冒険が初めてな王宮の王子が、凄腕の女回復師と共に旅に出るが、回復師の体が気になって仕方ない。

小説好き和正

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旅に出ろ!

レベルアップ

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「なるべくダメージを減らしてくださいね」
「やっぱり恥ずかしい?」
「当たり前です」
「そうしたいけど、敵がたくさん出てきたら無理だよ」
「そうですか」

 そこにスライムの群れが現れた。
「やってやる!」
 ハルトの攻撃。スライムAに3ダメージ。
 スライムAの攻撃。ハルトはダメージを受けない。
 スライムBの攻撃。ハルトに1ダメージ。
 スライムCの攻撃。ハルトに1ダメージ。
 ハルトの攻撃。スライムAに3ダメージ。スライムAを倒した。

 スライムBの攻撃。ハルトはダメージを受けない。
 ハルトの攻撃。会心。スライムBに7ダメージ。スライムBを倒した。
 スライムCの攻撃。ハルトに1ダメージ。
 ハルトの攻撃。スライムCに3ダメージ。
 スライムCの攻撃。ハルトはダメージを受けない。
 ハルトの攻撃。会心。スライムCに7ダメージ。スライムたちを倒した。
 ハルトは6経験値と6ゴールド手に入れた。

 ハルトはレベルアップした。
レベル1→2
攻撃+2 守備+1 魔力+1
[新]回復魔法、会心率+3%

「マリスがいるから回復魔法必要ないと思うけど」
「そんなことありません。とりあえず、回復を」
 マリスはハルトに胸をくっつける。傷が治った。のだが、マリスが離れようとしない。

「えっと、マリス?」
「ごめんなさい」
 マリスが謝りながら離れる。
「どうしたの?」
「ちょっと気持ち良くて」
「・・・」
 沈黙が流れる。

「まあ、いいよ。続けよう」
「敵が出ませんように」
「何か言った?」
「いいえ」
 そこに腐ったソーセージが現れた。
「弱そうだな」

 ハルトの攻撃。腐ったソーセージに8ダメージ。
 腐ったソーセージの攻撃。ハルトに3ダメージ。ハルトは毒になった。
 ハルトは毒で2ダメージ。
 ハルトの攻撃。腐ったソーセージに8ダメージ。腐ったソーセージを倒した。
 ハルトは4経験値と3ゴールド手に入れた。

「毒の治療は初めてね」
 マリスは胸をくっつけるが、解毒まではいかなかった。
「どうしたら良いの?」
(服を脱ぐしか?)
 マリスは服を脱いで直接くっつけた。毒が消えた。
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