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第4章 沈黙の山
6話
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月は光輝き、星たちのまたたきを消してしまう。
だからこそ月は、闇を寄せ付けやすい……。
吏紀が自分の手の項を見つめてから、優の胸に抱えられているゲイルの予言書を見、言った。
「校長から受けた任務の印が消えた。俺たちはダイナモンに帰らなければならない」
業校長から与えられたミッションが完了したら消えるという、青い星が、ダイナモンの生徒それぞれの手の項から消えていた。
予言に該当する魔法使いを見つけ、ゲイルの予言書を手に入れたからだ。
「ここからダイナモン魔法学校までは、どれくらいあるの?」
永久が訊ねると、吏紀が困ったように笑って言った。
「真っすぐ飛び続けたとして、せいぜい3日くらいか」
「つまり、遠いってことね」
永久が落胆を見せた。3日間も空を飛び続けるなんて、今の永久にはまだ無理だ。
「3日間もお荷物を抱えて飛び続けるなんて、俺には絶対無理だからな」
朱雀が地面にしゃがみこんでいる優を顎で指して、念を押すように抗議した。
「確か、沈黙の山には魔女の墓を見張るために校長が配置した、魔法界公安部のエリートたちが常駐しているはずでしょう? 彼らに事情を説明して、魔法ポータルを借りるのはどうかしら」
と、美空が冷静に提案する。
「いい考えだと思う。でも、随分静かだな。見張りの公安部たちは、夜は寝てるのか? 俺たち、あんなに派手に落ちて来たんだから、そろそろ、あっちから姿を現して来てもおかしくないはずなのに」
空が辺りを見回すが、風もなく、虫たちの鳴き声さえ聞こえない、本当に静かな闇が広がるばかりだ。
「警戒して、遠くから俺たちの様子を伺ってるのかもしれない。救難信号を上げてみよう」
そう言った吏紀が、杖の先から花火のような光を2回打ち上げた。
始めの光は、一本のシンプルな紫色の光。そして2度目の光は、大鷲の形になって空を一度旋回して消えた。
それを見ていた優が歓声を上げる。
「すごい技だね。今のはどんな意味なの? かっこいいね」
「1本の直線的な光は、魔法界の救難信号なのさ。2度目の光は、言うまでもなく鷲だ。鷲はダイナモン魔法学校の校章なんだ」
「つまり、『助けてください、ダイナモン魔法学校の生徒です』って意味ね」
流和が要約してくれた。
だが、それから数分待っても、何も起こらない。
――寒いよ、湿気っちゃうよ。
と、ゲイルの予言書が文句を言い始めたので、優は本の背表紙をそっと撫でてやった。
「なあ、覚えてるか」
突然、朱雀が考え込むように空と吏紀に向かって話し始めた。
「俺たちが校長から任務を受けたとき、校長が言ってただろ。闇の魔法使いの動きを探っていた魔法公安部のエージェントが3人、死体となって発見された、って。それって、ここだったよな」
「今、それを言うなよ朱雀。流和たちが恐がるだろ」
空が朱雀をとがめるが、朱雀はそれを無視して続ける。
「変だろう、この静けさは。もしかすると、魔女の墓を見張っていた公安部も、すでに殺られてるのかも」
「でも、奴らが魔女を復活させるのは、赤き月が昇る夜のはずでしょう?」
「そう、まだ数週間先の話さ。脅かすようなことを言うのは止めろよ、朱雀」
「吏紀はどう思う?」
「公安部が闇の魔法使いに殺られたかってことか? そんなの、わからない。だが、どちらにしろ問題は1つだ。公安部に助けてもらえないなら、どうやって俺たちはダイナモンに帰る?」
聖羅が一番先に口を開いた。
「空を飛べる者だけがダイナモンに帰り、助けを呼ぶのが一番いいと思うわ」
「最高速度で飛んだとして片道3日。帰りはポータルで戻れたとしても、残された者は少なくとも3日間はここで自給自足しなくちゃならない」
空が心配そうに言った。
すると、流和が聖羅に反論する。
「ここには黒狼がいるし、都会暮らしの優や永久には、3日も自給自足なんて無理よ」
「仕方ないでしょ、飛べないんだから。それとも、じゃああなたたちは歩いてダイナモンに帰る? まあ、無理だろうけどね」
聖羅と流和が睨みあった。
