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一学期開始
表と裏の顔を持つ者~蓮也・出会い編~
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???「たしかにそうだな」
急に隣から声が聞こえた俺はびっくりした
横に顔向けるとそこには俺と似たような顔をもつ子供がそこにいたのだった。
蓮「、、、君誰」突然の出来事でびっくりしたが瞬時に表の自分に切り替えた。相手の顔をまじまじと見ると、似たような顔というかあまりにも似すぎていて双子かと見間違うほどだった。
男の子「俺か?俺の名前は朱凰一颯!!今年で桃園学院中等部の2年生でお前の兄貴だ!」
朱凰?朱凰だって?まさか二度と聞きたくもなかった名前をまた聞く羽目になるとは。しかも、桃園学院って、俺でも知ってる超有名学院じゃねぇかよ。
桃園学院に通ってるってことはあいつに望まれて生まれた子供様ってことか。
あぁ、憎たらしい。ただでさえあいつのせいで俺は、俺は!ふざけんな!!
いや、まて俺、落ち着こう。何しに来たのか聞かないと
蓮「、、そうなんだ。それで今更俺になんの用があるのかな」
そういうと急に後ろにいた護衛らしき人間が
朱凰家護衛A「おい!お前!一颯様の前で無礼だぞ!」
朱凰家護衛B「そうだ、生意気な態度をとるなど失礼に当たる!」
失礼だって?むしろお前らの存在が俺の人生に対して失礼なんだけど?
はぁ、ほんとまじでめんどくさい。こいつら無視して帰ればよかった。
一「お前らうるさいぞ!俺はこいつと話したいんだ!邪魔するなら離れてろ!!」
朱凰家護衛A「し、しかし、一颯様我々は、、」
一「うるさい!いいからさっさと行け!」
護衛らしき人間達2人は文句をブツブツ言いながらも一颯に言われて少し離れた距離に移動した
蓮「俺に用があるって言うけどお金持ちの坊ちゃんが俺になんの用があるのかな?」
一「お前、俺の親父嫌いだろ」
はぁ?何当たり前なこと言ってんだよ。嫌いだよ。むしろ嫌いどころか憎んですらいるよ。
あー、本当は本音のまま言いたいところだけど
言って不敬だ!的な感じで殴られたりするのは嫌だから若干オブラートに包んで答えよ
蓮「、、、まぁ、普通は好きになれないと思うけど。やり捨てするような人間を。」
うん、オブラートに包めたはず。
一「だよな!!俺も同じなんだ!」
蓮「同じ、?俺と何が同じだっていうの?」
そうだ。お前と俺は違う。望まれ大切に育てられたであろうお前が。俺と同じあるはずなわけない。俺と同じなわなけがないのだ。
一「俺も親父、いやあいつが嫌いなんだ。それどころか憎んでるんだ。」
蓮「は?なんで?」
一「お前からしたら信じられないよな」
そう一颯が言うとどうして憎んでいるのか話し始めたのだ。実は一颯もまた妾の子だった。
ただ俺とは違って朱凰家一族公認の妾らしい。朱凰美童の妻、朱凰菜々美という妻がいるがあいにく子供には恵まれなかった。そのため、朱凰家が子を孕むだけのために用意した妾の女を美童にあてがったのだった。
ここまで聞くと例え妾でも結局は望まれてるじゃないかと思ったが一颯はそうじゃないといった。
一颯が生まれて間もなくして一颯の本当の母親は死んだのだった。なぜか聞くと、産んだから用がなくなった。たったそれだけで、朱凰家は殺したらしい。聞いても驚かないしむしろやりそうだとさえ思った。
そうして一颯は菜々美が産んだことにし、菜々美の子として育てられたらしい。
しかし、計算外なことが起きていた。それは、一颯には「「胎内記憶」」という
お腹の中から記憶がある記憶能力だった。
その能力のおかげでまだ赤子だった一颯の目の前で朱凰家の使用人が母親を殺したことを覚えていた。
蓮「ふーん、それで憎んでるの?」
一「いや、違う。確かに俺の目の前で実母を殺したから憎んでいた。だから、俺はあいつらを刑務所にぶち込めないかかと色々調べてたんだ。そしたら俺の実母は死んでなかったんだ」
蓮「え?目の前で亡くなるのを見たんじゃ、、、」
一「あぁ、そうだ。だけど、生きてたんだ」
蓮「どうゆうこと?」
一「俺の実母は偶然あいつの執務室で屋敷の使用人に殺されるってところを聞いたらしい。ただ、誰だかは聞き取れず、雇われた時に渡された金で使用人を買収できるだけしたらしい。そして、あとはお察しの通り死んだ振りをして逃げたんだ。顔も名前も変えてな。」
蓮「、、そうなんだ。でも、助かってて良かったじゃん。それじゃあ、会いに行ったりしなかったの?」
一「あぁ、会いに行こうとは思ってたんだ。だけど、後継者教育で自由になれなかった。やっと解放されたのも随分経ってて、さぁ、いざ会いに行くぞって行ったら、もういたんだよ。息子が」
