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序章 運命
第1話 日常
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廃墟の並ぶ荒野の上、二人の男が戦闘をしていた。刀を構えて接近してくる侍に対し、魔導師は魔法陣を展開し、水の弾丸を放つ。それらをひらりひらりと回避した侍は、攻撃の届く間合いへ一気に詰め寄り、その刀を振った。刀の連続攻撃を喰らいながらも、魔導師はバリアを張って残りを防ぐと、反撃として侍の目前に巨大な水の塊を作り、思いっきり破裂させる。そうして相手が体勢を崩した所に、追撃の水の刃を放ち、それらを喰らった侍は、その身体を崩壊させていく。
「戦う相手を見誤ったな」
「無念………」
完全に侍の身体が消滅するのを見終えた魔導師は、さっき消耗した耐力と魔力を回復しようとする。
バシュン!
しかし、何処からか飛来した銃弾によって撃ち抜かれ、侍と同じ様に崩壊し、消滅した。
日曜日の夜9時半ごろ、茂龗家、颯の部屋
「あー、畜生。あと二人で勝てたのにー」
そう言って後ろに仰け反ったあと、ブルーライトカットの眼鏡をかけ直し、画面に向き直る。
「今日はコイツで勝つまで、寝れんな」
再びバトル開始のボタンをクリックしようとしたとき、友達からメッセージの通知が来た。
『お前コレ見た?』
なんだろう?そう思って確認してみると、メッセージの下には一つのリンクが貼ってあった。それを開いてみると、今やってるゲーム《クロス・スター・オンライン》(通称クロスタ)のSNS公式アカウントによる、一つの投稿だった。
「えーと、なになに?」
東首都電脳科学研究所とのコラボ企画開催決定!!
最先端技術である電脳空間テレポーテーションを使った、新たなゲーム体験ができるイベントを計画中!
現在応募者受付中!
下記のリンクからチェックだ!
「へー、面白そうじゃん」
そうメッセージを送信すると、すぐに返信が返ってくる。
『まぁ、そうだよなぁ。応募する?』
「もちろんするけど」
『俺はパスかな』
「なんでなん?」
『いや、なんか怖くね?実験台みたいなもんじゃん』
「確かにねー。ま、俺はやるけど」
『物好きだねぇ~』
「そりゃどうも」っとだけ返して、応募ページへ飛んだ。飛ばされたページはクロスタのサイトではなく、東首都電脳科学研究所の方で、生年月日や氏名などの個人情報等の入力欄と、規約に同意するチェックボックスがあった。必須事項の入力を済ませ、硬っ苦しい言葉が並んだ規約書にざっと目を通している中、一つの項目で目が留まる。
「実験中での不慮の事態について…」
実験中で起きた事故等の責任は、当実験を行った研究員及び研究所が負いますが、参加者の安全を保証するものではありません。
実験台か…。友達の言葉を思い出し、完了のボタンを押すのを躊躇う。そもそも、電脳空間テレポーテーションとは一体なんなんだろうか?調べてみると、いくつかの記事が出てきたので、全て読んでみる。
□電脳空間テレポーテーション:コンピューターによって生成された仮想空間上に、人間のあらゆる機能(五感や意識、身体など)をデータ化して転移させる技術である。転移された人間は、仮想空間上であっても、現実と同等の感覚で過ごすことが可能となる。今後はこの技術を利用して、インターネット上のSNSやゲームといった様々なサービスと連携し、文字通り体感できるようになる予定である。
まとめると、大体こういうことらしい。小難しいことはわからないが、要はパソコンの中で現実世界と同じく、見たり聞いたり歩いたり食べたり喋ったりができるようになるってことなんだろう。VRの延長線みたいな技術だな。
「やっぱ面白そうじゃん」
完了のボタンを快く押し、応募ページを閉じる。
「ま、当たる訳ないんだろうけど」
そう言って俺は深夜まで、戦いにその身を投じるのであった。
月曜日の朝7時半ごろ、高校行きのバスの中
「おはよー」
挨拶しながら、友人の日之元晴人が乗ってくる。
「あぁ、おはよぉーぁ」
「おうおうあくびか?どうせ遅くまでクロスタやってたんだろ」
「それはそうよ。一昨日追加された新キャラを、いち早く習得しないと」
「いやいや、どうせ使いこなせんって。魔力消費量エグくて、すーぐ息切れする」
そう言って、意味あり気な目線をこちらに向けてくる晴人。
「いや、なんだよそれ(笑)」
「頭脳派の俺でも扱いきれんのに、夢中になると周りが見えんくなるお前が、出来るわけねぇって」
