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体が怠い、ちょっと熱っぽいか。…そういえばそろそろ発情期だったな。
俺は終業になると上司に発情期であることを伝え、1週間の休みをもらった。幸いにも王族の生活する城内の図書館へ学芸員という形で就職できた俺はオメガにしては良すぎるくらいの生活と給料を保証されていた。
俺の発情期は重い。とてもじゃないが1人で耐えるのは辛すぎる。だから3ヶ月に一度は街へ行き適当に気持ちよくしてくれる相手を探しに行く。
「あ~、セックス楽しい、気持ちいいって思える性格でよかった~。」
なんて小さく呟きながら1週間分の荷物をまとめ、不本意ながら抑制剤を口に含む。いい相手を見つけるまでに輪姦されたら堪らない。そのぐらいの自衛はする。
まぁ気持ち程度のものでこの抑制剤もそんなに意味ないんだけどな、と抑制剤の効きの悪い体質であることにため息を吐く。でも、もうすぐ気持ちよくなれるとややぼんやりと熱に浮かされ期待し始める後孔に嫌になるような、気持ち良くなるような……。
はやく行かなければ!
もうすでにエッチのことしか考えられない。
夜明けのまだ朝日が登りきっていない薄暗い中、城の裏門を駆け足で通り抜けようとしたところで声をかけられ、俺はげんなりした。
「おい、ムギ!また街へ行く気か?今月は俺にしとけよ。」
この国の第3王子、リアンが声をかけてきた。どうやら俺の発情期を察知して待ち伏せしていたらしい。上位のアルファは鼻が効くから恐ろしい。
「やだよ~。リアン忙しいでしょ?1週間休み取れるの?いつも最初の3日はずっと気持ちよくしてくれるけど、あとは相手してくれるの夜だけじゃん‼︎」
間髪いれず断った俺に苦虫を噛み締めた顔をして、俺の腕を引っ張ってきた。
「今週は4日だ。今日から4日、休みをもらった。な、いいだろ?」
「……っ。後の2日は?俺、寂しくなるんだけど。」
俺は腕を引っ張られ、後ろから抱きしめるようにして捕まってしまう。リアンが後ろから耳元へ話しかける。
あ~、これ、負けちゃう。気持ちいい、絶対わざと、わかってやってる。……気持ちいい~。
リアンの、アルファの香りにもうすでに脳みそはヘロヘロだ。
「あとの2日も早めに仕事を終わらせて帰ってくる。俺のいない間もちゃんと気持ちよくなれるようにするから。」
チュッとリップ音を言わせて耳に軽くキスをされる。うー、と気持ちいいのを我慢して唸り、返事をしないでいると俺を抱きしめる腕に力が入り、アルファのフェロモンが威圧的なものに変わる。
「ムギ、前の発情期は別の男に抱かれただろう。離れはいつでも好きなように使っていいって言っているはずだが?」
威圧的なフェロモンにさっきまで気持ちよかった身体が凍る。リアンと付き合っているわけではないので別に悪いことをしているわけじゃない。わかっているはずなのに、リアンの一言一言に体がビクビクと怯えを示す。
「街へ行っても俺ほどのアルファはそういないだろう。学生の時は素直に俺を頼ってきて可愛かったんだけどなぁ。なぁ、ムギ。俺は別にいいんだぞ。お前がうんと言うまでここで抱いても。」
夜が開ければ裏門は出入りの多い通路となる。知り合いも通るだろう。王族らしく傲慢さのあるリアンは本当に俺のことをここで抱くだろう。
リアンの威圧的なフェロモンがなくなり、あのいい香りに包まれ気持ちよくなってくる。
あ、これダメだ。本当にヤる気だ。
いいじゃないか、4日は丸々気持ちよくしてくれるんだ。
無理矢理言わされたのか、もう気持ちよくさせられていたのか分からないが気づいたら「離れに行くぅ~」とだらしない返事をしていた。
俺の返事を聞いてリアンは満足そうな笑みを浮かべる。
「いい子だね、ムギ。」
同い年のくせに、俺を幼子のように抱っこして額にキスをされる。アルファの腕の中、逆らえるオメガがいるだろうか。そのアルファの気持ちよさを知っていて逆らえるオメガがいるだろうか。
好きなアルファの前では抑制剤なんか効かない。目の前のアルファに夢中で、それ以外の記憶はいつも曖昧になってしまう。
俺は終業になると上司に発情期であることを伝え、1週間の休みをもらった。幸いにも王族の生活する城内の図書館へ学芸員という形で就職できた俺はオメガにしては良すぎるくらいの生活と給料を保証されていた。
俺の発情期は重い。とてもじゃないが1人で耐えるのは辛すぎる。だから3ヶ月に一度は街へ行き適当に気持ちよくしてくれる相手を探しに行く。
「あ~、セックス楽しい、気持ちいいって思える性格でよかった~。」
なんて小さく呟きながら1週間分の荷物をまとめ、不本意ながら抑制剤を口に含む。いい相手を見つけるまでに輪姦されたら堪らない。そのぐらいの自衛はする。
まぁ気持ち程度のものでこの抑制剤もそんなに意味ないんだけどな、と抑制剤の効きの悪い体質であることにため息を吐く。でも、もうすぐ気持ちよくなれるとややぼんやりと熱に浮かされ期待し始める後孔に嫌になるような、気持ち良くなるような……。
はやく行かなければ!
