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初めての一杯
魔法使いの写真屋さん04
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「へー。これで食べられるの?」そう言いながら手を伸ばしてきたので、勇気は慌てて持ち上げた。
「危ない!火傷する」
あーと納得した様子で、じっと待つことにしたみたいだった。
かくして三分、我慢したユイリィにもたらされた味は、今までに感じた事のない美味だとか。
「にゃに、これ?凄くおいしいぃー」
感動のあまり涙がポロポロ零れている。
そんなに感動するものかと思ったが、異世界には多分、此方の世界とは全く違う、食文化なんだと感じだ。
そう考えると不思議な気持ちになってくる。
「あちあち」
そう呟きながら、一挙にスープも飲み干した。
「ふわー。美味しかったー」
満足したようで、カップラーメンの余韻に浸っている。
「こんな美味しいものがあるなんて、この異世界は凄い」
勇気はそんなユイリィを見て、プッと笑って見せた。
「何かおかしい?勇気?」
「いや、カップラーメンで喜ぶんならもっと色々な物、食べさせたいと思ってさ」
改めて部屋中を見渡すと、見た事もない物が沢山あり、ユイリィの好奇心をくすぐった。
「うん、食べ物も興味あるけど、これはなに?」
昔買ったMP3プレーヤーに目が留まったようだ。
「これは、こうして耳につけてと…。どう?聞こえる?」
ぽかんとした表情のユイリィ。
「なにこれ?この小さな箱から音楽が出てる!これ魔法?」
可成り興奮しているのが判るが、リアクションが激しく、思わず噴き出す勇気。
説明を一通りしたが、多分半分も理解していないだろう。
すっかり元気になったユイリィ。
今気が付いたように、勇気にお礼を述べる。
警察の事も話したが、勇気の処に居たいというので、その意見を尊重した。
実際、手を出す訳でもない。
また職業柄、ラノベを書いて生計を立てている為、常時、家にいる。
兎に角、部屋にある一通りの物を触っては、一々驚き、そのあと大笑いしている。
こうして奇妙な生活が始まったが、今後、ユイリィが元の世界に戻れるのかが問題であった。
カナル村ではユイリィが行方不明となって大騒ぎになっていた。
叔父のリュウイが探索魔法を駆使するが、この世界では見当たらない事が判った。
カイが「ユイリィは異世界に興味を持っていました」
しかし、興味を持っていても、簡単に行けるような所ではない。
文献を持ち出したが、その瞬間、或るものは「人さらい」にさらわれたんじゃないかと考えた。
しかし、幾ら12のユイリィと云えでも、魔法のセンスは可成りのものだ。
閉じ込められても帰ってくる力は持っているだろう。
其処へゴブリンがやって来た。
「ありゃ、皆さん、どうしたんです?」
「この写真屋のお嬢さんが行方不明なんじゃ」
近所の御爺さんが心配そうに伝えた。
ゴブリンは驚いていた。「魔物の仕業じゃないのかい?」
リュウイは「それはない。ここらの魔物は悪戯はするが、危険な事はしない」
カイはユイリィに異世界の話をした事を悔やんだ。
そんなカイの気持ちを悟ってか、リュウイは自分を責めないように気遣った。
水溜りがあちこちにある。
リュウイは鏡と水の関係を考えていた。
大昔、異世界の人間が迷い込んだと聞いた事がある。
それは、鏡に映った自分の姿と、水が流れる様相を鏡に反射して吸い込まれたとある。
もし文献に書いてある通りなら、昨夜の雨が関係している可能性があった。
「ユイリィ…。」リュウイにカイが緊張した趣で、呪文とタンバリンを渡したことを思い出した事を話したのだ。
それなら直ぐにでも帰ってくる筈だがと、疑問に立ち止ったが、カラスのダイスが噂を聞いて飛んで来た。
