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※番不在の発情期(7)sideクオーツ
あれからどれくらい時間が経過したのだろうか…
薄ら白みはじめた空を視界の端にチラッと確認できた頃には幾度目かの絶頂を迎え、お互い体力が底を尽きていた。
トクトクトク……
規則的に鼓動するラズの心音が心地よい。
ラズから香るフェロモンも一旦おさまりつつある。
何も身につけない素肌同士だからこそ体温が直に伝わり眠気が誘われる。後ろからラズを抱きしめ繋がったまま、ベッドに横になっている内に、どちらともなく眠りに落ちていた───。
浅い眠りが不意に呼び起こされたのは下半身に伝わる小刻みな振動。
横向きの体勢のまま完全には覚醒しきらず視界にうつるラズの後頭部をぼーっと眺めていると、「ふぅ、ふ…っ」と聞こえてくる鼻にかかったような声といまだ繋がった下半身が捉えた僅かな快感から、ラズがいま一人で何をしているのか瞬時に理解すると一気に覚醒した。
「───ラズ」
「っ、」
「何をしているの?」
腕ごと後ろからぎゅっと抱きしめ、動きを封じる。
ビクッと硬直するラズの耳元で囁きながら、わざとゆっくり腰を後ろに引いていった。
根元までずっぷり埋まった刀身がズ、ズ、と抜ける動きがまた違った快感を与えているのか「あ…ぁ…」と小さな喘ぎを漏らしながら本能的に腰を突き出し追いかけてくる。
「だぁめ」
「んぁっ!?~~っ、なんでぇっ」
その身を一気に引き抜くと、勢いのまま体を起こしラズを仰向けにひっくり返した。
目に涙を浮かべ、全てを晒した裸体を上からじっくりと見下ろす。
ラズから香るフェロモンが再び濃くなっていた。
何時間かぶりに埋めるものを失ったラズの穴がよく見えるよう、両脚を持ち上げ開かせると、ヒクヒク収縮を繰り返しながらこぽっと溢れる白濁は私が放ったもの。
「あぁ、ごめんね…お腹いっぱいにさせちゃったね。でも、これだけたっぷりお腹に出したら、ラズと私の子できるかな」
「ん、……っは、ぁ、だめ、溢れちゃ…」
ぐにぃっと入口を広げるよう指でいじっていると、溢れてくるものに蓋をするように伸ばしてくるラズの手を「こぉら、ダメでしょ」と制する。
「や、やだ、赤ちゃ、作るの、溢れちゃダメぇ…」
「───っ」
涙目でイヤイヤと頭を振るラズに思わず目を見張ってしまった。
というのも、いままでラズの口から子供が欲しいとは一切聞いた事がなかった。もしかしたら発情期で正常な判断ができていない状況で出た言葉だったかもしれないが、それでも私との子を求めてくれた事に素直に喜びが浮かんだ。
私自身、子が欲しいかどうかと問われれば、ラズがいればそれでいい。───が、しかし、煩わしい事に世継ぎの関係上いつかは作らねばならない存在で、ならばそれは絶対にラズとの子でないと愛せない。
中には側室を…などと言ってくる大臣共もいるが、そんな戯言を決してラズの耳に入れるなと灸を添えていた。
気付けば、落ち着いていたはずの下半身の熱が再び再熱していく。
「ラズ……、赤ちゃん、ほしい?」
「んぅ…ん、ほし…から、ちょーだい。クオーツの精子、ここにいっぱいちょーだい」
私によく見えるよう大きく広げた脚の中心にある淫らな穴をクパァ…と広げ、誘われる。
溢れた分以上に新たに注げと訴えてくる目に応えるべく、柔らかい穴目がけてぐちゅぅっと一気に貫いた。
「んぅ───!!!」
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