8 / 105
第1章 真実
第7話 未来への別れ
しおりを挟む
◆◇◆◇◆◇◆◇
『目の前にないものは、自分で探しにいけばいい。簡単なことだよ』
今から5年前……
その青年は、スパイス帝国へやってきた。
黒い髪に黒い瞳、黒のローブをまとった彼は、黒を愛し黒に愛された青年だった。
青年の名前は、ノワール。
家業の魚屋を継がずに、クリスタン神話の研究に没頭していた風変わりな青年である。
クリスタン神話に縁のある地を巡るために、自らの趣味である茶道具の売買によって生計を立てていたというのだから、その没頭ぶりは常人の域を超えていた。
そんな彼が、だれあろうターメリックの師匠なのである。
当時スパイス帝国の宮殿は、第6代皇帝オレガノの突然の崩御による政権交代で目も当てられないほどの忙しさであった。
もちろん、当時兵士団長だったサフランは家に帰る暇もなかった。
ターメリックと仲良くしてくれていたクリスタン教信者の友人も、政権交代が原因なのか、いつの間にか帝国内から姿を消していた。
ターメリックは、いつもひとりだった。
そしてノワールもまた、常に孤独であった。
ふたりが人気のない小さな公園で出会うまでに、それほど時間はかからなかった。
ノワールは、いつも寂しげなターメリックにこんなことを教えた。
自らが行動を起こせば、決してひとりぼっちにはならない……
友人や仲間がいないのなら、自分で探しに行けばいい……と。
ターメリックは、心の底から嬉しくなって、この人にならフィリアを教えてもいいと思った。
父であるサフランからは、見知らぬ人間に気軽にフィリアを教えてはいけないと言われていたのだが……
ターメリックが、自分はクリスタン教徒であること、フィリアはジュストであることを教えると、ノワールは目を丸くして驚いていた。
『君が、ターメリック……ジュスト、なのか』
ターメリックのフィリアを聞いたとき、ノワールの瞳が光り輝いた。
たったひとつのフィリアから大量の情報を得ることができたような、そんな表情だった。
その日以来、ターメリックはどこに行くにもノワールの後をついて歩くようになった。
ノワールは嫌がらなかった。
それどころか、頼まれてもいないのに常にターメリックと一緒にいて、何気ない質問に答えたり他愛ない話に耳を傾けたりしていた。
ふたりは、まるで先生とその弟子みたいだ。
城下町を散歩するターメリックとノワールの姿を見かけた人々は、口々にそう言った。
先生と弟子……!
その響きがターメリックには新鮮で斬新で、とても嬉しかった。
ターメリックは、青年を「ノワール先生」と呼ぶようになった。
毎日が夢のように楽しかった。
こんな日々がいつまでも続くと思っていた。
ターメリックは幼かった。
永遠なんて存在しない……
そんな当たり前のこともわからなかった。
ある日……
ノワールは、宮殿の地下牢へ投獄された。
スパイス帝国では、皇帝が神である。
それなのに、ノワールは皇帝を崇拝しない。
かといってクリスタン教徒かというと、そういうわけでもなく……
ただただ、クリスタン教を研究している。
……こんなに不審なことがあるだろうか。
当時スパイス帝国の大臣だったカイエンは、何がしたいのかわからないノワールを危険視していた。
投獄までの間に何度か事情聴取したものの、ノワールは『自分の好きなことをするのに理由はない』の一点張りで、業を煮やしたカイエンはノワールを投獄してしまった。
さらに、他国にいるカイエンの部下がノワールを危険視しており、根も葉もない噂話を宮殿内に流し続けていた。
もちろん、ガラムマサラ皇帝は絶えず怯え続けていた。
スパイス帝国の皇帝を神とせず、信者でもないのにクリスタン教の研究を続けている男……
もしや、クリスタン教信者を集めてスパイス帝国を乗っ取るつもりなのではないか……
悪い想像は膨らみ続け、やがて自らを苦しめる真実となる。
ガラムマサラ皇帝は、狂ったようにノワールを処刑するよう命じた。
……処刑前日、最後に会いたい人物を聞かれたノワールは、何も知らずに先生の帰りを待ち続けていたターメリックの名前を出した。
先生を連れて帰れるものと思って、ターメリックは意気揚々と地下牢へとやってきた。
そして……
もう二度と先生には会えなくなることを知り、何も考えずに大泣きした。
そんなの嫌だ……っ!
ぼくが先生を助けます!
こんな牢屋なんて壊してやる!
壊してやる……っ!
