貴方は俺を愛せない

和泉奏

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彼の人の屋敷

7






「…な、んで、…っ、ぅ…う…っ、」


この数日で友達みたいに親しくなった関係とは言っても、他人の、大人の手に上半身を撫でまわされる感覚はあまり心地が良いものとはいえない。

(……触られた、くない、のに、…)

翠はただ遊んでいる感じなのに、その肌が粟立つような撫で方に、上擦った息が零れる。

……寂しいとか、構ってほしい時にさっくんも時々似たようなことをしてくるときがあったから、…別に、変なことじゃないとは思うけど。

何故だろう。
熱を出した時と似ているのに、…そうではなく、別の、違う感覚が身体に滲んでいる。

唇が震えて、現実感がないように頭の芯がぼうっとしている。


「触り心地もすべすべなめらかで……きめ細やかに吸い付くような感触は絶品としか言葉にできない…、無限に触っていられる…」


ぞわぞわと這いまわる手の指先が胸の中心に向かっていき、薄い両胸を真ん中に寄せるように揉みしだきながら遠回しに刺激するように乳首の周りを指がくるくるなぞっていく感触に、嫌でも集中させられて意識してしまう。


「凄いな……、そうやって背中を反らすことで、より官能的な光景になる。とてつもなく良い香りが漂う真っ白な肌の中で、膨らみはないのに目を惹かれざるを得ないピンクの小さい乳首は感動にも等しいが、あまりにも猥褻すぎるよ…」

「…っ、ぅ゛、…ッ、ぁ゛、…ゔぅ゛…ッ、」

「………ほら、ご覧……やわらかかったのに、もう硬くなってきた」


くんくん匂いを嗅ぐように顔を近づけられながら人差し指で乳首を回された後、今度は親指と人差し指で乳首を摘まれる。
ゆっくり2本の指を上下されると、一緒に突起も揺れる。

ジクジク疼いて熱を溜め込んでいた突起を焦らすように軽く押したり摘まんだりして、親指の腹で弄ってくる。


「…ッ゛、?!…ぁ゛ぐ…っ、ゔ、ぅ゛…っ!!っ、ぁ゛、ぇ゛…ッ、…や゛、やだ…っ、ぁ゛、ぅ゛ゔ…っ、だめ、……っ、ら゛…っ、」

「愉快だな。弱いにも程があるんじゃないか?好きに触ってほしいと僕に訴えて、わざと目立ちたがる乳首も併せ持っている、美しく構成された少年の感度までもがこれほど高いとは。……君には、性の才能まで備わっているらしい」


手の感触は吐き気がするほど気持ち悪く感じるのに、
翠とこんなことしてることさえ鳥肌が立つほど嫌なのに、

玩具みたいに乱暴にされながらも、少しの間それを続けられると、乳首に蓄積された快感がぶわりと全身に広がり、脳内をわけのわからない甘さが満たした。

まだ知り合ってそれほど経ってない相手に、この、…今の行為がさっくんみたいに寂しいからとか、そういう理由でしてるなら…さすがに、やりすぎ、じゃないのか…?


