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第5章 勇気
第12話 危機と思い出
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◆◇◆◇◆ ◆◇
リーヴル城へと続く地下道は、しばらく歩いたところで左右に分かれていた。
羅針盤の4色の光は、右の道を指し示している。
「なるほど、こっちにターメリックたちがいるんだな。早く行こうぜ!」
右の道へと歩き始めようとしたノウェムだったが、コーヒーミルが「待って」と呼び止めた。
振り向くノウェムに、コーヒーミルは、
「ターメリック君たちを助けに行くのは、ノウェム君だけでも大丈夫だと思う。だから、私は反対側に行ってみるわ……フィオちゃんと一緒に」
と言った。
ノウェムは「え?」と聞き返したが、先に質問したのはフィオだった。
「こ、コーヒーミルさん、あたしも……?」
「そう。少し、話したいことがあって……ね?」
目を丸くするフィオに、コーヒーミルは笑顔で答えたが、最後の「ね?」はノウェムに向けられたものだった。
ああ、なるほどね。
「じゃ、オレだけで行ってくるかな。ターメリックたちをパパッと助けてくるぜ!」
ノウェムは軽く手を振りながら、コーヒーミルとフィオに背を向けて歩き始めた。
こっちの道が地下牢みたいなとこに繋がってるなら、反対側を行けば地上に出られるんだろう。
コーヒーミルさんがそっちに行きたいって言ったのは、きっとクレソンに会うためだ。
フィオ姉さんを連れてったのは……
なんでだろ、そこはわかんねぇや。
ノウェムは黙々と、しかし心の中では饒舌になりながら歩き続けた。
羅針盤の光は道に沿って伸びているわけではないため、ときどき壁を指していることもある。
そんなときは、なるべく遠回りにならないように気をつけながら、ノウェムは先を急ぐのだった。
何度目かの曲がり角を左に曲がろうとした、そのとき。
「僕たちの先生を返せっ!」
至近距離の叫び声に、ノウェムは慌てて壁際に身を寄せた。
もちろん、羅針盤も光が漏れないように胸元へと隠している。
な、なんだ……?
あの声は……クラン、か?
ノウェムは体勢を低くして、恐る恐る声のしたほうを覗いてみた。
突き当たりの壁際に向かって立っている男が見える。
男の髪の色は濃い緑色……
横顔だけ見ても、無表情であることは一目瞭然だった。
あいつは、クレソン!
さっきクランの声がしたから……
そうかあいつ、ターメリックたちの様子を見に来たんだ。
「クラン! 手を離せ!」
ノウェムが息を呑んで見守っていると、壁の奥からクィントゥムの声も聞こえてきた。
間違いない。
ターメリックたちは、あそこにいる。
あとは助けるだけだ。
ノウェムは、胸元へと隠した羅針盤をギュッと握りしめた。
……それにしても、クランがあんなに大きな声出すなんて珍しいな。
クレソンと何の話してたんだろう。
確か「先生」って言ってたから、クリスタニアで教えてくれた……
そこまで黙々と考えていたノウェムだったが、
コツコツコツコツ……
規則正しい足音が聞こえてきたので、はっと顔を上げた。
なんと、かなり遠くにいたはずのクレソンが目の前まで迫ってきていたのである。
どえーっ!
ノウェムは足音を立てないよう、それでいて大慌てで来た道を戻り始めた。
せっかくここまで来たのに、見つかったら大変だ!
あああ、見える……
クレソンに捕まった後のオレが……
『すぐそこで、あなたたちのお仲間を見つけました。地下道を無様に逃げ惑っていましたよ』
『ノウェム君!』
『ああ、作戦失敗か……』
『ノウェム、ダメだったのね』
『何やってんの、ノウェム。だっさ』
くっそぉ馬鹿にしやがってクランこの野郎っ!
……ってこれはただのオレの想像じゃねぇか!
何やってんだオレ!
今は急いでここから離れねぇと!