ターメリックは牢屋の鉄格子に飛びつくと、力任せに押したり引いたりした。
しかし、子どもの力はたかが知れている。
鉄格子はびくともしなかった。
立ち会いの門番も、ターメリックを止めることなく佇んでいる。
それほど、鉄格子の頑丈さには自信があるのだろう。
不思議な手触りの鉄格子だが、もちろんノワールにもどうしようもできない。
『ターメリック……もう、いいんだ』
ノワールは、泣き腫らした顔で鉄格子を揺さぶるターメリックに、優しく微笑んでみせた。
『私は、もう十分幸せに生きられた。思い残したことは何もない。だから、もういいんだ』
『嫌ですっ! 先生が良くても、ぼくは嫌だっ! 先生がいなくなったら、ぼくがひとりになっちゃうじゃないかっ! そんなの嫌だよっ!』
ターメリックは幼かった。
まだ、自分のことしか考えられないくらいに。
このままではいけない。
この子には、仲間を思いやる気持ちを持っていてもらわなければ……
ノワールは、ターメリックの目を見て優しく教えさとした。
『ターメリック、ひとりぼっちになってしまうからと泣いてはいけないよ。大丈夫、君には仲間がいる。今はひとりでも、必ず仲間が……友達が見つかるんだ。まずは自分が動く。そうすれば、きっと見つかるはずだよ』
……これが、ノワールの最期の言葉になった。
ターメリックなら大丈夫。
この子なら、きっと……
きっと、世界を救える。
もう十分幸せに生きられたとは言ったものの、この子が仲間とともに世界を救う場面に立ち会えないのは残念だな。
ノワールは、最期の瞬間までクリスタン神話の予言について考えていたという。
★◇◆◇◆◇◆◇
遠くから、潮騒が聞こえる……
目を開けると、白い天井が見えた。
寝台に寝かされていたターメリックは、驚いて身体を起こした。
あたりを見回してみる。
寝ている寝台と枕元に置かれた小さなテーブルと椅子以外に物はない、小さな部屋だ。
寝台の後ろにある窓から、先ほどの潮騒が聞こえてくるらしい。
振り向いて見れば、眼下に白い浜辺と青い海が広がっていた。
どうやら、この部屋は2階らしい。
窓から太陽の光が差し込んでいるので、もう午後を過ぎた頃なのだろう。
右側の壁に目を向けると、モンド大陸の地図が目に入った。
かなり正確な地図で、地形の違いや国境線、細かな国名まで書き込まれている。
大きな放物線の形をした、モンド大陸。
東端には、大陸唯一の鉱山を抱える大国、スパイス帝国。
帝国内の北東にはテロ湖と呼ばれる湖があり、その中にはプレルーノ王国という島国がある。
スパイス帝国の北西には、商人たちの暮らす小さな国、マスカーチ公国。
その西には、マスカーチ公国を属国として漁業と観光業で潤うヌフ=ブラゾン王国。
そして北部一帯と西端は、大陸一の面積を誇る農業大国、パン王国。
そんなパン王国の西岸には、森林と「夕日の浜辺」という名前の浜辺一帯を占める、クリスタニアがある。
そこは神の領域であり、クリスタン教信者の聖地であった。
なんとなく地図を眺めて国名を確認していたターメリックだったが、ふと顔を上げて呟いた。
「ここ……どこだろう」
つづく
『目の前にないものは、自分で探しにいけばいい。簡単なことだよ』
今から5年前……
その青年は、スパイス帝国へやってきた。
黒い髪に黒い瞳、黒のローブをまとった彼は、黒を愛し黒に愛された青年だった。
青年の名前は、ノワール。
家業の魚屋を継がずに、クリスタン神話の研究に没頭していた風変わりな青年である。
クリスタン神話に縁のある地を巡るために、自らの趣味である茶道具の売買によって生計を立てていたというのだから、その没頭ぶりは常人の域を超えていた。
そんな彼が、だれあろうターメリックの師匠なのである。
当時スパイス帝国の宮殿は、第6代皇帝オレガノの突然の崩御による政権交代で目も当てられないほどの忙しさであった。
もちろん、当時兵士団長だったサフランは家に帰る暇もなかった。
ターメリックと仲良くしてくれていたクリスタン教信者の友人も、政権交代が原因なのか、いつの間にか帝国内から姿を消していた。
ターメリックは、いつもひとりだった。
そしてノワールもまた、常に孤独であった。
ふたりが人気のない小さな公園で出会うまでに、それほど時間はかからなかった。
ノワールは、いつも寂しげなターメリックにこんなことを教えた。
自らが行動を起こせば、決してひとりぼっちにはならない……
友人や仲間がいないのなら、自分で探しに行けばいい……と。
ターメリックは、心の底から嬉しくなって、この人にならフィリアを教えてもいいと思った。
父であるサフランからは、見知らぬ人間に気軽にフィリアを教えてはいけないと言われていたのだが……
ターメリックが、自分はクリスタン教徒であること、フィリアはジュストであることを教えると、ノワールは目を丸くして驚いていた。
『君が、ターメリック……ジュスト、なのか』
ターメリックのフィリアを聞いたとき、ノワールの瞳が光り輝いた。
たったひとつのフィリアから大量の情報を得ることができたような、そんな表情だった。
その日以来、ターメリックはどこに行くにもノワールの後をついて歩くようになった。
ノワールは嫌がらなかった。
それどころか、頼まれてもいないのに常にターメリックと一緒にいて、何気ない質問に答えたり他愛ない話に耳を傾けたりしていた。
ふたりは、まるで先生とその弟子みたいだ。
城下町を散歩するターメリックとノワールの姿を見かけた人々は、口々にそう言った。
先生と弟子……!