もうすでにエッチのことしか考えられない。
夜明けのまだ朝日が登りきっていない薄暗い中、城の裏門を駆け足で通り抜けようとしたところで声をかけられ、俺はげんなりした。
「おい、ムギ!また街へ行く気か?今月は俺にしとけよ。」
この国の第3王子、リアンが声をかけてきた。どうやら俺の発情期を察知して待ち伏せしていたらしい。上位のアルファは鼻が効くから恐ろしい。
「やだよ~。リアン忙しいでしょ?1週間休み取れるの?いつも最初の3日はずっと気持ちよくしてくれるけど、あとは相手してくれるの夜だけじゃん‼︎」
間髪いれず断った俺に苦虫を噛み締めた顔をして、俺の腕を引っ張ってきた。
「今週は4日だ。今日から4日、休みをもらった。な、いいだろ?」
「……っ。後の2日は?俺、寂しくなるんだけど。」
俺は腕を引っ張られ、後ろから抱きしめるようにして捕まってしまう。リアンが後ろから耳元へ話しかける。
あ~、これ、負けちゃう。気持ちいい、絶対わざと、わかってやってる。……気持ちいい~。
リアンの、アルファの香りにもうすでに脳みそはヘロヘロだ。
「あとの2日も早めに仕事を終わらせて帰ってくる。俺のいない間もちゃんと気持ちよくなれるようにするから。」
チュッとリップ音を言わせて耳に軽くキスをされる。うー、と気持ちいいのを我慢して唸り、返事をしないでいると俺を抱きしめる腕に力が入り、アルファのフェロモンが威圧的なものに変わる。
「ムギ、前の発情期は別の男に抱かれただろう。離れはいつでも好きなように使っていいって言っているはずだが?」
威圧的なフェロモンにさっきまで気持ちよかった身体が凍る。リアンと付き合っているわけではないので別に悪いことをしているわけじゃない。わかっているはずなのに、リアンの一言一言に体がビクビクと怯えを示す。
「街へ行っても俺ほどのアルファはそういないだろう。学生の時は素直に俺を頼ってきて可愛かったんだけどなぁ。なぁ、ムギ。俺は別にいいんだぞ。お前がうんと言うまでここで抱いても。」
夜が開ければ裏門は出入りの多い通路となる。知り合いも通るだろう。王族らしく傲慢さのあるリアンは本当に俺のことをここで抱くだろう。
リアンの威圧的なフェロモンがなくなり、あのいい香りに包まれ気持ちよくなってくる。
あ、これダメだ。本当にヤる気だ。
いいじゃないか、4日は丸々気持ちよくしてくれるんだ。
無理矢理言わされたのか、もう気持ちよくさせられていたのか分からないが気づいたら「離れに行くぅ~」とだらしない返事をしていた。
俺の返事を聞いてリアンは満足そうな笑みを浮かべる。
「いい子だね、ムギ。」
同い年のくせに、俺を幼子のように抱っこして額にキスをされる。アルファの腕の中、逆らえるオメガがいるだろうか。そのアルファの気持ちよさを知っていて逆らえるオメガがいるだろうか。
好きなアルファの前では抑制剤なんか効かない。目の前のアルファに夢中で、それ以外の記憶はいつも曖昧になってしまう。
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