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エステサロンの女社長 4
マイコさんの息子のソウタくんが面会の場所として指定したのは、シャッター通りと化したわびしい商店街の中で、奇跡的に営業を続けている昭和レトロ風の喫茶店だった。
レトロブームのお陰だろう、最近は若い女性客や外国人観光客がちょいちょいやって来て、店構えやメニューの〔映え写真〕を撮っているらしい。
出入り口ドアの横には古めかしい食品サンプルのショーケースがあり、ホットコーヒーやクリームソーダの他、ナポリタンやミックスサンドのサンプルも陳列されていた。
ドアを開けようとすると、背後から足音が聞こえて「大北ミツルさんですか」と声がかかった。
振り返ると、先日マイコさんのマンションにあった写真スタンドの中にいた色白の若者がいた。
「ソウタです」と彼はミツルを品定めするように無遠慮に見返しながら会釈をした。「母がお世話になってます」
ソウタくんは、胸にエンブレムがついた白いポロシャツにベージュのチノパンという格好だった。センター分けの髪はさらさらで、ブランドもののセカンドバッグを持っている。いかにもいいとこ育ちのお坊ちゃん、という印象だった。
平日の午後三時という時間帯のせいか、店内には他に営業回りの途中で休憩しているらしき男性がカウンターでコーヒーを飲みながらスマホをいじっていただけで、他に客はいなかった。
ミツルはソウタくんに促されて、セピア色の窓に面した小さな二人用テーブルに向かい合って座った。二人ともコーヒーを注文。
〔ミツルくんのことを息子のソウタに話したら、会わせてほしいって言ってるんだけど、いいかしら?〕――マイコさんからそんなLINEが届いたのは、三日前のことだった。
その後マイコさんとさらにLINEのやり取りをして、ある程度のことが見えてきた。
マイコさんはエステサロンを二軒持っているやり手の女経営者で、しかも整った顔立ちや肉感のある身体の持ち主。そして何とも言えない艶っぽさがある。
それだけにこれまで、バツ一の独身だというマイコさんには、さまざまな男性たちからのアローチがあったらしい。
それを心配するソウタくんは、いつも必ずマイコさんの新しいボーイフレンドに会って〔面接〕をし、「あの男はおカネにだらしがなさそうだ」「あの男は裏表があるタイプだ」「あの男にはDV気質を感じる」などとイチャモンをつけて交際に反対し。これまですべて潰してきたのだという。
ミツルのことも、先日久しぶりにソウタくんからマイコさんに電話があって、互いの近況などを話したときに、何かおかしいと気づいたソウタくんから質問攻めに遭い、教えてしまったのだという。
マイコさんはLINEで〔あのコは妙に鋭い一面があるから〕と言っていたが、本当のところは。最近冷たくなった息子への当てつけで、わざと若いセックスフレンドがいると教えたんじゃないかとミツルは睨んでいる。
「マイコさんからはもう、いろいろ聞いてると思うから、単刀直入に聞くよ」とミツルの方から切り出した。「ボクがマイコさんとつき合ってることが気に入らないってこと?」
「いえ、そうは言ってません」ソウタくんは苦笑いをして片手を振った。「母は男運がないようなので、ボクはボクなりに母を守りたいだけなんです」
「マイコさん、ソウタくんが最近冷たくなったって、寂しそうだったよ。ボクは多分、ソウタくんの代役なんだ。あ、ソウタくんって呼んでも?」
ソウタくんは「ええ、構いません」と答えてからしばらく考え込むように沈黙し、二人の前にコーヒーが届いてからようやく「でも、やっぱりあんな関係、間違ってますから。いつかやめなきゃいけないことです。ボクだって普通の恋愛をしたいし」と言った。
「彼女、いるんだ。だから一人暮らしの空間にマイコさんを入れたがらない」
「ええ、います。ミツルさんも知ってるコですよ」
