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「じゃあ、こういうのはどう?ジャンケンで勝った方が、自分の体の好きなところを言って、負けた方がそこにキスをするっていうゲーム。」
レイジが妖艶な微笑みを浮かべながら、そう言った。
「ふっ。いいねえ。やろうぜ。」
テツヤは落ち着きを取り戻し、レイジに賛同した。
「ジャンケンポン!」
「イエーイ、勝ったー!」
ジャンケンに勝ったレイジは、
「じゃあ、ここ!」
と言って、手の甲を指し示した。テツヤはレイジの手を取って、キスをした。
「ジャンケン、ポン!」
次はテツヤが勝ち、
「うーん、ここ!」
テツヤはちょっと考えて、首の後ろを指す。レイジがそこにキスをすると、
「うひょひょ。」
テツヤがくすぐったそうに首を竦めた。
「ジャンケン、ポン!」
レイジが勝ち、おでこを指す。テツヤがそこにキスをする。次のジャンケンにもレイジが勝ち、
「じゃあねえ、ここ。」
と言って、また妖艶な笑みを浮かべ、首の、喉仏の辺りを指す。テツヤはレイジの首の後ろを抑え、喉元にキスをした。次のジャンケンはテツヤが勝ち、
「じゃあ・・・ここ。」
テツヤはシャツを少しめくり、お腹を指した。それを見てふっと笑ったレイジは、
「じゃあ、いくぞ~。」
と言って、お腹にキスをする。
「ぎゃはははは。」
テツヤがくすぐったさに耐え兼ね、大笑いした。次に勝ったレイジが、
「次は・・・ここ。」
と言って示したのは、頬。テツヤはレイジの肩に手を添えて、軽くチュっと頬にキスをした。
「よし、もう一回!」
テツヤがそういい、ジャンケンをすると、また、レイジが勝った。
「じゃあ次はぁ・・・ここ。」
レイジはじっとテツヤの目を見ながら、指を唇に当てた。
「・・・・・・。」
一瞬時が止まったかのように、二人は数秒間見つめ合った。
「・・・それはダメだ。おふざけでするもんじゃない。」
テツヤが、真面目な顔でそう言った。はっとしたレイジは、
「そ、そうだよね。ごめんなさい。」
早口でそう言うと、ベッドから立ち上がった。
「どこ行くんだよ。」
だが、すぐにテツヤがレイジの腕を掴む。
「部屋に戻る。」
レイジはテツヤの顔を見ずに言った。
「まだ12時じゃないぞ。」
テツヤはそう言うと、腕をぐっと引いてレイジを再びベッドに座らせ、後ろから優しく抱きしめた。
「レイジ、拗ねたのか?」
レイジは黙って首を横に振った。
「本当か?うーん、そうだな。おふざけではダメだけど、本気でならしてもいいよ。」
テツヤがそう言ったので、
「え?」
レイジは振り返った。
「して欲しいのか?」
テツヤがちょっと目を細めてそう言う。
「べつに、そういうわけじゃ・・・。」
レイジはそう言いかけたが途中で止め、
「もし、俺がして欲しいって言ったら、するの?」
と言いながら、上目遣いでテツヤを見た。
「お前が望む事なら、何でもしてやる。」
テツヤが優しくそう言った。レイジは迷った。これはなんだ?冗談か?それとも本気なのか?本当に、キスしてくれるのだろうか?だが、滅多にないチャンスである事には変わりない。ダメ元だ。レイジは意を決した。緊張と恥じらいで、少し泣きそうな顔になりながら、
「して、欲しい。」
素直にそう言った。テツヤは満足げにニヤっと笑うと、指をレイジの顎に添え、唇と唇を重ねた。
「うん、悪くないな。」
唇を放すと、テツヤはそう言った。
「え?」
レイジが聞き返すと、テツヤは、
「親友同士でキスするのも、思ったより悪くないな。そりゃそうか。お前が溺れたら、躊躇なく人工呼吸するもんな。」
などと言う。
「じ、人工呼吸?・・・って言うか、親友・・・。」
レイジは気が遠くなった。
レイジは深く項垂れ、ため息をついた。
(キス=ゴールインだと思っていた俺がバカだった・・・。俺がどうしてキスして欲しいのか、考えないのかなあ、テツヤ兄さんは・・・。そもそも、この人に常識は通用しないんだった。)
深く項垂れた結果、頭をテツヤの肩に乗せる形になったレイジ。そんなレイジを、テツヤはぎゅうっと抱きしめ、頭をなでなでした。
(やっぱり、レイジは俺の事が好きなんだなぁ。よしよし。可愛いやつだ。)
恋人同士への道のりは、まだまだ遠い二人であった。
レイジが妖艶な微笑みを浮かべながら、そう言った。
「ふっ。いいねえ。やろうぜ。」
テツヤは落ち着きを取り戻し、レイジに賛同した。
「ジャンケンポン!」
「イエーイ、勝ったー!」
ジャンケンに勝ったレイジは、
「じゃあ、ここ!」
と言って、手の甲を指し示した。テツヤはレイジの手を取って、キスをした。
「ジャンケン、ポン!」
次はテツヤが勝ち、
「うーん、ここ!」
テツヤはちょっと考えて、首の後ろを指す。レイジがそこにキスをすると、
「うひょひょ。」
テツヤがくすぐったそうに首を竦めた。
「ジャンケン、ポン!」
レイジが勝ち、おでこを指す。テツヤがそこにキスをする。次のジャンケンにもレイジが勝ち、
「じゃあねえ、ここ。」
と言って、また妖艶な笑みを浮かべ、首の、喉仏の辺りを指す。テツヤはレイジの首の後ろを抑え、喉元にキスをした。次のジャンケンはテツヤが勝ち、
「じゃあ・・・ここ。」
テツヤはシャツを少しめくり、お腹を指した。それを見てふっと笑ったレイジは、
「じゃあ、いくぞ~。」
と言って、お腹にキスをする。
「ぎゃはははは。」
テツヤがくすぐったさに耐え兼ね、大笑いした。次に勝ったレイジが、
「次は・・・ここ。」
と言って示したのは、頬。テツヤはレイジの肩に手を添えて、軽くチュっと頬にキスをした。
「よし、もう一回!」
テツヤがそういい、ジャンケンをすると、また、レイジが勝った。
「じゃあ次はぁ・・・ここ。」
レイジはじっとテツヤの目を見ながら、指を唇に当てた。
「・・・・・・。」
一瞬時が止まったかのように、二人は数秒間見つめ合った。
「・・・それはダメだ。おふざけでするもんじゃない。」
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「そ、そうだよね。ごめんなさい。」
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「どこ行くんだよ。」
だが、すぐにテツヤがレイジの腕を掴む。
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レイジはテツヤの顔を見ずに言った。
「まだ12時じゃないぞ。」
テツヤはそう言うと、腕をぐっと引いてレイジを再びベッドに座らせ、後ろから優しく抱きしめた。
「レイジ、拗ねたのか?」
レイジは黙って首を横に振った。
「本当か?うーん、そうだな。おふざけではダメだけど、本気でならしてもいいよ。」
テツヤがそう言ったので、
「え?」
レイジは振り返った。
「して欲しいのか?」
テツヤがちょっと目を細めてそう言う。
「べつに、そういうわけじゃ・・・。」
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「して、欲しい。」
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「え?」
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「親友同士でキスするのも、思ったより悪くないな。そりゃそうか。お前が溺れたら、躊躇なく人工呼吸するもんな。」
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