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船場センタービル
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堺筋本町駅に着いた。ここからの行き方は、マイページなどに詳しく書いてあった。改札を出て指示された方向へ歩くと、すぐに「船場センタービル」とガラス戸に書いてあって、そこから中に入った。「地下1階へ上がる」と書いてあるので、ここが何階かは分からなかったが、とにかく目の前のエスカレーターで上へ行った。北通りを1号館方面へと指示されている。目の前には「南通り」と書いてあった。それで、キョロキョロしたら後ろにも道があり、そこへ行ってみたら地面に「北通り」と書いてあった。そして、1,2,3号館は右の方に矢印がある。よかった、後はこっちへひたすら歩けばいいのだな。
もう10分以上遅刻してしまったが、急いだ。昔ながらの、という感じの店。あれに似ている。東京オリパラのボランティアユニフォームを受け取ったアクレディテーションセンターの、そのユニフォームを受け取った場所に。あれは古いホテルをそのまま使っていて、あの辺にはお店が連なっていたという話だった。
人はあまりいない。歩いて行くと地面に表示があって3号館に入った事が分かり、更に歩いて行くと2号館に入った事が分かった。後は、ボランティアセンターが分かるかどうか……。
分かった。人がそこにだけたくさんいた。スーツを着た人達が固まっていた。近づくにつれ、万博のマスコット、ミャクミャクの旗などが見えてくる。
「あの、入っても?」
と言って、中に入った。やはりもう始まっている。13分くらい遅刻してしまっただろうか。
受付をして、番号札を渡された。そして、何かをやっている衝立の中ではなく、受付前に並んでいる椅子に腰かけるようにと言われた。この受付をした時に、
「新幹線が1時間くらい止まってたんですよ。」
と言ったら、
「そんなに遠くからいらしたんですか?!」
と言われたので、東京からと言ったら驚いていた。まあ、聞かれてもいないのに言い訳をしてしまったわけだが。
椅子に座ったら、汗がどっと出てきた。ハンドタオルで額や首の汗をぬぐうが、後から後から出てくる。そして暑い。ハンドタオルでパタパタと顔を仰いでいると、職員と思われる女性が、
「走って来たんですか?」
と言った。走れないのに頑張っちゃって、と言って笑った。
受付で渡された紙を読む。だが、まだ落ち着かなくて頭に入って来ない。すると、若いけれども少し“お偉い雰囲気”の男性がこちらへ来て、しゃがんだ。
「もう説明のビデオがだいぶ進んでしまっているので、次の回のご案内でもよろしいでしょうか。」
と言った。私は、コールセンターに電話が繋がったらそうしてもらうつもりだったので、もちろん快諾。ここで1時間待たせてもらえる事になった。あまり早く来ないように(10分前から受付)とも書いてあったのに、色々と申し訳ない。
私はまた、新幹線が雨の為に1時間くらい止まってしまって、という言い訳をした。更に、コールセンターにも電話をしたけれども繋がらなくてとも。あさましい。でも、事実を告げないのが我慢できなくて。職員さんは大変でしたね、と親切に対応してくれて、更に、最後の面談は他の人とは別の部屋に案内してくれると言った。少しでも早く終わるようにと。
色々事情があったとはいえ、私が遅刻したのが悪いのに、次の回に回してしまって申し訳ないという姿勢で話してくれた。皆さんとてもお優しい。それと、皆さんは大阪の人ではないのか?どの方も大阪弁でも大阪訛りの標準語でもなかったような。
もう10分以上遅刻してしまったが、急いだ。昔ながらの、という感じの店。あれに似ている。東京オリパラのボランティアユニフォームを受け取ったアクレディテーションセンターの、そのユニフォームを受け取った場所に。あれは古いホテルをそのまま使っていて、あの辺にはお店が連なっていたという話だった。
人はあまりいない。歩いて行くと地面に表示があって3号館に入った事が分かり、更に歩いて行くと2号館に入った事が分かった。後は、ボランティアセンターが分かるかどうか……。
分かった。人がそこにだけたくさんいた。スーツを着た人達が固まっていた。近づくにつれ、万博のマスコット、ミャクミャクの旗などが見えてくる。
「あの、入っても?」
と言って、中に入った。やはりもう始まっている。13分くらい遅刻してしまっただろうか。
受付をして、番号札を渡された。そして、何かをやっている衝立の中ではなく、受付前に並んでいる椅子に腰かけるようにと言われた。この受付をした時に、
「新幹線が1時間くらい止まってたんですよ。」
と言ったら、
「そんなに遠くからいらしたんですか?!」
と言われたので、東京からと言ったら驚いていた。まあ、聞かれてもいないのに言い訳をしてしまったわけだが。
椅子に座ったら、汗がどっと出てきた。ハンドタオルで額や首の汗をぬぐうが、後から後から出てくる。そして暑い。ハンドタオルでパタパタと顔を仰いでいると、職員と思われる女性が、
「走って来たんですか?」
と言った。走れないのに頑張っちゃって、と言って笑った。
受付で渡された紙を読む。だが、まだ落ち着かなくて頭に入って来ない。すると、若いけれども少し“お偉い雰囲気”の男性がこちらへ来て、しゃがんだ。
「もう説明のビデオがだいぶ進んでしまっているので、次の回のご案内でもよろしいでしょうか。」
と言った。私は、コールセンターに電話が繋がったらそうしてもらうつもりだったので、もちろん快諾。ここで1時間待たせてもらえる事になった。あまり早く来ないように(10分前から受付)とも書いてあったのに、色々と申し訳ない。
私はまた、新幹線が雨の為に1時間くらい止まってしまって、という言い訳をした。更に、コールセンターにも電話をしたけれども繋がらなくてとも。あさましい。でも、事実を告げないのが我慢できなくて。職員さんは大変でしたね、と親切に対応してくれて、更に、最後の面談は他の人とは別の部屋に案内してくれると言った。少しでも早く終わるようにと。
色々事情があったとはいえ、私が遅刻したのが悪いのに、次の回に回してしまって申し訳ないという姿勢で話してくれた。皆さんとてもお優しい。それと、皆さんは大阪の人ではないのか?どの方も大阪弁でも大阪訛りの標準語でもなかったような。
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