「えっ」
「平本スミレちゃんです。彼女が働いてる二号店、ボクが働いてる会社とは割と近いんですよ。で、居酒屋で同僚と飲んでたら、二号店のスタッフさんたちの飲み会も同じ店内でやってて、ボクのことを知ってる店長さんから声がかかってしばらく合流させてもらったのがきっかけで。特にスミレちゃんとは話が合ったので、また会えないかなと思ってその後も一人でその居酒屋に通ってたら、ついにスミレちゃんも一人で飲みに来てるところに遭遇できて」
「ふーん、そんなきっかけで。となみにマイコさんに、そのことは?」
「もちろん言ってないですよ。彼女、クビにされちゃうかもしれないし」
「スミレちゃんから、ボクのことはどう聞いてるの?」
「引っ越し会社で働いてたときの先輩で、上司のセクハラやパワハラから守ろうとしてくれた人だって。そう聞いてるので、これまでの母の交際相手のように、簡単にダメ出ししちゃいけなしような気がして、実際に二人だけで会ってみようと思ったんです」
スミレちゃんもさすがに、それ以上のことは教えていないようである。もし本当のことを知っていたら、ソウタくんも今みたいに冷静ではいられないはずだ。
「ちょっとぶしつけなことを聞くけど、ソウタくんって、M気質なんでしょ。スミレちゃんはそのことを判った上でつき合ってるってこと?」
「いえいえ、彼女はまだボクのそうい性癖は知りません」ソウタくんは苦笑いをしながら頭を横に振った。「でも、告白して頼んだら、ある程度はボクに合わせてくれそうな気がしてるんです。彼女、思いやりノアちゃんるコだから」
いやいや、あのコにドS役はちょっと無理だろうと思ったが、ミツルは口にはしなかった。他人同士のつき合いに口出しをするべきではない。
そんなことを思っているうち、ミツルは一つのひらめきを得て、これだ、と思った。
「ソウタくん、これはボクからの提案なんだけど、ちょっと聞いてもらえないかな」
ミツルがそう言うと、ソウタくんは「はあ、何でしょう」と応じた。
その週の土曜日の夜、ソウタくんは久しぶりに実家であるマイコさんのマンションにやって来た。合鍵を使って一階エントランスを通り、マイコさん宅の玄関ドアも勝手に開けて入って来るよう、ソウタくんには事前に頼んである。
マイコさんもソウタくんも興奮できそうなプレイがあるんだ。気に入らなかったら途中で帰っちゃってもいいから、来るだけ来てみてよ――ミツルがそう言うと、ソウタくんはちょっと興味を持ったようで、「どんなプレイなんですか」と少し身を乗り出し尋ねたが、ミツルは「それは当日のお楽しみ」とじらすような返事をしておいた。
ソウタくんは不満そうだったが、「本当につまんなかったら帰りますからね」と念押しして、実家に来ることについては同意してくれたのだった。
リビングに通じるドアを開けたソウタくんは、「あっ」と叫んだ後、目を見開いて、その場に立ち尽くしていた。まさに茫然自失という感じである。
それはそうだろう。白いジャージ姿のミツルがソファにふんぞり返って座り、その横では全裸のマイコさんがカーペットの上で正座をしているのである。
マイコさんの首には大型犬用の赤い首輪が巻いてあってチェーンにつながっており、そのチェーンの先はミツルの片手に握られている。白いジャージはソウタくんが帰省したときによく着ていたものだ。
ソウタくんは「お、お母さん、どうして……」と震える声で言った。
事前にプレイであってガチではないと言ってあるのだが、ソウタくんにとっては結構な衝撃だったらしい。
「ソウタくんよ」とミツルは言った。「マイコはな、本当はこういうプレイがお望みなんだよ。な、マイコ。お前は家畜になって、飼い主にかわいがられたいんだよな」
するとマイコさんは「はい、私はご主人様の家畜です。家畜人間です」と答えた。
ミツルはソファの上に転がしておいた、新聞紙を丸めて作った棒をつかみ、マイコさんの尻を叩いた。パチンといい音がし、マイコさんは「ああっ、飼い主様っ」と四つん這いになって、もっと叩いてとおねだりするように、お尻を突き出した。
