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第3章 複雑ダンジョン~迷路地帯
第23話 ウンディーネの秘密を握るコーストキャッスル
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「行きましょう」
集合したマコトたちは、次の場所へ向かった。
「次は、海岸の城コーストキャッスルですね」とクリスが言った。
「なんかすごそうだな」
「ああ、あの城ですか?」
そこでからくりマシンが口を開いた。
「知ってるのか?」
「聞いた話ですが、ウンディーネ様の秘密があるとか」
「ウンディーネ様の?」
「詳しくは分かりません。くれぐれもご注意を」
「とにかく行ってみましょう」
マコトたちは歩き始めた。
しばらく歩くと、青いベールに包まれた城があった。
「ここがコーストキャッスル」
「ここはコーストキャッスル。用のないものは通らせぬ」
「ウンディーネ様の使いです」
「そんなもの、聞いとらん。ここでお前たちをあの世へ送ってやる!」
門番が現れた。
門番は持ってる武器を振り回した。マコトたち全員にダメージ。
「攻撃力は強くないな」
マコトは武器を振り上げた。
「食らえ!」
マコトの攻撃。会心。門番に中ダメージ。
門番は指から波動を発した。ミアに大ダメージ。
「すごい魔力だ」
「マコト、動けない」とミアが困っている。
「なんだって?」
ミアは波動の影響を受けている。
「ミイラ族は闇の力を持っている。それが反応したんだろう」
「ラミア!」
「わかってますわ!」
ラミアが炎の魔法を唱える。身構えていなかった門番はひっくり返る。
「これほどとは。侮っていたようだ。通るがいい」
マコトたちは城の中に入った。
「すごいお城ね」
「それはこの近くで一番大きい城ですから」
からくりマシンが説明する。
「なるほどね」
「何の用だ?」
「書庫に行きたいのですが」
「許可があるもの以外は通すわけにはいかぬ」
「ウンディーネ様に頼まれて」とからくりマシンが言うと、
「そんな話は受けていないが、まあいいだろう」とマコトたちは書庫へ通された。
「時間は1時間だ。時間になったら呼びに行く」
「早いうちに調べましょう」
マコトたちは本を読み漁った。
「マコト、これ」
「どうした?」
ラミアが渡した本を読んでびっくりする。
「ウンディーネ様が、魔族?」
「海の守り神と言われていましたが、スライム族という種族らしいですな」とからくりマシンが言った。
「早く言えよ」
「ですが、人間と敵対するわけではないので、今のように」
「人間を誘うのね。快楽へと」
「はい」
「これはやばいことになったな」
そのころ、ウンディーネは。
「なんですって? あの城に? いいえ、何も聞いていません」
「書庫へ入りたいというので、許可したんですが」
「それはまずいです。私の秘密がばれてしまう。その者たちを閉じ込めなさい」
「はい!」
「おい。外へ出ろ。お前たちを牢へぶち込む」
「なんで?」
「ウンディーネ様からそうするようにと言われたんでな」
「くっ。万事休すか」
「ウンディーネ様ももうすぐいらっしゃる」
それからしばらくしてウンディーネが来た。
集合したマコトたちは、次の場所へ向かった。
「次は、海岸の城コーストキャッスルですね」とクリスが言った。
「なんかすごそうだな」
「ああ、あの城ですか?」
そこでからくりマシンが口を開いた。
「知ってるのか?」
「聞いた話ですが、ウンディーネ様の秘密があるとか」
「ウンディーネ様の?」
「詳しくは分かりません。くれぐれもご注意を」
「とにかく行ってみましょう」
マコトたちは歩き始めた。
しばらく歩くと、青いベールに包まれた城があった。
「ここがコーストキャッスル」
「ここはコーストキャッスル。用のないものは通らせぬ」
「ウンディーネ様の使いです」
「そんなもの、聞いとらん。ここでお前たちをあの世へ送ってやる!」
門番が現れた。
門番は持ってる武器を振り回した。マコトたち全員にダメージ。
「攻撃力は強くないな」
マコトは武器を振り上げた。
「食らえ!」
マコトの攻撃。会心。門番に中ダメージ。
門番は指から波動を発した。ミアに大ダメージ。
「すごい魔力だ」
「マコト、動けない」とミアが困っている。
「なんだって?」
ミアは波動の影響を受けている。
「ミイラ族は闇の力を持っている。それが反応したんだろう」
「ラミア!」
「わかってますわ!」
ラミアが炎の魔法を唱える。身構えていなかった門番はひっくり返る。
「これほどとは。侮っていたようだ。通るがいい」
マコトたちは城の中に入った。
「すごいお城ね」
「それはこの近くで一番大きい城ですから」
からくりマシンが説明する。
「なるほどね」
「何の用だ?」
「書庫に行きたいのですが」
「許可があるもの以外は通すわけにはいかぬ」
「ウンディーネ様に頼まれて」とからくりマシンが言うと、
「そんな話は受けていないが、まあいいだろう」とマコトたちは書庫へ通された。
「時間は1時間だ。時間になったら呼びに行く」
「早いうちに調べましょう」
マコトたちは本を読み漁った。
「マコト、これ」
「どうした?」
ラミアが渡した本を読んでびっくりする。
「ウンディーネ様が、魔族?」
「海の守り神と言われていましたが、スライム族という種族らしいですな」とからくりマシンが言った。
「早く言えよ」
「ですが、人間と敵対するわけではないので、今のように」
「人間を誘うのね。快楽へと」
「はい」
「これはやばいことになったな」
そのころ、ウンディーネは。
「なんですって? あの城に? いいえ、何も聞いていません」
「書庫へ入りたいというので、許可したんですが」
「それはまずいです。私の秘密がばれてしまう。その者たちを閉じ込めなさい」
「はい!」
「おい。外へ出ろ。お前たちを牢へぶち込む」
「なんで?」
「ウンディーネ様からそうするようにと言われたんでな」
「くっ。万事休すか」
「ウンディーネ様ももうすぐいらっしゃる」
それからしばらくしてウンディーネが来た。
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