その姿と口に銜えている姿を見て、驚愕した。
「そのタンバリンは!」カイが珍しく大声を上げたので、皆がカイの方へ一斉に向いた。
「く、苦しい…」ダイスは懸命にカイの手を羽で叩いた。
「あ、ごめんよ。カラスさん、そのタンバリンを何処で?」
「お、俺はダイス。これ、長老の木の根元に落ちてたんだよ」
カイは急速に不安に駆られる自分に気付いた。
つまり、ユイリィが帰りたくても、呪文を唱えても帰る事が出来ない。
「リュウイさん、僕の責任です。ユイリィを探しに行きます!」
「落ち着くんだ、カイ。行くといっても異世界へ跨る方法が多分、水にあると思うが、それがユイリィの飛ばされた異世界だとは限らない」
確かに異世界は、幾つもある。
どこの世界に飛ばされたのかは全く判断出来ない。
「じゃ、どうすれば…」泣くのを懸命に堪えるカイ。
カラスのダイスは、その様子を見守っていたが、大ガラスの大将が以前、異世界で同朋に会ったと自慢していた事を思い出した。
「かなり昔の事なんだが、うちらの大将が、異世界に行って同朋と飯を食ったって威張ってた事があってな…」
ゴブリンが「この写真の処かね?」
ダイスは大きく頷いてこう答えた。
「きっとユイリィは、この世界の影響を大きく受けたんじゃねーかな?」
ダイスが口にした内容に、一定の信憑性はある。
リュウイは決心したかのように、「私が水場を設けて、この異世界に行けるか試してみる」
カイがその意見に、自分もジャンプする事をお願いした。
「どんな危険な事があるか判らないぞ。それに何度も言うが、ユイリィが飛んだ異世界かどうかも判らない。帰ってこれないかも知れないぞ」
「それも承知の上です!」
ダイスに大将を呼んで貰い、協力を頼んだ。
「いいぜ!あの世界は食いものは定期的に出てるし、美味いものが多くあるしな」
早速、長老の木に向かい出す。
リュウイとカイ、それとカラスのダイスと大将。
長老の木の根元に魔法で水を出し、4体で円を描くように囲む。
リュウイは異世界への扉を開くとされる呪文を唱える。
正直、初めての呪文なので緊迫した表情が取れる。
すると周囲が、円筒形に輝きだし、4体を見る見る内に光の洪水となって目を開けていられなくなった。
その瞬間、身体の自由が利かなくなり、4体は何か強烈な吸い込みの感覚に襲われ、大きく流されていった。
東京、午後9時半過ぎ。
勇気がパソコンを付けてメールの確認をしている。
ユイリィが興味津々で、覗き込んでいる。
あまりに顔が近いので、勇気の方が気になって恥ずかしく、ユイリィに「ちょっと、お嬢さん、顔が近いよ」と、困惑した表情で小さな苦情を申し込んだ。
ユイリィは「だって、この箱、光が付いてるだけでなく、なんか文字みたいなのも映し出しているよ」
「ユイリィの世界にはパソコンはないのか?」
「ううん、こんなの初めてだよ」
そう言いながら、デジタルカメラを取り出し、撮影し始めたユイリィに、今度は勇気が驚いた。
「ちょっと待て!パソコンを知らないのに、何でデジタルカメラなんか持ってるんだ?」
「え?勇気。デジタルカメラ知ってるの?」
勇気はなんだか可笑しくなって、笑い出した。
「知ってるも何も、それはこの世界の機器だよ」
ユイリィは信じられないと驚きを隠さない。
「じゃ、撮ってみてよ、勇気」
「いいよ、ユイリィそこに立って」
フルオートのコンパクトデジタルカメラなので、簡単だ。
勇気はストロボを焚いて撮影した。
ユイリィに出来栄えを見せる。
「わぁ、勇気、上手い」
「ユイリィが可愛いからだよ」
勇気は自分の保有する、一眼デジカメを出してきて、「こういうのもあるぞ」と自慢げに言った。
「すごいすごい。こんなカメラもあるの?」
レンズを取って見せると、「わぁ、壊したー!」
もう一度、レンズを付けると「魔法みたい」
