148 / 252
148 良くなったなあ、と医者は言った
しおりを挟む
息を切らせて病院にやって来た晃は、ベッドに座って話している一太を見て、ふうぅ、と長い息を吐いた。
「よか、良かった、いっちゃん。元気そうで」
「大丈夫ってメールしたでしょ」
「そうだけど。そうなんだけど」
陽子の言葉にもごもごと返事をして、晃は小さなハンカチで汗を拭った。季節は冬だというのに、どれだけ急いで病院まで来たのだろう。羽織っていたジャンバーを脱いで手に持ち、眉を下げて一太のベッド横に立った。
「お、おかえり?」
「ただいま」
なんと言えばいいのか。悩んでから一太が言った言葉は不自然に語尾が上がってしまったが、にっこり笑った晃は普通に答えてくれた。
「皆、心配してたよ。ゆっくり休んで、しっかり治してきてねって」
「みんな……?」
「店長も、田谷さんも丸川さんも田上さんも、みんな」
今日の朝は休みのはずだった仕事仲間の田上の名前が出てきて、一太は申し訳なくなった。田上さんは、今日は夜のシフトだったはずだ。夜はどうするんだろう?
「シフトは何とかするから、しっかり治してからまた来てくださいって店長が言ってたから。いっちゃんは何にも心配いらないからね」
「うん……」
そうだ。一太がここでヤキモキしたところで、何の足しにもなりはしない。どうしても、手伝いにはいけないのだ。ちょっと恨めしげに、点滴の針に目をやってしまう。繋がっているコイツが、どうにも邪魔だった。
陽子が、座っていたベッド横の椅子から立ち上がって晃に譲る。晃は、遠慮なくそこに座って、また話し始めた。
「店長が、お見舞いって言って果物をくれようとするからさ。今、いっちゃん、治療で何にも食べられないから貰えませんって言ったら、それはへこむなぁ、俺には耐えられないなあって本当に嫌そうな顔しててさ。丸川さんが、店長も何日か絶食しないと、最近お腹が出てきてヤバいですよって言って、皆で大笑いしてたんだよ」
晃の話に出てくるアルバイト先の人たちの姿や口調が頭に浮かんできて、一太はふふ、と笑ってしまう。
「田谷さんは、村瀬くんがまた痩せてしまうってすんごく心配してた。退院したら、たくさん食べさせるようにって約束させられたよ」
「俺、すごく太ったから全然大丈夫なのに」
晃と知り合ってから、三食きっちり食べて、デザートも食べて、何ならおやつも食べて、一太の体にはどんどん肉が付いている。体重は確実に増えているはずなのに、体の動きは軽くなっていくのが不思議だった。とはいえ、少ない食べ物で生きていたために小さくなってしまった一太の胃は、食べ過ぎると腹を下すので、一太のできる範囲での大食いだ。それでも徐々に体に肉が付いて、かかりつけ医や晃や友達、松島家の人たちに、しっかり食べて偉い、と褒めてもらっていた。
食べ物を食べただけで褒めてもらえるなんてなあ、と驚いて、それから、とても嬉しかったのはつい最近の話。今回は、皆に心配してもらって、とにかくしっかり治せと言ってもらっている。
世界は、こんなにも優しさに溢れていたのか。
「ありがとう、晃くん」
こんな、暖かい世界へ連れてきてくれて。
「ありがとうございます、陽子さん。ありがとうございます、誠さん」
たくさん助けてくれて。
「うん。どういたしまして」
陽子は、にこにこ笑ってそう言った。それから、また何か困ったことがあったらすぐに連絡するのよ、と何度も言って、誠と二人で帰って行った。一太は、何度も振り返って手を振る陽子と誠の姿が見えなくなるまで、何度も頭を下げながら見送った。
晃はその後、夕方まで病院にいてから、一太と二人で暮らす家へと帰って行った。本当は、面会時間の間ずっといたいんだけど、洗濯とかしなくちゃいけないからごめんね、と言い残して。
晃は、面会時間中は、一太の体を拭いて、水のいらないシャンプーで髪の毛をすっきりさせてくれて、点滴の交換の間にパジャマに着替える手伝いをしてくれた。晃が、あまりに楽しそうにお世話をしてくれるものだから、一太はなんだか笑ってしまった。そうして笑って、ありがとうと言ったら、晃がますます楽しそうにしていたから、一太まで楽しい気分になってしまった。
俺、お世話をするよりされる方が好きかもしれない、と一太は思う。された覚えが無いから、知らなかっただけなのかも。この気持ち良さを知ってしまったら、どこまでも甘えてしまいそうで少し怖かった。気を付けなくては。