「晴人は考えすぎなんだよ。もっとガーッてやって、敵倒してからにしてから考えればいいの」
「それで昨日、狙撃されたんだろ?あと俺とあの人倒して、勝てるところをさ」
「お前居たんかい、あそこに」
「ハイハイ倒置法、倒置法。偶然だったんだけどね、お前とマッチしたのは」
「ハイハイ倒置法返しと。んで勝てたの?」
「いや無理無理。だってお相手マリーだったんだぜ?そりゃ勝てんよ」
ちくしょー、流石に相手が相手だもんなー。と、こちらからするとオーバーリアクションがすぎる仕草をしている晴人。どういうことか、俺は尋ねる。
「ものすご~く悔しがってるところすまんが、マリーって誰?」
晴人は「は?」って音の出そうな顔をすると、説明を始めてくれる。
「マリーって言ったらあれよ。最強の狙撃手、ドグノラフィー使いの女帝マリーのことしかないだろうが」
あー、あれね。名前はよく聞く方だ。俺も思い出してきた。
「基本ソロスナイパーが圧倒的不利な大会で、まさかの優勝を達成して常識を塗り替え、それ以降のシーズンでは、常に上位ランカーに入る超有名人だろうが」
「確かに、今シーズンも居ましたね」
「それでいてSNSのアカウントもリアルの連絡先も存在しない露出度の低さ、公式生放送にお呼ばれしてもお断りという女帝っぷり、ドグノラフィーの可愛さを灰色に染め上げた冷徹なキャラカスタム」
「そういやお前ファンだったな」
晴人が激しく首を縦に振る。
「ヤツのスコープに映れば最期」
晴人が銃を構えるポーズをとって
「パシュッ、そいつは骸となる」
後方の女子たちから笑われた気がしたが、気にしてはいけない。
「いつもお前がやるやつな」
「お前が、いつまでも覚えてくれないせいなんだからな?」
「わりぃ、小っ恥ずかしくて覚えられんわ」
「じゃ、覚えるまでやるわ」
「それよりいいの?次で学校だけど」
晴人が光ってないボタンを見るなり
「え、やば!」
『次、とまります』
また女子たちの笑い声が聞こえる。
「晴人、お前ってやつは」
晴人が焦って押したボタンは、高校の一つ前のバス停のものだった。
「騙したな」
「いやいや、次ってこの次って意味だから」
「誤解を招く表現をした、お前が悪いだろ」
「そこは頭脳派で理解しろよな」
そんな中バス停に着いてしまい、どうするかとなっているところ、晴人が俺の手を掴んで降車する。
「こうなったら、歩きの間にマリーさんの魅力を、全て叩き込ませて貰うぞ」
「悪かったって、それだけは勘弁」
「いいや、責任を潔く取れ」
「はいはい、わかりましたよ」
「よろしい。では初めにマリーさんが優勝したところから…」
それから朝のホームルームまで、晴人の話しは止まなかった。
同日放課後の午後5時半ごろ、颯は帰宅した。
「ただいまー」
するといつもの様に、台所から「おかえりー」と母親の返事が来る。部屋のベッドに鞄を降ろし、パソコンを起動して部屋着に着替える。慣れた手つきで、衣類を洗濯カゴに放り込んで、パソコンの前に座ってクロスタを起動する。
「よっし、今日も始めるか」
起動が完了し、いつもの見慣れたホーム画面が映し出され、メニューから今日分の無料ガチャとログボを貰い、ゲーム内TLとメッセージを確認する。いつもルーティーンだ。だが、いつもと違うことが一つ。
「なんだ?運営からのメッセージだと!」
そこから、俺の人生が大きく変わることになるとは、まだ誰も知らない。
「戦う相手を見誤ったな」
「無念………」
完全に侍の身体が消滅するのを見終えた魔導師は、さっき消耗した耐力と魔力を回復しようとする。
バシュン!
しかし、何処からか飛来した銃弾によって撃ち抜かれ、侍と同じ様に崩壊し、消滅した。
日曜日の夜9時半ごろ、茂龗家、颯の部屋
「あー、畜生。あと二人で勝てたのにー」
そう言って後ろに仰け反ったあと、ブルーライトカットの眼鏡をかけ直し、画面に向き直る。
「今日はコイツで勝つまで、寝れんな」
再びバトル開始のボタンをクリックしようとしたとき、友達からメッセージの通知が来た。
『お前コレ見た?』
なんだろう?そう思って確認してみると、メッセージの下には一つのリンクが貼ってあった。それを開いてみると、今やってるゲーム《クロス・スター・オンライン》(通称クロスタ)のSNS公式アカウントによる、一つの投稿だった。
「えーと、なになに?」
東首都電脳科学研究所とのコラボ企画開催決定!!
最先端技術である電脳空間テレポーテーションを使った、新たなゲーム体験ができるイベントを計画中!
現在応募者受付中!
下記のリンクからチェックだ!
「へー、面白そうじゃん」
そうメッセージを送信すると、すぐに返信が返ってくる。
『まぁ、そうだよなぁ。応募する?』
「もちろんするけど」
『俺はパスかな』
「なんでなん?」
『いや、なんか怖くね?実験台みたいなもんじゃん』
「確かにねー。ま、俺はやるけど」
『物好きだねぇ~』
「そりゃどうも」っとだけ返して、応募ページへ飛んだ。飛ばされたページはクロスタのサイトではなく、東首都電脳科学研究所の方で、生年月日や氏名などの個人情報等の入力欄と、規約に同意するチェックボックスがあった。必須事項の入力を済ませ、硬っ苦しい言葉が並んだ規約書にざっと目を通している中、一つの項目で目が留まる。
「実験中での不慮の事態について…」
実験中で起きた事故等の責任は、当実験を行った研究員及び研究所が負いますが、参加者の安全を保証するものではありません。
実験台か…。友達の言葉を思い出し、完了のボタンを押すのを躊躇う。そもそも、電脳空間テレポーテーションとは一体なんなんだろうか?調べてみると、いくつかの記事が出てきたので、全て読んでみる。
□電脳空間テレポーテーション:コンピューターによって生成された仮想空間上に、人間のあらゆる機能(五感や意識、身体など)をデータ化して転移させる技術である。転移された人間は、仮想空間上であっても、現実と同等の感覚で過ごすことが可能となる。今後はこの技術を利用して、インターネット上のSNSやゲームといった様々なサービスと連携し、文字通り体感できるようになる予定である。
まとめると、大体こういうことらしい。小難しいことはわからないが、要はパソコンの中で現実世界と同じく、見たり聞いたり歩いたり食べたり喋ったりができるようになるってことなんだろう。VRの延長線みたいな技術だな。
「やっぱ面白そうじゃん」
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「ま、当たる訳ないんだろうけど」
そう言って俺は深夜まで、戦いにその身を投じるのであった。
月曜日の朝7時半ごろ、高校行きのバスの中
「おはよー」
挨拶しながら、友人の日之元晴人が乗ってくる。
「あぁ、おはよぉーぁ」
「おうおうあくびか?どうせ遅くまでクロスタやってたんだろ」
「それはそうよ。一昨日追加された新キャラを、いち早く習得しないと」
「いやいや、どうせ使いこなせんって。魔力消費量エグくて、すーぐ息切れする」
そう言って、意味あり気な目線をこちらに向けてくる晴人。
「いや、なんだよそれ(笑)」
「頭脳派の俺でも扱いきれんのに、夢中になると周りが見えんくなるお前が、出来るわけねぇって」
「晴人は考えすぎなんだよ。もっとガーッてやって、敵倒してからにしてから考えればいいの」
「それで昨日、狙撃されたんだろ?あと俺とあの人倒して、勝てるところをさ」
「お前居たんかい、あそこに」
「ハイハイ倒置法、倒置法。偶然だったんだけどね、お前とマッチしたのは」
「ハイハイ倒置法返しと。んで勝てたの?」
「いや無理無理。だってお相手マリーだったんだぜ?そりゃ勝てんよ」
ちくしょー、流石に相手が相手だもんなー。と、こちらからするとオーバーリアクションがすぎる仕草をしている晴人。どういうことか、俺は尋ねる。
「ものすご~く悔しがってるところすまんが、マリーって誰?」
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「確かに、今シーズンも居ましたね」
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「そういやお前ファンだったな」
晴人が激しく首を縦に振る。
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晴人が銃を構えるポーズをとって
「パシュッ、そいつは骸となる」
後方の女子たちから笑われた気がしたが、気にしてはいけない。
「いつもお前がやるやつな」
「お前が、いつまでも覚えてくれないせいなんだからな?」
「わりぃ、小っ恥ずかしくて覚えられんわ」
「じゃ、覚えるまでやるわ」
「それよりいいの?次で学校だけど」
晴人が光ってないボタンを見るなり
「え、やば!」
『次、とまります』
また女子たちの笑い声が聞こえる。
「晴人、お前ってやつは」
晴人が焦って押したボタンは、高校の一つ前のバス停のものだった。
「騙したな」
「いやいや、次ってこの次って意味だから」
「誤解を招く表現をした、お前が悪いだろ」
「そこは頭脳派で理解しろよな」
そんな中バス停に着いてしまい、どうするかとなっているところ、晴人が俺の手を掴んで降車する。
「こうなったら、歩きの間にマリーさんの魅力を、全て叩き込ませて貰うぞ」
「悪かったって、それだけは勘弁」
「いいや、責任を潔く取れ」
「はいはい、わかりましたよ」
「よろしい。では初めにマリーさんが優勝したところから…」
それから朝のホームルームまで、晴人の話しは止まなかった。
同日放課後の午後5時半ごろ、颯は帰宅した。
「ただいまー」
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「よっし、今日も始めるか」
起動が完了し、いつもの見慣れたホーム画面が映し出され、メニューから今日分の無料ガチャとログボを貰い、ゲーム内TLとメッセージを確認する。いつもルーティーンだ。だが、いつもと違うことが一つ。
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