「どう触られるのが好きなのかな?周辺を弱く揉まれるか、乳首そのものを触られるか……?指先で優しくか、…もしくは、」

「ん゛ン…ッ、…そ゛、れ、…、ぇ゛…っ、やめ゛…っ、に゛、ぁ゛、…っ、……」

「…………、…ふぅん……」


手さえ握ったことのない男の手によって、敏感な突起を無造作にカリカリぐにゅぐにゅされたり弾かれたり、それ自体が玩具みたいに扱われて涙が滲む。

なんで、みんな面白くもないオレの乳首で遊ぶんだ。

さっくんも、雪華も、翠も、

何かを確認するようにそこを弄りまくった末に、「すっかり調教済みってわけか。咲人のやつ…」と舌打ちの後に苛々と零す声が聞こえて、


ぐぎゅぅッ、


「っ゛?!!ぁ゛、ぁ゛ぅゔ……っ、!!ぃ゛…っ、だ、やだ、や゛だ…ッ、」


あまりの痛みに、背中を反らして身を捩る。

親指と人差し指で摘まれたまま硬くぷっくりしている乳首に爪を刺し、根元から潰す勢いで強くつねって捻るようにして擦られた。

しかし身体の上に乗られたままでは抵抗もかなわず、結果的に顔を背ける程度しかできていない。

その首筋さえ舌を這わせられ、啄むようにして唇でキツく吸われてはジクジクとした痛みで熱を生む。

わからない。
いったい何で、…翠はさっきからずっと何を怒ってるんだ、オレが悪いことでもしたのかと言いたい雰囲気と声色も相まって涙が滲んで零れる。


「にゃ゛…っ、ぅ゛、ぅ゛…っ、もう、やだ…っ、離れて、…、ぅ゛、…、はな、して、ぇ…っ、」

「っと、……ぁあ、悪い。つい、力が入りすぎてしまった、…」


突然嬲ってくるあまりの痛みに、我慢できずに泣いてしまう。
棒読みで謝られたって許せるはずなくて、手で叩いて抵抗する。

けどあっさりと、その手首を掴まれた。
離れたいのに、軋むほど強く握られてまた泣く。


「暴れないでくれ。数人の使用人に抑えられて見られながら僕と交わるのは、嫌だろう?」

「っ゛…、ぇ゛、…っ、?…な、な、り…っ、…、な、ん…れ…っ、……?酷、い、…ばか…っ、やだ、もう…痛い、…痛い、…って…っ、……やだ、ぁ…っ、…ぅ、ぇ゛…っ、」

「……君はそういう顔で泣くのか……、…可憐で卑猥で、とても美しい」


話が通じてない。

使用人におさえられるって、なんだよ。
交わるってなんだよ、どういう意味だ、なんでそうなるんだ、

乳首がちぎれるか壊れるかと思うような怖いことをされて、こっちは一生懸命怒ってるのに、それを見下ろしている翠は何故か享楽そうな目つきをしている。


「君の手首は細くて、か弱いな。軽く握っただけでも折ってしまいそうだ」

「…っ、」

「まだ折らないよ。だから、そんな目で見ないでくれ。………わかった。今の詫びをするから、許してほしい」


まだ、って、

その意味を問い返す前に、近づいてきた翠に力任せに唇を塞がれた。

暴れるより先に、乱暴に差し込まれようとする生ぬるい舌に、思わず奥歯を食いしばる。
けど、唇を舐め続けられて、息も苦しくて限界だった。
本能で口をあけてしまったオレの抵抗を無視して深く口付けを交わそうとしてきて、ぬめりとした感触と、翠の匂いが胃袋を揺さぶる。


「んん…っ、ふ……ッ、」


咄嗟に顔を背けようとしても、顎を掴む指の力が強すぎてそれを許さない。

翠にキスされているだけでも嫌悪感でおかしくなりそうなのに、口の中まで唾液混じりに舌で舐めて荒らされたら吐き気を催しながら肌が粟立つ。

がりって嚙んだ感触がしたのに、それでも翠はオレの舌を、口のナカ全部をめちゃくちゃにするのをやめてくれなかった。

吐息も荒くて熱くて、口の中に出される翠の大量の唾液も擦れる唇にも舌の感触にも何もかもに反射的に吐きそうに嗚咽して身の毛がよだつ。
もがくオレなんか気にもせずにまるで恋人同士みたいに舌を絡めたりしゃぶられたりしていると、…段々と酸素が薄く、意識が遠くなっていく。

……頭の中が白く靄がかかったみたいに遠くなってぼうっとしてくる。

まるで悪夢でも見ているような気分だ。
早く終わってくれ、と心の中で呟きながら、強張る体に鞭打って耐えるしかなかった。

………ちゅぱ……って嫌に濡れた音を鳴らして唇が離れる。

ようやく解放されたと思ったら、またキスしようとしているのか顔を近づけてきた。



「………ら、……………だ……っ、まる、…り、…ら……ッ」


入らない力をなんとかして僅かにでも振り絞って、…やだ、不味い、汚い、嫌だと顔を背けていたら、今度はひりひりする乳首の上に何かが垂れてきた。

なに、とぞわぞわする感覚に下を向けば、翠の口から、だらーっとした涎をわざとそこに垂らして塗りつけられているのが見えた。

べっとり、…ぬるぬる、する、「ぁ゛、ッ、?!!…ィ゛ぁ゛…っ、」胸から下腹部に気持ちいい感覚が駆け抜けていく。そのまま唇で咥えて口に含み、レロレロ、ヂューヂュー…っ、って敢えて汚くいびつな音を鳴らして吸ったりしたりベロベロしてくる。


