「神造生体兵器 ハーネイト」 二人の英雄王伝説

トッキー

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第197話 意外な形の決着とVに非ず龍の力を持つ存在

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「では、改めて勝負です」

「我はヴェルティクス、離反したヴィダールだ。まさか、すべてのあの力を1つにした存在が現れるとは思ってもいなかったぞ」

「私はアルカティクス。龍の力、その強大なそれを果たして利用できているのか調べるわ。ええと、まだ名前をきちんと聞いていなかったわ。名前を聞かせて頂戴」

「ハーネイト・スキャルバドゥ・フォルカロッセ、です」

「スキャルバドゥの名、そうか。まあいい。さあ、見せてみろ」

「ハーネイト、戦神としての意味を貴方は込められたのね。それならなおのこと、私たちの不安が杞憂であってほしい、だから証明して見せなさい。力の全てを制御できるかを、ね」

「ええ、分かりましたよ。……戦形変化(フォームアウト)・光輝白魔(ヴィスデモン・エタンセルブラン)!!!」

「何だと!白き霊龍の力を、完全に制御しているのか」

 ハーネイトは白い光に包まれながら上昇し、2人の前で白き龍の力を纏った戦士としての姿を見せ、完全に力を制御できていることを証明したのであった。

 光の槍を右手に携え、その場に浮遊しながら光り輝く鎧を纏う彼の姿は2人のヴィダールを釘付けにする。

 するとその力に反応し、南の方から1体の数十メートルはあろうかというほどの霊龍が現れハーネイトに襲い掛かるがこれを彼は槍を横一線に薙ぎ払うことで無数の光斬撃を発生させ、更に自身の前で十文字切りを繰り出すと槍の穂先から高エネルギービームを放つことで龍の心臓を破壊して見せたのであった。

「上手く、制御できている。大分馴染んできたかも、ね。使うたびに、そうか。力を恐れてばかりじゃ、いられないな」

「ひゅう、前よりもキレがあるな。大分堂々としてんじゃねえか」

「これが、私たちですら成しえなかったこと。完全に龍の力をわがものとしているだなんて、すごくないかしらヴェルティクス」

「そうだなアルカティクス。だがもっと見せてもらわないとな、でないと不安を杞憂にはできないぞ」

 ハーネイトは終始堂々と振る舞い、力をうまく運用できていることに嬉しさを感じていた。伯爵たちも彼に対し声援を送り、ヴェスカトリポカは20年前にDGと戦い護ってきたまだ幼子であったハーネイトの姿を思い出しながら、良く立派に育ってくれたと頷きつつ感傷に浸っていたのであった。

「これなら、次の計画を進めてもよいかもな。あの日DGと戦い潜入調査を始めて、こうして護ってきた幼子が今ここにいる。今日眠るには良い日かもしれんが、いや、わし等の戦いはここからじゃ」

「これなら、確かに」

「全く乱れていない。それも、胸に埋め込まれたその炉心のおかげかしら」

「そうですね。あの、貴方たちの心配はよく分かりますし私だって、今でも戸惑い続けています。ですが、力を不本意とはいえ手に入れている以上、為すべきことをなすまで、です。コティナティクスさんも、そうすべきだと」

「彼に会ったのか」

「もしかして、彼は命を落としたのでは」

「お互いに戦闘になりましたが、けがは私の力で回復させました」

 ヴェルティクスとアルカティクスはハーネイトの姿に感嘆しつつ力を完全に制御できているのを目で確かめた後、ハーネイトの言葉に対し反応しコティナティクスは無事なのかと問う。

「そう、か。お前はソラから恐らく裏切り者である私たちを抹殺しろと命令を出されているはずだ。しかしなぜそうしないのだ」

「そうね、それを聞きたいわハーネイト」

「私は、私にまつわる全てを知りたい、その上で定めに向き合い、抗い、護りたいものを護りたい。そのためには優しくて強き王になるしかないと、私を導いてくれた恩師に誓った。その理想を現実にするため、そうしたまでです」

「そうなりたいと、そういう目標を見つけてそれに向かう、ためか」

「優しくて強き王、フフフ。いいわねそれ」

 ハーネイトはヴェルティクスとアルカティクスに対して質問を返答し、自分はあくまで真実を伝え、これ以上理不尽に無意味に傷つく存在を増やすことはしたくないと意志を伝えながらソラの指示を無視して古文書に書いてあったことを伝えつつ先ほどのように他のヴィダールに訴えかけ、自分たちが破滅の予言を覆してやると決意を見せたのであった。

「それで、龍の力を宿しても、それを制御して世界のために戦えるところを、見ていて欲しいのです。だから、もうDGとしての活動はここで終えてください。私たち次世代の者が貴方たちに代わり、旧支配者と戦い続けますから、どうか」

 ハーネイトは2人のヴィダールの前に立つと、静かに思っていたことを口にしつつ一礼し、2人はその言葉に戸惑うも、彼の瞳を見てから少しの間沈黙してから言葉を放つ。

「……分かったわ、ヴィダールとしての監視の役目も、ようやく終わるのね。だけどもし優しくて強き王、その道を外した時は私たちも考えさせてもらうわ。だからどうかその選択を私らにさせないでね、優しいヴィダールの未来神子」

