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第6章 希望
第14話 判明した原因
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◆◇★◇◆◇◆◇
クィントゥムは、ノウェムと同じ瞳のジョアキムに曖昧に頷いてみせた。
「確かに、ここに残ると言ったのはノウェムで、彼を置いていくと決めたのは私です。しかし、マリアが言ったように、これからノウェムが希望の剣を抜けるようになるかもしれないという可能性も捨てきれず……」
「いやいや! そんなことあるわけなかろう! 同じ『そのうち』でも、あいつ以外の新しい希望の剣の持ち主が現れるほうが先だろう。儂は、そいつに希望の剣を高値で売りつけると決めているんだ。何も心配はいらんぞ。新しい剣の持ち主には、儂がお前たちのことを教えてやるつもりだ。だから、早く旅立て」
ジョアキムは饒舌であった。
やはりそこもノウェムと瓜二つであり、クィントゥムは親子の血を身をもって体感していた。
ふと、先ほど思ったことを尋ねてみた。
「ジョアキム殿は、ご自分と似ておられるために、ノウェムのことがお嫌いなのですか」
クィントゥムの質問は意外だったようで、ジョアキムの目が点になった。
けれどもすぐに「ううむ」と考え込み、ぽつぽつと話し始めた。
「まぁ……そう言われればそうだな、自分の息子だから嫌い、だな。なんというか……あいつは、若い頃の儂によく似ておる。いや、そっくりそのまま儂だと言ってもいいくらいだ。次にどんな失敗をするのか、手に取るようにわかってしまう……そんな息子に腹を立て、つい口を挟んでしまうと、まぁこういうわけだな」
「なるほど……」
「実はな……儂も昔、あの剣を抜こうとしたことがあったのだ」
「えっ」
「なんだ、そんなに驚くことでもなかろう。そこに伝説の剣があるんだ、挑戦するのは当たり前だ。お前さんたちの……羅針盤か、そんなもの知らなかったからな、挑戦した人間の中から『選ばれし者』が現れるんだとばかり思っておった」
「……」
ジョアキムの言葉に、クィントゥムはあごに手を添えて考え込んでいた。
そういえば、私もあの羅針盤の存在をターメリックたちと出会うまで知らなかったな……
希望の剣の持ち主を指す緑色の光……
なぜ今になって、ノウェムではダメかもしれないと迷い始めてしまったのだろう……
ヌフ=ブラゾン王国にいた頃は、目に眩しいくらいの光量でノウェムを指していたというのに……
何か、原因があるはずだ。
しかし、それはいったい何だ?
「……」
黙々と考え込んで喋らなくなってしまったクィントゥムを横目に、ジョアキムが「考えすぎだ」と言いたげなため息をついた。
それでも続く沈黙が、ジョアキムをさらに饒舌にする。
「先ほど、あいつは若い頃の儂そのものだと言っただろう? 昨日、希望の剣を抜こうとして抜けなかったあいつは、見ていて恥ずかしくなるほど儂だった……まぁ、その前に余計な一言を口にしていたようだが、あんなことは儂は言わなかったぞ」
「あんな、こと……?」
ふと顔を上げて尋ねたクィントゥムに、ジョアキムはニヤリと笑った。
「ほら、タダ働きがどうのとか、言っていただろう」
「……」
「なんだ、またひとりで考え込んでおるのか? お前さんも好きだな」
クィントゥムの脳裏に、昨晩のノウェムの言葉が蘇る。
『この戦いが終わったら、オレはしばらくタダ働き生活か。虚しすぎるぜ』
そんな夢も希望もないような言葉を、よりによって希望の剣に手をかけながら、ノウェムはため息混じりに口にしていた。
伝説の剣にはそれぞれ性格があり、自らの持ち主の精神状態から大きく影響を受ける。
もしも私が、希望の剣だったら……