その響きがターメリックには新鮮で斬新で、とても嬉しかった。
ターメリックは、青年を「ノワール先生」と呼ぶようになった。
毎日が夢のように楽しかった。
こんな日々がいつまでも続くと思っていた。
ターメリックは幼かった。
永遠なんて存在しない……
そんな当たり前のこともわからなかった。
ある日……
ノワールは、宮殿の地下牢へ投獄された。
スパイス帝国では、皇帝が神である。
それなのに、ノワールは皇帝を崇拝しない。
かといってクリスタン教徒かというと、そういうわけでもなく……
ただただ、クリスタン教を研究している。
……こんなに不審なことがあるだろうか。
当時スパイス帝国の大臣だったカイエンは、何がしたいのかわからないノワールを危険視していた。
投獄までの間に何度か事情聴取したものの、ノワールは『自分の好きなことをするのに理由はない』の一点張りで、業を煮やしたカイエンはノワールを投獄してしまった。
さらに、他国にいるカイエンの部下がノワールを危険視しており、根も葉もない噂話を宮殿内に流し続けていた。
もちろん、ガラムマサラ皇帝は絶えず怯え続けていた。
スパイス帝国の皇帝を神とせず、信者でもないのにクリスタン教の研究を続けている男……
もしや、クリスタン教信者を集めてスパイス帝国を乗っ取るつもりなのではないか……
悪い想像は膨らみ続け、やがて自らを苦しめる真実となる。
ガラムマサラ皇帝は、狂ったようにノワールを処刑するよう命じた。
……処刑前日、最後に会いたい人物を聞かれたノワールは、何も知らずに先生の帰りを待ち続けていたターメリックの名前を出した。
先生を連れて帰れるものと思って、ターメリックは意気揚々と地下牢へとやってきた。
そして……
もう二度と先生には会えなくなることを知り、何も考えずに大泣きした。
そんなの嫌だ……っ!
ぼくが先生を助けます!
こんな牢屋なんて壊してやる!
壊してやる……っ!
ターメリックは牢屋の鉄格子に飛びつくと、力任せに押したり引いたりした。
しかし、子どもの力はたかが知れている。
鉄格子はびくともしなかった。
立ち会いの門番も、ターメリックを止めることなく佇んでいる。
それほど、鉄格子の頑丈さには自信があるのだろう。
不思議な手触りの鉄格子だが、もちろんノワールにもどうしようもできない。
『ターメリック……もう、いいんだ』
ノワールは、泣き腫らした顔で鉄格子を揺さぶるターメリックに、優しく微笑んでみせた。
『私は、もう十分幸せに生きられた。思い残したことは何もない。だから、もういいんだ』
『嫌ですっ! 先生が良くても、ぼくは嫌だっ! 先生がいなくなったら、ぼくがひとりになっちゃうじゃないかっ! そんなの嫌だよっ!』
ターメリックは幼かった。
まだ、自分のことしか考えられないくらいに。
このままではいけない。
この子には、仲間を思いやる気持ちを持っていてもらわなければ……
ノワールは、ターメリックの目を見て優しく教えさとした。
『ターメリック、ひとりぼっちになってしまうからと泣いてはいけないよ。大丈夫、君には仲間がいる。今はひとりでも、必ず仲間が……友達が見つかるんだ。まずは自分が動く。そうすれば、きっと見つかるはずだよ』
……これが、ノワールの最期の言葉になった。
ターメリックなら大丈夫。
この子なら、きっと……
きっと、世界を救える。
もう十分幸せに生きられたとは言ったものの、この子が仲間とともに世界を救う場面に立ち会えないのは残念だな。
ノワールは、最期の瞬間までクリスタン神話の予言について考えていたという。
★◇◆◇◆◇◆◇
遠くから、潮騒が聞こえる……
目を開けると、白い天井が見えた。
寝台に寝かされていたターメリックは、驚いて身体を起こした。
あたりを見回してみる。
寝ている寝台と枕元に置かれた小さなテーブルと椅子以外に物はない、小さな部屋だ。
寝台の後ろにある窓から、先ほどの潮騒が聞こえてくるらしい。
振り向いて見れば、眼下に白い浜辺と青い海が広がっていた。
どうやら、この部屋は2階らしい。
窓から太陽の光が差し込んでいるので、もう午後を過ぎた頃なのだろう。
右側の壁に目を向けると、モンド大陸の地図が目に入った。
かなり正確な地図で、地形の違いや国境線、細かな国名まで書き込まれている。
大きな放物線の形をした、モンド大陸。
東端には、大陸唯一の鉱山を抱える大国、スパイス帝国。
