23 / 228
本編
第11話 マヨイは確認する。
前章のリザルト回です。
説明文多めです。
────────────────
翌日、夏休み2日目の日曜日。
僕は朝食を食べてすぐ"Continued in Legend"にログインした。昨日の激闘の末に獲得した新しい覚醒やスキルの内容が気になって仕方がなかったからだ。
「冷たっ!?ここは噴水の中か!」
ログインした先は強制的にログアウトさせられた専用フィールドではなく、専用フィールドへ移動する直前にいた噴水の中央に置かれた像の側だった。
噴水の水飛沫を浴びた僕は慌てて噴水から脱出、広場の片隅に設置されたベンチに腰を下ろした。
「はぁ……ん?なんだこれ」
予期せぬ事態から脱し、一息ついた僕はメニューの通知欄が点滅していることに気がついた。まだフレンド登録した相手もいない僕に心当たりはない。
それでも確認しないわけにもいかないのでメニューから通知欄を確認すると、それは運営から連絡だった。
[CiL運営]緊急メンテナンスのお詫び
[CiL運営]一部仕様変更のお知らせ
[CiL運営]不具合修正のお知らせ
まず1番上の『緊急メンテナンスのお詫び』は深夜に行われた4時間ほどの緊急メンテナンスのお詫びのようだ。この場合の緊急メンテナンスとは、その文字の通り運営側にとって可及速やかに対処しなければならない問題を解決するためのメンテナンスだ。
お詫びの品として添付されていたのは美味しそうなリンゴジュースだった。
名称:リンゴジュース
内容:CoL運営からのお詫びの品
取引対象にできない
飲むと爽やかなリンゴの風味が喉を潤す
効果:獲得経験値量2倍/4時間
せっかくなのでレベリングする直前に飲もう。
4時間の効果時間は長いように感じるが、メンテナンスに掛かった時間分の補填ということなんだろう。
次に『一部仕様変更のお知らせ』だ。
内容としてはアルテラの西にある森"アルテラ大森林"をパーティ毎に振り分けられるインスタントフィールドから、全てのプレイヤーが一堂に会するオープンフィールドになったそうだ。それに伴ってエリアボスを討伐しなくても先のフィールドに行けるようになったらしい。おそらく緊急メンテナンスの理由の大半はこれが原因だろう。
最後は『不具合修正のお知らせ』だ。とあるクエストの専用フィールドが本来のものではないものと入れ替わっていたらしい。これに関しては詳しい説明は書かれていないので分からないが、もしかしたら"蒼神の使徒"のことかもしれない。
「さて、次はステータスだ」
若干の高揚感を覚えながらメニューから自分のステータスを確認する。
◼︎パーソナル
名前:マヨイ
性別:男
位階:27
資質:狩人/魔術士/神使
覚醒:灰神の使徒/蒼神の使徒
称号:灰神の寵愛/蒼神の祝福
◼︎ステータス
体力:23854
魔力:76099
筋力:32
耐久:32
器用:7376
敏捷:11831
知力:8942
精神:10481
◼︎スキル
①探索
②魔力弾
③灰の神威
④灰神の法器
⑤蒼の神威
⑥蒼神の法器
◼︎アイテム
名工のナイフ
アルテラの旧い地図
「は?」
ツッコミどころが多すぎてフリーズしてしまった。
まずステータス、記憶が正しければ位階が上がったというアナウンスはなかった。聞き逃していてるだけだっとしても、位階27で4桁や5桁はおかしいだろう。もし正確な数値ならレベル差によるステータスの差が相性の有利不利すら覆しかねない……と思う。ここまで一気に上がってしまうとゲームバランスを心配してしまう。
念のため運営に確認を取っておこう。
不具合の意図的な利用でアカウントを削除されるのは嫌だ。このゲームのサポートセンターは余程のことがなければAIが対応してくれるらしいので少し不安ではあるがメニューから問い合わせ画面を開く。