「私はいいけど、優と永久は、魔法界とは何も関係がなかったのに、あなたたちの都合でベラドンナから連れ出したんじゃないの。それなのに、いざピンチになったら、空を飛べない者は見捨ててもいいってわけ?」
「仕方ないわ。みんなでここで野たれ死ぬわけには、いかないでしょう? 私たちはいつも生きるか死ぬかなの。あなたたちみたいな甘っちょろい友情なんて、生きるためには邪魔になるだけよ」
「生きることが、友を見捨てるということなら、私はここに残る。優や永久だけ残しては行けない」
「勝手にすればいいでしょう。弱い者は死ねばいい」
「聖羅、ちょっと言い過ぎだ」
吏紀が、気まずそうにたしなめた。
弱い者は死ぬ。それは今まで、吏紀も朱雀も、空も思って来たことだった。闘えなければ、生き残れない。それが、ダイナモンでは常識なのだ。みんなそう、教育されてきたし、実際に経験してきた。
「吏紀の言うとおりだ、聖羅。ダイナモンのルールを、ベラドンナの生徒にも押しつけるのは少し、無理があると思う。どうだろう、この中で一番早く飛べる者がダイナモンに助けを呼びに行き、残りは全員でこの場所に残るっていうのは」
と、空が提案した。
「全員が生き残る可能性が最も高いのは、その方法だな、空。そして、俺たちの中で一番早く、空を飛べるのは朱雀だ」
全員が朱雀を見た。
それまで、ニヤニヤしながら流和や聖羅のケンカ腰のやりとりを見ていた朱雀が、一転、嫌な顔をした。
「3日も飛び続けるなんて重労働、俺は絶対にごめんだね」
「朱雀なら、2日で飛べるだろう」
「だとしても嫌だ。疲れるだろう」
「お前な、この状況でよくもそんなことが言えるな。命がかかってるっていうのに」
「だからって、どうして俺ばかりがいつも重労働させられるんだ?」
「一番多く、面倒を起こすのもお前だからさ」
「なんだと、空」
今度は空と朱雀がケンカ腰で睨みあったので、それを見て優がニヤニヤし始めた。
「いい加減にしてくれ! ケンカしてる場合じゃないだろう」
吏紀が、苛立ちを隠さない声で怒鳴った。
「こんなときに子犬みたいにキャンキャン騒ぐなんて、どうかしてる」
「子犬だって?! おいおいよしてくれ」
「せめて雄獅子に例えてくれよ」
空と朱雀が揃って吏紀に詰め寄る。
「挑発には乗らないぞ、もう終わりだ。朱雀、お前らしくないぞ。今までなら、仲間をいつも冷静にリードしてくれたじゃないか。ベラドンナの生徒と関わり合って以来、なんかお前、変わったよ。まあ、今はそんなことを言っても始まらないが、じゃあ、お前はどうしたい? 他にいい案があるのか」
「空を飛ぶのは非効率的。おまけに、空を飛べないお荷物がいるこの状況では尚更だ。だから、始めの考えに戻るんだ。公安部のポータルを借りて、みんなでダイナモンに帰るのさ」
「だが、肝心の公安部はどこにいる? 現れないじゃないか」
「ああ、言い忘れてたな。前に仕事で、俺はこの場所に来たことがある」
「なんだって?」
「だから、ポータルの隠し場所を知ってるんだ、実際、それを使ってダイナモンに帰ったんだからな」
「でも、公安部がいないのに、勝手にポータルを使ってもいいの?」
と、美空が口を挟んだ。
朱雀がそれに応えて、手をひらひら返した。
「持ち主不在ということなら、勝手に使わせてもらってもいいだろう。非常事態なんだから」
「なるほど、理屈は通ってるな」
吏紀が頷く。
「ポータルは鏡抜け魔法よりも簡単だし、一瞬でダイナモンに帰れる。公安部の力を借りなくても、俺たちだけでできるだろう」
「だけど、それを知ってたならどうして最初から言わなかったんだ? もっと早く言ってくれれば、くだらないことで揉める必要もなかったのに」
空に言われて、朱雀がまたニヤリと頬をゆるめた。
「女たちの生き残りをかけた醜い言い争いを、もっと見ていたかったのさ。こういう状況になれば絶対、揉めると思った」
朱雀がそう言って、流和と聖羅を同時に人差し指でさして大笑いを始めた。
流和が顔を赤黒くふくらませた。
聖羅は、フンと朱雀に背を向ける。
それを見ていた永久と美空がそれぞれに口を開く。
「呆れた人だわ」
「まあ、そんなことだと思ったわよ」
優は、ゲイルの予言書をあやすことに気を取られ、朱雀のことはそっちのけだ。
先ほどからゲイルの予言書は、眠たいのかグズグズ文句を言っている。