晃が帰った後、ご飯が食べられず、風呂やシャワーもできない一太は何もすることがなく、陽子が積んでいってくれた漫画本を読んだ。とても面白くて、消灯です、と言われるまでずっと読んでいた。この状況に落ち込む暇もなかった。なるほど。これは正しい入院生活の過ごし方かもしれない。
寝る前に、と携帯電話を確認すると、晃と陽子からのメッセージが入っていた。
陽子は、午後六時時頃に『家に着いたよ。また何か困ったことがあれば言ってね』と一つ。そして、つい先ほどの午後九時頃に『おやすみ』と一つ。
晃も、同じく午後九時頃に『おやすみ、また明日』と書いてあった。
一太は、二人とも、病院の消灯時間をしっかり把握しているんだな、と思って少し笑った。おやすみなさい、ありがとう、とメッセージを返して、携帯電話を枕元に置く。自分はなんて幸せなんだろう、と思いながらぐっすり眠った。昼間、何もしていなくても昼寝をしてもこんなに眠れるのか、と驚いた。
朝の診察には、夏の入院の時からずっと一太のことを診てくれている若い医者が来て、災難だったなあ、と笑った。
「折角、肉がついてきたのに絶食かあ。悔しいな」
「悔しいんですか?」
「悔しいだろー。カロリーの高い点滴入れようかな」
本当にそんな物があるのかどうか知らないけれど、あはは、と笑う医者を見ていると、一太はものすごくほっとした。一緒になって笑ったら、良くなったなあ、と頭を撫でられた。診察のために伸ばされていた手が痛いことをするはずないと分かっていたから、首を竦めることもなかった。気持ち良かった。
その後、確認した携帯電話にはまた、晃と陽子から、おはようのメッセージが届いていて、一太も、おはようございます、と返した。それだけで、ものすごく心強かった。
一太は、そんな感じで四日間を過ごして退院した。入院費は、食事代がいらなくても高かった。
「よか、良かった、いっちゃん。元気そうで」
「大丈夫ってメールしたでしょ」
「そうだけど。そうなんだけど」
陽子の言葉にもごもごと返事をして、晃は小さなハンカチで汗を拭った。季節は冬だというのに、どれだけ急いで病院まで来たのだろう。羽織っていたジャンバーを脱いで手に持ち、眉を下げて一太のベッド横に立った。
「お、おかえり?」
「ただいま」
なんと言えばいいのか。悩んでから一太が言った言葉は不自然に語尾が上がってしまったが、にっこり笑った晃は普通に答えてくれた。
「皆、心配してたよ。ゆっくり休んで、しっかり治してきてねって」
「みんな……?」
「店長も、田谷さんも丸川さんも田上さんも、みんな」
今日の朝は休みのはずだった仕事仲間の田上の名前が出てきて、一太は申し訳なくなった。田上さんは、今日は夜のシフトだったはずだ。夜はどうするんだろう?
「シフトは何とかするから、しっかり治してからまた来てくださいって店長が言ってたから。いっちゃんは何にも心配いらないからね」
「うん……」
そうだ。一太がここでヤキモキしたところで、何の足しにもなりはしない。どうしても、手伝いにはいけないのだ。ちょっと恨めしげに、点滴の針に目をやってしまう。繋がっているコイツが、どうにも邪魔だった。
陽子が、座っていたベッド横の椅子から立ち上がって晃に譲る。晃は、遠慮なくそこに座って、また話し始めた。
「店長が、お見舞いって言って果物をくれようとするからさ。今、いっちゃん、治療で何にも食べられないから貰えませんって言ったら、それはへこむなぁ、俺には耐えられないなあって本当に嫌そうな顔しててさ。丸川さんが、店長も何日か絶食しないと、最近お腹が出てきてヤバいですよって言って、皆で大笑いしてたんだよ」
晃の話に出てくるアルバイト先の人たちの姿や口調が頭に浮かんできて、一太はふふ、と笑ってしまう。
「田谷さんは、村瀬くんがまた痩せてしまうってすんごく心配してた。退院したら、たくさん食べさせるようにって約束させられたよ」
「俺、すごく太ったから全然大丈夫なのに」
晃と知り合ってから、三食きっちり食べて、デザートも食べて、何ならおやつも食べて、一太の体にはどんどん肉が付いている。体重は確実に増えているはずなのに、体の動きは軽くなっていくのが不思議だった。とはいえ、少ない食べ物で生きていたために小さくなってしまった一太の胃は、食べ過ぎると腹を下すので、一太のできる範囲での大食いだ。それでも徐々に体に肉が付いて、かかりつけ医や晃や友達、松島家の人たちに、しっかり食べて偉い、と褒めてもらっていた。