ミツルは「よしよし、待ってなさい」と応じ、立ち上がってさらに二発、三発とマイコさんのお尻を叩いた。そのたびにマイコさんは「あんっ」「いやんっ」と身もだえした。
マイコさんの尻は徐々に赤くなっていた。
「よしよし、マイコ。ごほうびだ」ミツルはそう言って、全裸で四つん這いになっているマイコさんの尻の方から片手を差し入れて、ひだひだやクリトリスを指先で愛撫した。
ミツルが「ほうら、マイコ。こんな格好でこんなことをされているところを、きみの息子が見てるぞ。どうだ、興奮するだろう」
マイコさんは「ううっ……はいっ、興奮します。息子のソウタにこんな姿を見られるなんて……」と片手で自分の口を覆って、すすり泣くような声を出した。
息子にこんな姿を見られているということで本当にかり興奮しているらしい。マイコさんのひだひだの間からは、たちまち愛液があふれ出て、ミツルの指先はヌルヌルだった。
ミツルがさらにひだひだの間に中指を突っ込むと、マイコさんは「いやっ、飼い主様の指がっ……」とうめきながら体勢を崩して片ひじを着き、突っ立って見ている息子を見上げた。
ミツルの位置からははっきりとは判らないが、マイコさんは息子をガン見しているようだった。
「ご主人様、もっとごほうびを……」
マイコさんの要求に応じて、ミツルは「よしよし、待ってなさい、変態おばさんめ」と言いながらジャージや下着を脱ぎ捨て、全裸になって四つん這いのマイコさんの背後でひざ立ちになり、バックから挿入した。
マイコさんは「ひいいっ」とあごを上げた。
ミツルは新聞紙の棒を捨て、両手でマイコさんの尻をつかんで腰を前後させた。
マイコさんはピストン運動に合わせて「うっ、うっ、うっ、いいーっ、気持ちいいーっ」と歓喜の声を上げる。
ミツルはさらに、片手でマイコさんの髪をつかんで引っ張り、「息子の前でこんな恥ずかしいことをするハレンチ女めっ」と叱りつけた。
見ると、ドアの手前に立っていたソウタくんがいつの間にか近くまで来ていて、「ああっ、お母さんが、ボクのお母さんが、どこの誰か判らない若い男の家畜になって、バックで突かれている……何てエロいんだ、お母さん」と言いながら片手をチノパンの中に突っ込み、自身のものをいじくり始めた。
ミツルが「こらっ、ソウタっ、勝手なことをするんじゃない」と注意すると、ソウタくんは「ミツルさん、お願いだから、お母さんのこの姿を見ながらオナニーさせてくださいっ」と懇願した。「こんなエロいのを見るのって、初めてなんですっ」
「ダメだ、どうしても気持ちよくなりたいんだったら、ボクの言うことを聞きたまえ」
「はいっ、飼い主様、どうかご指示を」
「よろしい。ではソウタ、お前にまず、ここで全裸になることを許す」
ソウタくんは「はいっ」と元気よく返事をし、そそくさと服を脱ぎ始めたが、チノパンを脱ぐときに片足を引っかけて、尻もちをついたた。
ミツルが新聞紙の棒を拾い上げてソウタくんに近づき、「何をもたもたしてるんだっ、のろまな息子めっ」と一発お見舞いすると、ソウタくんは「ああっ……申し訳ありません」と、恍惚の表情で言った。
「よし、ではソウタ、お前はお母さんの前でひざ立ちになれ。両手は後ろで組むこと」
全裸になったソウタくんが「はいっ」とうれしそうに返事をし、マイコさんの前でひざ立ちになった。
ミツルがマイコさんの髪を再び引っ張って、「マイコ、息子のものをなめなめしなさい」と命じると、マイコはすぐさまソウタくんのものをくわえこんで、頭を前後させた。
くちゅくちゅといやらしい音がし、ソウタくんは「ああっ……家畜人間のお母さんが飼い主様からバックで突かれて、しかもボクのものを……」と一瞬白目になった。
「ソウタっ、お前はじっとしてろ。声も出すな」
「あっ、はいっ」
