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その七
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「さて、全員揃ったところで説明会を始めさせていただきます。」
コの字に並べられた机に1クラス2人の代表者が座り、担当の先生によって説明会がなされる。
それにしても、クラス委員はやはり錚々たる面々だ。
対極の位置にはAクラスのクラス委員、そして新入生代表挨拶を行った久世宮秀一の姿もある。
そして、その隣に座るのはもう一人のAクラス委員となっていた天ケ瀬天薙である。教室に入るときに気付いて驚きはしたものの不思議はない。日本有数の財閥、天ケ瀬財閥の令嬢であり、おまけに絶世の美少女として入学してすぐに話題になっていた。
そんなことを考えながらつい見つめてしまう。それに気付いた彼女が微笑みかけてくる。
恥ずかしさや色んな感情から思わず、目をそらしてしまった。
もしかしたら顔がにやけているかもしれない・・・。
そんなことをしていると、隣に座る鹿野花桜梨が小声で語りかけてくる。
「隼間くん、何か面白いことでもあった・・?」
優しく微笑みながら語りかけてきたが、知っている。その目が笑っていないことを。
「すみません。真面目に聞きます。」
「うん。」
隣でにやにやしていたらそりゃ気付くか。気付かれたのが鹿野じゃなく、他の生徒や先生だったら怒られていたかもしれない。間違いなく彼女なりの優しさだろう。
気を引き締めようと心に誓う。
まあ別にふざかていたわけじゃないんだけどな・・・
新入生レクリエーションを行う際の注意事項、クラス委員が行う仕事、クラス企画の概要などが話され、説明会が終わろうとしていた。
最後に先生が質疑応答を行い、解散となった。意外にあっけないものだったと思う。まあ、説明会なのだからそんなもんだとは思うが・・
先生は説明会を終えるとすぐに教室を出た。他の生徒も軽い談笑などをする雰囲気でもない。
俺たちは、その雰囲気を見て教室を出ることにした。
いや、出ようとした時だった。後ろから声が掛けられる。
「おい、E組のクラス委員さんよ。」
振り返ると、そこには金髪でピアスを付けた少しガラの悪そうな男といかにも大人しそうで眼鏡をかけた少女がいた。その後ろにもクラス委員の何人かは残ってこちらを見ていた。
この人たちは確か・・・。
「Dクラスの委員の方たちですよね。何かありましたか?」
「挨拶や。同じクラス委員としてな。」
「ああ、なるほど。」
教室の雰囲気的にそういうのは無いと思っていたが、そんなことは無かったらしい。
「俺は、皇作真太だ。こいつは・・」
「・・・双雲八尋です」
皇作真太の堂々とした態度とは、反対に双雲八尋の方は、俯きがちでどこか恥ずかしそうにしている。
そして、俺たちも同様に自己紹介をする。
「ところで、大変やなお互い。まあ、あんたらほどじゃないと思うが」
そう言うと、少し申し訳なさそうにはにかんで見せる皇作。しかし、大変とは何のことだろうか。クラス委員のことにしては、あんたらほどじゃないの部分が気になる。
「さて、全員揃ったところで説明会を始めさせていただきます。」
コの字に並べられた机に1クラス2人の代表者が座り、担当の先生によって説明会がなされる。
それにしても、クラス委員はやはり錚々たる面々だ。
対極の位置にはAクラスのクラス委員、そして新入生代表挨拶を行った久世宮秀一の姿もある。
そして、その隣に座るのはもう一人のAクラス委員となっていた天ケ瀬天薙である。教室に入るときに気付いて驚きはしたものの不思議はない。日本有数の財閥、天ケ瀬財閥の令嬢であり、おまけに絶世の美少女として入学してすぐに話題になっていた。
そんなことを考えながらつい見つめてしまう。それに気付いた彼女が微笑みかけてくる。
恥ずかしさや色んな感情から思わず、目をそらしてしまった。
もしかしたら顔がにやけているかもしれない・・・。
そんなことをしていると、隣に座る鹿野花桜梨が小声で語りかけてくる。
「隼間くん、何か面白いことでもあった・・?」
優しく微笑みながら語りかけてきたが、知っている。その目が笑っていないことを。
「すみません。真面目に聞きます。」
「うん。」
隣でにやにやしていたらそりゃ気付くか。気付かれたのが鹿野じゃなく、他の生徒や先生だったら怒られていたかもしれない。間違いなく彼女なりの優しさだろう。
気を引き締めようと心に誓う。
まあ別にふざかていたわけじゃないんだけどな・・・
新入生レクリエーションを行う際の注意事項、クラス委員が行う仕事、クラス企画の概要などが話され、説明会が終わろうとしていた。
最後に先生が質疑応答を行い、解散となった。意外にあっけないものだったと思う。まあ、説明会なのだからそんなもんだとは思うが・・
先生は説明会を終えるとすぐに教室を出た。他の生徒も軽い談笑などをする雰囲気でもない。
俺たちは、その雰囲気を見て教室を出ることにした。
いや、出ようとした時だった。後ろから声が掛けられる。
「おい、E組のクラス委員さんよ。」
振り返ると、そこには金髪でピアスを付けた少しガラの悪そうな男といかにも大人しそうで眼鏡をかけた少女がいた。その後ろにもクラス委員の何人かは残ってこちらを見ていた。
この人たちは確か・・・。
「Dクラスの委員の方たちですよね。何かありましたか?」
「挨拶や。同じクラス委員としてな。」
「ああ、なるほど。」
教室の雰囲気的にそういうのは無いと思っていたが、そんなことは無かったらしい。
「俺は、皇作真太だ。こいつは・・」
「・・・双雲八尋です」
皇作真太の堂々とした態度とは、反対に双雲八尋の方は、俯きがちでどこか恥ずかしそうにしている。
そして、俺たちも同様に自己紹介をする。
「ところで、大変やなお互い。まあ、あんたらほどじゃないと思うが」
そう言うと、少し申し訳なさそうにはにかんで見せる皇作。しかし、大変とは何のことだろうか。クラス委員のことにしては、あんたらほどじゃないの部分が気になる。
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