5日間ホテルに滞在して大阪・関西万博のボランティア活動をしてみた

夏目碧央

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お洗濯デー

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 大阪のホテルに独りで泊って3泊目。やっぱりよく眠れなかったが、それまでよりは長く眠れた気がする。3時ごろにトイレに行ったが。このホテル、時々男性の叫び声が聞こえるのが怖い。誰かに怒っているのだろうか。外国人が多いみたいで、よく日本語以外の子供の話し声が通り過ぎる。だが、最初の夜よりもだんだん静かになってきた。初日は夜中に廊下を通る人も多かったが、夕べはそんな事もなく静かだった。
 朝、目覚ましが鳴る前に目が覚めた。これはまだ緊張状態という事だ。夕べは寝るのも遅くなったし(夜食は11時だったが、その後日記を書いていたので寝たのは1時半頃だった)今日のシフトも夜だし、起きるのはゆっくりで良かった。だが今日は洗濯をしなければならない。パジャマにしている服も洗いたいし、下着がなくなる。
 顔を洗って着替えたら、すっぴんのまま1階のコインランドリーへと向かった。
 ちゃんと洗濯用ネットも持ってきたのだ。実はコインランドリーを利用するのは初めてだ。昔海外旅行に行った時には下着を手で洗って部屋に干したものだが、良くやったよなぁ。新婚旅行の時もそうしたはずだが、夫のパンツまで手で洗ったのかどうかは覚えていない。自分の物は自分で洗ったのかな。
 2つずつある洗濯機と乾燥機は、全て空(あ)いていた。まずは洗濯機に自分の洗濯物を入れた。洗剤は自動で挿入されるらしい。便利な世の中になったものよ。300円を入れてスタート。31分と出た。
 部屋に戻ると8時。朝ドラに間に合った。NHKの「あんぱん」を観ながら自分はサンドイッチを食す。
 食事を終えて歯磨きをしたらもう時間だ。また1階へ降りると洗濯機は終わっていた。今度は上の乾燥機へと洗濯物を入れる。200円を入れてスタートさせると60分と出た。
 そうそう、初日の夜にここに様子を見に来たのだが、洗濯機を開けてみたら洗濯物が入っていた。洗濯が終わったのに放っておくと、誰かに見られたり、場合によっては取られたりするかもしれない。だから時間を置かずに取りに来なくてはならないと思っていた。
 1時間の間は、化粧をしたりPC作業をしたりしていた。そして、そろそろ60分だと思ってまた降りてくると、あと3分だった。
 コインランドリーの中央には椅子とテーブルがあった。椅子は一人掛けのソファと言っていいだろう。2脚置いてある。だが、今その椅子には開けたままのスーツケースやリュックなどが置かれている。座りたいのに座れない。とても足が疲れている。立っていたくない。仕方なく壁に背を付けて寄りかかっていた。
 3分経った、と思ったら、今度は「CD」という文字が出ている。クールダウンだろう。これが何分なのか分からない。うー、疲れた。今疲れたというより、ここ数日の歩き疲れが出ている。ちょっと普通の疲れ方ではない。ふくらはぎ、腿、腰が疲労感半端ない。
 男性が出たり入ったりしていたので、広げてあるのはその人の持ち物だろう。もう、疲れたので仕方がない。椅子の背もたれに腰かける事にした。スーツケースが置いてある椅子の背もたれだ。
 座ってスマホを見ていると、また男性がやってきて、その私が腰かけている椅子に置かれたスーツケースをちょっと揺らした。流石に気まずいので立ち上がり、
「あ、ごめんね。疲れちゃって。」
と言ったら、その男性は、
「今日、バンドのライブなんですよ。」
と言う。金髪の髪を肩まで伸ばし、バッチリ化粧をしている男性だった。男の子と言ってもいいか。一瞬私もバンドやってたよ、という話をしようかと思ったが、辞めておき、
「そうなんだ。これから?」
と言ったら、
「いえ、夕方からです。」
と言った。それにしては化粧するのが早いな。普段からしているのかもしれないが。私だって今、しているものな。
 やっと乾燥機が終わった。持ってきた袋にさっさと洗濯物を入れる。側面にくっついていないか、よくよく背伸びをして手を伸ばして確認。私の身長だとギリギリ手前が見えないのだ。
 しかし、その洗濯物のふんわり感にびっくり。ただ乾くだけでなく、すごくふんわりしている。これなら干す必要はない。嬉しくなって部屋に戻った。
 因みに、コインランドリーが初めてなので色々調べたのだが、ネットに入れたままだと均一に乾かないから、ネットから出す必要があるらしい。だから、ネットから出して乾燥機に入れるのが心配なもの、私の場合ブラジャーだけは、乾燥機に入れるのを辞めたのだった。干す為の洗濯バサミとビニール紐を持ってきていたので、紐を浴室の棚とカーテンレールに結び付けてブラジャーだけ干した。こんなにふんわりするならブラジャーも乾燥機に入れれば良かったかなと思ったが、金具が心配かな、やっぱり。
 さて、洗濯も終わったし、PC作業も終わったし、そろそろ出かけるか。
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