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第9章 バラバラの仲間を集めて
第66話 一人たたずむマリアンナとからくりマシンとの再戦
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マコトさんは魔法都市へと急いだ。中に入ると、マリアンナがたたずんでいた。
「どうして、こんなことに。マコトさんは……」
「マリアンナ」
「! マコトさん。生きてたのね!」
マリアンナが抱きつく。
「ああ。みんなも一緒さ」
「ふふ。会えて嬉しいのに、殺さないといけないなんて」
マコトが飛び退く。
「お前は。やはり、手下か」
「くくく。お前を殺して魔王様に報告を……」
「死ね!」
「ぐはぁ!」
マコトの魔法が至近距離で炸裂。手下はもろにくらい吹き飛ぶ。
「本物はどこだ?」
マコトは凄んだ。
「どこかに隠れてる。探せば分かるだろう」
「分かった。もう、用はない」
マコトは剣で手下を刺した。
「ぐはっ」
「マリアンナを探そう」
「その必要はないわ。マコトさん、私の伴侶♡」
マリアンナが走ってきて抱きつく。久々の胸の弾力である。
「相変わらず、鼻伸ばしてるな」
ミーナが呆れる。
「まあ、再会したんだもん」
ラミアが大目に見ている。
「マリアンナ、他のみんなは?」
「私も知らないわ。気づいたらここにいたんだけど、町が……」
「奴らに焼かれた?」
「ええ。両親や長老も殺されたわ。私は魔法で応戦したけど」
「さすがだな」
「ありがとう」
「次はからくりマシンか。どこにいるんだろう?」
「おそらく、地下通路ではないでしょうか?」
クリスが言った。
「からくりマシンのボスがいたところか」
「はい」
「行ってみましょう」
地下通路に入ると、声がした。
「マシンよ。もう、人間の仲間になるでないぞ」
「はい。親分」
「貴様らは! また、のこのこ顔を出しやがったか!」
「マコト……さん」
「からくりマシン」
「行くぞ!」
キラーマシンとからくりマシンが現れた。
「全力で行くぞ! 〝鉄壁〟!」
マコトの魔法で守備が上がった。
「〝大業火・炎爆〟!」
ラミアの魔法が炸裂。
「くぅ。かなわん」
「そうだ。これを」
マコトは光の玉を取り出した。
「まだ、持っていたのか。力が……」
「今だ!」
「〝封魔・炎掌・改〟!」
マリアンナの魔法が炸裂。キラーマシンは砕け散り、からくりマシンも動かなくなった。
「蘇生を」
クリスがからくりマシンに蘇生魔法をかける。からくりマシンは生き返った。
「マコトさん、ありがとうございます」
「やはり、ラミアたち以外は心を乗っ取られてるな」
「正確には、手下が化けてるのね」
ラミアが指摘する。
「人間はそうでも、からくりマシンたちみたいにモンスターだったのは違うだろ」
「そうね。ごめんなさい」
「この次はウンディーネ様ですか?」
「ああ。モンスターの能力が必要になる」
「任せて下さい」
マコトたちは地下通路を抜け、海岸へと向かった。
「どうして、こんなことに。マコトさんは……」
「マリアンナ」
「! マコトさん。生きてたのね!」
マリアンナが抱きつく。
「ああ。みんなも一緒さ」
「ふふ。会えて嬉しいのに、殺さないといけないなんて」
マコトが飛び退く。
「お前は。やはり、手下か」
「くくく。お前を殺して魔王様に報告を……」
「死ね!」
「ぐはぁ!」
マコトの魔法が至近距離で炸裂。手下はもろにくらい吹き飛ぶ。
「本物はどこだ?」
マコトは凄んだ。
「どこかに隠れてる。探せば分かるだろう」
「分かった。もう、用はない」
マコトは剣で手下を刺した。
「ぐはっ」
「マリアンナを探そう」
「その必要はないわ。マコトさん、私の伴侶♡」
マリアンナが走ってきて抱きつく。久々の胸の弾力である。
「相変わらず、鼻伸ばしてるな」
ミーナが呆れる。
「まあ、再会したんだもん」
ラミアが大目に見ている。
「マリアンナ、他のみんなは?」
「私も知らないわ。気づいたらここにいたんだけど、町が……」
「奴らに焼かれた?」
「ええ。両親や長老も殺されたわ。私は魔法で応戦したけど」
「さすがだな」
「ありがとう」
「次はからくりマシンか。どこにいるんだろう?」
「おそらく、地下通路ではないでしょうか?」
クリスが言った。
「からくりマシンのボスがいたところか」
「はい」
「行ってみましょう」
地下通路に入ると、声がした。
「マシンよ。もう、人間の仲間になるでないぞ」
「はい。親分」
「貴様らは! また、のこのこ顔を出しやがったか!」
「マコト……さん」
「からくりマシン」
「行くぞ!」
キラーマシンとからくりマシンが現れた。
「全力で行くぞ! 〝鉄壁〟!」
マコトの魔法で守備が上がった。
「〝大業火・炎爆〟!」
ラミアの魔法が炸裂。
「くぅ。かなわん」
「そうだ。これを」
マコトは光の玉を取り出した。
「まだ、持っていたのか。力が……」
「今だ!」
「〝封魔・炎掌・改〟!」
マリアンナの魔法が炸裂。キラーマシンは砕け散り、からくりマシンも動かなくなった。
「蘇生を」
クリスがからくりマシンに蘇生魔法をかける。からくりマシンは生き返った。
「マコトさん、ありがとうございます」
「やはり、ラミアたち以外は心を乗っ取られてるな」
「正確には、手下が化けてるのね」
ラミアが指摘する。
「人間はそうでも、からくりマシンたちみたいにモンスターだったのは違うだろ」
「そうね。ごめんなさい」
「この次はウンディーネ様ですか?」
「ああ。モンスターの能力が必要になる」
「任せて下さい」
マコトたちは地下通路を抜け、海岸へと向かった。
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