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第3章 複雑ダンジョン~迷路地帯
第24話 暴かれるウンディーネの正体
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ウンディーネが城に到着した。
「マコトたち、とうとう知ってしまったんですね。私の正体を」とウンディーネがマコトを睨む。
「スライム族」
「マコトよ、お前の精気を吸い取り、わが力としてくれよう!」
「お待ちくだされ、ウンディーネ様」
「黙れ!」
ウンディーネが現れた。
「魔法で蹴散らしてやる!」
マコトは魔法を放つ。
「近づけないから、魔法か。甘いわね」
すると、ウンディーネが消えた。
「どこに行った?」
「マコト、後ろ」とラミアが言った。
「なに?」
「私をバカにするもんじゃないわよ。それっ」
ウンディーネはスライムの体でマコトのお○○ち○を包み込む。
「ほれっ、抵抗してみなさい」
「くそっ。こんなもの。あぁ!」
どくっとスライムの中に吸い出され、マコトの体は衰弱していく。
「どうなってるんだ? 力が」
「マコト、しっかり」
「見ていられない!」
マリアンナが魔法を唱える。ウンディーネに当たり、マコトから離れる。
「お前はあの町の娘だな。美味しそうな体を――」
「させるか!」
マコトは剣でウンディーネを刺す。
「マコト!」
「まだ、そんな力が残っていたなんて。もっと吸い出さないとダメかね?」
「近寄るな、けだもの」
「それを言うなら、化け物でしょ?」とラミアが突っ込む。
「どっちでも良い。応戦だ!」
「ちい。良い所なのに。ぐぁ。これじゃ、私が負け・・・ないわ。食らえ!」
ウンディーネは手から光を発する。
「うわっ」
マコトたちの魔法が出なくなった。
「どうして?」
「魔力切れでもないのに」
ラミアたちがビックリする。
「ウンディーネの力だ」
「違うわ。マコト、あなたの力よ」
「吸い取ったからか」
「また、万事休すか」
「今度こそ、吸い取って」
「近寄るな」
剣で防ごうとするが、力が入らない。
「バカね。おとなしくしてれば良いものを」
「マコト!」
マコトは動けなくなってしまい、ウンディーネが覆い被さる。
「マコトが死んじゃう」
ウンディーネはマコトから精を吸い取っている。マコトの体は痩せ細り、肉がなくなりつつある。
「いいわ、あなたの精。力がみなぎるわ。ァン♡感じちゃった。たくましいあなたのこれでね」
「まだ・・・死んで・・・ない!」
マコトは最後の力で剣をウンディーネに突き刺す。
「バカな! なぜ? ぐぁ。力が抜ける。体が消える。アァァ」
ウンディーネはスライムのかたまりに戻り、消えた。マコトの力も戻った。
「マコト!」
「マコトさん!」
「みんな」
「終わったんだな」
「マコトたち、とうとう知ってしまったんですね。私の正体を」とウンディーネがマコトを睨む。
「スライム族」
「マコトよ、お前の精気を吸い取り、わが力としてくれよう!」
「お待ちくだされ、ウンディーネ様」
「黙れ!」
ウンディーネが現れた。
「魔法で蹴散らしてやる!」
マコトは魔法を放つ。
「近づけないから、魔法か。甘いわね」
すると、ウンディーネが消えた。
「どこに行った?」
「マコト、後ろ」とラミアが言った。
「なに?」
「私をバカにするもんじゃないわよ。それっ」
ウンディーネはスライムの体でマコトのお○○ち○を包み込む。
「ほれっ、抵抗してみなさい」
「くそっ。こんなもの。あぁ!」
どくっとスライムの中に吸い出され、マコトの体は衰弱していく。
「どうなってるんだ? 力が」
「マコト、しっかり」
「見ていられない!」
マリアンナが魔法を唱える。ウンディーネに当たり、マコトから離れる。
「お前はあの町の娘だな。美味しそうな体を――」
「させるか!」
マコトは剣でウンディーネを刺す。
「マコト!」
「まだ、そんな力が残っていたなんて。もっと吸い出さないとダメかね?」
「近寄るな、けだもの」
「それを言うなら、化け物でしょ?」とラミアが突っ込む。
「どっちでも良い。応戦だ!」
「ちい。良い所なのに。ぐぁ。これじゃ、私が負け・・・ないわ。食らえ!」
ウンディーネは手から光を発する。
「うわっ」
マコトたちの魔法が出なくなった。
「どうして?」
「魔力切れでもないのに」
ラミアたちがビックリする。
「ウンディーネの力だ」
「違うわ。マコト、あなたの力よ」
「吸い取ったからか」
「また、万事休すか」
「今度こそ、吸い取って」
「近寄るな」
剣で防ごうとするが、力が入らない。
「バカね。おとなしくしてれば良いものを」
「マコト!」
マコトは動けなくなってしまい、ウンディーネが覆い被さる。
「マコトが死んじゃう」
ウンディーネはマコトから精を吸い取っている。マコトの体は痩せ細り、肉がなくなりつつある。
「いいわ、あなたの精。力がみなぎるわ。ァン♡感じちゃった。たくましいあなたのこれでね」
「まだ・・・死んで・・・ない!」
マコトは最後の力で剣をウンディーネに突き刺す。
「バカな! なぜ? ぐぁ。力が抜ける。体が消える。アァァ」
ウンディーネはスライムのかたまりに戻り、消えた。マコトの力も戻った。
「マコト!」
「マコトさん!」
「みんな」
「終わったんだな」
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