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秘密の花園
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裸のイリスは雪の野原そのものだった。
どこまでも白く美しく、今まで誰一人として何者も踏み入る事の無かった聖域。
そこに俺は手を触れイリスの肌のひんやりとした触り心地と溶けるような温もりを感じる。
俺はイリスの肉体を注意深く隈なく探検した。
一つの見落としも無いように注意深く。
かすり傷一つ付けないように慎重に。
白雪の原野を歩いて行くと秘密の花園が有った。
イリスの顔を見ると、エメラルドの眼差しは俺を求めている。
「いこうか、イリス」
俺がイリスに語りかけると、イリスは紅潮した顔で微笑みながらコクリと頷く。
イリスが頷くと桃色の髪がサラリと揺れた。
花園には薔薇とイバラのアーチがあり、もう一人の俺は薔薇とイバラのアーチをくぐる。
相棒、調子はどうだい?
最高さ、もう一人の俺!
「ソウタさま……んっ……♡」
イリスは何やら今まで見せた事のない顔をした。
それは今まで誰にも見せてこなかった顔。
そもそも今になって初めてした顔なのだ。
それにしても、これは……。
俺は生れて初めて花のアーチを潜った。
そのあまりの甘美なる妖艶さに眩惑され、そのあまりにも荘厳なる香りに耳を澄まし、花のアーチの隙間から射し込む生命の太陽の輝きに自分自身が産み落とす影が伸びる事を予感する。
愛アモールの雫は肉体の化学反応で結晶した。
俺とイリスは一つになる。
「イリスッ!イリスッ!!イリスッ!!!」
「ソウタさまっ!ソウタさまっ!!ソウタさまっ!!!」
俺とイリスは互いを見詰め合い、手を繋ぎ握り合い、互いの名を呼び合った。
「イリスッ!イリスッ!!イリスッ!!!」
「ソウタさまっ!ソウタさまっ!!ソウタさまっ!!!」
俺とイリスの世界はスピードを増していく。
他の誰にも付いて来れないほどに。
「ソウタさまっ!わたしっ、わたしもうっ!!」
「俺もだっ!イリスッ!!」
俺とイリスは自分が高まっていく事を感じ、それが相手も同様であることを悟る。
「イリスッ……!」
「ソウタさまっ……!」
俺とイリスは目を瞑った。
しかしその瞬間俺とイリスは全てを共有しているのを互いに感じ取る。
俺とイリスは目を閉じ手を繋ぎ裸のまま隣り合い眠った。
どこまでも白く美しく、今まで誰一人として何者も踏み入る事の無かった聖域。
そこに俺は手を触れイリスの肌のひんやりとした触り心地と溶けるような温もりを感じる。
俺はイリスの肉体を注意深く隈なく探検した。
一つの見落としも無いように注意深く。
かすり傷一つ付けないように慎重に。
白雪の原野を歩いて行くと秘密の花園が有った。
イリスの顔を見ると、エメラルドの眼差しは俺を求めている。
「いこうか、イリス」
俺がイリスに語りかけると、イリスは紅潮した顔で微笑みながらコクリと頷く。
イリスが頷くと桃色の髪がサラリと揺れた。
花園には薔薇とイバラのアーチがあり、もう一人の俺は薔薇とイバラのアーチをくぐる。
相棒、調子はどうだい?
最高さ、もう一人の俺!
「ソウタさま……んっ……♡」
イリスは何やら今まで見せた事のない顔をした。
それは今まで誰にも見せてこなかった顔。
そもそも今になって初めてした顔なのだ。
それにしても、これは……。
俺は生れて初めて花のアーチを潜った。
そのあまりの甘美なる妖艶さに眩惑され、そのあまりにも荘厳なる香りに耳を澄まし、花のアーチの隙間から射し込む生命の太陽の輝きに自分自身が産み落とす影が伸びる事を予感する。
愛アモールの雫は肉体の化学反応で結晶した。
俺とイリスは一つになる。
「イリスッ!イリスッ!!イリスッ!!!」
「ソウタさまっ!ソウタさまっ!!ソウタさまっ!!!」
俺とイリスは互いを見詰め合い、手を繋ぎ握り合い、互いの名を呼び合った。
「イリスッ!イリスッ!!イリスッ!!!」
「ソウタさまっ!ソウタさまっ!!ソウタさまっ!!!」
俺とイリスの世界はスピードを増していく。
他の誰にも付いて来れないほどに。
「ソウタさまっ!わたしっ、わたしもうっ!!」
「俺もだっ!イリスッ!!」
俺とイリスは自分が高まっていく事を感じ、それが相手も同様であることを悟る。
「イリスッ……!」
「ソウタさまっ……!」
俺とイリスは目を瞑った。
しかしその瞬間俺とイリスは全てを共有しているのを互いに感じ取る。
俺とイリスは目を閉じ手を繋ぎ裸のまま隣り合い眠った。
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