「ハハハ……破滅の未来、それを防ぐ役目、お前らに託そう。私たちはしばらく休ませてもらう。では、またどこかで会おう。若き龍戦士よ。他のヴィダールにも伝えておく。DGとしての活動はこれで終わりだ。内なる力を誰かのために正しく使え。世界を護るためにだ」

「恐れていた事態が起きないように、ね。では、またどこかで会いましょう」

 そうしてとヴェルティクスとアルカティクスはハーネイトに言葉を贈り、残りのヴィダールは自分たちが説得しておくから今のうちにさらに力を磨き、この先起こるであろう恐ろしい事態に備えるための準備と組織を作れと伝えてからその場から姿を消したのであった。

「思ったよりも簡単にDGは引いてくれたみたいね」

「離反して追われて抹殺されるのが怖くて先手を取ろうとしたのかもしれねえな。それがないことが分かったから引いたのかもしれへんがともかくこれでDGの破壊活動は抑えられたな」

 リリーと伯爵は3人のやり取りを見ながらヴィダールの行動に関して話をし、戻ってきたハーネイトに駆け寄るとねぎらいの言葉を贈る。だが様子がどうもおかしい。

「うん……そう、だね」

「どうした、元気ないな」

「私、疫病神なのかなって、思っちゃってさ」

 ヴァンの言葉を聞きつつ、元気のないハーネイトを見て全員が心配し声をかける。自分がいるから、DGが来て多くの人が傷ついている。自分がいなければ良かったのではないか、そう思うとそれならば自分はいない方がいいのではと思わずにいられなかった。

 あの時コティナティクスは励ましたが、それでも不安をぬぐえず涙が出そうになる彼はうつむいてその場から動かない。

「なんでや、それ言うならあの魔人野郎のほうがふさわしいで」

「で、でも……私なんていなければ、みんなひどいことに巻き込まれなかった、のかもって思って」

「ああ?俺らにとってはお前がいなければあの時死んどったかもしれへん。何言うてんねん、しっかりせいや相棒」

「師匠はみんなにとって必要な存在なのよ。それにマースメリアの人たちも貴方をちゃんと見て歓迎していたじゃない」

「そう、だけど、うん」

「不安になることばかりで揺らぐのは、私もわかる。だからこそ、もっと味方を信じてほしいなハーネイト」

「……わかったよ、リリー」

「ともかく、これで一段落かしらね。何だかDGとの戦い、思ったより呆気なかったかも」

「まあ、お互い納得して矛を収めるのが一番だ」

「せや、向こうさんも色々あったみたいやし怪我をして治った際に消えた記憶が戻ればもう大丈夫やろ。しかし何があったかもう一度聞きたいでホンマに」

「そうだな、ねえ、後で話があるんだけど」

「ええで、食事でもしながら話そうか相棒」

 ヴェルティクスとアルカティクス、2柱のヴィダールと別れたハーネイトたちは街に戻りホテルを訪れていた元DGの者たちと合流した。

「どこに行ってたのハーネイト」

「実は……」

 ハーネイトはリリエット達に経緯を話し、それを聞いた彼女たちは驚きながらもDGの正体について知ることができたことについて感謝し、彼に対してこれからどうするつもりだと問いかける。

「DGは霊界人ことヴィダールにより作り出されたが、規模の拡大により別勢力も取り込んだために組織が変質化し徐々に暴力と殺戮をもたらす組織になってしまったわけか。……龍の力を使った存在かどうか調べるために、そういう脅威を潰すために星々に戦争を仕掛けて災いの芽を潰そうとしていたってのかよ、ふざけた真似を」

「ハーネイトは、みんなを救う優しくて強い王になるんだから、災いなんかじゃない。私も彼がいなかったら、ヴァンに二度と会えなかったもん」

「せやな、だから支えるって、あの時誓ったんやで」

「あの、皆さんどうも、その件なんですがある予言を恐れているようで、それは古文書の中にもありました」

 それからハーネイトはヴィダールと接触し、古文書の中にあった記述について気になったことを話す。

「ヴィダールに非ず龍の力を身に宿す者が現れ世界満たすとき、破滅の未来を迎えると。龍の力を使う存在はヴィダールでもそうでなくても排除する姿勢のようですが自分たち自身のことを思い出せれば多分大丈夫です」

「そういうことか、ほう。それを防ぐために、か。だが、それにより俺らはひどく傷ついた」

「そうだな、ヴァルター。しかしそういう存在がいるのか。リリエット達も、その龍の力ってのを宿しているんじゃないのか」

「そうだ、ヴィダールに非ず、しかし龍の力を持つ者か。……ドラギスが言っていた存在がDGにいたから、わしは20年以上前にDGに潜入し調査をし始めたのだ」

 リリエット達霊量士たちは霊界人と名乗っていた存在がヴィダールという存在であることを知らなかったようであり、何故捕まったり勧誘されたかについての理由も知ることになった。