「んん…っ、ふ…っ、…ぁは、誘うように腰をくねらせて……君はなんてえっちな子だ」

「ぅ゛…っ、…ち、が…っ、」

「違わないだろう?僕の舌で愛撫するたびにトロトロになって、…打ち上げられた魚みたいに面白いほど身を捩って痙攣しているじゃないか、……はぁ…っ、…小ぶりなのに君の勃起乳首は舐め甲斐があるな」

「ひん…っ、ぁ゛、ぁ゛…っ、ぐ…っ、」


じゅるっ、ぢゅっ、ぢゅぽっ、

ぬるぬるべたべたのベロを使いながらその頭が動くたびに、乳首をいたぶってくる快感だけじゃなくて、その長髪にまで上半身の裸の肌を撫でられていて、

――数日前に会ったばかりの翠が、オレの乳首を口に入れて犬みたいに舐めている。

その現実を実感している前に、あっつい息を乳首にかけながらじゅるじゅると音がするほど唾液を垂らして更にぬるぬるにされた。

爪で傷がついたのか、染みるのに感じてしまって泣く。
敏感に尖り勃った乳首をヂュパヂュポ獣みたいに熱く荒い息を吹きかけながらしゃぶってくる翠の頭を引きはがそうとしても、その手を掴まれては意味がない。
相手の口の中におさめられている胸の先端から与えられる快感は更に勢いを増して。


…おかしいのに、翠は、友達で、彼女でも、ないのに、こんなの、


「ぁ゛ぅ゛、…う゛…っ!!や゛……ッ、んん゛…っ」


乳首を舌で転がしつつ、硬くなっているちんちんを布越しに手のひらでネチャネチャ揉んでは擦られ続けて、普段より異質な何かに背中を押されているように、異様に身体が疼いて唾液が零れていく。

目尻から涙が溢れ、甘い啜り泣きのような蕩け切った媚声が口から漏れる。
おかしいほど出る涎を飲み込みきれないまま、胸から肚に響き、脳を溶かされる感覚にガクガクと痙攣した。


「…――ッ゛、………ぁ゛…っ、…あ゛、……っ、」


決して翠のやり方が上手いわけじゃないのに、脳髄を犯す快感に尻が浮く。
数秒間絶頂感が止まらず、イかされたのだと気づいてもすぐには戻ってこられなかった。

ようやく精子を出し切り、乱れた息遣いのままで…朦朧としながら、なんとなく下に視線を向ける。

…と、

さっきまで口の中に隠れていたものが、今は見えた。

激しい呼吸によって上下する胸が翠の大量の涎にまみれて、反射しているように光沢を帯びている。

その、ぬらぬらにさせられて厭らしく光る左右の胸の真ん中に、一つずつ、

……僅かに震えながら、吸われ続けて涎まみれで勃ちあがっている赤く腫れ上がった乳首が発情してピンっと天を向き、はっきりと存在を主張していた。


「………ハァ……ッ、…君の”これ”は果物みたいに甘くて、魅力的なデザートだね……」

「…ぁ゛っ、…っ、ぁゔ…、ゔ…っ」


乳首をいじりながら、さっきはわけもわからずに腹を立てたと思ったら、今は比較的に優しい顔と言葉遣いになってて。

優しくするってことは、酷いことをされてるわけじゃないのかなって、自分のされてることの意味がわからなくなる。


「…ら、……れ…?」


…さっきから、なんだかいつもと違う気はしてたけど、……ここまで変な感覚には、なってなかった。

舌が、頭も、おかしい。うまく回らない。

………これは、さっくんじゃない。
オレの上に跨ってるのは、さっくんじゃないのに、

目に映る人も、光景も、手の感触も、息遣いも、舌の熱とか使い方も、

何もかもが違う、

されている行為自体は気持ちいいと思えないのに、…身体の奥から込みあがる感覚が勝手にその刺激以上に下腹部の奥を締め付けて、脳髄を痺れさせてくる。

(……どう、して、…)

