俺だけ愛してよ!!!!!

ひな

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「浮気してるよ。」

「っ……!」

「可愛くて、頼りになる年下の後輩としてる。ずーっと前からね。」

(………?)

あれ、

思っていたのとちがう。


「……なんで、そんなに、潔いの?」

「大輔と離れたいからだよ。」

「………え?」

「大輔のメンヘラ加減にうんざりなんだ。いつも重たいっていうかさ、彼氏に求める欲求が多いんだよ。」

「っ……でも、そんなところも好きって」

「面倒くさいから適当に言ってたんだよ。」

「…………」

なんで?

冷たい

春馬が 冷たい

手が 冷たい

「……触らないでくんない?」

俺が握った 春馬の手 払われた


「そもそもさ、大輔と俺とじゃ月とスッポンだよね。大輔は俺より低いランクの部署じゃん。」

やめて

「………俺が、他の人と話してたらすぐ嫉妬するところも無理」

やめ  て

「ずっと同じ学校に通ってるけど全部俺のほうが上だし……大輔さ、俺に勝てるとこあるの?」

(……………)

「………何も言い返さないってことはそういうことだよね。俺が大輔と別れたい理由、全部話したからこれでさよならでいい?」

「っ……やだっ、まって」

「待たない。」

(まって)

本当に 別れるの   ?


俺と 春馬は 仲良かった じゃん


春馬はずっと 我慢 してた?

俺が 春馬を想って 泣いてるのも

 俺が 春馬と キスしていたのも


全部、嘘………?


(そういえば………)


俺から聞かないと 春馬は 俺のこと 好きって言ってくれ なかった。


「…………最低。」

「先に告白した大輔が悪いよ。」

“告白”………?


「……俺は、した覚えない。」


「酔ってたから覚えてないだけだろ。」

「なら……それがわかるならっ……なんで、俺とずっと付き合ってるの……?」

「………ごっこだよ、遊び。」



そんなわけない

嘘つくなよ



違う


  『大輔には俺がいるから大丈夫だよ。』


 違う



 『大輔と付き合えて幸せだよ。』


違う、違う、違う


こんな春馬は偽物だ。


本当の、春馬は………







「理解した?俺は大輔のことなんてだーいきらいだよ?」


「………………」



分かっている。


こんなの、ダメだって。


だって、これは相手の信頼を失う……


いや、信頼なんていらない。



愛は自分で手に入れないと……




春馬は出て行ってしまう。






 止まれ
「”【Stop】”」






そう言うと春馬は顔が真っ青になった。


(なんでだろ)


俺のこと捨てようとしたのに、なんでそんな顔ができるの?



「……Domだったの?」


「……………」


春馬に嫌われたくなくて嘘ついてた。


俺は知っていた。春馬がSubだってこと。


「ごめんね。」

春馬が悲しむと思って命令なんてしたくなかった。


だって、春馬が悪いんだよ。


ウワキしたんだから。










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