ミツルはバックから突きながら、マイコさんに背後から覆いかぶさるようにして、おっぱいをもみしだき、乳首を強めに引っ張った。マイコさんはそれに反応して「むふんっ」「ひいいいっ」などとソウタくんのものをくわえながら反応した。
さらにマイコさんはソウタくんのものを舌先でなめ回したり、ときおり手コキも加えて愛撫した。声を出さずにじっとしてろと命じられたソウタくんは、歯を食いしばるような表情でこらえていたようだったが、ついに「くうううっ……」と漏らし、続いて「ああっ、お母さん、出るっ、出るううーっ」と声を上げ、背後に倒れて尻もちをついた。
ミツルくんのものの先端から、白い液が飛び、カーペットにべちょっと付着した。
「こらっ、じっとしてろと言ったたろうがっ」ミツルが叱りつけると、ソウタくんは「はいっ、申し訳ありませんっ」とあわてて身を起こし、正座姿勢になった。
「ソウタ、見てろっ、お前のお母さんの恥ずかしい姿をっ」
ミツルがさらにピストン運動を激ししくすると、マイコさんは「ああっ、気持ちいいっ、あーっ、イくううーっ」と叫んで身体をびくんびくんとさせ、前に崩れ落ちた。
ソウタが両手を合わせて「ああっ、飼い主様っ、ボクにもごほうびをっ」と懇願するので、ミツルはぐったりとなっているマイコさんを仰向けにし、「よし、じゃあ今度はお母さんの中に出しなさい」と命じた。ソウタくんは「はいっ」と答えるなり、マイコさんに跳び乗って、正常位で挿入し、激しく腰を動かし始めた。
マイコさんも「ソウタっ、私のソウタっ、かわいい息子っ」とソウタくんの頭をなで回しながら歓喜の声を上げた。
ほどなくして全裸の母と息子が果てた。
二人はしばらくの間、カーペットの上で仰向けのまま、はあはあと胸を上下させていたが、やがてどちらからともなく抱き寄せてディープキスを始めた。
ミツルが「こらっ、勝手なことをするなっ」と叱りつけると、二人はあわてて離れ、正座をしてミツルを見上げた。
次は何?――おねだりをする飼い犬の目だった。
ミツルは苦笑をかみ殺しながら、次なる変態プレイについてのプランを考えた。
レトロブームのお陰だろう、最近は若い女性客や外国人観光客がちょいちょいやって来て、店構えやメニューの〔映え写真〕を撮っているらしい。
出入り口ドアの横には古めかしい食品サンプルのショーケースがあり、ホットコーヒーやクリームソーダの他、ナポリタンやミックスサンドのサンプルも陳列されていた。
ドアを開けようとすると、背後から足音が聞こえて「大北ミツルさんですか」と声がかかった。
振り返ると、先日マイコさんのマンションにあった写真スタンドの中にいた色白の若者がいた。
「ソウタです」と彼はミツルを品定めするように無遠慮に見返しながら会釈をした。「母がお世話になってます」
ソウタくんは、胸にエンブレムがついた白いポロシャツにベージュのチノパンという格好だった。センター分けの髪はさらさらで、ブランドもののセカンドバッグを持っている。いかにもいいとこ育ちのお坊ちゃん、という印象だった。
平日の午後三時という時間帯のせいか、店内には他に営業回りの途中で休憩しているらしき男性がカウンターでコーヒーを飲みながらスマホをいじっていただけで、他に客はいなかった。
ミツルはソウタくんに促されて、セピア色の窓に面した小さな二人用テーブルに向かい合って座った。二人ともコーヒーを注文。
〔ミツルくんのことを息子のソウタに話したら、会わせてほしいって言ってるんだけど、いいかしら?〕――マイコさんからそんなLINEが届いたのは、三日前のことだった。
その後マイコさんとさらにLINEのやり取りをして、ある程度のことが見えてきた。
マイコさんはエステサロンを二軒持っているやり手の女経営者で、しかも整った顔立ちや肉感のある身体の持ち主。そして何とも言えない艶っぽさがある。
それだけにこれまで、バツ一の独身だというマイコさんには、さまざまな男性たちからのアローチがあったらしい。
それを心配するソウタくんは、いつも必ずマイコさんの新しいボーイフレンドに会って〔面接〕をし、「あの男はおカネにだらしがなさそうだ」「あの男は裏表があるタイプだ」「あの男にはDV気質を感じる」などとイチャモンをつけて交際に反対し。これまですべて潰してきたのだという。
ミツルのことも、先日久しぶりにソウタくんからマイコさんに電話があって、互いの近況などを話したときに、何かおかしいと気づいたソウタくんから質問攻めに遭い、教えてしまったのだという。
マイコさんはLINEで〔あのコは妙に鋭い一面があるから〕と言っていたが、本当のところは。最近冷たくなった息子への当てつけで、わざと若いセックスフレンドがいると教えたんじゃないかとミツルは睨んでいる。
「マイコさんからはもう、いろいろ聞いてると思うから、単刀直入に聞くよ」とミツルの方から切り出した。「ボクがマイコさんとつき合ってることが気に入らないってこと?」
「いえ、そうは言ってません」ソウタくんは苦笑いをして片手を振った。「母は男運がないようなので、ボクはボクなりに母を守りたいだけなんです」
「マイコさん、ソウタくんが最近冷たくなったって、寂しそうだったよ。ボクは多分、ソウタくんの代役なんだ。あ、ソウタくんって呼んでも?」
ソウタくんは「ええ、構いません」と答えてからしばらく考え込むように沈黙し、二人の前にコーヒーが届いてからようやく「でも、やっぱりあんな関係、間違ってますから。いつかやめなきゃいけないことです。ボクだって普通の恋愛をしたいし」と言った。
「彼女、いるんだ。だから一人暮らしの空間にマイコさんを入れたがらない」
「ええ、います。ミツルさんも知ってるコですよ」
「えっ」
「平本スミレちゃんです。彼女が働いてる二号店、ボクが働いてる会社とは割と近いんですよ。で、居酒屋で同僚と飲んでたら、二号店のスタッフさんたちの飲み会も同じ店内でやってて、ボクのことを知ってる店長さんから声がかかってしばらく合流させてもらったのがきっかけで。特にスミレちゃんとは話が合ったので、また会えないかなと思ってその後も一人でその居酒屋に通ってたら、ついにスミレちゃんも一人で飲みに来てるところに遭遇できて」
「ふーん、そんなきっかけで。となみにマイコさんに、そのことは?」
「もちろん言ってないですよ。彼女、クビにされちゃうかもしれないし」
「スミレちゃんから、ボクのことはどう聞いてるの?」
「引っ越し会社で働いてたときの先輩で、上司のセクハラやパワハラから守ろうとしてくれた人だって。そう聞いてるので、これまでの母の交際相手のように、簡単にダメ出ししちゃいけなしような気がして、実際に二人だけで会ってみようと思ったんです」
スミレちゃんもさすがに、それ以上のことは教えていないようである。もし本当のことを知っていたら、ソウタくんも今みたいに冷静ではいられないはずだ。
「ちょっとぶしつけなことを聞くけど、ソウタくんって、M気質なんでしょ。スミレちゃんはそのことを判った上でつき合ってるってこと?」
「いえいえ、彼女はまだボクのそうい性癖は知りません」ソウタくんは苦笑いをしながら頭を横に振った。「でも、告白して頼んだら、ある程度はボクに合わせてくれそうな気がしてるんです。彼女、思いやりノアちゃんるコだから」
いやいや、あのコにドS役はちょっと無理だろうと思ったが、ミツルは口にはしなかった。他人同士のつき合いに口出しをするべきではない。
そんなことを思っているうち、ミツルは一つのひらめきを得て、これだ、と思った。
「ソウタくん、これはボクからの提案なんだけど、ちょっと聞いてもらえないかな」
ミツルがそう言うと、ソウタくんは「はあ、何でしょう」と応じた。
その週の土曜日の夜、ソウタくんは久しぶりに実家であるマイコさんのマンションにやって来た。合鍵を使って一階エントランスを通り、マイコさん宅の玄関ドアも勝手に開けて入って来るよう、ソウタくんには事前に頼んである。