吐き気にも似た何かが身体の奥底から込み上げて来ているのに、


「は、…は、ぁ…っ、ぁ゛っ、…」

「……はぁ……ッ、生地に収まらずに、溢れてくる……、温かい…ッ…君の体温が残っている新鮮な生の精液………」


「僕が女なら、膣に迎え入れたかったのに…残念だよ…」「ぁ゛ぅ゛ゔ…、?!ぐ…っ、ぅ゛、ゔっ、…!」耳の近くで囁かれる…寒気がするような翠の言葉の通り、下着の隙間から溢れた精液が下に滴り落ちていた。

絶頂後でまだ細かく震えて濡れているオレのちんちんに自分のを押し付けながら腰を振る翠のせいで嫌なのに擦られ続け、下腹部を締め付ける。

口から出てくるのは自分のものとは到底思えない声ばかりで。
内心では戸惑いながらも、身体は強制的な刺激に従って背中を震わせていた。

二人の密着した肌のせいでより大きく響き、濃度を増したネヂャネヂャの音が耳を直接犯して、羞恥心に似たものを生じさせた。


「あぁ……、これは……この大きさなら女相手でも満足させられるだろうなぁ…?」

「…っ、ぁ゛…ぅ゛…っ、ん゛、ん…っ」


ついでに、下着をぐいと下にずらされたせいで、外に出された半勃ちのちんちんを何故か笑いながら手で包んでグチャグチャ扱かれた。


(……何、…を、)

……さっきから、翠が何を言っているのか、何をしてるのか、全然わからない。

わかりたく、ない。


「ッぁ゛、う゛ぅ……っ、いら゛…ッ、イ゛ッ、た…っ、ばっら、だ、ら…っ、うごか、な゛……ッ、」


覆うもののないちんちんの亀頭を指先で捏ねられながら、下着一枚を隔てて勃起している翠の濡れた性器に押し当てられる。


(……っ、これ…翠の、…性器の感触…が……っ、)


握ったオレのちんちんの亀頭の先や裏側を、まるで性器を感じさせる道具のように翠の性器の亀頭の形や裏筋あたりに沿わせてズリュズリュヌリュヌリュ擦らされた。

まるでオレのちんちんを使って、翠の性器を扱いているようなやり方。

敏感な亀頭を、翠の性器を覆っているぬるぬるの絹の布に擦らされ続ける。

次第に増える二人分の我慢汁の感触に伴い、そこに否応なしに集まっていく熱と下腹部を締め付けて広がる甘さに、翠の腰を挟むようにして開かされている両足を震わせる。


「……そら、…ッ、その顔も愛らしいな……、はぁ…ッ、…ほら…もっと僕に密着して、腰を振るんだ…っ」


待ってって言ってるのに、抱き寄せられてお互いのちんちんを擦り合うように強引にヌリュヌリュさせられて、「……っ、ィ゛……――、ぐ、……ッ、ぅ゛っ、」呆気なく訪れる2度目の射精に、少しの間、息が出来なくなった。


(………頭がおかしく、なる…)


……ちょっと前までは普通に話してたはずのに、翠は、……なんで、オレにこんなことするんだろう……。

翠は興奮しているのか、高揚し赤らんだ顔でこっちを見ていて。


「痙攣する身体の震えも乱れた息づかいも、変化する性器の射精の熱も、すべて感じられるのが嬉しいよ…。不本意そうにしがみついてくる君の姿を拝めるだけで、僕もイキそうだ……」