蓮「、、、息子?」
その話を聞いた瞬間、嫌な予感がしてしまった
いや、最初から何か感じてたんだ、よく似た顔に。だけど、いや、きっと、認めたくなかったのかもしれない。俺の母親が、、、
一「察したみたいだな。そう、俺の母親といた子供はお前だよ、蓮也」
あぁ、、、嘘だ、、、嘘だと言って欲しい
これは本当ならあいつは2度も俺の、いや俺たちの母親を捨てたという事実を受け止めなければならない。しかも、兄貴がいたなんていまさら。
一「お前を初めてみた時、すぐ察した。あぁ、あいつと俺の父親は同じやつだって。その後、家に帰って、どういうことなのかさらに詳しく調べる為、あいつに遠回しに聞こうと夜に執務室に向かったんだ。そしたら聞こえたんだよ、執務室で誰かと話してるあいつの笑い声を」
そのあとの話しは想像以上に胸糞が悪かった
一颯が盗み聞きした会話によると
美童は子も孕めない菜々美に対して興味が湧かななく
常に遊び歩いてたというのだ。ただ遊び続けたせいでマンネリ化して刺激を求める為一緒に
遊んでいた金持ちの友人と賭け事をしたのだ。
賭けの内容はざっくりいうと「キャバ嬢の女を孕ませる」。よく通っていたキャバクラがあったらしくその賭け事になったらしいがそのキャバクラがまさしく俺の母親、華月がいる店だった。
店でお互いが会っても気付かなかったのは母親が
整形してたからって言うのと、美童も美童で所々整形していたからそうだ。そしてどんな運命のイタズラなのか賭けの矛先が母親、華月へと向かった。ここからは一颯の推測に過ぎないらしいが
関係持ってしばらくの後、俺の母親は美童だということに気付いたんじゃないかと。しかし、気づいた頃には全てが遅すぎた。なぜなら、腹の中に「俺」ができてしまっていたから。
それから美童に執着するも見事に再び捨てられた。
我ながら哀れな母親だなと痛感した。だけど、同時にあいつへの憎しみが増した。なくなったと思っていた母親への愛情はまだ少しはあったのかもしれない。
一「俺、17までにあいつを会長の座から引きずり下ろして復讐してやるんだ。だから、お前に力を貸して欲しい」
蓮「、、、俺の力?」
一「そう、お前の力だ。俺らは憎む相手が同じだ。あいつは2度も俺の母親の人生をめちゃくちゃにしたあげく、俺の可愛い弟までも傷つけた。お前もあいつのせいで狂わされた。だから復讐するんだ!俺らの手で!」
復讐、、、今まで会うことも叶わない遠い存在である父親
母親に対してはあまりだったが、あいつのせいで兄貴までも狂わされたんだ
そのあいつが手の届く所まで来て復讐できると聞いたら俺の答えはもちろん
蓮「いいよ。その話乗った。あいつを引きずり下ろして必ず、必ず果たしてやろう!」
そのあとはもうトントン拍子でおれは朱凰家の人間となった。どうやったのか知らないが兄貴である一颯が俺を朱凰家の一員にしてくれた。
母親については兄貴の方が美童に似ているらしいので兄貴が自分の顔を使って説得した。
俺のクソみたいに狂わされた人生は兄貴のおかげで楽しくなった。
だって、俺の兄貴は色んな意味で楽しませてくれるんだ。俺はこんな楽しい人は今まであったことがない。兄貴のためなら俺はなんだってする。俺の人生を塗り替えてくれた上に復讐までさせてくれるんだから。
兄貴もまた、俺と同じ気持ちなのが嬉しい。は?ブラコン?そんなもの上等だ。ブラコンだがなんと言われようが俺はなんだっていい。
そして、宣言通り、いや宣言の年より早く
兄貴は齢15歳にしてあいつを会長の座から引きずり下ろし、朱凰家まるまる潰して、再建したのだ。
残念ながら俺たちだけじゃ骨が折れるから兄貴の前世の仲間に手伝って貰った。
兄貴に前世の記憶があると聞いた時は驚いたが、兄貴は兄貴だ。ま、それは置いといて、とりあえず、俺達は無事復讐を果たしたのだった。
ん?あいつがどうなっただって?そんなの賢い皆ならわかるよね(微笑み)
~あとがき~
なんかやたらと長い話になっちゃいました(´>∀<`)ゝ
急に隣から声が聞こえた俺はびっくりした
横に顔向けるとそこには俺と似たような顔をもつ子供がそこにいたのだった。
蓮「、、、君誰」突然の出来事でびっくりしたが瞬時に表の自分に切り替えた。相手の顔をまじまじと見ると、似たような顔というかあまりにも似すぎていて双子かと見間違うほどだった。
男の子「俺か?俺の名前は朱凰一颯!!今年で桃園学院中等部の2年生でお前の兄貴だ!」
朱凰?朱凰だって?まさか二度と聞きたくもなかった名前をまた聞く羽目になるとは。しかも、桃園学院って、俺でも知ってる超有名学院じゃねぇかよ。
桃園学院に通ってるってことはあいつに望まれて生まれた子供様ってことか。
あぁ、憎たらしい。ただでさえあいつのせいで俺は、俺は!ふざけんな!!