マイコさんもソウタくんも興奮できそうなプレイがあるんだ。気に入らなかったら途中で帰っちゃってもいいから、来るだけ来てみてよ――ミツルがそう言うと、ソウタくんはちょっと興味を持ったようで、「どんなプレイなんですか」と少し身を乗り出し尋ねたが、ミツルは「それは当日のお楽しみ」とじらすような返事をしておいた。
ソウタくんは不満そうだったが、「本当につまんなかったら帰りますからね」と念押しして、実家に来ることについては同意してくれたのだった。
リビングに通じるドアを開けたソウタくんは、「あっ」と叫んだ後、目を見開いて、その場に立ち尽くしていた。まさに茫然自失という感じである。
それはそうだろう。白いジャージ姿のミツルがソファにふんぞり返って座り、その横では全裸のマイコさんがカーペットの上で正座をしているのである。
マイコさんの首には大型犬用の赤い首輪が巻いてあってチェーンにつながっており、そのチェーンの先はミツルの片手に握られている。白いジャージはソウタくんが帰省したときによく着ていたものだ。
ソウタくんは「お、お母さん、どうして……」と震える声で言った。
事前にプレイであってガチではないと言ってあるのだが、ソウタくんにとっては結構な衝撃だったらしい。
「ソウタくんよ」とミツルは言った。「マイコはな、本当はこういうプレイがお望みなんだよ。な、マイコ。お前は家畜になって、飼い主にかわいがられたいんだよな」
するとマイコさんは「はい、私はご主人様の家畜です。家畜人間です」と答えた。
ミツルはソファの上に転がしておいた、新聞紙を丸めて作った棒をつかみ、マイコさんの尻を叩いた。パチンといい音がし、マイコさんは「ああっ、飼い主様っ」と四つん這いになって、もっと叩いてとおねだりするように、お尻を突き出した。
ミツルは「よしよし、待ってなさい」と応じ、立ち上がってさらに二発、三発とマイコさんのお尻を叩いた。そのたびにマイコさんは「あんっ」「いやんっ」と身もだえした。
マイコさんの尻は徐々に赤くなっていた。
「よしよし、マイコ。ごほうびだ」ミツルはそう言って、全裸で四つん這いになっているマイコさんの尻の方から片手を差し入れて、ひだひだやクリトリスを指先で愛撫した。
ミツルが「ほうら、マイコ。こんな格好でこんなことをされているところを、きみの息子が見てるぞ。どうだ、興奮するだろう」
マイコさんは「ううっ……はいっ、興奮します。息子のソウタにこんな姿を見られるなんて……」と片手で自分の口を覆って、すすり泣くような声を出した。
息子にこんな姿を見られているということで本当にかり興奮しているらしい。マイコさんのひだひだの間からは、たちまち愛液があふれ出て、ミツルの指先はヌルヌルだった。
ミツルがさらにひだひだの間に中指を突っ込むと、マイコさんは「いやっ、飼い主様の指がっ……」とうめきながら体勢を崩して片ひじを着き、突っ立って見ている息子を見上げた。
ミツルの位置からははっきりとは判らないが、マイコさんは息子をガン見しているようだった。
「ご主人様、もっとごほうびを……」
マイコさんの要求に応じて、ミツルは「よしよし、待ってなさい、変態おばさんめ」と言いながらジャージや下着を脱ぎ捨て、全裸になって四つん這いのマイコさんの背後でひざ立ちになり、バックから挿入した。
マイコさんは「ひいいっ」とあごを上げた。
ミツルは新聞紙の棒を捨て、両手でマイコさんの尻をつかんで腰を前後させた。
マイコさんはピストン運動に合わせて「うっ、うっ、うっ、いいーっ、気持ちいいーっ」と歓喜の声を上げる。
ミツルはさらに、片手でマイコさんの髪をつかんで引っ張り、「息子の前でこんな恥ずかしいことをするハレンチ女めっ」と叱りつけた。