そんな夢も希望もないような言葉を吐く者を、持ち主として選ぶだろうか……
「いや選ばない! 選ぶわけがない! 断じて選ぶものか! そんな奴っ!!」
クィントゥムは、思わず心の中だけで言うはずだった言葉を口に出してしまっていた。
ひとり黙々と考え込むクィントゥムを面白そうに覗き込んでいたジョアキムは「わあぁっ!?」と仰け反り、頭を後ろの本棚へと強かに打ちつけていた。
「いててて……いったい、どうしたのだ? ジョアンよ、冷静沈着なお前さんらしくない……」
「ジョアキム殿、ありがとうございます。どうしてノウェムが突然、希望の剣を抜けなくなってしまったのか、おかげで原因がわかりました」
「おお、そうか、それは何より……は?? な、なんだと??」
まだ少し混乱しているようなジョアキムに、冷静さを取り戻したクィントゥムが「説明します」と頷いた。
「希望の剣は……いえ、総じて伝説の剣というものは、その持ち主の精神状態から大きく影響を受けるものなのです」
「ほう……? そんなこと、神話に書いてあったか……?」
「いえ、そのようなことは一言も……ですが私は一度、身をもって体験しているのです」
クィントゥムは、叡智の剣が不調に陥って、魔法が使えなくなったときのことを説明した。
あのとき、クィントゥムに自信を取り戻させてくれたのは、だれあろうターメリックだった。
おかげで、今の自分が魔法のことで困ったことはない。
「私はまだ魔法が使えなくなるだけで済みましたが、下手をすれば今のノウェムと同じ状態になっていたかもしれません……きっと、ノウェムもあのときの私と同じなのだと思います。剣が抜けない現象は一時的なものに違いありません」
「そ、そうなのか……」
「はい。私はリーダーであるジュストのおかげで、以前と同じように魔法が使えるようになり、今に至ります。ノウェムの場合は、希望の剣の前で夢も希望もないことを口にしたのが原因でしょう。おそらく、剣に迷いを与えてしまったのだと思います」
私があのとき、ターメリックに助けてもらったように……
今度は私が、ノウェムを助けたい。
クィントゥムは口には出さなかったものの、強い意志をもってジョアキムを見つめていた。
しかし、ジョアキムは「ううむ」と渋い表情を浮かべている。
そして、
「……やはり、あいつが希望の剣に選ばれし者である事実は変わらないのか」
そう言って、大きなため息をついた。
クィントゥムは一応「申し訳ございません」と謝ったものの、その胸の内は高揚感で満たされていた。
待っていてくれ、ノウェム。
君に伝えたいことが、山ほどある。
クィントゥムは書斎を出ようと、傍らに立てかけていた杖を手にした。
そして、自分が謝らなければならないもうひとりの人物に思い至った。
ああ、そうだ……
フィオにも酷いことを言ってしまった。
……許してもらえるといいのだが。
「ジョアキム殿。この時間、ノウェムがどこにいるかご存知ありませんか。一刻も早く話をしなければならないのです」
クィントゥムの熱の入った問いかけに、ジョアキムは目を丸くしながらも「昔のあいつなら、この時間はよく港が見える岩場に腰掛けていたが……」と呟いた。
ふむ……今朝と同じ場所だろうか。
それならば、道案内はいらないな。
クィントゥムが礼を言って書斎を後にしようとすると、ジョアキムが「なぁ、ジョアンよ」と声をかけてきた。
「もう一度聞くが……やはり、あいつが希望の剣に選ばれし者で間違いないのか」
「はい……ジョアキム殿には申し訳ないことですが、ここで選ばれし者に変わられては、我々はまた仲間集めに時間を……」
と、そこまで口にしたクィントゥムは、自分の杓子定規な受け答えに辟易し、苦笑いを浮かべた。
違う。
言うべきことは、そんなことではない。