それを聞いた勇気は、また大笑いした。
写真を取り出して、勇気の住む世界の画を見せてあげる。ユイリィにとっては忘れられないものだ。
「危ない!火傷する」
あーと納得した様子で、じっと待つことにしたみたいだった。
かくして三分、我慢したユイリィにもたらされた味は、今までに感じた事のない美味だとか。
「にゃに、これ?凄くおいしいぃー」
感動のあまり涙がポロポロ零れている。
そんなに感動するものかと思ったが、異世界には多分、此方の世界とは全く違う、食文化なんだと感じだ。
そう考えると不思議な気持ちになってくる。
「あちあち」
そう呟きながら、一挙にスープも飲み干した。
「ふわー。美味しかったー」
満足したようで、カップラーメンの余韻に浸っている。
「こんな美味しいものがあるなんて、この異世界は凄い」
勇気はそんなユイリィを見て、プッと笑って見せた。
「何かおかしい?勇気?」
「いや、カップラーメンで喜ぶんならもっと色々な物、食べさせたいと思ってさ」
改めて部屋中を見渡すと、見た事もない物が沢山あり、ユイリィの好奇心をくすぐった。
「うん、食べ物も興味あるけど、これはなに?」
昔買ったMP3プレーヤーに目が留まったようだ。
「これは、こうして耳につけてと…。どう?聞こえる?」
ぽかんとした表情のユイリィ。
「なにこれ?この小さな箱から音楽が出てる!これ魔法?」
可成り興奮しているのが判るが、リアクションが激しく、思わず噴き出す勇気。
説明を一通りしたが、多分半分も理解していないだろう。
すっかり元気になったユイリィ。
今気が付いたように、勇気にお礼を述べる。
警察の事も話したが、勇気の処に居たいというので、その意見を尊重した。
実際、手を出す訳でもない。
また職業柄、ラノベを書いて生計を立てている為、常時、家にいる。
兎に角、部屋にある一通りの物を触っては、一々驚き、そのあと大笑いしている。
こうして奇妙な生活が始まったが、今後、ユイリィが元の世界に戻れるのかが問題であった。
カナル村ではユイリィが行方不明となって大騒ぎになっていた。
叔父のリュウイが探索魔法を駆使するが、この世界では見当たらない事が判った。
カイが「ユイリィは異世界に興味を持っていました」
しかし、興味を持っていても、簡単に行けるような所ではない。
文献を持ち出したが、その瞬間、或るものは「人さらい」にさらわれたんじゃないかと考えた。
しかし、幾ら12のユイリィと云えでも、魔法のセンスは可成りのものだ。
閉じ込められても帰ってくる力は持っているだろう。
其処へゴブリンがやって来た。
「ありゃ、皆さん、どうしたんです?」
「この写真屋のお嬢さんが行方不明なんじゃ」
近所の御爺さんが心配そうに伝えた。
ゴブリンは驚いていた。「魔物の仕業じゃないのかい?」
リュウイは「それはない。ここらの魔物は悪戯はするが、危険な事はしない」
カイはユイリィに異世界の話をした事を悔やんだ。
そんなカイの気持ちを悟ってか、リュウイは自分を責めないように気遣った。
水溜りがあちこちにある。
リュウイは鏡と水の関係を考えていた。
大昔、異世界の人間が迷い込んだと聞いた事がある。
それは、鏡に映った自分の姿と、水が流れる様相を鏡に反射して吸い込まれたとある。
もし文献に書いてある通りなら、昨夜の雨が関係している可能性があった。
「ユイリィ…。」リュウイにカイが緊張した趣で、呪文とタンバリンを渡したことを思い出した事を話したのだ。
それなら直ぐにでも帰ってくる筈だがと、疑問に立ち止ったが、カラスのダイスが噂を聞いて飛んで来た。
その姿と口に銜えている姿を見て、驚愕した。
「そのタンバリンは!」カイが珍しく大声を上げたので、皆がカイの方へ一斉に向いた。
「く、苦しい…」ダイスは懸命にカイの手を羽で叩いた。
「あ、ごめんよ。カラスさん、そのタンバリンを何処で?」