いや、まて俺、落ち着こう。何しに来たのか聞かないと
蓮「、、そうなんだ。それで今更俺になんの用があるのかな」
そういうと急に後ろにいた護衛らしき人間が
朱凰家護衛A「おい!お前!一颯様の前で無礼だぞ!」
朱凰家護衛B「そうだ、生意気な態度をとるなど失礼に当たる!」
失礼だって?むしろお前らの存在が俺の人生に対して失礼なんだけど?
はぁ、ほんとまじでめんどくさい。こいつら無視して帰ればよかった。
一「お前らうるさいぞ!俺はこいつと話したいんだ!邪魔するなら離れてろ!!」
朱凰家護衛A「し、しかし、一颯様我々は、、」
一「うるさい!いいからさっさと行け!」
護衛らしき人間達2人は文句をブツブツ言いながらも一颯に言われて少し離れた距離に移動した
蓮「俺に用があるって言うけどお金持ちの坊ちゃんが俺になんの用があるのかな?」
一「お前、俺の親父嫌いだろ」
はぁ?何当たり前なこと言ってんだよ。嫌いだよ。むしろ嫌いどころか憎んですらいるよ。
あー、本当は本音のまま言いたいところだけど
言って不敬だ!的な感じで殴られたりするのは嫌だから若干オブラートに包んで答えよ
蓮「、、、まぁ、普通は好きになれないと思うけど。やり捨てするような人間を。」
うん、オブラートに包めたはず。
一「だよな!!俺も同じなんだ!」
蓮「同じ、?俺と何が同じだっていうの?」
そうだ。お前と俺は違う。望まれ大切に育てられたであろうお前が。俺と同じあるはずなわけない。俺と同じなわなけがないのだ。
一「俺も親父、いやあいつが嫌いなんだ。それどころか憎んでるんだ。」
蓮「は?なんで?」
一「お前からしたら信じられないよな」
そう一颯が言うとどうして憎んでいるのか話し始めたのだ。実は一颯もまた妾の子だった。
ただ俺とは違って朱凰家一族公認の妾らしい。朱凰美童の妻、朱凰菜々美という妻がいるがあいにく子供には恵まれなかった。そのため、朱凰家が子を孕むだけのために用意した妾の女を美童にあてがったのだった。
ここまで聞くと例え妾でも結局は望まれてるじゃないかと思ったが一颯はそうじゃないといった。
一颯が生まれて間もなくして一颯の本当の母親は死んだのだった。なぜか聞くと、産んだから用がなくなった。たったそれだけで、朱凰家は殺したらしい。聞いても驚かないしむしろやりそうだとさえ思った。
そうして一颯は菜々美が産んだことにし、菜々美の子として育てられたらしい。
しかし、計算外なことが起きていた。それは、一颯には「「胎内記憶」」という
お腹の中から記憶がある記憶能力だった。
その能力のおかげでまだ赤子だった一颯の目の前で朱凰家の使用人が母親を殺したことを覚えていた。
蓮「ふーん、それで憎んでるの?」
一「いや、違う。確かに俺の目の前で実母を殺したから憎んでいた。だから、俺はあいつらを刑務所にぶち込めないかかと色々調べてたんだ。そしたら俺の実母は死んでなかったんだ」
蓮「え?目の前で亡くなるのを見たんじゃ、、、」
一「あぁ、そうだ。だけど、生きてたんだ」
蓮「どうゆうこと?」
一「俺の実母は偶然あいつの執務室で屋敷の使用人に殺されるってところを聞いたらしい。ただ、誰だかは聞き取れず、雇われた時に渡された金で使用人を買収できるだけしたらしい。そして、あとはお察しの通り死んだ振りをして逃げたんだ。顔も名前も変えてな。」
蓮「、、そうなんだ。でも、助かってて良かったじゃん。それじゃあ、会いに行ったりしなかったの?」
一「あぁ、会いに行こうとは思ってたんだ。だけど、後継者教育で自由になれなかった。やっと解放されたのも随分経ってて、さぁ、いざ会いに行くぞって行ったら、もういたんだよ。息子が」
蓮「、、、息子?」
その話を聞いた瞬間、嫌な予感がしてしまった
いや、最初から何か感じてたんだ、よく似た顔に。だけど、いや、きっと、認めたくなかったのかもしれない。俺の母親が、、、