ノウェムは後ろを振り向きつつ、静かに地下道を走っていった。
しかし、行けども行けどもクレソンはノウェムの後をついてくる。
これでは、いつまでたっても逃げ切れない。
ああ、オレはターメリックみたいに足が速いわけじゃねぇし……
こうなったら、最後の手段だ!
ノウェムは自分の限界まで速度を上げた。
そして、曲がり角を右、左と交互に曲がって走り続けた。
こうすれば、クレソンが追いかけて来たとしても、壁際に隠れられる。
ジグザグに走り、しばらく行ったところで壁際に身を寄せた。
息を潜めて、耳を澄ませる。
「……」
そこには、静寂が満ちていた。
足音は聞こえない。
ノウェムは、ほぉーっと安堵の息をついた。
良かった、なんとか逃げられたみたいだ。
でも……
「ここ、どこなんだ……?」
囁き声の独り言が地下道に反響して、妙に大きく聞こえた。
せっかくクレソンがいなくなったのに、これで見つかっちまったら元も子もねぇな。
ノウェムは口をつぐんで、胸元にしまっていた羅針盤を取り出した。
これさえあれば、光を辿ってみんなのところに行ける。
だから、大丈夫。
落ち着いて羅針盤に手をかざそうとした、そのとき。
「なるほど、羅針盤ですか。どのように使うのかはわかりませんが、なかなか便利な代物のようですね」
え……
ノウェムが顔を上げた先で、姿を消したはずのクレソンが興味深そうに羅針盤を覗き込んでいた。
◆◇◆◇★◇◆◇
あれは、そう……
もう10年以上も昔のこと。
下町では見かけない、長い黒髪で身なりの整った女の子が、ひとり軒下に佇んでいた。
女の子は、幼いながらに高貴な雰囲気を醸し出しているようだった。
軒下は昨晩の雨のせいでぬかるんでおり、女の子の華やかなスカートに今にも泥が跳ねそうな、そんな危険な場所である。
女の子は何かを待っているようで、背筋をピンと伸ばして、遠くの道を穴が空くのではないかと思うほど、じっと見つめていた。
どうしてこんなところに、こんな子が……?
宿屋のお使いで、たまたまそこを通りかかったフィオは、その異様な光景から声をかけずにはいられなかった。
ここはヌフ=ブラゾン王国の城下町、その下町の外れだ。
決して、治安が良いとは言えない……
いや、むしろ悪いほうだろう。
放っては置けない。
『こんにちは。もしかして、迷子ですか?』
女の子の目線に合わせて、フィオは軒下にかがみ込んだ。
フィオは、当時10歳になったばかり。
普段から宿屋の仕事を手伝っていたせいか、だれに対しても丁寧な言葉遣いが自然と出るようになっている。
そんなフィオに対して、おそらく5歳くらいと思われる女の子は、長い髪を振り乱して大きく頭を振った。
『ちがう、わたしはまいごじゃない。まいごはコーヒーミルとコバチのほうよ』
なるほど……
お連れの方と、お互いに迷子になっちゃったんですね。
えっと、コーヒーミルとコバチ……
パン王国風の名前ですね。
ということは、この子もパン王国からのお客様なのでしょう。
ふむふむ、なるほどなるほど。
フィオは何度か頷くと、女の子に手を差し伸べた。
『それでは、その迷子の人たちを一緒に探しに行きましょう』
『あら、うれしいわ! おねがいね』
女の子は瞳をキラリと輝かせて、フィオの手を握った。
その柔らかな手に、フィオは自然と口元を綻ばせたが、同時に心臓がドキリと跳ねた。
……柔らかすぎる。
この子、お外で遊んだり、お家で工作したりしないのでしょうか。
あたしがこれぐらいだった頃は、外で走って転んだり、工作中に紙で切ったりして手は小さな怪我だらけだったけど……
『どうしたの? はやくいきましょう!』
軒下から出てきた女の子に顔を覗かれて、フィオは我に返った。
ああ、そうでした。
今はそんなこと気にしている場合じゃない。
この子となるべく一緒にいてあげないと。
フィオは女の子の柔らかすぎる小さな手を握り直し、行きましょうと微笑んでみせた。
