮のそこはレシアのナカに入ったまま。そしてその後ろにある劉蓮の蕾からは白濁が溢れて、誘うように収縮している。そんな光景を前にしては我慢もきかず、クガイはすぐに自身の固くなったそこで蕾を貫いた。
ナカのすべてを擦りながら奥にたどり着く。引いて押してと繰り返すたび、肉壁が吸いついて痺れを生んだ。
出した精液が腹の奥で甘えた音を立てていた。それをわざと聞かせるように、クガイは腰を打ち付ける。
「ク、ガイ、や、やら、ナカ、気持ち、っ!」
「あ、あっ、劉蓮様、奥、気持ちいいです、あん、もっと突いて」
「はは、二人まとめてセックスしてるみてえだな……はー、すげ……」
クガイの動きに劉蓮が突き上げられると、レシアのナカにも衝撃が届く。やや前に姿勢を倒しているから余計に、クガイの激しい動きが二人の奥まで響いていた。
前からの刺激と後ろからの快楽で、劉蓮は震えることしかできなかった。
どこが気持ちが良いのかも正しくは分からない。ただ下腹からの快感が全身を犯し、脳髄さえ痺れては思考することすら難しい。
「イく、イ、く! 気持ちい、イく、あ! んぅ、イくっ」
「は、はぁ、出して、劉蓮様、ナカにまた、出してください」
「っ、俺も……こんなんずっと見てたら……」
ごちゅごちゅと奥を突き上げられていたかと思えば、またしてもノットを挿れられた。
後孔がさらに広がる感覚。それに吐精した劉蓮は、過ぎる快楽にとうとう意識を手放した。
ノットが膨らみ、射精が始まる。クガイは浅い呼吸を繰り返しながら襲い来る快感に耐えているようだった。
「あっ……劉蓮様……」
ぬぽ、と、レシアの蕾から劉蓮のそれが抜ける。
二度の射精のためかナカからは大量に白濁が溢れ、そしてそれは体勢的にクガイの目の前でおこなわれたものだから、思わずクガイもじっと見つめてしまった。
「…………エロいことになってるぞ」
「うるさいですね。ああ、劉蓮様が飛んでいらっしゃる」
「まじか。……本体のほうが快楽には弱いんだな」
「言っている場合ですか」
すぐにベッドから降りたレシアは、自身を清め、部屋のひととおりのことを済ませてベッドに戻ってきた。
その頃にはノットも元通りになり、クガイのモノも無事に抜ける。
「本日はルジェ・アルフライヤ様が来られるご予定ですよ。準備を急がなくては」
「どうせヤるだけだろ」
「おもてなしは使用人の仕事です」
はりきるレシアに、クガイも仕方なく従う。呆れているようでいて楽しそうにも思えたから、レシアはそれ以上は何も言わなかった。
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