一「察したみたいだな。そう、俺の母親といた子供はお前だよ、蓮也」
あぁ、、、嘘だ、、、嘘だと言って欲しい
これは本当ならあいつは2度も俺の、いや俺たちの母親を捨てたという事実を受け止めなければならない。しかも、兄貴がいたなんていまさら。
一「お前を初めてみた時、すぐ察した。あぁ、あいつと俺の父親は同じやつだって。その後、家に帰って、どういうことなのかさらに詳しく調べる為、あいつに遠回しに聞こうと夜に執務室に向かったんだ。そしたら聞こえたんだよ、執務室で誰かと話してるあいつの笑い声を」
そのあとの話しは想像以上に胸糞が悪かった
一颯が盗み聞きした会話によると
美童は子も孕めない菜々美に対して興味が湧かななく
常に遊び歩いてたというのだ。ただ遊び続けたせいでマンネリ化して刺激を求める為一緒に
遊んでいた金持ちの友人と賭け事をしたのだ。
賭けの内容はざっくりいうと「キャバ嬢の女を孕ませる」。よく通っていたキャバクラがあったらしくその賭け事になったらしいがそのキャバクラがまさしく俺の母親、華月がいる店だった。
店でお互いが会っても気付かなかったのは母親が
整形してたからって言うのと、美童も美童で所々整形していたからそうだ。そしてどんな運命のイタズラなのか賭けの矛先が母親、華月へと向かった。ここからは一颯の推測に過ぎないらしいが
関係持ってしばらくの後、俺の母親は美童だということに気付いたんじゃないかと。しかし、気づいた頃には全てが遅すぎた。なぜなら、腹の中に「俺」ができてしまっていたから。
それから美童に執着するも見事に再び捨てられた。
我ながら哀れな母親だなと痛感した。だけど、同時にあいつへの憎しみが増した。なくなったと思っていた母親への愛情はまだ少しはあったのかもしれない。
一「俺、17までにあいつを会長の座から引きずり下ろして復讐してやるんだ。だから、お前に力を貸して欲しい」
蓮「、、、俺の力?」
一「そう、お前の力だ。俺らは憎む相手が同じだ。あいつは2度も俺の母親の人生をめちゃくちゃにしたあげく、俺の可愛い弟までも傷つけた。お前もあいつのせいで狂わされた。だから復讐するんだ!俺らの手で!」
復讐、、、今まで会うことも叶わない遠い存在である父親
母親に対してはあまりだったが、あいつのせいで兄貴までも狂わされたんだ
そのあいつが手の届く所まで来て復讐できると聞いたら俺の答えはもちろん
蓮「いいよ。その話乗った。あいつを引きずり下ろして必ず、必ず果たしてやろう!」
そのあとはもうトントン拍子でおれは朱凰家の人間となった。どうやったのか知らないが兄貴である一颯が俺を朱凰家の一員にしてくれた。
母親については兄貴の方が美童に似ているらしいので兄貴が自分の顔を使って説得した。
俺のクソみたいに狂わされた人生は兄貴のおかげで楽しくなった。
だって、俺の兄貴は色んな意味で楽しませてくれるんだ。俺はこんな楽しい人は今まであったことがない。兄貴のためなら俺はなんだってする。俺の人生を塗り替えてくれた上に復讐までさせてくれるんだから。
兄貴もまた、俺と同じ気持ちなのが嬉しい。は?ブラコン?そんなもの上等だ。ブラコンだがなんと言われようが俺はなんだっていい。
そして、宣言通り、いや宣言の年より早く
兄貴は齢15歳にしてあいつを会長の座から引きずり下ろし、朱凰家まるまる潰して、再建したのだ。
残念ながら俺たちだけじゃ骨が折れるから兄貴の前世の仲間に手伝って貰った。
兄貴に前世の記憶があると聞いた時は驚いたが、兄貴は兄貴だ。ま、それは置いといて、とりあえず、俺達は無事復讐を果たしたのだった。
ん?あいつがどうなっただって?そんなの賢い皆ならわかるよね(微笑み)
~あとがき~
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