つづく
リーヴル城へと続く地下道は、しばらく歩いたところで左右に分かれていた。
羅針盤の4色の光は、右の道を指し示している。
「なるほど、こっちにターメリックたちがいるんだな。早く行こうぜ!」
右の道へと歩き始めようとしたノウェムだったが、コーヒーミルが「待って」と呼び止めた。
振り向くノウェムに、コーヒーミルは、
「ターメリック君たちを助けに行くのは、ノウェム君だけでも大丈夫だと思う。だから、私は反対側に行ってみるわ……フィオちゃんと一緒に」
と言った。
ノウェムは「え?」と聞き返したが、先に質問したのはフィオだった。
「こ、コーヒーミルさん、あたしも……?」
「そう。少し、話したいことがあって……ね?」
目を丸くするフィオに、コーヒーミルは笑顔で答えたが、最後の「ね?」はノウェムに向けられたものだった。
ああ、なるほどね。
「じゃ、オレだけで行ってくるかな。ターメリックたちをパパッと助けてくるぜ!」
ノウェムは軽く手を振りながら、コーヒーミルとフィオに背を向けて歩き始めた。
こっちの道が地下牢みたいなとこに繋がってるなら、反対側を行けば地上に出られるんだろう。
コーヒーミルさんがそっちに行きたいって言ったのは、きっとクレソンに会うためだ。
フィオ姉さんを連れてったのは……
なんでだろ、そこはわかんねぇや。
ノウェムは黙々と、しかし心の中では饒舌になりながら歩き続けた。
羅針盤の光は道に沿って伸びているわけではないため、ときどき壁を指していることもある。
そんなときは、なるべく遠回りにならないように気をつけながら、ノウェムは先を急ぐのだった。
何度目かの曲がり角を左に曲がろうとした、そのとき。
「僕たちの先生を返せっ!」
至近距離の叫び声に、ノウェムは慌てて壁際に身を寄せた。
もちろん、羅針盤も光が漏れないように胸元へと隠している。
な、なんだ……?
あの声は……クラン、か?
ノウェムは体勢を低くして、恐る恐る声のしたほうを覗いてみた。
突き当たりの壁際に向かって立っている男が見える。
男の髪の色は濃い緑色……
横顔だけ見ても、無表情であることは一目瞭然だった。
あいつは、クレソン!
さっきクランの声がしたから……
そうかあいつ、ターメリックたちの様子を見に来たんだ。
「クラン! 手を離せ!」
ノウェムが息を呑んで見守っていると、壁の奥からクィントゥムの声も聞こえてきた。
間違いない。
ターメリックたちは、あそこにいる。
あとは助けるだけだ。
ノウェムは、胸元へと隠した羅針盤をギュッと握りしめた。
……それにしても、クランがあんなに大きな声出すなんて珍しいな。
クレソンと何の話してたんだろう。
確か「先生」って言ってたから、クリスタニアで教えてくれた……
そこまで黙々と考えていたノウェムだったが、
コツコツコツコツ……
規則正しい足音が聞こえてきたので、はっと顔を上げた。
なんと、かなり遠くにいたはずのクレソンが目の前まで迫ってきていたのである。
どえーっ!
ノウェムは足音を立てないよう、それでいて大慌てで来た道を戻り始めた。
せっかくここまで来たのに、見つかったら大変だ!
あああ、見える……
クレソンに捕まった後のオレが……
『すぐそこで、あなたたちのお仲間を見つけました。地下道を無様に逃げ惑っていましたよ』
『ノウェム君!』
『ああ、作戦失敗か……』
『ノウェム、ダメだったのね』
『何やってんの、ノウェム。だっさ』
くっそぉ馬鹿にしやがってクランこの野郎っ!
……ってこれはただのオレの想像じゃねぇか!
何やってんだオレ!
今は急いでここから離れねぇと!
ノウェムは後ろを振り向きつつ、静かに地下道を走っていった。
しかし、行けども行けどもクレソンはノウェムの後をついてくる。
これでは、いつまでたっても逃げ切れない。
ああ、オレはターメリックみたいに足が速いわけじゃねぇし……
こうなったら、最後の手段だ!