『はい。運営のニノマエです』
「こんにちは。マヨイといいます。昨日、連続接続制限で強制的にログアウトされ先ほどログインしました。ステータスを確認すると数値が信じがたいほど上昇していたのですが、これは正常な動作でしょうか」
『少々お待ちください……はい、マヨイ様の現在のステータスは正常です。ステータスの詳しい計算式はヘルプからご確認いただけます』
「ありがとうございます」
これで正常な動作らしいが、やはり不安なのでヘルプを確認することにした。それによると体力と魔力を除いた筋力や知力などのステータスは[5+位階+素質補正値×位階+覚醒補正値×位階^2]で計算されているようだ。
「いや、2乗は強すぎでしょ」
もちろん位階が急上昇したせいもあるが、ほぼレベル分しか上昇していないステータス(筋力や耐久)と覚醒の恩恵を強く受けたステータス(敏捷や精神)の差は歴然だ。
ちなみに覚醒として新たに獲得した【蒼神の使徒】のステータス補正値と称号として獲得した【蒼神の祝福】はこのようになっている。
【蒼神の使徒】
蒼神の神威を代行する者
敏捷+11 器用+7 知力+5 精神+3
【蒼神の祝福】
蒼神から祝福を賜った証。
金属装備ペナルティ軽減(60%)
金属装備ペナルティについては初耳だ。
ヘルプによると探索関連スキルの精度や隠密行動にマイナスの補正値が掛かるらしい。あとは装備に使われている金属が原因で魔術の使用が妨げられることもあるようだ。それが6割も軽減されるというのはメリットとしては大きいのだろうが、それでもデメリットをわざわざ被る必要はないので金属装備を装備するかはそれの性能次第になるだろう。
次に新しく習得したスキルの確認だ。
これまた神様関係のスキルなので性能がおかしい。
まずは既に獲得済みの"灰の神威"と名前が似ている"蒼の神威"からだ。やはり名前が似てるということもあってか効果もどこか似ているように思える。
名称:蒼の神威
分類:補助 神聖
対象:自身
射程:なし
効果:最大攻撃速度+100%
被ダメージ減少(50%/残り体力50%以下)
ステータス増減効果倍加
再使用:0秒
最大攻撃速度の上昇は全ての攻撃に恩恵があるそうだ。僕の場合は魔力弾の射出速度が上がるのは超強化と言っていいだろう。
被ダメージ減少は自身の残り体力が50%を下回った場合に発動する効果のようだ。これは昨日倒した蒼神の使徒に対して与えるダメージが途中から減少した原因だろう。積極的にダメージを負うつもりはないけど、それでも保険としては十分なほど強力な効果だ。
ステータスの増減効果倍加に関しては本格的にゲームバランスを心配する内容だった。効果の説明を読む限りでは"灰の神威"の効果によって減少値が増加値に反転した場合であっても倍加は適用されるようだ。
自分を弱体化させるデメリットを持ったスキルがあれば更にステータスを上げることができるだろう。
そして"灰神珠の瞳"という獲得した時点でゲームバランス的にどうかと思っていたスキルが"灰神の法器"というスキルに変化した。その効果は単純な上位互換だ。
名称:灰神の法器
分類:補助 神器 瞳
対象:自身
射程:なし
効果:両眼を魔法媒体として扱える
スキルの思考発動解禁
スキルの並列発動解禁
補助スキル効果+100%
攻撃スキル効果+100%
再使用:0秒
補助スキル効果の増加の恩恵は恒常的なスキルには働かないようなので現時点では宝の持ち腐れだ。やはりステータスの増減に関するスキルを習得したい。
攻撃スキル増加の増加の恩恵は僕のメインウェポンとも言える魔力弾の威力が単純に2倍になるようだ。何度も言うけど本当にゲームバランス大丈夫なの?