帝国内の北東にはテロ湖と呼ばれる湖があり、その中にはプレルーノ王国という島国がある。
スパイス帝国の北西には、商人たちの暮らす小さな国、マスカーチ公国。
その西には、マスカーチ公国を属国として漁業と観光業で潤うヌフ=ブラゾン王国。
そして北部一帯と西端は、大陸一の面積を誇る農業大国、パン王国。
そんなパン王国の西岸には、森林と「夕日の浜辺」という名前の浜辺一帯を占める、クリスタニアがある。
そこは神の領域であり、クリスタン教信者の聖地であった。
なんとなく地図を眺めて国名を確認していたターメリックだったが、ふと顔を上げて呟いた。
「ここ……どこだろう」
つづく
0
あなたにおすすめの小説
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
夫と息子に邪険にされたので王太子妃の座を譲ります~死に戻ってから溺愛されても今更遅い
青の雀
恋愛
夫婦喧嘩の末に置き去りにされた妻は、旦那が若い愛人とイチャついている間に盗賊に襲われ、命を落とした。
神様の温情により、10日間だけこの世に戻った妻と護衛の騎士は、その10日間の間に心残りを処分する。それは、娘の行く末と……もし、来世があるならば、今度は政略といえども夫以外の人の妻になるということ。
もう二度と夫と出会いたくない彼女は、彼女を蔑ろにしてきた息子とも縁を切ることを決意する。
生まれかわった妻は、新しい人生を強く生きることを決意。
過去世と同じ轍を踏みたくない……
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【R18】純粋無垢なプリンセスは、婚礼した冷徹と噂される美麗国王に三日三晩の初夜で蕩かされるほど溺愛される
奏音 美都
恋愛
数々の困難を乗り越えて、ようやく誓約の儀を交わしたグレートブルタン国のプリンセスであるルチアとシュタート王国、国王のクロード。
けれど、それぞれの執務に追われ、誓約の儀から二ヶ月経っても夫婦の時間を過ごせずにいた。
そんなある日、ルチアの元にクロードから別邸への招待状が届けられる。そこで三日三晩の甘い蕩かされるような初夜を過ごしながら、クロードの過去を知ることになる。
2人の出会いを描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスを野盗から助け出したのは、冷徹と噂される美麗国王でした」https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/443443630
2人の誓約の儀を描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスは、冷徹と噂される美麗国王と誓約の儀を結ぶ」
https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/183445041
【完結】大変申し訳ありませんが、うちのお嬢様に貴方は不釣り合いのようです。
リラ
恋愛
婚約破棄から始まる、有能執事の溺愛…いや、過保護?
お嬢様を絶対守るマンが本気を出したらすごいんです。
ミリアス帝国首都の一等地に屋敷を構える資産家のコルチエット伯爵家で執事として勤めているロバートは、あらゆる事を完璧にこなす有能な執事だ。
そんな彼が生涯を捧げてでも大切に守ろうと誓った伯爵家のご令嬢エミリー・コルチエットがある日、婚約者に一方的に婚約破棄を告げられる事件が起こる。
その事実を知ったロバートは……この執事を怒らせたら怖いぞ!
後に後悔しエミリーとの復縁を望む元婚約者や、彼女に恋心を抱く男達を前に、お嬢様の婿に相応しいか見極めるロバートだったが…?
果たして、ロバートに認められるようなエミリーお嬢様のお婿候補は現れるのだろうか!?
【物語補足情報】
世界観:貴族社会はあるものの、財を成した平民が貴族位を買い新興貴族(ブルジョア)として活躍している時代。
由緒正しい貴族の力は弱まりつつあり、借金を抱える高位貴族も増えていった。
コルチエット家:帝国一の大商会を持つ一族。元々平民だが、エミリーの祖父の代に伯爵位を買い貴族となった資産家。
愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる