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その六
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さて、鹿野花桜梨のおかげもあってか、1年E組のクラス委員に任命されて、何事もなく数日が経過した。
「それじゃ、行こうか。あれ・・・帝人くん?」
鹿野花桜梨は、そう言って屈み、机に伏せる俺の顔を覗きこんでくる。
その瞬間、目と目が合う。近くで見ると、ますます綺麗な目鼻立ちをしているな。というか、何だこれは。まだ夢の中に居るのかもしれない。
そんなことを考えながらじっと見つめていると、その顔はだんだんと赤く染まっていく。
「ちょっと・・見過ぎ・・だから・・・」
照れながら、俯きつつ告げる彼女を愛らしく思い、気付く。これは夢じゃないと。
どうやら、昼食後に眠ってしまっていたらしい。一緒に昼食を取ったはずの連中は起こさないように気遣ってくれたっぽいな。それと、朝のホームルームで桜庭先生に昼休みに職員室に来るように言われたのをすっかり忘れていた。気を引き締めねば。
俺が寝ぼけから覚め、職員室へ向かっている頃には、鹿野も平静を取り戻し、職員室に行くことを忘れて眠っていたこと、そして寝ぼけて見つめてしまったことを謝っったが何で謝るのと逆に聞き返された。どうやら、気にしてないようで安心だ。
そんなこんなで職員室に到着する。
「失礼します。桜庭先生に用があって来ました。」
しっかりと挨拶をし、手招きをする桜庭先生の元に向かう。
「昼休みなのにごめんねー」
手を合わせて申し訳なさそうにしている。この数日で思ったことだが、桜庭先生はとても優しい先生だ。生徒一人一人に親身になって対応している。見た目からして年齢も若そうである。それも相まってか、E組に限らず、生徒からの人気は高い。
いえいえ、クラス委員ですからと鹿野が返事をし、桜庭先生が話を続ける。
「今日の放課後に、新入生レクリエーションの説明会あるから、二人、参加できる?」
「構いません」「私も大丈夫です」
それぞれ、参加可能であると返事を告げる。
「ちなみに、新入生レクレーションって何か知ってる?」
俺は聞いたことがないので首を横に振る。鹿野も首を傾げているので知らないようだ。
「そっか。えーとね、新入生は、毎年この時期になると親交を深める目的も込めて、五日間程、学校が所有している山荘に行ってレクリエーションを行うの。林間学校みたいなものね。もちろん勉強もするからね!」
そういって人差し指を口に当てる桜庭先生。
「知らなかった。そんなイベントがあったんですね」
「でも、楽しそうです」
鹿野の言う通り、楽しい催しものになりそうだ。
「あ、それと、クラスで行う企画を考えてもらうから、よろしくね。」
「はい、頑張ります!」
鹿野は楽しそうに返事を告げる。もちろん、俺もクラス委員初めてのちゃんとした仕事なので頑張りたいところだ。
その後、放課後の説明会の詳細などを聞き、職員室を後にした。
「それじゃ、行こうか。あれ・・・帝人くん?」
鹿野花桜梨は、そう言って屈み、机に伏せる俺の顔を覗きこんでくる。
その瞬間、目と目が合う。近くで見ると、ますます綺麗な目鼻立ちをしているな。というか、何だこれは。まだ夢の中に居るのかもしれない。
そんなことを考えながらじっと見つめていると、その顔はだんだんと赤く染まっていく。
「ちょっと・・見過ぎ・・だから・・・」
照れながら、俯きつつ告げる彼女を愛らしく思い、気付く。これは夢じゃないと。
どうやら、昼食後に眠ってしまっていたらしい。一緒に昼食を取ったはずの連中は起こさないように気遣ってくれたっぽいな。それと、朝のホームルームで桜庭先生に昼休みに職員室に来るように言われたのをすっかり忘れていた。気を引き締めねば。
俺が寝ぼけから覚め、職員室へ向かっている頃には、鹿野も平静を取り戻し、職員室に行くことを忘れて眠っていたこと、そして寝ぼけて見つめてしまったことを謝っったが何で謝るのと逆に聞き返された。どうやら、気にしてないようで安心だ。
そんなこんなで職員室に到着する。
「失礼します。桜庭先生に用があって来ました。」
しっかりと挨拶をし、手招きをする桜庭先生の元に向かう。
「昼休みなのにごめんねー」
手を合わせて申し訳なさそうにしている。この数日で思ったことだが、桜庭先生はとても優しい先生だ。生徒一人一人に親身になって対応している。見た目からして年齢も若そうである。それも相まってか、E組に限らず、生徒からの人気は高い。
いえいえ、クラス委員ですからと鹿野が返事をし、桜庭先生が話を続ける。
「今日の放課後に、新入生レクリエーションの説明会あるから、二人、参加できる?」
「構いません」「私も大丈夫です」
それぞれ、参加可能であると返事を告げる。
「ちなみに、新入生レクレーションって何か知ってる?」
俺は聞いたことがないので首を横に振る。鹿野も首を傾げているので知らないようだ。
「そっか。えーとね、新入生は、毎年この時期になると親交を深める目的も込めて、五日間程、学校が所有している山荘に行ってレクリエーションを行うの。林間学校みたいなものね。もちろん勉強もするからね!」
そういって人差し指を口に当てる桜庭先生。
「知らなかった。そんなイベントがあったんですね」
「でも、楽しそうです」
鹿野の言う通り、楽しい催しものになりそうだ。
「あ、それと、クラスで行う企画を考えてもらうから、よろしくね。」
「はい、頑張ります!」
鹿野は楽しそうに返事を告げる。もちろん、俺もクラス委員初めてのちゃんとした仕事なので頑張りたいところだ。
その後、放課後の説明会の詳細などを聞き、職員室を後にした。
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