133 / 369
涼とお家で隠しごと
猛り立つ(涼side)
…イケメンなのにその自覚がなくて、しかもクール気取ってて、誰にも懐かない。かと思えば、いったん心を許せば笑顔も見せるし優しくもなる。
一度でも特別になってしまえば、簡単に切り捨てることはできない。
(今だって、ちょっと雨宮先生と仲がこじれただけで、脆く崩れた)
僕のところに堕ちてきた。
「あはは、良くここまで僕好みの男がいるんだって感動してるよ…っ、」
「ぅ、う…っ、ん…っ、」
顔を近づけて、思いのままにキスする。
(ねぇ、夏空…わかってる?今の自分の蕩けまくってエロすぎる顔)
普段冷静ぶってる男の余裕を壊したときのこの快感。
そんなヤツを犯して、しかもこういう顔をさせてるのが自分だなんて、楽しすぎて、すごく興奮する。
まだ亀頭を扱いて焦らしてるだけなのに、それだけでもいつもの倍はイッてる。
「夏空、僕…君が好きだよ…っ、ドキドキして、好きだなぁって思うんだ。夏空は?今どう?ドキドキしてない?」
「…っ、ぅ、ぁ、あ…」
「言ってくれたら、亀頭だけじゃなくてペニス全部扱いてあげるから、僕に教えてよ」
解れて絡みつく粘膜で腰を上下させながら、汗を滲ませてにっこりする。
もちろんこんな行為をしていて、ドキドキしてないはずがない。
けど、夏空は動揺したように長い睫毛を伏せ、瞳を揺らして、一瞬戸惑ったような表情をした。
「…っ、…して、る…」
「ふふ。良かった」
ヌヂ、グチ、
その言葉に笑って、亀頭を包む場所をお尻を振って扱いてやる。
錯覚するように、どっちのドキドキか、わからなくさせるように。
「それってさ、恋っていうんだよ?」
「…こ、い…?」
「友達に、ここまでドキドキしたことないでしょ?ふ、んァ…っ、」
「…っ、ない、けど、ぁ、う、ぁあっ、激し…っ、」
ヌヂヌチ尻まんこで亀頭を扱き続け、まだ奥まで挿れてやらない。
だから、焦らされまくったせいで快感に濡れて、期待した心臓が脈を速めているだけだ。
けど、そう錯覚すればいい。
夏空は色々なことに無知で鈍感で、友達の僕の言葉は案外すぐ信用するっていうのは普段の会話からわかりきってるし、好都合だ。
「夏空は、僕に恋してるんだよ」
「恋?、好き?オレ、が…っ、?」
その汗ばんだ胸板に手を当てて、ね?凄い速いから触ってみてよ。と促す。
苦しそうな表情で視線を揺らす夏空に、「これ、僕のことが好きな証拠なんだ」って教えてあげた。
あなたにおすすめの小説
ヤンデレだらけの短編集
八
BL
ヤンデレだらけの1話(+おまけ)読切短編集です。
【花言葉】
□ホオズキ:寡黙執着年上とノンケ平凡
□ゲッケイジュ:真面目サイコパスとただ可哀想な同級生
□アジサイ:不良の頭と臆病泣き虫
□ラベンダー:希死念慮不良とおバカ
□デルフィニウム:執着傲慢幼馴染と地味ぼっち
ムーンライトノベル様に別名義で投稿しています。
かなり昔に書いたもので芸風(?)が違うのですが、楽しんでいただければ嬉しいです!
【異世界短編】単発ネタ殴り書き随時掲載。
◻︎お付きくんは反社ボスから逃げ出したい!:お馬鹿主人公くんと傲慢ボス
番を拒み続けるΩと、執着を隠しきれないαが同じ学園で再会したら逃げ場がなくなった話 ――優等生αの過保護な束縛は恋か支配か
雪兎
BL
第二性が存在する世界。
Ωであることを隠し、平穏な学園生活を送ろうと決めていた転校生・湊。
しかし入学初日、彼の前に現れたのは――
幼い頃に「番になろう」と言ってきた幼馴染のα・蓮だった。
成績優秀、容姿端麗、生徒から絶大な信頼を集める完璧なα。
だが湊だけが知っている。
彼が異常なほど執着深いことを。
「大丈夫、全部管理してあげる」
「君が困らないようにしてるだけだよ」
座席、時間割、交友関係、体調管理。
いつの間にか整えられていく環境。
逃げ場のない距離。
番を拒みたいΩと、手放す気のないα。
これは保護か、それとも束縛か。
閉じた学園の中で、二人の関係は静かに歪み始める――。
邪神の祭壇へ無垢な筋肉を生贄として捧ぐ
零
BL
世間に秘された名門男子校・平坂学園体育科
空手の名選手であった高尾雄一は、新任教師として赴任する
高潔な人格と鋼のように鍛えられた肉体
それは、学園にとって最高の生贄の候補に他ならなかった
至高の筋肉を持つ、精神を削られ意志をなくした青年を太古の神に捧げるため、“水”、“風”、“土”の信奉者達が暗躍する
意志をなくし筋肉の操り人形と化した“デク”
消える教師
山奥の男子校で繰り広げられるダークファンタジー
一度も話したことないイケメンのクラスメイトと二人組になったらめちゃくちゃ執着されてた
時
BL
「はい、じゃあ二人組作って」──あまり人付き合いが得意ではない夏稀(なつき)にとってそれは地獄の言葉。
けれど高校ではちがう。なぜなら新しくできた友達と『二人組』協定を結んだから。
もう二人組なんて怖くないと思っていた矢先、その友達が風邪で欠席。
ほかに組む相手が見つからず、先生と組むことも覚悟する夏稀だったが、そこで声をかけてきたのは美形の転校生──緒川聖夜(おがわ・きよや)だった。
「俺と二人組にならない?」
その一言をきっかけに聖夜は夏稀との距離を急速に縮めてきて──。
執着美形攻め×平凡受けのちょっと不穏な学園BL。
約九万字、全三十話+αの物語です。