ノウェムは自分の限界まで速度を上げた。
そして、曲がり角を右、左と交互に曲がって走り続けた。
こうすれば、クレソンが追いかけて来たとしても、壁際に隠れられる。
ジグザグに走り、しばらく行ったところで壁際に身を寄せた。
息を潜めて、耳を澄ませる。
「……」
そこには、静寂が満ちていた。
足音は聞こえない。
ノウェムは、ほぉーっと安堵の息をついた。
良かった、なんとか逃げられたみたいだ。
でも……
「ここ、どこなんだ……?」
囁き声の独り言が地下道に反響して、妙に大きく聞こえた。
せっかくクレソンがいなくなったのに、これで見つかっちまったら元も子もねぇな。
ノウェムは口をつぐんで、胸元にしまっていた羅針盤を取り出した。
これさえあれば、光を辿ってみんなのところに行ける。
だから、大丈夫。
落ち着いて羅針盤に手をかざそうとした、そのとき。
「なるほど、羅針盤ですか。どのように使うのかはわかりませんが、なかなか便利な代物のようですね」
え……
ノウェムが顔を上げた先で、姿を消したはずのクレソンが興味深そうに羅針盤を覗き込んでいた。
◆◇◆◇★◇◆◇
あれは、そう……
もう10年以上も昔のこと。
下町では見かけない、長い黒髪で身なりの整った女の子が、ひとり軒下に佇んでいた。
女の子は、幼いながらに高貴な雰囲気を醸し出しているようだった。
軒下は昨晩の雨のせいでぬかるんでおり、女の子の華やかなスカートに今にも泥が跳ねそうな、そんな危険な場所である。
女の子は何かを待っているようで、背筋をピンと伸ばして、遠くの道を穴が空くのではないかと思うほど、じっと見つめていた。
どうしてこんなところに、こんな子が……?
宿屋のお使いで、たまたまそこを通りかかったフィオは、その異様な光景から声をかけずにはいられなかった。
ここはヌフ=ブラゾン王国の城下町、その下町の外れだ。
決して、治安が良いとは言えない……
いや、むしろ悪いほうだろう。
放っては置けない。
『こんにちは。もしかして、迷子ですか?』
女の子の目線に合わせて、フィオは軒下にかがみ込んだ。
フィオは、当時10歳になったばかり。
普段から宿屋の仕事を手伝っていたせいか、だれに対しても丁寧な言葉遣いが自然と出るようになっている。
そんなフィオに対して、おそらく5歳くらいと思われる女の子は、長い髪を振り乱して大きく頭を振った。
『ちがう、わたしはまいごじゃない。まいごはコーヒーミルとコバチのほうよ』
なるほど……
お連れの方と、お互いに迷子になっちゃったんですね。
えっと、コーヒーミルとコバチ……
パン王国風の名前ですね。
ということは、この子もパン王国からのお客様なのでしょう。
ふむふむ、なるほどなるほど。
フィオは何度か頷くと、女の子に手を差し伸べた。
『それでは、その迷子の人たちを一緒に探しに行きましょう』
『あら、うれしいわ! おねがいね』
女の子は瞳をキラリと輝かせて、フィオの手を握った。
その柔らかな手に、フィオは自然と口元を綻ばせたが、同時に心臓がドキリと跳ねた。
……柔らかすぎる。
この子、お外で遊んだり、お家で工作したりしないのでしょうか。
あたしがこれぐらいだった頃は、外で走って転んだり、工作中に紙で切ったりして手は小さな怪我だらけだったけど……
『どうしたの? はやくいきましょう!』
軒下から出てきた女の子に顔を覗かれて、フィオは我に返った。
ああ、そうでした。
今はそんなこと気にしている場合じゃない。
この子となるべく一緒にいてあげないと。
フィオは女の子の柔らかすぎる小さな手を握り直し、行きましょうと微笑んでみせた。
つづく
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