そして最後は"蒼神の法器"だ。これもスキル名から予想できる通り、ゲームバランスの調整を間違えてるとしか思えないものだった。
名称:蒼神の法器
分類:補助 神器 心臓
対象:自身
射程:なし
効果:心臓を魔法媒体として扱える
補助スキル効果重複解禁
スキル使用後の硬直削除
補助スキル効果+100%
攻撃スキル効果+100%
再使用:0秒
"灰神の法器"と違う点は3つ。1つは魔力媒体化する部位が瞳ではなく心臓であることだ。これに関しては目を抉られた際の予備の魔法媒体という意味では有用かもしれないけど目を抉られたい訳ではないので、これ以上は考えないことにした。
2つ目は補助スキルを重ね掛けした場合の処理の変更だ。本来なら同じステータスを増減する補助スキルは後から使用した方のスキルに上書きされてしまうところを2重の強化を得られるようになる効果だ。ただし、同じ名前の補助スキルの効果は今までと同様に後から使用したもので上書きされてしまうようなので、有効活用するなら複数の補助スキルを習得する必要があるだろう。
3つ目はスキルの技後硬直をなくす効果だ。これも今の僕には無用の長物ではあるが、持っていて損はない効果だろう。
補助スキルと攻撃スキルの効果上昇については効果を読んでも重複するかどうかは分からなかったので運営に問い合わせた。その結果、同名の効果は高い方の補正値が適用されるだけで重複はしないことを知ることができた。
獲得した覚醒と称号については非公開情報にした僕は昨日受けたクエストを消化するためにアルテラ大森林に向かった。
──────────────
お読みいただきありがとうございます。
文脈がおかしな部分を修正しました(2020/10/20)
スキル表記の[再使用:なし]を[再使用:0秒]に変更しました。
(2020/11/27)
説明文多めです。
────────────────
翌日、夏休み2日目の日曜日。
僕は朝食を食べてすぐ"Continued in Legend"にログインした。昨日の激闘の末に獲得した新しい覚醒やスキルの内容が気になって仕方がなかったからだ。
「冷たっ!?ここは噴水の中か!」
ログインした先は強制的にログアウトさせられた専用フィールドではなく、専用フィールドへ移動する直前にいた噴水の中央に置かれた像の側だった。
噴水の水飛沫を浴びた僕は慌てて噴水から脱出、広場の片隅に設置されたベンチに腰を下ろした。
「はぁ……ん?なんだこれ」
予期せぬ事態から脱し、一息ついた僕はメニューの通知欄が点滅していることに気がついた。まだフレンド登録した相手もいない僕に心当たりはない。
それでも確認しないわけにもいかないのでメニューから通知欄を確認すると、それは運営から連絡だった。
[CiL運営]緊急メンテナンスのお詫び
[CiL運営]一部仕様変更のお知らせ
[CiL運営]不具合修正のお知らせ
まず1番上の『緊急メンテナンスのお詫び』は深夜に行われた4時間ほどの緊急メンテナンスのお詫びのようだ。この場合の緊急メンテナンスとは、その文字の通り運営側にとって可及速やかに対処しなければならない問題を解決するためのメンテナンスだ。
お詫びの品として添付されていたのは美味しそうなリンゴジュースだった。
名称:リンゴジュース
内容:CoL運営からのお詫びの品
取引対象にできない
飲むと爽やかなリンゴの風味が喉を潤す
効果:獲得経験値量2倍/4時間
せっかくなのでレベリングする直前に飲もう。
4時間の効果時間は長いように感じるが、メンテナンスに掛かった時間分の補填ということなんだろう。
次に『一部仕様変更のお知らせ』だ。
内容としてはアルテラの西にある森"アルテラ大森林"をパーティ毎に振り分けられるインスタントフィールドから、全てのプレイヤーが一堂に会するオープンフィールドになったそうだ。それに伴ってエリアボスを討伐しなくても先のフィールドに行けるようになったらしい。おそらく緊急メンテナンスの理由の大半はこれが原因だろう。
最後は『不具合修正のお知らせ』だ。とあるクエストの専用フィールドが本来のものではないものと入れ替わっていたらしい。これに関しては詳しい説明は書かれていないので分からないが、もしかしたら"蒼神の使徒"のことかもしれない。
「さて、次はステータスだ」
若干の高揚感を覚えながらメニューから自分のステータスを確認する。
◼︎パーソナル
名前:マヨイ
性別:男
位階:27
資質:狩人/魔術士/神使
覚醒:灰神の使徒/蒼神の使徒
称号:灰神の寵愛/蒼神の祝福
◼︎ステータス
体力:23854
魔力:76099
筋力:32
耐久:32
器用:7376
敏捷:11831
知力:8942
精神:10481
◼︎スキル
①探索
②魔力弾
③灰の神威
④灰神の法器
⑤蒼の神威
⑥蒼神の法器
◼︎アイテム
名工のナイフ
アルテラの旧い地図
「は?」
ツッコミどころが多すぎてフリーズしてしまった。
まずステータス、記憶が正しければ位階が上がったというアナウンスはなかった。聞き逃していてるだけだっとしても、位階27で4桁や5桁はおかしいだろう。もし正確な数値ならレベル差によるステータスの差が相性の有利不利すら覆しかねない……と思う。ここまで一気に上がってしまうとゲームバランスを心配してしまう。
念のため運営に確認を取っておこう。
不具合の意図的な利用でアカウントを削除されるのは嫌だ。このゲームのサポートセンターは余程のことがなければAIが対応してくれるらしいので少し不安ではあるがメニューから問い合わせ画面を開く。
『はい。運営のニノマエです』
「こんにちは。マヨイといいます。昨日、連続接続制限で強制的にログアウトされ先ほどログインしました。ステータスを確認すると数値が信じがたいほど上昇していたのですが、これは正常な動作でしょうか」
『少々お待ちください……はい、マヨイ様の現在のステータスは正常です。ステータスの詳しい計算式はヘルプからご確認いただけます』
「ありがとうございます」
これで正常な動作らしいが、やはり不安なのでヘルプを確認することにした。それによると体力と魔力を除いた筋力や知力などのステータスは[5+位階+素質補正値×位階+覚醒補正値×位階^2]で計算されているようだ。
「いや、2乗は強すぎでしょ」
もちろん位階が急上昇したせいもあるが、ほぼレベル分しか上昇していないステータス(筋力や耐久)と覚醒の恩恵を強く受けたステータス(敏捷や精神)の差は歴然だ。
ちなみに覚醒として新たに獲得した【蒼神の使徒】のステータス補正値と称号として獲得した【蒼神の祝福】はこのようになっている。
【蒼神の使徒】
蒼神の神威を代行する者
敏捷+11 器用+7 知力+5 精神+3
【蒼神の祝福】
蒼神から祝福を賜った証。
金属装備ペナルティ軽減(60%)
金属装備ペナルティについては初耳だ。
ヘルプによると探索関連スキルの精度や隠密行動にマイナスの補正値が掛かるらしい。あとは装備に使われている金属が原因で魔術の使用が妨げられることもあるようだ。それが6割も軽減されるというのはメリットとしては大きいのだろうが、それでもデメリットをわざわざ被る必要はないので金属装備を装備するかはそれの性能次第になるだろう。
次に新しく習得したスキルの確認だ。
これまた神様関係のスキルなので性能がおかしい。
まずは既に獲得済みの"灰の神威"と名前が似ている"蒼の神威"からだ。やはり名前が似てるということもあってか効果もどこか似ているように思える。
名称:蒼の神威
分類:補助 神聖
対象:自身
射程:なし
効果:最大攻撃速度+100%
被ダメージ減少(50%/残り体力50%以下)
ステータス増減効果倍加
再使用:0秒
最大攻撃速度の上昇は全ての攻撃に恩恵があるそうだ。僕の場合は魔力弾の射出速度が上がるのは超強化と言っていいだろう。
被ダメージ減少は自身の残り体力が50%を下回った場合に発動する効果のようだ。これは昨日倒した蒼神の使徒に対して与えるダメージが途中から減少した原因だろう。積極的にダメージを負うつもりはないけど、それでも保険としては十分なほど強力な効果だ。
ステータスの増減効果倍加に関しては本格的にゲームバランスを心配する内容だった。効果の説明を読む限りでは"灰の神威"の効果によって減少値が増加値に反転した場合であっても倍加は適用されるようだ。
自分を弱体化させるデメリットを持ったスキルがあれば更にステータスを上げることができるだろう。
そして"灰神珠の瞳"という獲得した時点でゲームバランス的にどうかと思っていたスキルが"灰神の法器"というスキルに変化した。その効果は単純な上位互換だ。
名称:灰神の法器
分類:補助 神器 瞳
対象:自身
射程:なし
効果:両眼を魔法媒体として扱える
スキルの思考発動解禁
スキルの並列発動解禁
補助スキル効果+100%
攻撃スキル効果+100%
再使用:0秒
補助スキル効果の増加の恩恵は恒常的なスキルには働かないようなので現時点では宝の持ち腐れだ。やはりステータスの増減に関するスキルを習得したい。
攻撃スキル増加の増加の恩恵は僕のメインウェポンとも言える魔力弾の威力が単純に2倍になるようだ。何度も言うけど本当にゲームバランス大丈夫なの?
そして最後は"蒼神の法器"だ。これもスキル名から予想できる通り、ゲームバランスの調整を間違えてるとしか思えないものだった。
名称:蒼神の法器
分類:補助 神器 心臓
対象:自身
射程:なし
効果:心臓を魔法媒体として扱える
補助スキル効果重複解禁
スキル使用後の硬直削除
補助スキル効果+100%
攻撃スキル効果+100%
再使用:0秒
"灰神の法器"と違う点は3つ。1つは魔力媒体化する部位が瞳ではなく心臓であることだ。これに関しては目を抉られた際の予備の魔法媒体という意味では有用かもしれないけど目を抉られたい訳ではないので、これ以上は考えないことにした。
2つ目は補助スキルを重ね掛けした場合の処理の変更だ。本来なら同じステータスを増減する補助スキルは後から使用した方のスキルに上書きされてしまうところを2重の強化を得られるようになる効果だ。ただし、同じ名前の補助スキルの効果は今までと同様に後から使用したもので上書きされてしまうようなので、有効活用するなら複数の補助スキルを習得する必要があるだろう。
3つ目はスキルの技後硬直をなくす効果だ。これも今の僕には無用の長物ではあるが、持っていて損はない効果だろう。
補助スキルと攻撃スキルの効果上昇については効果を読んでも重複するかどうかは分からなかったので運営に問い合わせた。その結果、同名の効果は高い方の補正値が適用されるだけで重複はしないことを知ることができた。
獲得した覚醒と称号については非公開情報にした僕は昨日受けたクエストを消化するためにアルテラ大森林に向かった。
──────────────
お読みいただきありがとうございます。
文脈がおかしな部分を修正しました(2020/10/20)
スキル表記の[再使用:なし]を[再使用:0秒]に変更しました。
(2020/11/27)
あなたにおすすめの小説
癒し目的で始めたVRMMO、なぜか最強になっていた。
branche_noir
SF
<カクヨムSFジャンル週間1位>
<カクヨム週間総合ランキング最高3位>
<小説家になろうVRゲーム日間・週間1位>
現実に疲れたサラリーマン・ユウが始めたのは、超自由度の高いVRMMO《Everdawn Online》。
目的は“癒し”ただそれだけ。焚き火をし、魚を焼き、草の上で昼寝する。
モンスター討伐? レベル上げ? 知らん。俺はキャンプがしたいんだ。
ところが偶然懐いた“仔竜ルゥ”との出会いが、運命を変える。
テイムスキルなし、戦闘ログ0。それでもルゥは俺から離れない。
そして気づけば、森で焚き火してただけの俺が――
「魔物の軍勢を率いた魔王」と呼ばれていた……!?
癒し系VRMMO生活、誤認されながら進行中!
本人その気なし、でも周囲は大騒ぎ!
▶モフモフと焚き火と、ちょっとの冒険。
▶のんびり系異色VRMMOファンタジー、ここに開幕!
カクヨムで先行配信してます!
虐げられた前王の子に転生しましたが、マイペースに規格外でいきます!
竜鳴躍
ファンタジー
気が付いたら転生していました。
でも王族なのに、離宮に閉じ込められたまま。学校も行けず、家庭教師もつけてもらえず、世話もされず。社交にも出られず。
何故なら、今の王様は急逝した先代の陛下……僕の父の弟だから。
王様夫婦には王子様がいて、その子が次期王太子として学校も行って、社交もしている。
僕は邪魔なんだよね。分かってる。
先代の王の子を大切に育てたけど、体が弱い出来損ないだからそのまま自分の子が跡を継ぎますってしたいんだよね。
そんなに頑張らなくても僕、王位なんていらないのに~。
だって、いつも誰かに見られていて、自分の好きなことできないんでしょ。
僕は僕の好きなことをやって生きていきたい。
従兄弟の王太子襲名の式典の日に、殺されちゃうことになったから、国を出ることにした僕。
だけど、みんな知らなかったんだ。
僕がいなくなったら困るってこと…。
帰ってきてくれって言われても、今更無理です。
2026.03.30 内容紹介一部修正
ダンジョンで迷惑配信者をやっていた俺。うっかりアイドル配信者を襲ってたドラゴンをぶっ飛ばした結果、良い人バレして鬼バズる
果 一@【弓使い】2巻刊行決定!!
ファンタジー
矢上一樹は、ダンジョンでマナー違反行為を繰り返す迷惑系配信者だ。
他人の獲物を奪う、弱いモンスターをいたぶる、下品な言葉遣い。やりたい放題やって人気を得ていた彼だったが――ある日、うっかり配信を切り忘れて律儀な一面がバレてしまう。
焦った一樹はキャラを取り繕うも、時すでに遅し。一樹の素は大々的に拡散され話題沸騰していて――さらには、助けた美少女が人気アイドル配信者だったことで、全国レベルでバズってしまい!?
