5日間ホテルに滞在して大阪・関西万博のボランティア活動をしてみた

夏目碧央

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会場見学

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 今日は西エリアの「エリア活動」をするのだ。「エリア活動」とは、万博の来場者に道案内をしたり、お出迎えやお見送りをしたりする活動だ。困った事は何でも聞いて、というスタンス。これをするから、ガイドブックなどを読み込んできたのだ。だが、地図上ではなく実際にどこに何があるのかを見ておいた方が、より案内もしやすい。という事で、まずは西の端の方に何があるのか見てみよう。
 地面までおしゃれだ。模様や木が植えてある辺りの形も。乗り物がいっぱい並んでいる所もあった。電動モビリティーってやつか?たくさん並んでいたが、これも予約が必要なのだろう。
 そして、お土産屋さんも広い。ああ、ぬいぐるみが欲しいなあ。ちょっと中を見てみようか。
 それほど混雑していないし、今の内だと思ってついつい物色。ボランティア活動の下見になっていないが許して欲しい。ぬいぐるみは、ちょうどいい大きさで普通のミャクミャクがなかなかなくて、やっと見つけたらカモノハシとセットだった。電車の入れ物に入ったものは6000円くらいだったが、入れ物なしの値段が書いてなかった。お店の人に聞いたら確認してくれて、3300円だった。1つでも2千何百円かはするはずで、2つでこのお値段は安い。買いだ。速攻決めた。このカモノハシ、JR西日本のキャラクターで「イコちゃん」というらしい。それを後々知った。この時は知らなかったので、買ったもののカモノハシは要らないなーと思っていた。そして、東京に帰ってから欲しいという友達にあげたのだった。
 さて、店を出てセブンイレブンに入った。もし今日、コンビニが混んでいてお昼を買えなかったら、持って行ったドリンクゼリーで凌ごうと思っていた。幸いおにぎりを買えた。
 それでは改めて、会場内を見て行こう。端の方にはEXPOアリーナや、今朝ニュースで取り上げられていた、日本の地方のお土産が売っているマーケットプレイスもあった。未来の都市というパビリオンもある。この辺にはあまり人がいない。が、人がたくさんいる所が1カ所だけあった。それはくら寿司。10時半の時点でだいぶ行列していた。
 キッチンカーがいくつかあり、更に中央へ向かって進むとガンダムやよしもと館があったりして、その先が大屋根リングだ。
 だがしかし、お土産を見ていたからか時間がなくなってきた。11時頃にはボランティアセンターに行きたいのに、まだ大屋根リングの内側を見ていない。そうだ、大屋根リングの上から内側を見てみよう。それで、視察を終わりにしてボランティアセンターに向かう事にしよう。
 というわけで、大屋根リングまでやってきた。とても立派だ。すぐ傍に階段があったので、階段を上ったらすごく疲れた。エスカレーターにすべきだった。急いでいたので、つい目の前の階段を使ってしまった。
 上がれるところまで上がると、リングの内側へ行ける通路があった。通路を通りながらリング上部の木組みが見える。なんかすごい。圧巻だ。
 リングの上へ出た。外からリングを見上げると、手すりも何もないように見えるが、上ってみたらそんな事はなかった。ちゃんと手すりがある。思ったよりも広い。
 リングの上は2段になっていた。上の段と下の段との間には、色々なお花が植えられていた。とても綺麗だ。
 そして、やっぱり一番上に上ってみたい。大きなスロープを上ると一番上に出られるようだ。スロープ、つまり坂道をえっちらおっちら上って行き、てっぺんに上った。
 わあ、素敵な景色だ。リングの内側を視察する為に上ったのに、外側に目を奪われまくる。パビリオンもいいが、海が見えるものだから素敵だ。パノラマで写真を撮ってみたけれど、イマイチだったかな。
 さて、そろそろ行かねば。え?ちょっと待て。降りるってどこから?私は今来た道を振り返った。遠いスロープ。そして先を見た。遠いスロープ。ちょうどスロープとスロープの中間くらいにいた。仕方ない、次のスロープまで行こう。
 急ぎ目に歩いた。虫がたくさん飛んでいた。虫の大群の中を進む(ちょっと嫌だけど)。地上にも木や草花があるけれど、あまり虫を見かけなかった。しかし、リングの上はすごい。夏はもっとすごいのだろうか。薄着だと今以上に嫌だろうな。
 やっとスロープまでやってきた。もうウォータープラザの近くまで来ている。null²館が見えた。やっとエスカレーターを降りる。そう、エスカレーターは全てリングの内側にある。外から上がろうとすると見つからないのだ。
 さて、ボランティアセンターに入ろう。と、思って扉に手を掛けるも開かない。施錠してあるようだ。あれ、この扉の向こうだと思ったのに。困った。もう時間がないのに!
 もう一度ボランティアのマイページを見たり、あちこち歩き回ったりしたが分からない。西ゲート横の建物の入り口に立っていたボランティアさんに聞いてみた。ボランティアセンターはどこですか、と。
 閉じている傘の向こうの、黒い扉だと教えてもらった。見えますよね?と言われてもよく分からない。傘は分かる。とにかく扉があったら開けてみればいいのだな?
 それで、言われた方向へ行き、扉を探したら……これはもしや、この会場に入って来た扉では?
 そう、入って来た扉だった。扉を開けると、中にはたくさんの関係者がいて、横の建物へと入ってく。ああ、私はここを通ったのだ。通り過ぎていたのだ。書いてあった「建物の先を右折」というのは、会場に入る前の話だったのだ。私はてっきり、会場内の話だと思っていたのだ。そりゃ迷うわけだ。

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