「お、俺はダイス。これ、長老の木の根元に落ちてたんだよ」
カイは急速に不安に駆られる自分に気付いた。
つまり、ユイリィが帰りたくても、呪文を唱えても帰る事が出来ない。
「リュウイさん、僕の責任です。ユイリィを探しに行きます!」
「落ち着くんだ、カイ。行くといっても異世界へ跨る方法が多分、水にあると思うが、それがユイリィの飛ばされた異世界だとは限らない」
確かに異世界は、幾つもある。
どこの世界に飛ばされたのかは全く判断出来ない。
「じゃ、どうすれば…」泣くのを懸命に堪えるカイ。
カラスのダイスは、その様子を見守っていたが、大ガラスの大将が以前、異世界で同朋に会ったと自慢していた事を思い出した。
「かなり昔の事なんだが、うちらの大将が、異世界に行って同朋と飯を食ったって威張ってた事があってな…」
ゴブリンが「この写真の処かね?」
ダイスは大きく頷いてこう答えた。
「きっとユイリィは、この世界の影響を大きく受けたんじゃねーかな?」
ダイスが口にした内容に、一定の信憑性はある。
リュウイは決心したかのように、「私が水場を設けて、この異世界に行けるか試してみる」
カイがその意見に、自分もジャンプする事をお願いした。
「どんな危険な事があるか判らないぞ。それに何度も言うが、ユイリィが飛んだ異世界かどうかも判らない。帰ってこれないかも知れないぞ」
「それも承知の上です!」
ダイスに大将を呼んで貰い、協力を頼んだ。
「いいぜ!あの世界は食いものは定期的に出てるし、美味いものが多くあるしな」
早速、長老の木に向かい出す。
リュウイとカイ、それとカラスのダイスと大将。
長老の木の根元に魔法で水を出し、4体で円を描くように囲む。
リュウイは異世界への扉を開くとされる呪文を唱える。
正直、初めての呪文なので緊迫した表情が取れる。
すると周囲が、円筒形に輝きだし、4体を見る見る内に光の洪水となって目を開けていられなくなった。
その瞬間、身体の自由が利かなくなり、4体は何か強烈な吸い込みの感覚に襲われ、大きく流されていった。
東京、午後9時半過ぎ。
勇気がパソコンを付けてメールの確認をしている。
ユイリィが興味津々で、覗き込んでいる。
あまりに顔が近いので、勇気の方が気になって恥ずかしく、ユイリィに「ちょっと、お嬢さん、顔が近いよ」と、困惑した表情で小さな苦情を申し込んだ。
ユイリィは「だって、この箱、光が付いてるだけでなく、なんか文字みたいなのも映し出しているよ」
「ユイリィの世界にはパソコンはないのか?」
「ううん、こんなの初めてだよ」
そう言いながら、デジタルカメラを取り出し、撮影し始めたユイリィに、今度は勇気が驚いた。
「ちょっと待て!パソコンを知らないのに、何でデジタルカメラなんか持ってるんだ?」
「え?勇気。デジタルカメラ知ってるの?」
勇気はなんだか可笑しくなって、笑い出した。
「知ってるも何も、それはこの世界の機器だよ」
ユイリィは信じられないと驚きを隠さない。
「じゃ、撮ってみてよ、勇気」
「いいよ、ユイリィそこに立って」
フルオートのコンパクトデジタルカメラなので、簡単だ。
勇気はストロボを焚いて撮影した。
ユイリィに出来栄えを見せる。
「わぁ、勇気、上手い」
「ユイリィが可愛いからだよ」
勇気は自分の保有する、一眼デジカメを出してきて、「こういうのもあるぞ」と自慢げに言った。
「すごいすごい。こんなカメラもあるの?」
レンズを取って見せると、「わぁ、壊したー!」
もう一度、レンズを付けると「魔法みたい」
それを聞いた勇気は、また大笑いした。
写真を取り出して、勇気の住む世界の画を見せてあげる。ユイリィにとっては忘れられないものだ。
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