これは、炎上系配信者が最強でただのいいヤツだった的な、わりとよくある物語。
※本作はカクヨムでも連載しています。そちらでのタイトルは「ダンジョンで迷惑配信者をやっていた俺。うっかりアイドル配信者を助けた結果、良い人バレして鬼バズってしまう~もう元のキャラには戻れないかもしれない〜」となります。
「通訳など辞書で足りる」と追放された令嬢——三国会談で、婚約者は一言も話せなくなった
歩人
ファンタジー
宮廷通訳官エレノーラは五つの言語を操り、婚約者クラウスの外交を陰で支えてきた。
だがクラウスは言った。「通訳など辞書で足りる。お前は要らない」
追放されたエレノーラは隣国で新たな道を歩み始める。
一方、クラウスは三国会談の場で辞書片手に立ち往生。
誤訳が外交問題に発展し、窮地に陥ったその場に、隣国の通訳官として現れたのは——。
「その言葉は、もう翻訳できません」
家族に忘れられていた第五王子は愛され生活を送る
りーさん
ファンタジー
アズール王国の王宮には、多くの王子や王女が住んでいる蒼星宮という宮がある。
その宮にはとある噂が広まっていた。併設されている図書館に子どもの幽霊が現れると。
そんなある日、図書館に出入りしていた第一王子は子どものような人影を見かける。
その時、父である国王にすら忘れられ、存在を知られていなかった第五王子の才覚が露になっていく。
冷遇された第七皇子はいずれぎゃふんと言わせたい! 赤ちゃんの頃から努力していたらいつの間にか世界最強の魔法使いになっていました
taki210
ファンタジー
旧題:娼婦の子供と冷遇された第七皇子、赤ちゃんの頃から努力していたらいつの間にか世界最強の魔法使いになっていた件
『穢らわしい娼婦の子供』
『ロクに魔法も使えない出来損ない』
『皇帝になれない無能皇子』
皇帝ガレスと娼婦ソーニャの間に生まれた第七皇子ルクスは、魔力が少ないからという理由で無能皇子と呼ばれ冷遇されていた。
だが実はルクスの中身は転生者であり、自分と母親の身を守るために、ルクスは魔法を極めることに。
毎日人知れず死に物狂いの努力を続けた結果、ルクスの体内魔力量は拡張されていき、魔法の威力もどんどん向上していき……
『なんだあの威力の魔法は…?』
『モンスターの群れをたった一人で壊滅させただと…?』
『どうやってあの年齢であの強さを手に入れたんだ…?』
『あいつを無能皇子と呼んだ奴はとんだ大間抜けだ…』
そして気がつけば周囲を畏怖させてしまうほどの魔法使いの逸材へと成長していたのだった。
『お前の針仕事など誰でもできる』——なら社交界のドレスの裏地を、めくってごらんなさい
歩人
ファンタジー
「地味な針仕事しかできない令嬢は要らない」——公爵家の嫡男にそう言い渡された伯爵令嬢ティナは、
裁縫道具だけを持って屋敷を出た。その翌週、社交界が凍りつく。王妃の夜会服も、公爵令嬢の舞踏会
ドレスも、第一王女の外交用ローブも——仕立てた職人が消えたのだ。しかもティナが十年かけて縫った
全てのドレスの裏地には、二重縫いで隠された署名が残されていて——。
辺境の小さな仕立て屋で穏やかに暮らすティナの元に、王都から使者がやってくる。
[完結] 邪魔をするなら潰すわよ?
シマ
ファンタジー
私はギルドが運営する治療院で働く治療師の一人、名前はルーシー。
クエストで大怪我したハンター達の治療に毎日、忙しい。そんなある日、騎士の格好をした一人の男が運び込まれた。
貴族のお偉いさんを魔物から護った騎士団の団長さんらしいけど、その場に置いていかれたの?でも、この傷は魔物にヤられたモノじゃないわよ?
魔法のある世界で亡くなった両親の代わりに兄妹を育てるルーシー。彼女は兄妹と静かに暮らしたいけど何やら回りが放ってくれない。
ルーシーが気になる団長さんに振り回されたり振り回したり。
私の生活を邪魔をするなら潰すわよ?
1月5日 誤字脱字修正 54話
★━戦闘シーンや猟奇的発言あり
流血シーンあり。
魔法・魔物あり。
ざぁま薄め。
恋愛要素あり。