ベラドンナの図書室の本棚じゃないと、どうしても安心して眠れないから、帰りたいと言い始まった。
帰れるものならすぐにでも帰ってあげたいが、今やそれは、ダイナモンに行くことよりも難しくなってしまったようだ。
だからこそ月は、闇を寄せ付けやすい……。
吏紀が自分の手の項を見つめてから、優の胸に抱えられているゲイルの予言書を見、言った。
「校長から受けた任務の印が消えた。俺たちはダイナモンに帰らなければならない」
業校長から与えられたミッションが完了したら消えるという、青い星が、ダイナモンの生徒それぞれの手の項から消えていた。
予言に該当する魔法使いを見つけ、ゲイルの予言書を手に入れたからだ。
「ここからダイナモン魔法学校までは、どれくらいあるの?」
永久が訊ねると、吏紀が困ったように笑って言った。
「真っすぐ飛び続けたとして、せいぜい3日くらいか」
「つまり、遠いってことね」
永久が落胆を見せた。3日間も空を飛び続けるなんて、今の永久にはまだ無理だ。
「3日間もお荷物を抱えて飛び続けるなんて、俺には絶対無理だからな」
朱雀が地面にしゃがみこんでいる優を顎で指して、念を押すように抗議した。
「確か、沈黙の山には魔女の墓を見張るために校長が配置した、魔法界公安部のエリートたちが常駐しているはずでしょう? 彼らに事情を説明して、魔法ポータルを借りるのはどうかしら」
と、美空が冷静に提案する。
「いい考えだと思う。でも、随分静かだな。見張りの公安部たちは、夜は寝てるのか? 俺たち、あんなに派手に落ちて来たんだから、そろそろ、あっちから姿を現して来てもおかしくないはずなのに」
空が辺りを見回すが、風もなく、虫たちの鳴き声さえ聞こえない、本当に静かな闇が広がるばかりだ。
「警戒して、遠くから俺たちの様子を伺ってるのかもしれない。救難信号を上げてみよう」
そう言った吏紀が、杖の先から花火のような光を2回打ち上げた。
始めの光は、一本のシンプルな紫色の光。そして2度目の光は、大鷲の形になって空を一度旋回して消えた。
それを見ていた優が歓声を上げる。
「すごい技だね。今のはどんな意味なの? かっこいいね」
「1本の直線的な光は、魔法界の救難信号なのさ。2度目の光は、言うまでもなく鷲だ。鷲はダイナモン魔法学校の校章なんだ」
「つまり、『助けてください、ダイナモン魔法学校の生徒です』って意味ね」
流和が要約してくれた。
だが、それから数分待っても、何も起こらない。
――寒いよ、湿気っちゃうよ。
と、ゲイルの予言書が文句を言い始めたので、優は本の背表紙をそっと撫でてやった。
「なあ、覚えてるか」
突然、朱雀が考え込むように空と吏紀に向かって話し始めた。
「俺たちが校長から任務を受けたとき、校長が言ってただろ。闇の魔法使いの動きを探っていた魔法公安部のエージェントが3人、死体となって発見された、って。それって、ここだったよな」
「今、それを言うなよ朱雀。流和たちが恐がるだろ」
空が朱雀をとがめるが、朱雀はそれを無視して続ける。
「変だろう、この静けさは。もしかすると、魔女の墓を見張っていた公安部も、すでに殺られてるのかも」
「でも、奴らが魔女を復活させるのは、赤き月が昇る夜のはずでしょう?」
「そう、まだ数週間先の話さ。脅かすようなことを言うのは止めろよ、朱雀」
「吏紀はどう思う?」
「公安部が闇の魔法使いに殺られたかってことか? そんなの、わからない。だが、どちらにしろ問題は1つだ。公安部に助けてもらえないなら、どうやって俺たちはダイナモンに帰る?」
聖羅が一番先に口を開いた。
「空を飛べる者だけがダイナモンに帰り、助けを呼ぶのが一番いいと思うわ」
「最高速度で飛んだとして片道3日。帰りはポータルで戻れたとしても、残された者は少なくとも3日間はここで自給自足しなくちゃならない」
空が心配そうに言った。
すると、流和が聖羅に反論する。
「ここには黒狼がいるし、都会暮らしの優や永久には、3日も自給自足なんて無理よ」
「仕方ないでしょ、飛べないんだから。それとも、じゃああなたたちは歩いてダイナモンに帰る? まあ、無理だろうけどね」
聖羅と流和が睨みあった。
「私はいいけど、優と永久は、魔法界とは何も関係がなかったのに、あなたたちの都合でベラドンナから連れ出したんじゃないの。それなのに、いざピンチになったら、空を飛べない者は見捨ててもいいってわけ?」