クィントゥムは小さく咳払いをして、渋い表情のジョアキムにこう告げた。
「選ばれし者に変わられては困るのです。我々は、ノウェムと一緒に行きたいのですから」
つづく
クィントゥムは、ノウェムと同じ瞳のジョアキムに曖昧に頷いてみせた。
「確かに、ここに残ると言ったのはノウェムで、彼を置いていくと決めたのは私です。しかし、マリアが言ったように、これからノウェムが希望の剣を抜けるようになるかもしれないという可能性も捨てきれず……」
「いやいや! そんなことあるわけなかろう! 同じ『そのうち』でも、あいつ以外の新しい希望の剣の持ち主が現れるほうが先だろう。儂は、そいつに希望の剣を高値で売りつけると決めているんだ。何も心配はいらんぞ。新しい剣の持ち主には、儂がお前たちのことを教えてやるつもりだ。だから、早く旅立て」
ジョアキムは饒舌であった。
やはりそこもノウェムと瓜二つであり、クィントゥムは親子の血を身をもって体感していた。
ふと、先ほど思ったことを尋ねてみた。
「ジョアキム殿は、ご自分と似ておられるために、ノウェムのことがお嫌いなのですか」
クィントゥムの質問は意外だったようで、ジョアキムの目が点になった。
けれどもすぐに「ううむ」と考え込み、ぽつぽつと話し始めた。
「まぁ……そう言われればそうだな、自分の息子だから嫌い、だな。なんというか……あいつは、若い頃の儂によく似ておる。いや、そっくりそのまま儂だと言ってもいいくらいだ。次にどんな失敗をするのか、手に取るようにわかってしまう……そんな息子に腹を立て、つい口を挟んでしまうと、まぁこういうわけだな」
「なるほど……」
「実はな……儂も昔、あの剣を抜こうとしたことがあったのだ」
「えっ」
「なんだ、そんなに驚くことでもなかろう。そこに伝説の剣があるんだ、挑戦するのは当たり前だ。お前さんたちの……羅針盤か、そんなもの知らなかったからな、挑戦した人間の中から『選ばれし者』が現れるんだとばかり思っておった」
「……」
ジョアキムの言葉に、クィントゥムはあごに手を添えて考え込んでいた。
そういえば、私もあの羅針盤の存在をターメリックたちと出会うまで知らなかったな……
希望の剣の持ち主を指す緑色の光……
なぜ今になって、ノウェムではダメかもしれないと迷い始めてしまったのだろう……
ヌフ=ブラゾン王国にいた頃は、目に眩しいくらいの光量でノウェムを指していたというのに……
何か、原因があるはずだ。
しかし、それはいったい何だ?
「……」
黙々と考え込んで喋らなくなってしまったクィントゥムを横目に、ジョアキムが「考えすぎだ」と言いたげなため息をついた。
それでも続く沈黙が、ジョアキムをさらに饒舌にする。
「先ほど、あいつは若い頃の儂そのものだと言っただろう? 昨日、希望の剣を抜こうとして抜けなかったあいつは、見ていて恥ずかしくなるほど儂だった……まぁ、その前に余計な一言を口にしていたようだが、あんなことは儂は言わなかったぞ」
「あんな、こと……?」
ふと顔を上げて尋ねたクィントゥムに、ジョアキムはニヤリと笑った。
「ほら、タダ働きがどうのとか、言っていただろう」
「……」
「なんだ、またひとりで考え込んでおるのか? お前さんも好きだな」
クィントゥムの脳裏に、昨晩のノウェムの言葉が蘇る。
『この戦いが終わったら、オレはしばらくタダ働き生活か。虚しすぎるぜ』
そんな夢も希望もないような言葉を、よりによって希望の剣に手をかけながら、ノウェムはため息混じりに口にしていた。
伝説の剣にはそれぞれ性格があり、自らの持ち主の精神状態から大きく影響を受ける。
もしも私が、希望の剣だったら……
そんな夢も希望もないような言葉を吐く者を、持ち主として選ぶだろうか……
「いや選ばない! 選ぶわけがない! 断じて選ぶものか! そんな奴っ!!」