 それは龍の力を恐れるという点と深く関わっており、リリエット達はヴィダールでないながらも何らかの原因で龍の力を扱える要になった存在でありその監視あるいは抹殺などをDGは本来していた。だがその業務を効率化するために様々な組織を取り込み下部組織にした者の統率が取れず本来の活動を利用し私腹を肥やすものも増加していた。

 その中で本来のあるべき行動をとるヴィダールたち旧派と、その活動を利用しもっと多くの星を征服し資源を稼ごうとする戦争派、一方で捕まったり仲間を殺されるなどその中で被害を受け内部で反乱を起こそうとした新派という幾つもの勢力が誕生し、そこに血の魔人に憑りつかれたセファスが20年前に入り込み、同時期に血の魔人及び龍の力を持つ存在の話を聞いたジルバッドやミロクたちの仲間であるヴェスカトリポカがDGについていき潜入調査を行い、その中で協力者と能力者を集めていたのであった。

「え、ヴェスカトリポカ、ドラギスのことを?」

「ああ、知っておるぞ」

「どんな存在なのですか、どこにいるかも知っているのでは」

「待て待て、ドラギスは現在も放浪しつつ龍を倒しているとな。それとヴィダールと縁がないが龍の力を持つ存在についての話をしなければならん」

 ヴェスカトリポカは詰め寄り真剣なまなざしを見せるハーネイトを落ち着かせ、隣に座らせてからリリエットやボガー、ヨハンなどに前に来るように指示してから話をしたいと言い、その内容に彼女たちは困惑する。

「え、私たちのこと?」

「僕もですか」

「別世界の住民でもそこにも龍の力が散らばった粒子が存在するならば、時間をかけてそれが体内で凝縮するようだ。だが今まではそうなる前に命を落とすものが多かったが近代化が進み寿命が伸びた生命体の中にはカケラを宿したまま次世代の者を産みカケラの一部が子供に移行するようだ」

「それは、いつごろからその現象は加速していったのでしょうか」

「ふうむ、まあお主等の恐らく祖父母辺りから影響が出る欠片の凝縮率が上昇しておるかもしれん。でないと霊龍の目撃証言とあわないだろうからな」

 龍の力を宿す、ヴィダール以外の存在。その原因は簡潔にまとめると特定の生物、それも知的生命体の増加に比例し龍の力を凝縮し子孫を残し、それが世代を重ね生物濃縮じみたものとなりある程度の大きさまでなるとある能力を発揮するようになるという。

 それが龍を見ることができ同じ力を行使できるという事である。極めることでヴィダールと同じ力を扱えるだけでなく、肉体を明確に持つことから修行次第で龍の精神干渉などに対し肉体が壁となるため影響を受けづらく安定した運用が可能になるという。ソラはこの現象をオベリスで未来予知として読んでいた事からその研究も行っており、その危険性も理解していたという。

「ヴェスカトリポカさんはそれの調査をするためにDGにいたのですか」

「それもそうじゃが、別に仕事があってのう。じゃが大丈夫じゃ。もうDGは組織としての活動を終えたに等しい。これより先は、ソラというヴィダールが言った課題をこなすことに専念したまえ」

「は、はい」

「んで俺たちはどうするんだ」

「カケラ持ち、かあ。私たちはどうすればいいのかな」

「ヴィダールの神柱かその子孫はともかく、それ以外の者で龍のカケラを宿している者はこの先霊龍の活動が活発化すれば真っ先に狙われることになるかもしれん。奪われた力を取り戻そうとするだろう」

「ではどうすればいいのですか」

「わし等と共に戦うしかないぞ。修行しながらじゃが、な」

 自分たちの力の根源がそこにあったのかと、初耳な話を聞いたリリエットたちは驚くも現在各地で現れている霊龍を倒せる理由もわかり自分たちの手でどうにかしたいという気持ちはぶれなかった。そこでヴェスカトリポカは修行しより力を運用できるように磨くしかないと言い、ハーネイトと伯爵、それに他のヴィダールにも同じ話をしたのであった。

 こうして20年前に起きたDGが侵略しにきた事件も合わせ、今回の一件でDGという組織の全容が分かり、その活動はハーネイトをはじめとした存在のおかげで停止することとなった。

 DGの活動により傷付いたものは数えきれないほど存在しておりその傷はまだ癒えていない。しかしこれ以上の活動がなくなったことで多くのまだ存在している星は救われた。

 しかし、DGの脅威を排除したが真の恐怖はこれから訪れるのであった。

 DGはその後正式に書面でハーネイトたちに対し今までの行為に関しての謝罪と復興に協力するという話を伝え、ハーネイトもこれを受け入れ記憶が不明瞭になっている他のヴィダール達への治療などを行うことで全員が龍との戦いで瀕死の傷を受ける前の記憶を思い出し、自分たちがソラの手により治療を受けたもののその矢先にPという存在に遭遇したことについての話を再度確認したのち、ハーネイトは他の五大国の代表たちに経緯を説明した上で各国から褒賞を頂きリンドブルグまで凱旋したのであった。
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