見ると、ドアの手前に立っていたソウタくんがいつの間にか近くまで来ていて、「ああっ、お母さんが、ボクのお母さんが、どこの誰か判らない若い男の家畜になって、バックで突かれている……何てエロいんだ、お母さん」と言いながら片手をチノパンの中に突っ込み、自身のものをいじくり始めた。
ミツルが「こらっ、ソウタっ、勝手なことをするんじゃない」と注意すると、ソウタくんは「ミツルさん、お願いだから、お母さんのこの姿を見ながらオナニーさせてくださいっ」と懇願した。「こんなエロいのを見るのって、初めてなんですっ」
「ダメだ、どうしても気持ちよくなりたいんだったら、ボクの言うことを聞きたまえ」
「はいっ、飼い主様、どうかご指示を」
「よろしい。ではソウタ、お前にまず、ここで全裸になることを許す」
ソウタくんは「はいっ」と元気よく返事をし、そそくさと服を脱ぎ始めたが、チノパンを脱ぐときに片足を引っかけて、尻もちをついたた。
ミツルが新聞紙の棒を拾い上げてソウタくんに近づき、「何をもたもたしてるんだっ、のろまな息子めっ」と一発お見舞いすると、ソウタくんは「ああっ……申し訳ありません」と、恍惚の表情で言った。
「よし、ではソウタ、お前はお母さんの前でひざ立ちになれ。両手は後ろで組むこと」
全裸になったソウタくんが「はいっ」とうれしそうに返事をし、マイコさんの前でひざ立ちになった。
ミツルがマイコさんの髪を再び引っ張って、「マイコ、息子のものをなめなめしなさい」と命じると、マイコはすぐさまソウタくんのものをくわえこんで、頭を前後させた。
くちゅくちゅといやらしい音がし、ソウタくんは「ああっ……家畜人間のお母さんが飼い主様からバックで突かれて、しかもボクのものを……」と一瞬白目になった。
「ソウタっ、お前はじっとしてろ。声も出すな」
「あっ、はいっ」
ミツルはバックから突きながら、マイコさんに背後から覆いかぶさるようにして、おっぱいをもみしだき、乳首を強めに引っ張った。マイコさんはそれに反応して「むふんっ」「ひいいいっ」などとソウタくんのものをくわえながら反応した。
さらにマイコさんはソウタくんのものを舌先でなめ回したり、ときおり手コキも加えて愛撫した。声を出さずにじっとしてろと命じられたソウタくんは、歯を食いしばるような表情でこらえていたようだったが、ついに「くうううっ……」と漏らし、続いて「ああっ、お母さん、出るっ、出るううーっ」と声を上げ、背後に倒れて尻もちをついた。
ミツルくんのものの先端から、白い液が飛び、カーペットにべちょっと付着した。
「こらっ、じっとしてろと言ったたろうがっ」ミツルが叱りつけると、ソウタくんは「はいっ、申し訳ありませんっ」とあわてて身を起こし、正座姿勢になった。
「ソウタ、見てろっ、お前のお母さんの恥ずかしい姿をっ」
ミツルがさらにピストン運動を激ししくすると、マイコさんは「ああっ、気持ちいいっ、あーっ、イくううーっ」と叫んで身体をびくんびくんとさせ、前に崩れ落ちた。
ソウタが両手を合わせて「ああっ、飼い主様っ、ボクにもごほうびをっ」と懇願するので、ミツルはぐったりとなっているマイコさんを仰向けにし、「よし、じゃあ今度はお母さんの中に出しなさい」と命じた。ソウタくんは「はいっ」と答えるなり、マイコさんに跳び乗って、正常位で挿入し、激しく腰を動かし始めた。
マイコさんも「ソウタっ、私のソウタっ、かわいい息子っ」とソウタくんの頭をなで回しながら歓喜の声を上げた。
ほどなくして全裸の母と息子が果てた。
二人はしばらくの間、カーペットの上で仰向けのまま、はあはあと胸を上下させていたが、やがてどちらからともなく抱き寄せてディープキスを始めた。
ミツルが「こらっ、勝手なことをするなっ」と叱りつけると、二人はあわてて離れ、正座をしてミツルを見上げた。
次は何?――おねだりをする飼い犬の目だった。
ミツルは苦笑をかみ殺しながら、次なる変態プレイについてのプランを考えた。
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