食べ物を食べただけで褒めてもらえるなんてなあ、と驚いて、それから、とても嬉しかったのはつい最近の話。今回は、皆に心配してもらって、とにかくしっかり治せと言ってもらっている。
世界は、こんなにも優しさに溢れていたのか。
「ありがとう、晃くん」
こんな、暖かい世界へ連れてきてくれて。
「ありがとうございます、陽子さん。ありがとうございます、誠さん」
たくさん助けてくれて。
「うん。どういたしまして」
陽子は、にこにこ笑ってそう言った。それから、また何か困ったことがあったらすぐに連絡するのよ、と何度も言って、誠と二人で帰って行った。一太は、何度も振り返って手を振る陽子と誠の姿が見えなくなるまで、何度も頭を下げながら見送った。
晃はその後、夕方まで病院にいてから、一太と二人で暮らす家へと帰って行った。本当は、面会時間の間ずっといたいんだけど、洗濯とかしなくちゃいけないからごめんね、と言い残して。
晃は、面会時間中は、一太の体を拭いて、水のいらないシャンプーで髪の毛をすっきりさせてくれて、点滴の交換の間にパジャマに着替える手伝いをしてくれた。晃が、あまりに楽しそうにお世話をしてくれるものだから、一太はなんだか笑ってしまった。そうして笑って、ありがとうと言ったら、晃がますます楽しそうにしていたから、一太まで楽しい気分になってしまった。
俺、お世話をするよりされる方が好きかもしれない、と一太は思う。された覚えが無いから、知らなかっただけなのかも。この気持ち良さを知ってしまったら、どこまでも甘えてしまいそうで少し怖かった。気を付けなくては。
晃が帰った後、ご飯が食べられず、風呂やシャワーもできない一太は何もすることがなく、陽子が積んでいってくれた漫画本を読んだ。とても面白くて、消灯です、と言われるまでずっと読んでいた。この状況に落ち込む暇もなかった。なるほど。これは正しい入院生活の過ごし方かもしれない。
寝る前に、と携帯電話を確認すると、晃と陽子からのメッセージが入っていた。
陽子は、午後六時時頃に『家に着いたよ。また何か困ったことがあれば言ってね』と一つ。そして、つい先ほどの午後九時頃に『おやすみ』と一つ。
晃も、同じく午後九時頃に『おやすみ、また明日』と書いてあった。
一太は、二人とも、病院の消灯時間をしっかり把握しているんだな、と思って少し笑った。おやすみなさい、ありがとう、とメッセージを返して、携帯電話を枕元に置く。自分はなんて幸せなんだろう、と思いながらぐっすり眠った。昼間、何もしていなくても昼寝をしてもこんなに眠れるのか、と驚いた。
朝の診察には、夏の入院の時からずっと一太のことを診てくれている若い医者が来て、災難だったなあ、と笑った。
「折角、肉がついてきたのに絶食かあ。悔しいな」
「悔しいんですか?」
「悔しいだろー。カロリーの高い点滴入れようかな」
本当にそんな物があるのかどうか知らないけれど、あはは、と笑う医者を見ていると、一太はものすごくほっとした。一緒になって笑ったら、良くなったなあ、と頭を撫でられた。診察のために伸ばされていた手が痛いことをするはずないと分かっていたから、首を竦めることもなかった。気持ち良かった。
その後、確認した携帯電話にはまた、晃と陽子から、おはようのメッセージが届いていて、一太も、おはようございます、と返した。それだけで、ものすごく心強かった。
一太は、そんな感じで四日間を過ごして退院した。入院費は、食事代がいらなくても高かった。
677
あなたにおすすめの小説
捨てられた生贄オメガ、魔王城で極上の『巣作り』始めます!~不眠症の魔王様、私のクッションで爆睡して溺愛モードに突入~
水凪しおん
BL
「役立たずのオメガ」として冷遇され、血も涙もない魔王への生贄として捨てられたリノ。
死を覚悟して連れてこられた魔王城は、寒くて硬くて、居住性最悪のブラック環境だった!?
「こんなところで寝られるか!」
極限状態で発動したオメガ特有の『巣作り本能』と、神業レベルの裁縫スキルが火を噴く!
ゴミ同然の布切れをフカフカのクッションに、冷たい石床を極上のラグマットにリフォーム。
すると、不眠症で常にイライラしていた魔王ザルドリスが、リノの作った「巣」のあまりの快適さに陥落してしまい……?
「……貴様、私を堕落させる気か」
(※いいえ、ただ快適に寝たいだけです)
殺されるどころか、魔王様に気に入られ、気付けば城中がリノの虜に。
捨てられた生贄オメガが、裁縫一つで魔王城を「世界一のマイホーム」に変える、ほのぼの逆転溺愛ファンタジー!
本気になった幼なじみがメロすぎます!