「仕方ないわ。みんなでここで野たれ死ぬわけには、いかないでしょう? 私たちはいつも生きるか死ぬかなの。あなたたちみたいな甘っちょろい友情なんて、生きるためには邪魔になるだけよ」
「生きることが、友を見捨てるということなら、私はここに残る。優や永久だけ残しては行けない」
「勝手にすればいいでしょう。弱い者は死ねばいい」
「聖羅、ちょっと言い過ぎだ」
吏紀が、気まずそうにたしなめた。
弱い者は死ぬ。それは今まで、吏紀も朱雀も、空も思って来たことだった。闘えなければ、生き残れない。それが、ダイナモンでは常識なのだ。みんなそう、教育されてきたし、実際に経験してきた。
「吏紀の言うとおりだ、聖羅。ダイナモンのルールを、ベラドンナの生徒にも押しつけるのは少し、無理があると思う。どうだろう、この中で一番早く飛べる者がダイナモンに助けを呼びに行き、残りは全員でこの場所に残るっていうのは」
と、空が提案した。
「全員が生き残る可能性が最も高いのは、その方法だな、空。そして、俺たちの中で一番早く、空を飛べるのは朱雀だ」
全員が朱雀を見た。
それまで、ニヤニヤしながら流和や聖羅のケンカ腰のやりとりを見ていた朱雀が、一転、嫌な顔をした。
「3日も飛び続けるなんて重労働、俺は絶対にごめんだね」
「朱雀なら、2日で飛べるだろう」
「だとしても嫌だ。疲れるだろう」
「お前な、この状況でよくもそんなことが言えるな。命がかかってるっていうのに」
「だからって、どうして俺ばかりがいつも重労働させられるんだ?」
「一番多く、面倒を起こすのもお前だからさ」
「なんだと、空」
今度は空と朱雀がケンカ腰で睨みあったので、それを見て優がニヤニヤし始めた。
「いい加減にしてくれ! ケンカしてる場合じゃないだろう」
吏紀が、苛立ちを隠さない声で怒鳴った。
「こんなときに子犬みたいにキャンキャン騒ぐなんて、どうかしてる」
「子犬だって?! おいおいよしてくれ」
「せめて雄獅子に例えてくれよ」
空と朱雀が揃って吏紀に詰め寄る。
「挑発には乗らないぞ、もう終わりだ。朱雀、お前らしくないぞ。今までなら、仲間をいつも冷静にリードしてくれたじゃないか。ベラドンナの生徒と関わり合って以来、なんかお前、変わったよ。まあ、今はそんなことを言っても始まらないが、じゃあ、お前はどうしたい? 他にいい案があるのか」
「空を飛ぶのは非効率的。おまけに、空を飛べないお荷物がいるこの状況では尚更だ。だから、始めの考えに戻るんだ。公安部のポータルを借りて、みんなでダイナモンに帰るのさ」
「だが、肝心の公安部はどこにいる? 現れないじゃないか」
「ああ、言い忘れてたな。前に仕事で、俺はこの場所に来たことがある」
「なんだって?」
「だから、ポータルの隠し場所を知ってるんだ、実際、それを使ってダイナモンに帰ったんだからな」
「でも、公安部がいないのに、勝手にポータルを使ってもいいの?」
と、美空が口を挟んだ。
朱雀がそれに応えて、手をひらひら返した。
「持ち主不在ということなら、勝手に使わせてもらってもいいだろう。非常事態なんだから」
「なるほど、理屈は通ってるな」
吏紀が頷く。
「ポータルは鏡抜け魔法よりも簡単だし、一瞬でダイナモンに帰れる。公安部の力を借りなくても、俺たちだけでできるだろう」
「だけど、それを知ってたならどうして最初から言わなかったんだ? もっと早く言ってくれれば、くだらないことで揉める必要もなかったのに」
空に言われて、朱雀がまたニヤリと頬をゆるめた。
「女たちの生き残りをかけた醜い言い争いを、もっと見ていたかったのさ。こういう状況になれば絶対、揉めると思った」
朱雀がそう言って、流和と聖羅を同時に人差し指でさして大笑いを始めた。
流和が顔を赤黒くふくらませた。
聖羅は、フンと朱雀に背を向ける。
それを見ていた永久と美空がそれぞれに口を開く。
「呆れた人だわ」
「まあ、そんなことだと思ったわよ」
優は、ゲイルの予言書をあやすことに気を取られ、朱雀のことはそっちのけだ。
先ほどからゲイルの予言書は、眠たいのかグズグズ文句を言っている。
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