クィントゥムは、思わず心の中だけで言うはずだった言葉を口に出してしまっていた。
ひとり黙々と考え込むクィントゥムを面白そうに覗き込んでいたジョアキムは「わあぁっ!?」と仰け反り、頭を後ろの本棚へと強かに打ちつけていた。
「いててて……いったい、どうしたのだ? ジョアンよ、冷静沈着なお前さんらしくない……」
「ジョアキム殿、ありがとうございます。どうしてノウェムが突然、希望の剣を抜けなくなってしまったのか、おかげで原因がわかりました」
「おお、そうか、それは何より……は?? な、なんだと??」
まだ少し混乱しているようなジョアキムに、冷静さを取り戻したクィントゥムが「説明します」と頷いた。
「希望の剣は……いえ、総じて伝説の剣というものは、その持ち主の精神状態から大きく影響を受けるものなのです」
「ほう……? そんなこと、神話に書いてあったか……?」
「いえ、そのようなことは一言も……ですが私は一度、身をもって体験しているのです」
クィントゥムは、叡智の剣が不調に陥って、魔法が使えなくなったときのことを説明した。
あのとき、クィントゥムに自信を取り戻させてくれたのは、だれあろうターメリックだった。
おかげで、今の自分が魔法のことで困ったことはない。
「私はまだ魔法が使えなくなるだけで済みましたが、下手をすれば今のノウェムと同じ状態になっていたかもしれません……きっと、ノウェムもあのときの私と同じなのだと思います。剣が抜けない現象は一時的なものに違いありません」
「そ、そうなのか……」
「はい。私はリーダーであるジュストのおかげで、以前と同じように魔法が使えるようになり、今に至ります。ノウェムの場合は、希望の剣の前で夢も希望もないことを口にしたのが原因でしょう。おそらく、剣に迷いを与えてしまったのだと思います」
私があのとき、ターメリックに助けてもらったように……
今度は私が、ノウェムを助けたい。
クィントゥムは口には出さなかったものの、強い意志をもってジョアキムを見つめていた。
しかし、ジョアキムは「ううむ」と渋い表情を浮かべている。
そして、
「……やはり、あいつが希望の剣に選ばれし者である事実は変わらないのか」
そう言って、大きなため息をついた。
クィントゥムは一応「申し訳ございません」と謝ったものの、その胸の内は高揚感で満たされていた。
待っていてくれ、ノウェム。
君に伝えたいことが、山ほどある。
クィントゥムは書斎を出ようと、傍らに立てかけていた杖を手にした。
そして、自分が謝らなければならないもうひとりの人物に思い至った。
ああ、そうだ……
フィオにも酷いことを言ってしまった。
……許してもらえるといいのだが。
「ジョアキム殿。この時間、ノウェムがどこにいるかご存知ありませんか。一刻も早く話をしなければならないのです」
クィントゥムの熱の入った問いかけに、ジョアキムは目を丸くしながらも「昔のあいつなら、この時間はよく港が見える岩場に腰掛けていたが……」と呟いた。
ふむ……今朝と同じ場所だろうか。
それならば、道案内はいらないな。
クィントゥムが礼を言って書斎を後にしようとすると、ジョアキムが「なぁ、ジョアンよ」と声をかけてきた。
「もう一度聞くが……やはり、あいつが希望の剣に選ばれし者で間違いないのか」
「はい……ジョアキム殿には申し訳ないことですが、ここで選ばれし者に変わられては、我々はまた仲間集めに時間を……」
と、そこまで口にしたクィントゥムは、自分の杓子定規な受け答えに辟易し、苦笑いを浮かべた。
違う。
言うべきことは、そんなことではない。
クィントゥムは小さく咳払いをして、渋い表情のジョアキムにこう告げた。
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