「……ッ、は、ぁ゛…っ、…ぁ゛…ッ、…は、ぅ゛、…ゔ…っ、…や゛ぅ゛…っ、やだ…、…ぁ゛……っ」


両腕で抱かれて、薄い肌着越しにオレの性器の膨らみを硬い股間に押し付けるようにぴったり密着させてくるから、…きっと翠の言う通りなんだろう。

異様な鼓動の速さも崩れた吐息も尻を持ち上げながら絶頂してガクッ、ガクッと痙攣している身体の動きも嫌でもそのまま伝わってしまっている。



「ハァ……はぁ…っ、咲人にはどこまでされた…?まさか、最後までされてないだろうな…?」

「…ん、ン゛、ぅ…っ、…!…さ、……い゛……、……っ、?」

「ぁあ……、言葉の意味も、わからない、って顔だね…。…ふ、…ぅ…っ、僕達の大事な部分が重なってグチャグチャな形に擦れて、……めちゃくちゃ、…気持ち、いー……」


耳の縁をレロレロ舐められながら、湿ったように荒い息が耳に触れる。

もうぐったりして動けないのに相手の腰が揺れるせいで、翠の下着の布一枚だけを間に挟んでいるお互いの下腹部がニチャニチャ粘っこい音を鳴らしながら擦れあう。

下腹部から足先まで刺激する気持ち悪いような複雑な感覚に耐えようとして、唇を噛む。

グチャ…、グチャ…、とついさっき下着の中で吐き出しただけでなく、翠の下腹部にも向けて出したせいで全部どろどろに濡れていた。



「ぐ、ぅ゛……っ、ぅ゛ぁ゛……っ、あ゛う゛…っ、……うご、く…の、…ぅ゛う゛…っ、擦れ…て、…や゛、……っ」

「ぁ゛、ハ……ッ、はぁ…っ、…腰にめちゃくちゃクる………ッ、」


オレの肌や下着だけじゃなくて翠のパンツの布の表面もベチャーって糸を引いていて、それさえも擦るように混ぜられていた。

ただでさえ下着の中が精液でベタベタに汚れてるのに、擦られて粘稠的な液体で泡立ってぐちゃぐちゃで気持ち悪い。


「……ハァ、……夏空、…僕、の名前が、わかるかい…?」

「…っ、ぁ、ぅ゛、…う゛…っ、……ぇ……っ、……す、……い゛………?」


なんでいきなり、…朦朧とする頭でもはや何も考えずに答えれば、

…両手で頬をおさえて固定されたオレの顔を怖い表情で間近に食い入るように見つめて、


「……ッ、あぁ……っ、…………あは、……あはは、……それ、……ォ゙……ッ、」


その赤らんだ顔が荒い息を吐き、ビクンッと唐突にオレの上にいる体が大きく跳ねた。

正しくは、揺すっていた腰が持ち上がり、
エビが跳ねるような、一際大げさな動きでオレの股間にビクビク跳ねる性器をズリズリ摩擦させながら隙間なくグリグリ押しつけてくる。


(……翠…、……イッ…て、…る……?)


不規則に痙攣している性器によって尻と背中の後ろを畳に密着させられたまま、身動きもできずに両方の腕を翠の手によって強く握りしめられていた。


「――――ハァッ、…ハ――…ッ、」

「…ぁ゛っ…、や゛、…ッ、…ゔ、ぅ゛ぅ…っ、…」


布に包まれた状態では足りなくなったのか、…体勢はそのままにまだ射精して痙攣している性器を片手でパンツ内から取り出し、

……今度は、…ナマの亀頭をオレの股間の形に添って下着の繊維越しに勢いよく擦りつけ始めた。

ずらされた下着によってちんちんは布から出たまま、お尻の穴はぎりぎり隠れているだけだ。

ぬるりと濡れた重く生々しい亀頭がオレの亀頭や竿をずりゅぬりゅ前後に往復してはなぞって震えて、荒い息で喘いで唸るようにして歯を食いしばっている。

更にちんちんと尻の間から尻の穴をめがけているように、湿った音を激しく鳴らしながら何度も摩擦してくる。時々下着がずれて肌で直接扱ぎ、そのままナカに入っちゃいそうな恐怖感に身が竦む。

粘りつくように湿った酷く荒い息があたっている耳のすぐ近くで、咆哮にも近い唸り声が響いて、……びゅくっびゅッて、股間や尻にモロに精子を注がれている。

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