文月あお
BL
同じマンションに住む年下の幼なじみ・玲央は、イケメンで、生意気だけど根はいいやつだし、とてもモテる。
俺は失恋するたびに「玲央みたいな男に生まれたかったなぁ」なんて思う。
いいなぁ玲央は。きっと俺より経験豊富なんだろうな――と、つい出来心で聞いてしまったんだ。
「やっぱ唇ってさ、やわらけーの?」
その軽率な質問が、俺と玲央の幼なじみライフを、まるっと変えてしまった。
「忘れないでよ、今日のこと」
「唯くんは俺の隣しかだめだから」
「なんで邪魔してたか、わかんねーの?」
俺と玲央は幼なじみで。男同士で。生まれたときからずっと一緒で。
俺の恋の相手は女の子のはずだし、玲央の恋の相手は、もっと素敵な人であるはずなのに。
「素数でも数えてなきゃ、俺はふつーにこうなんだよ、唯くんといたら」
そんな必死な顔で迫ってくんなよ……メロすぎんだろーが……!
【攻め】倉田玲央(高一)×【受け】五十嵐唯(高三)
イケメン後輩のスマホを拾ったらロック画が俺でした
天埜鳩愛
BL
☆本編番外編 完結済✨ 感想嬉しいです!
元バスケ部の俺が拾ったスマホのロック画は、ユニフォーム姿の“俺”。
持ち主は、顔面国宝の一年生。
なんで俺の写真? なんでロック画?
問い詰める間もなく「この人が最優先なんで」って宣言されて、女子の悲鳴の中、肩を掴まれて連行された。……俺、ただスマホ届けに来ただけなんだけど。
頼られたら嫌とは言えない南澤燈真は高校二年生。クールなイケメン後輩、北門唯が置き忘れたスマホを手に取ってみると、ロック画が何故か中学時代の燈真だった! 北門はモテ男ゆえに女子からしつこくされ、燈真が助けることに。その日から学年を越え急激に仲良くなる二人。燈真は誰にも言えなかった悩みを北門にだけ打ち明けて……。一途なメロ後輩 × 絆され男前先輩の、救いすくわれ・持ちつ持たれつラブ!
☆ノベマ!の青春BLコンテスト最終選考作品に加筆&新エピソードを加えたアルファポリス版です。
イケメン俳優は万年モブ役者の鬼門です
はねビト
BL
演技力には自信があるけれど、地味な役者の羽月眞也は、2年前に共演して以来、大人気イケメン俳優になった東城湊斗に懐かれていた。
自分にはない『華』のある東城に対するコンプレックスを抱えるものの、どうにも東城からのお願いには弱くて……。
ワンコ系年下イケメン俳優×地味顔モブ俳優の芸能人BL。
外伝完結、続編連載中です。
ブラコンすぎて面倒な男を演じていた平凡兄、やめたら押し倒されました
あと
BL
「お兄ちゃん!一肌脱ぎます!」
完璧公爵跡取り息子許嫁攻め×ブラコン兄鈍感受け
可愛い弟と攻めの幸せのために、平凡なのに面倒な男を演じることにした受け。毎日の告白、束縛発言などを繰り広げ、上手くいきそうになったため、やめたら、なんと…?
攻め:ヴィクター・ローレンツ
受け:リアム・グレイソン
弟:リチャード・グレイソン
pixivにも投稿しています。
ひよったら消します。
誤字脱字はサイレント修正します。
また、内容もサイレント修正する時もあります。
定期的にタグも整理します。
批判・中傷コメントはお控えください。
見つけ次第削除いたします。
義兄が溺愛してきます
ゆう
BL
桜木恋(16)は交通事故に遭う。
その翌日からだ。
義兄である桜木翔(17)が過保護になったのは。
翔は恋に好意を寄せているのだった。
本人はその事を知るよしもない。
その様子を見ていた友人の凛から告白され、戸惑う恋。
成り行きで惚れさせる宣言をした凛と一週間付き合う(仮)になった。
翔は色々と思う所があり、距離を置こうと彼女(偽)をつくる。
すれ違う思いは交わるのか─────。
【完結】この契約に愛なんてないはずだった
なの
BL
劣勢オメガの翔太は、入院中の母を支えるため、昼夜問わず働き詰めの生活を送っていた。
そんなある日、母親の入院費用が払えず、困っていた翔太を救ったのは、冷静沈着で感情を見せない、大企業副社長・鷹城怜司……優勢アルファだった。
数日後、怜司は翔太に「1年間、仮の番になってほしい」と持ちかける。
身体の関係はなし、報酬あり。感情も、未来もいらない。ただの契約。
生活のために翔太はその条件を受け入れるが、理性的で無表情なはずの怜司が、ふとした瞬間に見せる優しさに、次第に心が揺らいでいく。
これはただの契約のはずだった。
愛なんて、最初からあるわけがなかった。
けれど……二人の距離が近づくたびに、仮であるはずの関係は、静かに熱を帯びていく。
ツンデレなオメガと、理性を装うアルファ。
これは、仮のはずだった番契約から始まる、運命以上の恋の物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる